tm1_474

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「日向さんは、その、私を…  私を性奴隷にしたいんですか!?」 唐突に。 超高校級の保険委員は、そんな事を口走った。 「ちょ、ちょっと待て!  何でいきなりそんな事を言うんだ…!」 「ひぃぃっ!す、すいませええんっ!  調子に乗ってごめんなさいぃっ!」 「いや、調子乗るとかそういう問題じゃなくて…」 いつもの事…と、言ってしまえばそれまでかもしれない。 罪木蜜柑というこの弱々しい印象の少女は、意外にもこんな感じの発言が多いのだ。 チャプター1からあんなサービスシーンを披露した位だし。すぐ脱ぎたがるし。 って、俺は何を言ってるんだ! 「とにかく、それは違う!俺は罪木にそんな事はしたくない!」 しどろもどろになりながらも、全力で反論する。 「え?違うんですか…?」 「違う!絶対違うっ!」 「じゃ、じゃあ…じゃあ、肉べn」 「だからそれも違うっ!」 いい加減、そういう発想から離れてくれ…! 正直言って、罪木にこういう発言をされると、理性とかが色々なものが持たない。 「そもそも、俺が罪木に…ナニしたいとか、  どうしてそんな事を急に聞くんだ?」 「え!?じゃあ…あれは、何だったんですか?」 俺の発言に、罪木は一瞬困ったような表情になった。 「あれ…?あれって、いったい何のこと…?」 「ひ、日向さんが…私にくれたプレゼントですよぉ!」 罪木の、その言葉…厳密には『プレゼント』という単語を聞いた途端。 俺の顔は、チアノーゼ症状の患者のように、青紫色に染まった。 ……そうだ。 俺が罪木のために、喜んでもらうために、渡したプレゼント。 罪木が、バッグから、それらを取り出す。 動くこけし。エプロンドレス。オスシリンダー。 女王の拘束衣。ティッシュ。淫れ雪月花。ギャグボール。 どう見ても変態です。本当にありがとうございました。 『オマエラ!相手が喜んでくれるからって  変なプレゼントばっか渡してんじゃねーぞー!  うぷぷぷぷぷぷぷ…』 どこかで、そんな声が聞こえた気がした。 おしまい。 -----

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