kk6_12

あるところに苗木君…もとい正直者の木こりがいました。
いつものように森で木を伐っていた木こりですが、うっかり手を滑らせて弁当代わりのカップ麺を泉に落としてしまいます。

苗「やっちゃった…今日は昼食抜きか。弱ったなあ」

木こりが途方に暮れていたその時です。
突然泉の水面が眩く輝き出したかと思うと、光の中から美しい泉の精が現れたました。

霧「困っているみたいね、苗木君」
苗「…えっと、何やってんの霧切さん?」
霧「霧切? 誰のことかしら。私は泉の精よ」
苗「いやいや、霧切さんだよね?」
霧「違うわ。泉の精よ」
苗「でも…」
霧「い・ず・み・の・せ・い・・よ」
苗「わ、わかったよ…じゃあそれで」
霧「結構。これでようやく本題に入れるわね」
苗(ファンタジーなドレスにレザーの手袋ってコーディネートとしてどうなんだろう)
霧「さて、あなたが落としたのはこの『CUP GOKUBUTO・金のカレー味』かしら? それともこちらの『銀のシーフード味』?」
苗「いや、普通のしょうゆ味だけど…」
霧「…ふふっ。相変わらず馬鹿正直なのね。普通のしょうゆ味というチョイスもあなたらしいわ」
苗「馬鹿にしないでよ…もう」
霧「あら、誉めているのよ?」
苗「ていうか今『相変わらず』って言ったよね。やっぱり霧切さんなんじゃないか」
霧「それじゃあ、正直者のあなたにはご褒美をあげないとね」
苗「あ、スルーされた」
霧「しょうゆ味、それにカレー味とシーフード味もあなたのものよ」
苗「いいよそんなに…一人じゃ食べきれないし」
霧「そう…わかったわ。そういうことなら、私もご褒美に付けてあげる。二人で分ければ食べきれるでしょう?」
苗「わ、『私』!?」
霧「不満かしら?」
苗「い、いや…全然不満じゃないというか…むしろ…」
霧「なら、いいわね。それじゃあ早速昼食にしましょう。シーフード味、私が食べてもいい?」
苗「どうぞ。元々霧切さんの持ってきたやつだしね、それ」
霧「泉の精よ」
苗「……」
霧「私は海外が長かったからカップ麺なんて食べる機会が無くて…どんな味なのか楽しみだわ」
苗「…いやもう、完全に霧切さんだよね?」
霧「違うわ。泉の精よ」

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