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 それからいくつもの親戚の家を、転々と移動させられた。

どこへ行っても右腕のことに気づくと

すぐに家を追い出されてしまっていた。

その間にも俺の右腕の力は、両親を追い詰めるように

どんどん、どんどん大きなものになっていった。


父親:もう、無理だ・・・でも、殺せない・・・

母親:殺したくない・・・ッ!


そんな中、両親が出会ったのは・・・


旅商人の男:その子、私が引き取りましょう。


旅商人を名乗る、奴隷商売人シルバだった。

他に渡すところがない両親は、シルバが奴隷商売人だとわかった上で

迷わず俺を、シルバに売った。


      • 恨んでなんかない、そうするしかなかったし

ましてやこの右腕を持って生まれた俺にそんな資格はなかったから。



 シルバの元へ行っても、俺の右腕の力は弱まるどころか

またさらに強いものになっていった。

でもシルバはそんな俺を見ても、何も怒らなかった。

むしろ悦んでいたように思う。

きっと奴隷として売り出す際に得をするのだろう、

と思っていたが実際は

あらゆる闇商売を上手く行うための武器にしたかったようだ。
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