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結婚式当日の朝……
「苗木君、『サムシング・フォー』という風習をご存知ですか?」
「えっと……聞いた事はあるような」
「結婚式に臨む花嫁が、何か4つの物を身に付けると幸せになれるという欧米の言い伝えですわ」

「一つは、『何か古いもの』……これは、わたくしのお母様から頂いた指輪ですの」
セレスが掌の上に乗せた古い指輪を指し示す。

「一つは、『何か新しいもの』……白い物が良いとされています。これは新品のヘッドドレスですわ」
言ってから、頭の上を指差す。

「一つは、『何か借りてきたもの』……学園長室から女物のハンカチを借りてきました。恐らく学園長の奥様のものでしょう」
ポケットから取り出したのは薄い紫色のハンカチ。

「最後に、『何か青いもの』……隠れた場所に身に着けるのがいいとされています。ですから……」
いきなり自分のスカートを捲くり上げるセレス。
「わわわわっ!?」
顔を真っ赤にして立ち上がる苗木。
「まあ。今更こんな事で赤くなってどうしますの?」
「ご、ごめん……/// でもこれ、何かCMで見たような……」

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