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「がおー!苗木クン!おかしをくれないとお仕置きしちゃうぞ!」
「……お仕置きしちゃうぞ」

「え?江ノ島さんと戦刃さん何やってんの?」

左右で白と黒が分かれているクマの着ぐるみを着た二人がいきなりボクの部屋へと押しかけてきた。

「何って決まってるじゃないですか。ハロウィンですよハロウィン。」
「そうか。今日はハロウィンだったんだ。」
「が……がおー!……いいからおかしをよこせー。」

戦刃さんが一生懸命ボクを怖がらせようとしているけど残念なくらい怖くない。
むしろ、普段の戦刃さんの方が威圧感があって怖いくらい。

「ところでお仕置きって何?いたずらじゃないの?」
「決まってるじゃないですかー。処刑ですよショ・ケ・イ。」
「えっ」
「私の豊満な胸で窒息させたり、お姉ちゃんの鍛え抜かれた足で首を絞められたりってやつだよ。」

江ノ島さんの胸と戦刃さんの足か……いけないボクは何を考えてるんだ!

「ちょ、ちょっと盾子ちゃん!!私そんなこと聞いてないよ!!」
「別にいいじゃん。」
「だってそんなことしたら苗木君の顔が私の……」
「構わないでしょ。だってむくろちゃんは苗木クンのことが…ファザナドゥ!!」

何かを言いかけた江ノ島さんの口を戦刃さんが塞いだ。
戦刃さんは江ノ島さんに笑顔を向けているけど、逆にその笑顔が怖い。

「困ったな。急に言われてもおかしなんてないよ。」
「うぷぷぷぷ。何言ってるんですか。ボクたちはクマなんですよ?つまりハチミチが大好物なのです!」
「ハチミツもないよ。」
「んもー。鈍いなー。白くてドロっとした蜜を苗木クンなら出せるでしょ?」

そう言うと江ノ島さんはボクのズボンを

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