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セ「…苗木君、こちらへ」
苗「? どうしたの、セレスさん」
セ「こちらへ」
苗「?」

セ「…だから、肌が弱いのでパラソル下から出られないのです。早く」
苗「あっ、ごめん…」

苗「ごめん、あの、気が効かなくて…」
セ「もういいですわ。そんなことよりも、ちょっとお願いが」
苗「お願い? 僕にできることなら、」

セ「ローション、塗ってくださる?」

苗「……はい?」
セ「ローションですわ。日焼け止めの。自分では手の届かない場所もありますし、塗りムラも」
苗「いや、あの、」
セ「パラソルの下にいても、砂が反射した光や熱で、肌が傷んでしまうのです」
苗「ちょ、ちょっと待ってよ! 僕、これでも一応男で…」
セ「あら、何をいやらしい想像をしていますの?ローションを素肌に塗ってもらうだけです」
苗(そんなこと言ったって、そんなきわどい水着着てたら、誰でも想像…)
セ「断っておきますけど。仮にもナイト様だからお願いしたのです。私の期待を、裏切らないように」
苗「う…」
セ「今、背中の紐を解きますので。よろしくお願いしますわ」

↓↓↓

苗(うわ…セレスさんの肌、すごい綺麗…絹を撫でてるみたいだ)

セ「……ちょっと、苗木君」
苗「あ、う、ごめんなさい…!」
セ「…まだ何も言ってませんわ。ちゃんと紐や布の下も塗っていただけます?」
苗「ぬ、ぬ、布の下って…!」
セ「塗りムラが出来ないように、と、あなたにお願いしたのですから」
苗「無茶、言わないでよ…」

苗(セレスさんは僕を信頼してお願いしてくれたんだ、絶対に失礼なこと考えちゃダメだ…!)

セ「結局苗木君がちゃんと塗ってくれないから、肌が赤くなってしまいましたわ」
苗「ごめんなさい…でも、塗れないよ…」
セ「ホラ、ここに紐の跡がくっきりと」
苗「み、見せなくていいから!」

セ「あらあら…苗木君の顔も赤くなってしまいましたわね」
苗「う、うう…」
セ「ふふふ…ホント、私の期待を裏切らないナイト様ですこと」

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最終更新:2011年09月23日 05:45
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