CFLAGとは
システム上におけるCFLAGの扱い
CFLAGとは、キャラクターそれぞれに設定されている固有フラグのこと。
- CFLAGには便宜上、2種類が存在する。
- 共通(システム)CFLAG
- 全キャラ共通で使われるCFLAGの事を指す。
- 口上CFLAG
- 各キャラ・各口上それぞれが独自に定義できるCFLAGを指す。
- 共通(システム)CFLAG
例:(全てシステムFLAG)
- 売却条件を満たした場合、CFLAG:1(売却可能フラグ)が立つ。
- 調教により依存度が変動した場合、CFLAG:2(依存度)に記録される。
- 契約をして売却不可条件を満たした場合、CFLAG:7(売却不可フラグ)が立つ。
- 調教を通じてストレスが溜まっている場合、CFLAG:10(ストレス値)に数字が書き込まれる。
CFLAGの特性
- CFLAGは独立性が保証されている。
- 例えばAというキャラでCFLAG800をどう定義・使用しても、
BのCFLAG800においては影響しない。
つまり、同じCFLAG800にAとBで全く違う仕様を持たせることも出来る - あるキャラのCFLAGに何らかの数値が代入されても、
他のキャラの同じCFLAGには全く影響を与えない。
- 例えばAというキャラでCFLAG800をどう定義・使用しても、
- CFLAGはABL・BASE・TALENTと比べると設定出来る条件が多いので自由度が高い。
なのでフラグとしての利用方法はバラエティーに富んでいる。
というより、それらの配列の定義からは漏れる「その他のフラグ」となる。 - ひとつのCFLAGは複数の役割を持つことが出来ない。
役割ごとに別のフラグを使用する必要がある。
口上内でのCFLAGの扱い
- CFLAG:200-999がera側で口上用として確保されている領域である。
口上用CFLAGとシステムCFLAGの変数の仕様は同じだが、口上においては性質が違っている。 - CFLAG自体は基本的に使用方法は定義されておらず、バリアント制作者がCflag.csvに記述して定義する必要がある。
- Cflag.csvに乗っている定義→システムCFLAGと考えると理解しやすい
- 口上テンプレートで設定されている口上CFLAGを利用する場合、利用方法は予めテンプレによって定められている。
- 口上テンプレをそのまま利用する場合、
口上制作者が口上用として独自に使っていい領域として、CFLAG800-999の領域が確保されている。
しかしこのCFLAG800-999の領域はあくまで推奨であり、自由な裁量で仕様を変更することが可能である。
- 口上テンプレをそのまま利用する場合、
- 口上CFLAGの場合、システムCFLAGと違って、文字列による指定が不可能。
というより、口上によって定義が違う「非共有変数」なので、
Cflag.csvを用いて定義することが許されない。注意。
扱い方
- CFLAG:X:N の形式で記述する。(Xはキャラ登録番号、Nはフラグ番号を示す)
- 第一引数(X)を省略した場合はTARGET(調教対象)が参照される
共通CFLAGの場合
- 第二引数(N)は数字のほか、文字列での指定も可能。
というか、設定ミスなどのバグ防止のため後者での書き方を推奨。- 例:CFLAG:1ではなく、CFLAG:売却可能と記述することが望まれる
共通CFLAGとして定義されている内容は、csvフォルダ内のCFLAG.csvにおいて記述されているもの。
なので、内容についてはそれを参照されたし。
なので、内容についてはそれを参照されたし。
口上CFLAGの場合
- 第二引数は数字で指定する。
CFLAG新規設定における注意点
CFLAG領域について
- CFLAG領域的には200-999の範囲全てを使えることになっている。が、
200-799は口上テンプレで使用されている。
テンプレを利用する場合、この領域のフラグを操作するのは新規追加ではなく、
既存のものを変更することになるので注意されたし - 800-999は「テンプレにおいて独自に新規追加する場合、推奨される領域」となっている。
つまり、テンプレを使う場合、200-999のうち、800-999に関しては気楽にフラグを追加できる領域となっている
ただし、場合によっては200-799の既存のフラグを改変したほうがよいので
テンプレの定義領域の内容も把握しておくとよいだろう
- 上記のとおり、CFLAGはやや特殊な性格を持つので、ほかの配列が適当そうな場合はそちらを選択する方がスマート。
- 追加機能パッチなどで新規にCFLAGを利用する場合、Cflag.csvに定義することを忘れないようにする。
(Cflag.csvに記述=共有変数=システムFLAGとなる。またフラグの重複も防止できるので便利)- 当然、上記の注意点は共通システムとして用いる場合のもの。
口上の場合は、指定された領域内であれば、ほとんど制限はない
- 当然、上記の注意点は共通システムとして用いる場合のもの。