k20_956

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苗木「霧切さんっていつも真面目だよね」 霧切「まあそうね 探偵は犯罪者を刑務所送りにするのが仕事だから、    ふざけ半分の性格ではやっていけないわ    もし間違った犯人を告発したら、私が報いを受けることになるから    …実はね、私も苗木君のことで罰を受けるの」 苗木「え!もしかして僕が学級裁判で犯人として告発されたから!?    …そ、それで、どのくらいの罪になるの?」 霧切「え…と、無期懲役かな」 苗木「無期懲役!そんな重い罪なの!?」 霧切は、しばらく苗木の顔を見つめた後、ふっと笑みを浮かべた 霧切「冗談よ、苗木君はすぐ騙されるのね」 苗木「冗談って… それって全然笑えないよ!」 霧切「慣れない冗談を言うものではないわね    でも、無期懲役の罰を受けるのは本当よ」 苗木「え!じゃ、やっぱり本当なんだ…?」 霧切は困ったような照れたような微妙な笑顔を浮かべて、 そして「なんか調子狂っちゃったわね」と呟きながら、少し目を逸らしてこう言った 「私は苗木誠の無期懲役の虜囚なの」 -----

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