7_599-604

599 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/29(木) 22:27:24.73 ID:XuCWjVlA

 霧切「なぜ『円』ができないのかしら・・・」

 舞園「体に球がないからじゃないですか?」


600 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/30(金) 17:52:47.36 ID:HvwR3zmq
 霧切さんが舞園さんと『円』の練習をしている頃



 苗木「今日こそは許さないよ、十神クン・・・」

 十神「何を許されなければならないんだ?この俺が・・・凡人如きに!」

 苗木「もうこれ以上話し合いの余地はないよ・・・構えて」スッ

 十神「生意気なミジンコが・・・まだ力の差がわからないのか?」

 苗木(まずは十神クンの能力を見極めるために・・・
           『錬』でオーラを増やして様子見を・・・)

 苗木(と、普通だったらそう思うだろう)

 十神「凡人の割にはいい判断だ・・・『円』を展開したか・・・」

 苗木(十神君との戦力差は一目瞭然・・・例え『凝』や『硬』・・・
        果ては『堅』でガードしようとしても隙をつかれるだろう)

 十神「こっちの攻撃を受けることを諦め、
   回避に専念・・・『円』の範囲もなかなかに広い
   だが唯一の誤算は、相手がこの『超高校級の完璧』とも言える・・・」スゥ


 十神「十神白夜だったことだな」ゴッ

 苗木「くっ・・・なんてオーラの量だ・・・」

 苗木(だけど見つけた・・・十神クンへ付け入る隙を!)

 十神「ちなみに俺はまだ『錬』すら行なっていない・・・」

 苗木「・・・」

 十神「どうした?あまりの力の差に言葉も出ないのか?」

 苗木「十神クン・・・君はさっき、自分のことを『超高校級の完璧』・・・
   そう言っていたよね?」ゴゴゴ・・・

 十神(なにかの能力を使おうとしているのか?
   ・・・させん!)シュッ

 十神(俺なら例え苗木の『円』に触れても、
   奴が反応を起こす前に気絶まで追い込める!

 十神「苗木!今更後悔してもおs」

 苗木「そ れ は 違 う よ !」

 パリーン

 十神(な・・・一体何が起こった!?目が・・・目が見えん・・・)

 苗木(相手の矛盾を破壊する能力・・・『それは違うよ!』(ダンガンロンパ)
   『超高校級の完璧』なのに視力を補強するメガネをしているのは明らかに矛盾!
   しかもあれが伊達メガネでないことは調査済みだ!)

 十神「・・・まさか凡人にしてやられるとはな・・・
   さっきの『円』は俺への警戒ではなく
   貴様の能力の範囲に入った俺を攻撃するためのもの・・・」

 苗木「・・・降参すれば許してあげるけど?」

 十神「甘いな。俺を誰だと思っている?」ゴゴゴ

 苗木(この雰囲気・・・まだ何か隠し持っている?)

 十神「ハァッ!」カッ

 苗木「な・・・目を開いた!?」

 苗木(いくらなんでも回復が早すぎる・・・まさか十神は強化系・・・?
   いや、特質系かもs)

 ドカァッ!

 苗木(な・・・何かに後ろから吹き飛ばされた!?)

 十神「フン・・・『円』を解いたのがアダとなったな」

 苗木「な・・・!?十神君ならさっきからボクの前に立って・・・」

 十神「あれは俺の分身だ・・・残念ながら貴様は俺に傷一つつけちゃいない」

 苗木(く・・・確かにこっちの十神君はメガネをかけている・・・
   あれが分身なら回復の速さも納得・・・
   でも分身なら十神くんの能力は具現化系!
   強化系のボクに比べれば・・・)

 ゴスッ!

 十神「!?ガハッ」

 苗木(やっぱりパンチ一発でも相当効いてる・・・この調子なら!)

 ドドドドドド

 苗木(息もつかせない!連続攻撃で決める!分身が完全な回復を終える前に!)

 十神「な・・・くっ・・・そ・・・がっ・・・」

 苗木「これで最後だ!」

 パシ!

 苗木「な・・・」

 苗木(馬鹿な・・・止められた!?
   いや!目の前のこいつはオーラ量も着実に減っている!
   止められるはずが・・・)

 十神1「フン・・・この程度か」

 十神2「・・・・・・・・・」

 苗木「え!?な・・・もう分身が回復を・・・?」

 十神「だから貴様はバカだと言ったんだ・・・俺が本体だよ」

 苗木「えっ!?だって・・・」

 十神「これは戦いだ・・・相手の言葉を正直に信じるな」シュウ

 苗木(くっ・・・マズイ!分身を吸収した・・・全力で来る気だ!
   どこに来る?お腹?お腹だよね?よし!十神クン!君を全力で信じ・・・)

 ドッッカアアアアアアアアアアアアン!

 十神「腹をガードしてたからお望み通り殴ってやったぞ」


 保健室―――――

 苗木「・・・ん?」

 十神「フン・・・ようやく目を覚ましたか・・・ミジンコが」

 苗木「・・・ボク、負けちゃったんだ・・・」

 十神「まぁ俺に傷を負わせただけでも善戦したほうだろうな」

 苗木「・・・・・・・・・ハァ」

 十神「凡人が・・・『円』はできるくせに他の技術がまるでなっちゃいない
   とくに疑わしいものには『凝』を使う・・・この基本ができるだけで
   さっきの戦いは全く別の展開へ向かえたはずだ」

 苗木「・・・・・・・・・」

 十神「しばらくは錬の練習でもしていろ、ミジンコ」

 苗木「ハイ・・・」

 ガチャ

 苗木「やっぱりまだまだ勝てなかったか・・・」

 ガチャ

 苗木「あれ?十神クン?忘れ物?」

 霧切「苗木くん・・・」

 苗木「霧切りさん?どうかしたの?」

 霧切「お互い、頑張りましょう」
 ↑
 結局『円』ができなかった

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