苗木「舞園さん、すごいよね。心理学者になれるんじゃないかな?」
舞園「え?」
苗木「だって毎回僕の考えてる事当てられるんだし」
舞園「エスパーですから」
苗木「いやいやいや」
舞園「とにかく私は心理学者にはなれませんよ」
苗木「そうかな?」
舞園「はい、だって…私が分かるのは苗木君の事だけですから…」
苗木「え?」
舞園「…苗木君の事はいつも見ているんですから分かりますよ…」
苗木「いつも見ているって…僕を?」
舞園「は、はい…」
苗木「何で?」
舞園「え?何でって…」
苗木「いや、僕なんか見てても面白くないんじゃ…」
舞園「むぅぅ……」
苗木「ま、舞園さん?」
舞園「苗木君は私の考えてる事は当ててくれないんですね」
苗木「え?いや、それは…ほら、僕はエスパーじゃないから」
舞園「…………」
苗木「じ、冗談です、すいません」
舞園「宿題です」
苗木「え?」
舞園「もっと私をよく見てください。私の考えてる事を当てられるくらいに」
苗木「えぇ!?」
舞園「宿題です!いいですか!?」
苗木「は、はい!分かりました!」
最終更新:2011年07月15日 12:07