kk4_732-733

霧「…何を食べているの?」
苗「アイスの実だよ。今日は暑いから、さっき購買で買って来たんだ」
霧「…そう」
苗(そういえば霧切さん、いっつもロングコートに手袋なんて身につけて…暑くないのかな)

苗「あの…霧切さん、よかったら一個どう?」
霧「…優しいのね、ありがとう。気持ちだけ頂いておくわ」
苗「食べないの?」
霧「ダイエット中なのよ」
苗「うーん…霧切さんスタイルいいし、ダイエットとか必要ないと思うんだけど」
霧「……」
苗「あっ、えっと、変な意味じゃなくて、その……ゴメン」
霧「ふふっ…何を謝るの? 褒めてくれたんでしょう」
苗「あ、うん…」

霧「でも、油断するとすぐに服なんかのサイズが合わなくなるから…控えているのよ。ゴメンなさい」
苗「一個くらい食べても大丈夫だと思うけど」
霧「そういう油断が命取りになるのよ」

苗「……」アイスノ実ヲヒョイト摘ム

霧「……」
苗「あーん」

霧「……何を、しているの?」
苗「あーん」
霧「…。あのね、苗木君…そういうことを他人に恥ずかしげも無く、」
苗「あーーん」
霧「……もう。一個だけよ? ……あむ」

苗「どう? ひんやりして美味しいでしょ?」
霧「そ…そうね」
苗「ホラ、こっちは霧切さんの好きなコーヒー味だよ」
霧「苗木君、私はコーヒーが好きなのであって、コーヒーの味がすれば何でもというわけじゃ、」
苗「あーん」
霧「……、一個だけ、と言ったでしょう」
苗「あーーん」
霧「だ、だから、苗木君…」
苗「あーーーん」
霧「……あ、あーん…」

苗「でも、そっか。コーヒーの味がすればなんでもいいわけじゃないんだよね」
霧「……」
苗「あ、これはココア味だって。食べてみる?」
霧「も、もう結構よ…」

苗「そっか。あ、舞園さんだ」
霧「!」
苗「舞園さんにもあげてこようかな」

霧「……苗木君」
苗「へ?」
霧「もう少し、よこしなさい。アイスの実」
苗「あれ、もういいんじゃないn」

霧「寄こしなさい。い い わ ね ?」
苗「は、はい…!」(どうしていきなり機嫌悪くなったんだろう…?)

苗「じゃあ、ハイ…」
霧「あ、あーん…」
苗「え?」
霧「! ……なんでも、ないわ」

苗「……」
霧「……」
苗「……霧切さん」
霧「……ごめんなさい、忘れて」
苗「あーん」
霧「……」
苗「あーん」
霧「……、あーん」


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