kk5_956-957

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苗「…このスレもそろそろ終わりだね」 霧「途中で落ちるどころか、最後まで減速もしなかった…みんな暇なのね」 苗「だから、それは違うよ。貴重な時間を使いたくなるくらい霧切さんが、」 霧「…ふふっ」 苗「ど、どうしたの?霧切さん」 霧「以前もこのスレで、似たような問答をしたわね…」 苗「……うん」 苗「…霧切さん、どうかしたの?」 霧「え?」 苗「いや、あの…ちょっと、悲しそうに見えたから」 霧「悲しくはないわ…ただ」 苗「ただ?」 霧「…ちょっと、寂しいかもしれないわね」 苗「スレが終わるのが?」 霧「ええ……ごめんなさい。場違いよね、こんな気持ち…」 苗「……ねえ、霧切さん。このスレで、僕たちは色んな事を話したよね」 霧「出てくる話題のほとんどは、私とあなたのことだったから…」 苗「こけしを見られて動揺したり、僕のストラップで遊んだり、僕の観察日記をつけたり」 霧「……ホント、ここの人たちは私に何を求めているのかしら」 苗「そうやって、下ネタばかりのレスに拗ねちゃったこともあったよね」 霧「…別に、拗ねたわけじゃないわよ…」 苗「僕の妹を彼女と勘違いしたり、一緒に花火したり、大人になってお酒を飲んだり、もっともっと、いろいろ沢山、」 霧「苗木君…何が言いたいの?」 苗「霧切さんは、楽しくなかった?」 霧「…楽しい?」 苗「僕は、楽しかったよ。霧切さんの色々な表情が見れたし、色々な言葉を聞けたし」 霧「…」 苗「霧切さんを、たくさん知ることが出来た…そんな気がしたんだ。それが嬉しくてさ」 霧「……私も、あなたと過ごせて…楽しくなかった、と言えば嘘になるわ」 霧「けど、だからこそ……このスレが、もうお終い、って言われると…」 苗「…霧切さんの感傷も、もちろん分かるよ」 苗「けれど、終わると同時に、始まるものもあるんだよ」 苗「…ううん、終わりじゃない。このスレでの、いや…前の、一番最初のスレから、ずっと」 苗「続いているんだよ…僕たちの、希望は」 霧「苗木君…」 苗「スレの番号が霧切さんと一緒に歩いてきた足跡だと思うと、僕は達成感みたいなものも感じるよ」 霧「そ、そう言われると…照れくさいわ」 苗「霧切さんが、このスレの最初に言ってくれたでしょ?僕たちに何が出来るか楽しみだ、って…」 霧「……ええ、そうね。楽しみね、次のスレも」 苗「でしょ?」 霧「…あなたは、本当にすごいわね。いつでもそうやって前向きで、私に希望を…」 苗「え?」 霧「…なんでもないわ。苗木君のくせに生意気、って言ったのよ」 苗「えー…」 苗「でも、もうすぐこのスレが終わっちゃうことも、事実だからさ…」 霧「…ええ。最後に、言わなきゃいけないことがあるわね」 霧「このスレで私や、私と苗木君の話を書いたり、色々な語りを書いた全ての人へ」 苗「本当に乙でした。よければ次スレでも、お付き合いください」 ----
苗「…このスレもそろそろ終わりだね」 霧「途中で落ちるどころか、最後まで減速もしなかった…みんな暇なのね」 苗「だから、それは違うよ。貴重な時間を使いたくなるくらい霧切さんが、」 霧「…ふふっ」 苗「ど、どうしたの?霧切さん」 霧「以前もこのスレで、似たような問答をしたわね…」 苗「……うん」 苗「…霧切さん、どうかしたの?」 霧「え?」 苗「いや、あの…ちょっと、悲しそうに見えたから」 霧「悲しくはないわ…ただ」 苗「ただ?」 霧「…ちょっと、寂しいかもしれないわね」 苗「スレが終わるのが?」 霧「ええ……ごめんなさい。場違いよね、こんな気持ち…」 苗「……ねえ、霧切さん。このスレで、僕たちは色んな事を話したよね」 霧「出てくる話題のほとんどは、私とあなたのことだったから…」 苗「こけしを見られて動揺したり、僕のストラップで遊んだり、僕の観察日記をつけたり」 霧「……ホント、ここの人たちは私に何を求めているのかしら」 苗「そうやって、下ネタばかりのレスに拗ねちゃったこともあったよね」 霧「…別に、拗ねたわけじゃないわよ…」 苗「僕の妹を彼女と勘違いしたり、一緒に花火したり、大人になってお酒を飲んだり、もっともっと、いろいろ沢山、」 霧「苗木君…何が言いたいの?」 苗「霧切さんは、楽しくなかった?」 霧「…楽しい?」 苗「僕は、楽しかったよ。霧切さんの色々な表情が見れたし、色々な言葉を聞けたし」 霧「…」 苗「霧切さんを、たくさん知ることが出来た…そんな気がしたんだ。それが嬉しくてさ」 霧「……私も、あなたと過ごせて…楽しくなかった、と言えば嘘になるわ」 霧「けど、だからこそ……このスレが、もうお終い、って言われると…」 苗「…霧切さんの感傷も、もちろん分かるよ」 苗「けれど、終わると同時に、始まるものもあるんだよ」 苗「…ううん、終わりじゃない。このスレでの、いや…前の、一番最初のスレから、ずっと」 苗「続いているんだよ…僕たちの、希望は」 霧「苗木君…」 苗「スレの番号が霧切さんと一緒に歩いてきた足跡だと思うと、僕は達成感みたいなものも感じるよ」 霧「そ、そう言われると…照れくさいわ」 苗「霧切さんが、このスレの最初に言ってくれたでしょ?僕たちに何が出来るか楽しみだ、って…」 霧「……ええ、そうね。楽しみね、次のスレも」 苗「でしょ?」 霧「…あなたは、本当にすごいわね。いつでもそうやって前向きで、私に希望を…」 苗「え?」 霧「…なんでもないわ。苗木君のくせに生意気、って言ったのよ」 苗「えー…」 苗「でも、もうすぐこのスレが終わっちゃうことも、事実だからさ…」 霧「…ええ。最後に、言わなきゃいけないことがあるわね」 霧「このスレで私や、私と苗木君の話を書いたり、色々な語りを書いた全ての人へ」 苗「本当に乙でした。よければ次スレでも、お付き合いください」 ----

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