kk6_82-84

「kk6_82-84」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

kk6_82-84」(2011/11/04 (金) 22:02:34) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

霧「心理テストよ、苗木君」 苗「…また唐突な。っていうか、霧切さんって心理テストとか信じるんだ」 霧「あたりまえでしょう。私だって乙女なのよ」 苗「…、……へえ」 霧「苗木君、言いたいことがあるならはっきり言っていいわよ」 苗「いっ、いや…何も…」 霧「……犯罪心理や聞き込みで相手の本音を見破るのに必要だから、探偵には不可欠なものなの」 苗「あ、なるほどね。納得したよ」 霧「…苗木君の本音はよくわかったわ。よっぽど私に喧嘩を売りたいようね」 苗「えぇっ!?…あの…、ごめん、なさい…?」 霧「苗木君のくせに生意気ね…」 霧「コホン。気を取り直して…心理テストよ」 苗「う、うん」 霧「大都会の人混みのど真ん中に、あなたは立っています。   向こうからよく見知った人間が、赤い花束を持ってあなたに声をかけてきました。   さあ、その見知った人間とは誰かしら?」 苗「……」 霧「深く考えなくていいのよ。こういうのは直感が大事なんだから」 苗「…霧切さん、かな」 霧「えっ…?」 苗「ダメ、かな」 霧「だ、ダメということは、その…ないのだけれど…」 苗「ちなみに、答えは?」 霧「…ヒミツよ。教える必要はないわ」 苗「……そっか」 苗「じゃ、霧切さんだったら誰を思い浮かべるの?」 霧「私…?」 苗「その心理テストでさ。それくらいなら教えてくれてもいいでしょ?」 霧「…そう、ね」 霧「私も、あなたを…苗木君を思い浮かべるわ…」 苗「ほ、ホント!?」 霧「え?」 苗「……あ」 霧「……」 霧「…意地が悪いわよ、苗木君。あなた、最初からこの心理テストの答え、知っていたでしょう」 苗「あ、はは…ごめん。だってソレ、今朝のテレビの占いでやってたやつでしょ」 霧「答えを知っていたのなら、正確な心理テストにならないじゃない…」 苗「でも、霧切さんがそういう意地悪な心理テスト出してくるからさ…ちょっと反撃してみたくなったんだ」 苗「…それに、正解を知る前でも…僕、霧切さんって答えたよ」 霧「……」 苗「霧切さんは…?」 霧「…絶対教えない」 苗「……そっか」 霧「堂々と言えるわけないでしょう…『気になっている相手』だなんて…」 ----

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。