残念なクリスマス by 2代スレ 795氏

【残念なクリスマス】

モノクマ「メリークリスマスだよ諸君。いやぁ揃いも揃って健全にパーティーしてるとか良い子だねぇ」
朝日奈「あ、モノクマだ」
大神「ふむ……赤き衣に身を包み、決戦を挑むか」
江ノ島「いやいや、ただのサンタルックっしょ」
不二咲「意外と可愛い……」
桑田「騙されんなよ。そいつは何企んでるか分からんねーぞ」
モノクマ「失礼な! パーティーに参加しに来たに決まってるでしょ!」
セレス「面白くない冗談ですわね」
「いやぁ。そもそも存在自体が冗談みたいなものですからして」
モノクマ「僕を除け者にするなんて酷いじゃないか。泣くよ。大声で泣いちゃうぞ」
石丸「確かに仲間ハズレは良くないことかもしれないな」
大和田「自分の立場分かってんのか?」
モノクマ「当然だよぉ。学園長といえば生徒の親も同然だからね。ほら」
つ(ぱんぱかぱーん! クリスマスプレゼントぉ!)
腐川「お、大きな箱が一杯……」
霧切(何故!? あの小さなポケットから大量のプレゼント、一体どんなトリックがあるというの!?)
山田「箱のサイズに差があるのはズバリ、当たりハズレがあるわけですな!」
葉隠「何だかクリスマスパーティらしくなってきたべ」
十神「待て。親代わりだと何故プレゼントなのだ? それはサンタさんの役目ではないか」
舞園「ホームパーティーでは年長者が配るんですよ。サンタさんは御爺さんでしょ?」
苗木(舞園さん、ナイスだ!)
モノクマ「じゃあ皆でくじ引だよ。番号の順に好きな箱を取ってね。うぷぷぷぷ」

桑田「おっしゃー、俺が1番だ! 当然一番大きい箱……と見せかけて二番目に大きい箱がゲットだぜ」
霧切「一番大きい箱を罠と読んだようね」
セレス「定番の引っ掛けですから。そのくらい当然でしょう」
舞園「中身は何ですかね」
葉隠「リアルな話、まともなプレゼントネタかどうかこれで方向性が決まるべ」
つ【ヴォーカル体験セット(マイク&ギターモノクマ&ベースモノクマ&ドラムモノクマのセット)】
桑田「スッゲエ! 使い方さっぱり分かんねぇけどスゲエーッス!」
モノクマ「それはCDをセットするとモノクマーズが生演奏してくれるという優れものさ!」
石丸「それは凄いな!」
不二咲「でもそれって……普通のカラオケでいいんじゃ?」
大和田「ま、本人が喜んでりゃ良いだろ」


舞園「次は私の番ですね。控えめにこの平べったい箱で」
腐川「慎ましさをアピールしようとしてもそうは行かないんだからね」
江ノ島「まともな中身なら何でもいい気もするけど」
十神「まだまだ油断は出来んぞ」
つ【魔法の鏡】
舞園「可愛いー。何か童話に出てくる鏡みたいですね」
モノクマ「その通り。イジワルお后様が持ってた鏡さ」
葉隠「そりゃ凄い。舞園っち、さっそく試してみるべ!」
朝日奈「よしなよ。どんな答えが返ってきても空気悪くなるって」
十神「童話の中の鏡を信じるとはお子様だな。お姫様にでもなったつもりか」
舞園「そうですね。でも綺麗な鏡には違いありませんから後で部屋に飾っておきます」
霧切(本物? いえまさか……)

山田「三番目は私ですな。ちょいな!」
苗木「随分小さいのを選んだんだね」
セレス「ちょうどPSPソフト1本分程度の大きさですわね」
桑田「まさか売り切れ続出の某MHP3を狙っていたのか」
山田「むっふっふっふ。某人気アニメのゲームでも可ですぞ!」
つ【平面眼鏡】
山田「ふぅむ。一見するとただの眼鏡ですが……」
モノクマ「それは3Dが2Dに見える眼鏡なんだよ」
腐川「というと実写がイラストのように?」
山田「何かこう…写実的というか…微妙ですな。やはりイラストは描き手の魂が篭ってこそですハイ」
苗木「まあ僕らは元々平面の存在だしね」
霧切「苗木くん! 2.5Dよ間違えないで!」

モノクマ「面倒だからチャッチャといこうか」
朝日奈「はいはーい4番目ー! じゃーこれで……」
つ【超スピード競泳水着】
葉隠「ピンポイントなのが出たベ!」
モノクマ「その名の通り超ハイスピードで泳げる水着だよ。うぷぷぷ」
桑田「すっげぇ切れ込みっスね」
大和田「ああ角度もパネェ」
江ノ島「つか布地少なくない? 水着って言うか……」
朝日奈「こんなの着れるわけないよ! もう最低ー!」
モノクマ「ショボーン。少なくとも100mで3秒は早くなるのに」
霧切(ハズレもある。しかしそのアイテムの効果は間違いない、か)



石丸「5番だ。僕の選んだものは……」
つ【最高級万年筆】
桑田「あれって親戚に貰って凹む入学祝NO.1じゃねーか?」
葉隠「いや参考書や辞典よりマシだべ」
石丸「おお! 何と素晴らしい。学園長、ありがとうございました。これからも学業に精進いたします」
モノクマ「……キミはもう少しリアクションの勉強をしなさい。空気を読む勉強もね」
石丸「?」

大神「我だな。こ……これは!?」
つ【振袖(特別サイズ)】
十神「錦織だな。それも最高級品だ」
モノクマ「サイズは合わせてあるから安心してね。馬子にも衣装なーんてね。あっはっはっはー!」
朝日奈「さくらちゃん、お正月くらいはゆっくりしようよ」
大神「……そうだな」
モノクマ「キミ達! そこは『今日はクリスマスだろ!』でしょ! ボケ倒されると先生は悲しいよ」

霧切「7番目は私ね……何、紙切れ?」
つ【宝の地図と暗号】
山田「海賊王に俺はなる! って地図ですかね?」
モノクマ「7つ集めるとどんな願いも聞いてくれるスパイクモノクマが現れるモノクマボールの地図さ」
大和田「もっとギリギリじゃねーか」
霧切「バカバカしい……気分が悪くなったので私は少し部屋で休むわ」
腐川(探しに行ったわね)
舞園(探しに行きましたね)
モノクマ「いってらっしゃーい。気をつけてねー」

苗木「(霧切さん大丈夫かな?)僕の番か……(△観察眼!)これだ!」
つ【ダンガンロンパ(ストラップ&サントラ付き)予約引換券】
セレス「現品ではなく引換券、ですか?」
不二咲「しかも……前金なしだよこれ」
モノクマ「超プレミアグッズ付きの超人気ソフトが定価で買えちゃう権利だよ。いやぁ良かったねぇ!」
苗木「……」
大神「苗木。強く生きろ」


腐川「えっと、えーと……」
十神「さっさと選べ」
腐川「こういうの初めてで、それに何かを選ぶのって苦手で……くしゅん」
ジェノ「よく分かんないけどぉ一番大きい箱もーらい。大きいのが好きなお年頃だし。げらげらげら」
つ【台座付き大型十字架(聖人なし)】
モノクマ「諸事情により磔にする聖人はセルフサービスで御用意してください、まる」
ジェノ「いえっさ!」

十神「ふん。馬鹿は放って置くか。これでいいだ」
セレス「一番小さい封筒を選びましたわね」
山田「あの余裕がなんかムカつく」
舞園「何だかんだで腐川さんに対抗してるんじゃないですか?」
つ【モノクマ肩叩き券(20回分)】
朝日奈「苗木のが一番のハズレだと思っていたけど……」
江ノ島「驚きのショボさだわ」
モノクマ「ショボイってなんだよ! 20回分だよ! 右肩と左肩を合わせたら40回なんだよ!」
桑田「20回って叩く回数かよ!」
十神「一つ確認したいが、俺以外の人間が使っても良いのか?」
モノクマ「遠慮なく使って良いよ。でも回数はトータルだけどね」
十神「そうか。大神、学園長の方を20回分思いっきり叩いてあげてくれ。遠慮はいらんらしいぞ」
大神「なるほど。確かに肩が凝っていそうだ」
モノクマ「え? ええ? ぼ、僕に暴力を振るったら校則違反で……」
舞園「大丈夫ですよ、肩叩きですから」
セレス「これは正当な権利ですわ」
モノクマ「ぎゃー!」

モノクマ「ふー。サンタタイプの残機が40機も減ったじゃないか。ぷんすか」
大和田「何体いるんだよコイツは。まあいい。せっかくだから俺はこの赤い箱を選ぶぜ」
つ【モノクマ型・超最新鋭スペックデスクトップパソコン】
葉隠「モノクマが真っ二つに割れて何か凄いパソコンになったべ!」
不二咲「か、可愛い……」
朝日奈「あれって可愛いのかな?」
大神「むう……」
大和田「……不二咲、欲しけりゃやる。俺ぁケータイのメールも使ったことねえし」
山田「うお、羨ましいですな」
不二咲「駄目だよ。使えないなら使えるようになろうよ。きっと世界が広がるから」
大和田「んなこと言ってもよ」
セレス「あら? バイクを整備できる頭があるのなら簡単じゃありませんこと?」
石丸「分からないなら不二咲くんに教われば良いじゃないか兄弟」
ジェノ「あららん。いい雰囲気じゃないの」
山田「ますます羨ましいですぞー!」


不二咲「えーと僕は……あ、あれ?」
つ【モノクマ型サンドバッグ】
桑田「うおぁ、これはスッゲエ欲しいかも」
大神「うむ。異論はない」
不二咲「あ、えっと欲しい人に……」
大和田「ちゃんと使えよ不二咲」
不二咲「え、でも……」
大和田「殴り方は俺が教えてやる。なーに簡単だって」
モノクマ「優しくしてね……いやん、そこは……うぷぷうぷ」
ジェノ「あらあらあらあらー、いいわいいわ萌え萌えだわー、くしゅん」

セレス「残り二つ。二者択一には強いのですわ」
つ【コスプレ衣装詰め合わせ】
舞園「でもこれ、男の子用ですよね?」
江ノ島「執事に新撰組に変形学生服にブレザーに……」
モノクマ「まあハズレもあるさ。でも男装の美少女とか良くない?」
セレス「そうですわね。いずれ使わせていただきますわ」
不二咲「な、なんでこっちを見てるのかな……」
山田「それは色々と……むふふふふ。ふぅ」

葉隠「残り物には福があるべ……俺の占いは三割当たる!」
つ【モノクマボール7個セット】
苗木「これってさっき霧切さんの……」
山田「探そうぜ!モノクマボール!ですなぁ」
腐川「な、何でも願いを聞いてくれるって、あああああんな事やここここんな事でも?」
十神「バカバカしい。どうせ願いを『聞く』だけだろう」
葉隠「いやぁいくらなんでもそんなベタな」
霧切「いいえ、その通りよ!」
苗木「霧切さん」
舞園「もう7個揃えたんですか?」
霧切「……勘よ!」
モノクマ「ちなみに霧切さんが言った願い事はと言いますと……」
霧切「!?」
葉隠「霧切っち、俺のモノクマボールを投げないでくれー!」
石丸「おお。ボールがモノクマにめり込んで北斗七星の形に!」
大神「光る目の位置、あれぞ正しく死兆星……」
モノクマ「我がクリスマスに一片の悔いなし……」
(ドカーン!!!!)


江ノ島「ねえ……私のは? プレゼントの箱、もうないんだけど」
モノクマ「用意したプレゼント終わっちゃった。残念だったね。このプレゼントネタは14人用なんだ」
江ノ島「そっか……」
モノクマ「うぷぷぷぷ。なーんてね。実は……」
江ノ島「あるの!?」
モノクマ「キミの分は最初から用意してませんでしたー。あーはっはっは。じゃあねぇメリークリスマース!」
江ノ島「……そう……だよね」

舞園「江ノ島さん。これ、良かったら貰ってくれませんか?」
江ノ島「私に!? なんで?」
朝日奈「プレゼント交換に用意してたんだけど私たち一応モノクマに貰っちゃったしね」
山田「実は私もザンダクロスという超合金を用意していたのです。是非この力作を部屋にお飾りください」
大和田「俺からはこの木刀をやるよ。この柄の部分の文字が手彫りなんだぜ!」
桑田「このギターもどうだ。今度一緒にバンドやろうぜ」
十神「バカバカしい。プレゼントというものは翌朝に見つけて喜ぶものだ。だからさっさと寝ろ」
腐川「そ、そうよ。さっさと一人寂しく寝なさいよ」
石丸「それはサンタの話だろう。我々は友達なのだから細かいことは良いじゃないか」
江ノ島「友達……」
大神「強敵と書いて親友と読むこともあるな。我からは……」
葉隠「俺も……」
不二咲「僕からも……」
霧切「私からも……」
苗木「江ノ島さん、メリークリスマス」

江ノ島(戦刃)「うん。メリークリスマス、みんな」


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