338-339

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セレ「桑田君程ではないにせよ、わたくしにも不満はありますわ」 クマ「どうしてそれをボクに言うのさ?モノクマは消費者相談窓口扱いなの?」 セレ「桑田君がオシオキされるのを隠す気がないことに定評のあるこのOPムービーに、    わたくしのオシオキも一部登場しているのは御存知でしょう?」 クマ「あれシカトなの?自分の不満だけぶちまける気満々で、モノクマの意見は徹底無視の流れなの?」 セレ「実はアレ、わたくしの顔が一瞬だけ登場しているのですよ」 クマ「まぁいいさ。生徒の悩みは聞くよ。ボクは学園長だからね‥。それで、えーと、顔がなんだっけ?」 セレ「ほら、適当な動画サイトで確認してみてください。わたくしのオシオキの会場が出来上がっていく場面です」 クマ「あら本当だ。画面の下方で確かにセレスさんの顔が確認できるね。真っクロワッサンまですっきりめっきり映ってるよ」 セレ「何がまっクロワッサンですか? まぁ幸い、一瞬の映像ですし、実機では一時停止など出来るものではないので殆どのプレイヤーは気づかないはずですが‥」 クマ「動画サイトで購入を考えて視聴する人にはバレてしまうかもしれないね~」 セレ「そうなのです。まぁ動画のアップロード自体がグレーに限りなく近い黒な行為なのであまり強くは言えないのですが、    開発者にはPVのようにモザイクをかけるなどの処置をお願いしたかったですわ」 クマ「まぁ良いじゃん。どーせチャプター3の事件の犯人がセレスさんてことは、事件が起こった時点で皆が気づくことなんだからさ」 セレ「‥‥そのことにも、わたくし不満に思っていることがありますわ」 クマ「まぁアレはしょうがないよね。『やたら不審者を発見する』、『傷は負ったけど死んでない』、『みんなの不安を煽るような言動を繰り返す』、    犯人としてのお約束が見え見え見え見え隠れしてました!あれじゃ登場人物は騙せてもプレイヤーは騙せないさ!」 セレ「他にも『悲鳴がわざとらし過ぎる』など言われていますね‥。    むしろ、わたくしが本心から『キャー』だの『ぎえー』だの叫ぶ方がよっぽど違和感があるでしょうに、まったく」 モノ「『超高校級のギャンブラーの癖に詰めが甘過ぎ、証拠残り過ぎ』とかね」 セレ「わたくし、ギャンブルならともかく計画殺人に関しては素人も良いとこですわ。多少の失敗には目を瞑ってほしいものです‥」 モノ「まぁ、証拠の半分以上は山田君の責任だし、セレスさんは良く頑張った方だと思うよ、うんうん」 セレ「あなたからフォローを受けても、わたくしちっとも嬉しくありませんわ。    でも、本編でも言いましたが、やはり共犯者の人選から間違っていたのでしょうね」 モノ「むしろ動機が揃っていたとはいえ、山田君を選ぶなんて英断だよねー。    殺人以前に、まともに階段を駆けあがれるどうかさえ怪しい体型だよ、アレは」 セレ「彼、見かけ以上には運動神経はあるのですのよ。本人はコミケで鍛えたとかなんとか言ってましたが。    他にもジャスティスロボとジャスティスハンマー一式を一晩で作ってしまう等、スペック自体は非常に優秀ではあったのです」 クマ「肝心のジャスティスロボの存在自体にボロが多過ぎだけどねぇ」 セレ「そこはフォローの仕様がありませんわね‥」 クマ「けどまぁ、桑田君や大和田君にも言えることだけど、記憶を失くしてるとはいえ、殺人の相手ってそういうフラグ相手になるもんなんだねぇ。    これはボクにとっても新たな発見だったよ」 セレ「そうなので‥、    今なんとおっしゃいました?」 クマ「フラグだよ!フラグ!知らないの!? 本編の写真見れば分かるだろうけど、桑田君は空白の学園生活中でもやたら舞園さんにアピってたし、    大和田君と不二咲君は大の親友だったし、セレスさんと山田君は恋人同士だったし」 セレ「だからおい今なんて言いやがった!?」 クマ「あ、大親友といっても身体的な繋がりはなかったからそういうアッー方面は妄想しなくて大丈夫っすよ」 セレ「そっちじゃねーよ聞いてねーですわよ、さっき最後の方とんでもねーこと口走りやがいましたでしょう、このキモカワ系人形が!!」 クマ「ああ、君と山田君ね。写真見れば分かる通り、二人は仲睦まじい恋人同士でした」 セレ「ありえねーだろ、マジふざけんのかクソ虫がぁあ!!    ていうか他は片思いと親友なのに、何でわたくし達の写真だけそんな濃密な関係になるんですかぁ、ああ!?」 クマ「この写真もね、当時の状況を再現すると‥」 山田『やっほい、安広多恵子殿の生写真ゲットでござる』 セレ『ちょ、コラぁ!なに人の許可なく撮影しているのですか!ていうか本名で呼ぶなっつってんだろ、この腐れラードがぁぁ!!』 山田『ぎ、ぎぇええええ、く、苦しいですぞ安広多恵子殿ぉ!』 セレ『まだ言いますか、この口はぁぁあああ!!』 舞園『まったく、仲が良いんだから(ニヤニヤ)』 セレ「‥‥いや、いやいやいやいやいや、この程度の戯れで恋人同士など‥」 クマ「ついでに、この後セレスさんの耳打ちが山田君に直撃!」 セレ『まったく、言ったじゃないですか‥。そう呼ぶのは二人きりの時だけって‥馬鹿』 セレ「うぎゃぁああああああああああああああああああああああ!!鳥肌が!嫌な鳥肌が全身にぃぃいい!!」 クマ「そこまで絶望的な顔をしなくても‥。そんな反応してくれるなら本編でもちゃんと言ってあげればよかったよ‥。ションボリ」 セレ「あ、あああり得ませんわ!な、なななな、なんですか!?あの気持ち悪いツンデレは!」 クマ「ついでにこれが二人のファーストキスの映像‥」 セレ「いやぁああああ!!正中線ゴスロリ突きぃぃ!!」 クマ「ザナドゥ!! て、的確に五つのクマ体急所を突いてくるとは見事だね‥ガクッ」 セレ「しょ、証拠隠滅ですわ! ハァハァ‥、や、山田君殺しといて本当に良かったですわ!」 ----
セレ「桑田君程ではないにせよ、わたくしにも不満はありますわ」 クマ「どうしてそれをボクに言うのさ?モノクマは消費者相談窓口扱いなの?」 セレ「桑田君がオシオキされるのを隠す気がないことに定評のあるこのOPムービーに、    わたくしのオシオキも一部登場しているのは御存知でしょう?」 クマ「あれシカトなの?自分の不満だけぶちまける気満々で、モノクマの意見は徹底無視の流れなの?」 セレ「実はアレ、わたくしの顔が一瞬だけ登場しているのですよ」 クマ「まぁいいさ。生徒の悩みは聞くよ。ボクは学園長だからね‥。それで、えーと、顔がなんだっけ?」 セレ「ほら、適当な動画サイトで確認してみてください。わたくしのオシオキの会場が出来上がっていく場面です」 クマ「あら本当だ。画面の下方で確かにセレスさんの顔が確認できるね。真っクロワッサンまですっきりめっきり映ってるよ」 セレ「何がまっクロワッサンですか? まぁ幸い、一瞬の映像ですし、実機では一時停止など出来るものではないので殆どのプレイヤーは気づかないはずですが‥」 クマ「動画サイトで購入を考えて視聴する人にはバレてしまうかもしれないね~」 セレ「そうなのです。まぁ動画のアップロード自体がグレーに限りなく近い黒な行為なのであまり強くは言えないのですが、    開発者にはPVのようにモザイクをかけるなどの処置をお願いしたかったですわ」 クマ「まぁ良いじゃん。どーせチャプター3の事件の犯人がセレスさんてことは、事件が起こった時点で皆が気づくことなんだからさ」 セレ「‥‥そのことにも、わたくし不満に思っていることがありますわ」 クマ「まぁアレはしょうがないよね。『やたら不審者を発見する』、『傷は負ったけど死んでない』、『みんなの不安を煽るような言動を繰り返す』、    犯人としてのお約束が見え見え見え見え隠れしてました!あれじゃ登場人物は騙せてもプレイヤーは騙せないさ!」 セレ「他にも『悲鳴がわざとらし過ぎる』など言われていますね‥。    むしろ、わたくしが本心から『キャー』だの『ぎえー』だの叫ぶ方がよっぽど違和感があるでしょうに、まったく」 モノ「『超高校級のギャンブラーの癖に詰めが甘過ぎ、証拠残り過ぎ』とかね」 セレ「わたくし、ギャンブルならともかく計画殺人に関しては素人も良いとこですわ。多少の失敗には目を瞑ってほしいものです‥」 モノ「まぁ、証拠の半分以上は山田君の責任だし、セレスさんは良く頑張った方だと思うよ、うんうん」 セレ「あなたからフォローを受けても、わたくしちっとも嬉しくありませんわ。    でも、本編でも言いましたが、やはり共犯者の人選から間違っていたのでしょうね」 モノ「むしろ動機が揃っていたとはいえ、山田君を選ぶなんて英断だよねー。    殺人以前に、まともに階段を駆けあがれるどうかさえ怪しい体型だよ、アレは」 セレ「彼、見かけ以上には運動神経はあるのですのよ。本人はコミケで鍛えたとかなんとか言ってましたが。    他にもジャスティスロボとジャスティスハンマー一式を一晩で作ってしまう等、スペック自体は非常に優秀ではあったのです」 クマ「肝心のジャスティスロボの存在自体にボロが多過ぎだけどねぇ」 セレ「そこはフォローの仕様がありませんわね‥」 クマ「けどまぁ、桑田君や大和田君にも言えることだけど、記憶を失くしてるとはいえ、殺人の相手ってそういうフラグ相手になるもんなんだねぇ。    これはボクにとっても新たな発見だったよ」 セレ「そうなので‥、    今なんとおっしゃいました?」 クマ「フラグだよ!フラグ!知らないの!? 本編の写真見れば分かるだろうけど、桑田君は空白の学園生活中でもやたら舞園さんにアピってたし、    大和田君と不二咲君は大の親友だったし、セレスさんと山田君は恋人同士だったし」 セレ「だからおい今なんて言いやがった!?」 クマ「あ、大親友といっても身体的な繋がりはなかったからそういうアッー方面は妄想しなくて大丈夫っすよ」 セレ「そっちじゃねーよ聞いてねーですわよ、さっき最後の方とんでもねーこと口走りやがいましたでしょう、このキモカワ系人形が!!」 クマ「ああ、君と山田君ね。写真見れば分かる通り、二人は仲睦まじい恋人同士でした」 セレ「ありえねーだろ、マジふざけんのかクソ虫がぁあ!!    ていうか他は片思いと親友なのに、何でわたくし達の写真だけそんな濃密な関係になるんですかぁ、ああ!?」 クマ「この写真もね、当時の状況を再現すると‥」 山田『やっほい、安広多恵子殿の生写真ゲットでござる』 セレ『ちょ、コラぁ!なに人の許可なく撮影しているのですか!ていうか本名で呼ぶなっつってんだろ、この腐れラードがぁぁ!!』 山田『ぎ、ぎぇええええ、く、苦しいですぞ安広多恵子殿ぉ!』 セレ『まだ言いますか、この口はぁぁあああ!!』 舞園『まったく、仲が良いんだから(ニヤニヤ)』 セレ「‥‥いや、いやいやいやいやいや、この程度の戯れで恋人同士など‥」 クマ「ついでに、この後セレスさんの耳打ちが山田君に直撃!」 セレ『まったく、言ったじゃないですか‥。そう呼ぶのは二人きりの時だけって‥馬鹿』 セレ「うぎゃぁああああああああああああああああああああああ!!鳥肌が!嫌な鳥肌が全身にぃぃいい!!」 クマ「そこまで絶望的な顔をしなくても‥。そんな反応してくれるなら本編でもちゃんと言ってあげればよかったよ‥。ションボリ」 セレ「あ、あああり得ませんわ!な、なななな、なんですか!?あの気持ち悪いツンデレは!」 クマ「ついでにこれが二人のファーストキスの映像‥」 セレ「いやぁああああ!!正中線ゴスロリ突きぃぃ!!」 クマ「ザナドゥ!! て、的確に五つのクマ体急所を突いてくるとは見事だね‥ガクッ」 セレ「しょ、証拠隠滅ですわ! ハァハァ‥、や、山田君殺しといて本当に良かったですわ!」 ----

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