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苗「あれ、霧切さんそれって……」
霧「気付いたみたいね。そう、ダンガンロンパのラバーストラップよ」
苗「あれ? たしか10月発売じゃなかったっけ?」
霧「ええ、その通りよ。これは正規の販売品ではなくて小売向けの見本品なの」
苗「でもそんなもの、普通は手に入らないんじゃ?」
霧「普通ならね。だけど……私が超高校級の何なのか忘れたのかしら?」
苗「まさか……」
霧「朝飯前というやつね」
苗(探偵の能力を使ってまで……そんなに欲しかったんだ)
霧「ああ、一応言っておくけれど正当な取引のうえでのことよ。別に法に触れるようなことをしたわけじゃないから」
苗「うん……それは分かってるよ」
霧「あなたも欲しい? 一つくらい分けてあげるわ」
苗「いいの?」
霧「どれでも好きなのをどうぞ。ただし、あなたのは駄目よ」
苗「え、なんで?」
霧「……何でもいいじゃない。とにかく、あなた以外から選んで」
苗「まあ、自分で自分のストラップを持ってても微妙なだけだから別にいいけど……どれにしようかな」
霧「やっぱりモノクマかしら? 見てくれだけはかわいいし、このゲームの看板だし、多分一番人気になるのでしょうね」
苗「そうかもね。でも僕は……」
霧「……」
苗「決めた。僕は霧切さんにするよ」
霧「本当にそれでいいの?」
苗「え?」
霧「別に、私に気を遣わなくたっていいのよ」
苗「そんなんじゃないって! 欲しいって思ったからそう言ってるだけだよ!」
霧「後からやっぱり止めたと言われても、それに私が応じるかは保証しかねるけど」
苗「あの、霧切さん……もしかして僕に貰われるの嫌だったりする?」
霧「……最初に言ったでしょう、どれでも好きなのを選んでいいって」
苗「なら僕が貰ってもいいんだよね、霧切さんのストラップ」
霧「……断る理由がないもの。はい、どうぞ」
苗「うん……ありがとう」
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苗「あれ、霧切さんそれって……」
霧「気付いたみたいね。そう、ダンガンロンパのラバーストラップよ」
苗「あれ? たしか10月発売じゃなかったっけ?」
霧「ええ、その通りよ。これは正規の販売品ではなくて小売向けの見本品なの」
苗「でもそんなもの、普通は手に入らないんじゃ?」
霧「普通ならね。だけど……私が超高校級の何なのか忘れたのかしら?」
苗「まさか……」
霧「朝飯前というやつね」
苗(探偵の能力を使ってまで……そんなに欲しかったんだ)
霧「ああ、一応言っておくけれど正当な取引のうえでのことよ。別に法に触れるようなことをしたわけじゃないから」
苗「うん……それは分かってるよ」
霧「あなたも欲しい? 一つくらい分けてあげるわ」
苗「いいの?」
霧「どれでも好きなのをどうぞ。ただし、あなたのは駄目よ」
苗「え、なんで?」
霧「……何でもいいじゃない。とにかく、あなた以外から選んで」
苗「まあ、自分で自分のストラップを持ってても微妙なだけだから別にいいけど……どれにしようかな」
霧「やっぱりモノクマかしら? 見てくれだけはかわいいし、このゲームの看板だし、多分一番人気になるのでしょうね」
苗「そうかもね。でも僕は……」
霧「……」
苗「決めた。僕は霧切さんにするよ」
霧「本当にそれでいいの?」
苗「え?」
霧「別に、私に気を遣わなくたっていいのよ」
苗「そんなんじゃないって! 欲しいって思ったからそう言ってるだけだよ!」
霧「後からやっぱり止めたと言われても、それに私が応じるかは保証しかねるけど」
苗「あの、霧切さん……もしかして僕に貰われるの嫌だったりする?」
霧「……最初に言ったでしょう、どれでも好きなのを選んでいいって」
苗「なら僕が貰ってもいいんだよね、霧切さんのストラップ」
霧「……断る理由がないもの。はい、どうぞ」
苗「うん……ありがとう」
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