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※セリフのみの台本形式です。加えて随所でキャラ崩壊が起きています。

【月曜日の江ノ島さん】
「あら。おはようございます、石丸クン」
「はっはっは!おはよう!いい朝だな、江ノ島クン!」
「そうでしょうか。雲ひとつ無い快晴のようですが」
「……うん?だからこそ、いい朝だと言ったのだが……何か、おかしかっただろうか?」
「まあ、それはともかく……石丸クン。昨日の模試の感触はいかがでしたか?」
「む?ああ。感触としては悪く無かったと思うぞ!おおよそいつも通り、といったところだな!」
「そうですか……もしも満点ではなかったらどうしますか?」
「ふ、不吉なことを言わないでくれたまえ!……そうだ。そういう江ノ島クンの方こそどうだったのかね?」
「計算上、誤答の可能性は0%です」
「うむ、流石だ!聞くまでも無かったようだな!」
「もっとも、途中で解答用紙を埋める作業に飽きてしまったので、半分ほど空欄ですが」
「ナ、ナニィィィィィィィ!?」

【火曜日の江ノ島さん】
「オイ、大和田ァ!ちょうどいいところに来やがったな!」
「てめ、『オイ』だとコラァ!このオレを相手に随分上等なクチ聞いてくれんじゃねえか!!」
「声がでけーよ!!もうちっと耳に優しい声で喋れねーのか!!」
「いや……オメーも十分うるせえじゃ」
「なげーよ!返事は三文字にまとめやがれ!」
「あぁ!?ナニ勝手なことぬか」
「大和田、オメー今日はお仲間と"暴走"る日だったよなァ?」
「人の話は最後まで聞」
「ちょうどいいからよぉ、オレも単車の後ろに乗せてってくれよ!」
「……あ?バ、バカ言うんじゃねえッ!女なんか乗せて"暴走"れっかよ!そ、そういうのはもっとよォ……」
「あぁ?いいじゃねーか。クラブの前まででいいからよー」
「んだよそういうことかよチクショウ!!」

【水曜日の江ノ島さん】
「ねー、桑田クン?お昼ご飯、もう食べたぁ?」
「や、これからだけど……なんで?」
「わたしもこれから購買に買いに行くんだけどぉ、その後一緒にお昼とかどーお?」
「……え?マジ?正直言って大歓迎ッス!」
「わー、桑田クンとお昼ご飯ー!なに食べよっか、迷っちゃうなぁ」
「あ、じゃあ、オレ財布取ってくっからさ、先に購買行っててくれよ!」
「……あぁー!わたしぃ、おこづかいピンチだったんだっけぇ……忘れてたよぉ」
「ん、そうなん?……あー、わかった!そんじゃ、今日の昼飯代はオレが持つってことで!」
「え、本当にいいのぉ?わーい!ありがとぉ!」
「イヤー、当然っしょこんくらい……いくらだっておごっちゃうよオレ!」
「ホントー?えっとぉ、それじゃ、いつもは食べない高級なのにしちゃおうかなぁー」
「……あ、いえ、あの、お手柔らかにお願いします……」

【木曜日の江ノ島さん】
「……山田クン。ちょっとそこに座るんだ」
「ぬぬ、江ノ島盾子殿。その眼は……どうやら、お気付きになられたようですな」
「ああ。むくろを使って、アタシの部屋のJ○J○第3部を全巻第1部に摩り替えさせたのは……キミだね?」
「……いつ、お気付きになりましたかな?」
「他に、この漫画をシリーズ単位で自室に持ち込んでいる者がいるとでも?」
「ぐわあああ!こ、これが"発想の逆転"か……」
「さて。何故こんなことをしたのか……説明をお願いしようか」
「そ、それは……江ノ島盾子殿、アナタが何もわかっていないからだ!」
「……なんだって?」
「アナタは原点たる第1部をろくに読まず、第3部を読み返してばかりいる……!!」
「やれやれだ。好きなんだから仕方ないだろう?」
「ジョナサンなくして承太郎なし!故に第1部こそ至高!反論は認めないィ!」

【金曜日の江ノ島さん】
「……はぁ……絶望的ですね……」
「ど、どうしたんだべ、江ノ島っち。いつになくジメッとしてっけど……」
「これほど絶望的なこと……久しぶりで……カイカンです……」
「え、笑顔が怖すぎんべ……なーんか、見てるこっちも気分が……ええい、こりゃオレが一肌脱ぐっきゃねーな!」
「いえ……放っておいて欲しいんですけど……」
「これを見よ、江ノ島っち!希望を呼ぶ幸運のお守りだべ!」
「その……カラスの羽を、私にどうしろと……?」
「こいつを手放すのは惜しいが……江ノ島っちのためなら仕方ない!特別に3万円で大奉仕だべ!」
「……ハァァァ……」
「ん?なんだ、その地の底から響くような溜息は……」
「本当に……葉隠クンを見ていると……絶望的な気分に浸れますよね……」
「へ?オレのことを見て勝手に絶望してたんか!?普通にバカにされるより数倍傷つくべ……」

【土曜日の江ノ島さん】
「さあ、十神白夜!世界の半分と引き換えに、私様の下僕となる決意は固まったかしら!?」
「……何度も言わせるな。俺は、いずれ全世界を支配する人間だ。貴様の配下になど下るものか」
「まったく、強情な……つくづく、身の程知らずな人間だわ!」
「身の程知らずはお前の方だ。貴様、俺を一体誰だと思っている?」
「ちっぽけな人間ごときが、私様に質問?誰がそんなことを許可したのかしら!」
「答えろ」
「その上、命令口調!?慇懃無礼とはこのことね!」
「……フン。時間の無駄だ。俺は部屋に帰らせてもらうぞ」
「待ちなさい人間!寛大な私様が、あなたの問いに答えてあげましょう!」
「……」
「あなたはそう、『器用貧乏御曹司・十神白夜』ね!私様が言うのだから、間違いないわ!」
「……覚えておけ。いずれ貴様は砕葬だ!」

【日曜日の江ノ島さん】
「え、江ノ島さんってさ。しょっちゅう態度が……っていうか人格が変わるよね?」
「うぷぷ……女は七つの顔を持つって言うじゃない?細かいこと、気にしちゃダメダメ!」
「いや、でも、その……たまに、不安になるからさ」
「不安?」
「うん……時々だけどね。誰と話している江ノ島さんが本当の江ノ島さんなのか、わからなくなるんだ」
「えー?そんなの、答えはわかりきってるじゃない!」
「へ?ど、どういうこと?」
「いいかい?ボクが本当のボクを見せるのは、ボク自身が一番心を許してる人だけなんだよ」
「心を……許してる人……?」

「……そゆこと。どう?わかった?」
「……ううん、ゴメン。やっぱり、ボクにはわからないや」
「……あっそ」
「ねえ。どの江ノ島さんが、本当の江ノ島さんなの?」
「……さーね。あんたが本当だと思うアタシが、本当のアタシなんじゃない?それでいーよ、もう」

(アタシの部屋で、アタシと二人きりでいて、アタシが普通に素でいるってのに……
それでも答えに辿り着けないわけ!? 何こいつ!鈍い!絶望的に鈍い!絶望がとどまることを知らない!)

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