美人局

霧「苗木君」
苗「どうしたの?霧切さん」
霧「『美人局』この漢字読めるかしら?」
苗「えーっと…びじんきょく…?」
霧「そう読むと思ったわ…これは『つつもたせ』って読むの」
苗「つつもたせ…?それって、どういう意味なの?」
霧「よくある恐喝の手口の一つよ…」
霧「まず、『かも』となる男性をある女性が誘惑して部屋やホテルに連れ込む。
そこに、あらかじめその女性と打ち合わせしていた別の男が現れ、かもの男性を脅迫するのよ。
『俺の女に何するんだ』って具合にね…」
苗「へぇ、そうやってお金を請求することを『美人局』って言うんだ」
霧「ええ、そうよ。だから苗木君も気をつけてね」
苗「うん…って、なんで僕?」
霧「だって、バカ正直なあなたならあっさり騙されそうだもの…」
苗「ひ、ひどいな、霧切さん…僕だってそう簡単に他人の誘いに乗ったりしないよ」
霧「へぇ、そう…じゃあ、私が誘ったらどうするの?」
苗「『私』って、霧切さんは知り合いじゃないか」
霧「知り合いの誘いならいいの?」
苗「誰でも、ってわけじゃないけど…霧切さんなら信用できるし」
霧「本当に…私が誘ったら…来てくれるのね…?
その…部屋とかホテルとか…そういう、所でも…」
苗「えっ?」

苗「いいっ、いや!そういうこととは思ってなくて!えっと、その、ば、場所によるっていうか、やっぱ僕たちも未成年だし、
その、そ、そういうことはきちんと段階を踏んでから」
霧「ふふっ…冗談よ」
苗「」
霧「だから言ったじゃない…あなたなら簡単に騙されるって…」
苗「」
霧「女の子には気をつけてね、バカ正直の苗木君…」


知らない人にホイホイ付いていくのは大変危険です。


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