霧切「今日は『いい夫婦の日』だそうよ、苗木君」
苗木「へえ、そうなんだ」
霧切「……」
苗木「あれ? 霧切さん?」
霧切「今日は『いい夫婦の日』だそうよ、苗木君」
苗木「それは今聞いたけど……」
霧切「……」
苗木「あの……」
霧切「……いい夫婦と言うのは、みなまで言わずとも意思の疎通を図れるものよ。
私達はまだまだのようね」
苗木「えっ!?」
霧切「? 何よ、その顔は」
苗木「それってつまり……その、僕と霧切さんがいずれ夫婦に……」
霧切「! ち、違うわ。そろそろ私が一から十まで説明しなくても分かるようになれと言ってるのよ」
苗木「そ、そっか」
霧切「ええ」
苗木「……」
霧切「……何?」
苗木「ぼ、僕は霧切さんといい夫婦になりたいかなって思うんだけど……」
霧切「!? ……苗木君のくせに生意気よ……」
苗木「駄目かな……?」
霧切「い、言わなくても分かるわよね」
最終更新:2011年12月26日 00:00