七海 「お腹空いちゃったな...」
日向 「そうだな、もう昼だしなんか食べるか?」
七海 「うん。でも私、たまには花村君以外の人の手料理も食べてみたいな...って思うよ?」
日向 「う~ん、でも頼んだところで作ってくれるような奴がいるのか?」
七海 「ジー...」
日向 「...」
七海 「...」
日向 「...何が食べたいんだ?」
七海 「作ってくれるの?」
日向 「そのつもりだったんだろ」
七海 「フフフ、やっぱり分かっちゃうか」
日向 「当たり前だ。どれだけ一緒にいると思ってんだ」
七海 「じゃあね、私今まで誰かと料理を作ったことが無かったから、日向君にいろいろ教えて欲しいな」
日向 「二人で作るのか? じゃあまずはエプロンから探しに行くか」
七海 「うん! ついでに材料も買って行こうよ」
日向 「そうだな」
七海 「楽しみだね」
日向 「あぁ、それで結局、何が食べたいんだ?」
七海 「...あー、日向君が作ったお味噌汁を食べたいかな?」
日向 「味噌汁? いいぞ」
七海 「...やっぱり鈍感の日向君には分からないか」
日向 「ん? 何か言ったか?」
七海 「ううん、何でもない。 早く行こうよ」
日向 「あ、あぁ...」
七海 (日向君...いつか気づいてね)
最終更新:2014年11月04日 14:49