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ダンジョン・マスター(DM)とは

ダンジョン・マスター(以下DM)は、参加者の1人でありながら、「ゲームの進行を取り仕切る」という映画の総監督および審判のような役回りになる。一般的にDMはゲームのシナリオを用意し、プレイヤーをまとめつつ、ルールを運用し、ゲームを展開する。


同じゲームの参加者であるプレイヤーと比較すると、「事前の準備」「ゲームの進行」「各プレイヤーへの配慮」等、その労力は大きい。故に、プレイヤー専門でゲームマスターはやらない、という人も少なくない。しかしながら自分で作成したシナリオをプレイヤーが一喜一憂しながら楽しんでもらえるということは他のゲームでは滅多に味合うことのできないものであり、労力に見合うものと言えるのではないだろうか。

DMに求められること


  • ゲームの準備
  • モンスターに代表される敵役や様々なNPC、物語の舞台(街、ダンジョン等)を用意する。
  • ゲームの中核をなす物語の流れ・ギミック等(シナリオと呼ばれるものなど)を用意する。
  • ゲームの進行
  • 準備したシナリオを元に、プレイヤーに対して情景や状況の説明・描写・演出を行う。
  • シナリオやルールに基づき、プレイヤーが決めたプレイヤーキャラクター(PC)の行動に対応する。必要なら、プレイヤーをそれとなく誘導する。
(想定外の行動をプレイヤーが取った場合、適宜アドリブにて対応する)
  • ルールを適切に運用し、ルール想定外の事態については状況に応じて柔軟に対応する。
  • NPCがいる場合、それらを適切に運用する。
  • 各プレイヤーへの配慮
  • プレイヤーが望む事を汲み取り、可能であれば反映する。
  • 特定のプレイヤーを贔屓せず、差別的にも扱わず、全プレイヤーに公平であるよう留意する。
※ウィキペディアより転用
最終更新:2010年11月29日 17:16