ストーリー


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ストーリー


大まかな流れです。

Chapter 1

リバティー・シティへ

某日、夜。主人公ニコ・べリック(Nikolai Bellic)は、リバティー・シティ(Liberty City、以下LC)に向かう貨物船の中で、期待に胸をふくらませていた。同地でアメリカンドリームをつかみ、巨万の富を築き上げたという従兄弟のローマン・ベリック(Roman Bellic)に会いにいくためだ。波間のむこうにLCの夜景が見えている。到着を目前にして、ニコは航海をともにした仲間ホッサン(Hossan)と、あの夜景の中にあふれた夢を語り合う。アメリカンドリーム。その言葉はニコに、まだ知らない金の輝きや毛皮の手触りを思わせた。ニコは送られてくるメールに書かれた従兄弟がいかに裕福な生活をしているか、そして自分が彼の従兄弟であることがいかに誇らしいかを叫んだ。ボスニア紛争後、ニコはまともな人生を歩んでいなかった。おれの従兄弟が成功し、そしておれを呼んでいる。さび付いた人生の転換期がきたと、ニコは確信していた。
船は港へ錨を下ろし、ニコはゆっくりと船を降りた。汚れたタクシーのヘッドランプがニコを照らす。タクシーから降りてきた太った男。ローマンである。彼は酒に酔っているのか、千鳥足のままよりかかるようにニコを抱きしめた。ニコ!会いたかった!酒臭い息に顔をしかめながら、それでも従兄弟に無事会えた喜びをかみしめるニコ。ローマンは昨夜のお祭り騒ぎは素晴らしかった、と、アメリカはチャンスの国だ、と、ろれつの回らない舌でうたう。足取りのおぼつかないローマンは、ニコにクルマの運転を任せ、俺の家へ行こう、と言った。
ローマンの言う“豪邸”へ向かって車を走らせるニコ。軽く酩酊したローマンの舌がよく回る。きらびやかな彼の話に胸をおどらせながら、ニコはその“豪邸”に車を止めた。ニコは初めて違和感を感じた。そこは、豪邸とは似ても似つかないぼろアパートだったのだ。ガード下の道路に面したアパートのドアは粉塵にまみれ、部屋に上がる階段の手すりは錆びて赤茶けている。部屋に入るやいなや、ローマンが床を這うゴキブリを踏みつけた。うちに住むなら家賃を払えってな!ゴキブリにそう吐き捨て、ローマンは何でもないかのように、ニコに苦笑いを向けた。
この従兄弟がアメリカンドリームを手にした、というのは真っ赤な嘘だったのだ。ニコは唐突に現実を突きつけられていた。さらにローマンは嘘だけでは飽き足らず、多額の借金さえ背負っていた。取立てから逃げ続け、質の悪い零細タクシー会社を営む日々。危険な目にも遭っていた。アメリカンドリームから遠く離れた生活。彼もまた、人生の波に溺れかけていた。そしてローマンはニコをはめたのだ。タフなニコを、自分のボディガードとして動かすために。

Chapter 2

人脈の構築

ローマンの憧れの女性、マロリーに呼ばれて、South Bohanのとある施設を訪れたニコ。そこにはマロリーとダンサー達、そして彼女らの指揮を執るマニー(Manny Escuela)の姿があった。彼はニコにストリートの事情を話し、治安の回復を実現するために掃除が必要だと訴える。ニコに付きまとうカメラマンを鬱陶しがりつつも、マニーの熱意に免じたニコは協力を約束する。ニコは売人の車を尾行し、アジトの敵を一掃した(ESCUELA OF THE STREETS)。
別の日、またしてもマロリーに呼ばれるニコ。そのマンションへ行くと、巨大な女性エリザベータ(Elizabeta Torres)とアイルランド系ギャングパッキー(Patrick McReary)、そしてニコを呼び出したマロリーがいた。エリザベータはプエルトリコ系の麻薬ディーラーで、自身もドラッグに溺れる危険な人物である。彼女は、パッキーが控えている取引の相手が信用できないことをニコに話す。依頼を引き受けたニコは取引場所付近のビルの屋上で待機。エリザベータの言うとおり取引は失敗したが、ニコは調達してもらったスナイパーライフルを駆使してパッキーを無事救出した。この一件がありパッキーはニコに一目を置くようになる(LUCK OF THE IRISH)。
ニコはエリザベータを通し、プレイボーイX(Trey Stewart)とも知り合う。彼の薬物売買の取引に同伴したニコは、プレイボーイXに仕事を求める。その取引は警察の罠だったようで、迫り来る特殊部隊の攻撃も凌ぎ2人は何とか生き延びる(BLOW YOUR COVER)。

大切な人

ある日、ニコは尋常ではない剣幕でエリザベータに電話で呼び出された。彼女のマンションへ駆けつけると、そこにはジェイコブとエリザベータが言い争う姿があった。事情を聞くと、彼女のコカインが何者かに盗み出され、その何者かがジェイコブが紹介してきた男達だと決め付け、ジェイコブを激しているという。ニコはジェイコブのために溜まり場と化した廃墟の病院へ行き、激しい銃撃戦の中なんとかしてコカインを取り戻した。駆けつけてきた大勢の特殊部隊の攻撃と追跡を回避しジェイコブの元までコカインを配達したニコ。しかし彼は意外な人物を目にする。
恋人のミシェルだ。ニコは「お前のいるところじゃない」と諭すが、ミシェルは本当のことを曝け出した。彼女は政府の元で働いている人間で、ニコの危険な行動を監視するのが仕事だった、と。彼女自身も罪悪感を覚えているようだったが、今まで本当の愛する人だったと信じていた人間に裏切られたショックは大きかった。ミシェルは自分の雇用主がニコの力を必要していることを告げるとその場を後にした(THE SNOW STORM)。

エリザベータの悲劇

エリザベータは、周囲に警察がうろつき自分が捕まりそうなことを悟り、不安に陥っていた。さらに今まで信用してきた相手がネズミ(密告者)であることに怒り狂っていた。明らかに平衡を失っているエリザベータの元に突然訪ねて来たのは、マニーと彼のカメラマンだ。彼らはエリザベータに「余計なことをしやがって、ストリートから出てけ!」と挑発的な訴えをする。怒りが頂点に達したエリザベータは拳銃を手にし2人の頭を見事に打ち抜いてしまったのだ。
2人の遺体をエリザベータの愛車に積み、医者の所まで運転することを任されたニコ。当然、合法の医者の病院へ運ばれる訳はないと分かっていた。目的地にいたのは袖が血にまみれたいかにも怪しげな男。人身売買をしているという男は訊く。「自然死か?」ニコはこう答えた。「勿論だ、頭部に銃弾がめり込んでるなんて、この町じゃ自然なことだろ」男は遺体を引き取り去った(HAVE A HEART)。
その後、エリザベータはムショ行きが確実となった。。。

ノース・ホーランド・ハスラーズの2人

かつて仕事を与えてきた人間がニコの前から姿を消し、金が要るニコは新たな雇用主、つまりミッションを与えてくれる相手をあたる。LCの中枢都市が位置する島、Algonquinに乗り込んだニコは、かつてエリザベータを通じて知り合ったアフリカ系のギャングプレイボーイXを訪ねる。「これは俺の町だ」LCを手中に収めたかのように振舞うプレイボーイX。そこへ現れたのが、かつてLCを支配していたギャング“North Holland Hustlers”のボスであった男、ドウェイン(Dwayne Forge)だ。
刑務所から出てきたばかりというドウェインは、ニコに幾つかの仕事を頼む。かつて貢いでいた恋人の彼氏がドウェインの金をくすねていたことが分かり、それを取り返した(RUFF RIDER)。そして更に、かつて通いつめていた“紳士のクラブ”の経営者を始末したのだった(UNDRESS TO KILL)。
プレイボーイXの仕事もこなしたニコは、彼に呼び出されることになる。実は、ドウェインの出所後以降、2人の関係は良くなかったのだ。プレイボーイはドウェインに殺されるという危機感まで抱いている。しかし、ドウェインも同様だった。2人はそれぞれがニコに、それぞれを殺害する依頼をする。どちらもかつて仕事をくれた仲間だ。どちらにせよ苦渋の決断となるが、ニコは意を決してある人の家へ向かう(THE HOLLAND PLAY)。

Xマークに行った場合

プレイボーイはニコの早すぎる帰還に驚いた。しかも、ニコはドウェインを殺していないと言うのだ。まさかとは思ったが、そのまさかが的中することになろうとは、彼も、彼の部下のギャング達も思わなかったであろう。
プレイボーイが部屋を後にすると、銃撃戦の火蓋が落とされた。激しい戦いの末、ニコは一目散に逃げ出したプレイボーイを追う。マンションを脱出すると、彼の仲間が駆けつけ、ニコに銃弾を浴びせた。しかしニコは果敢にそれを避け、プレイボーイに詰め寄った。
「X印が付いてた方を選んでやったのさ」
ニコは引き金を引いた。

Dマークに行った場合

ドウェインのアパートは綺麗ではない。床にはゴキブリ、廊下は落書きまみれである。彼の出所後の哀れな有様が露呈する様子であった。ドウェインの部屋には老いぼれた男とドウェインがいた。バットを持って襲い掛かってくる老人を捌き、ニコはドウェインに銃を向ける。そしてニコは殺す人間を間違えたのかもしれない、と彼の苦しみを感じた。それは奇しくも自分と重なるのであった。

探している人間

ニコはミシェルからの電話を受け取った。「誰だお前」裏切り者に対して、露骨に嫌そうな声を出す。しかしミシェルはお構いなしに用件を口にし、雇用主の所在を明かした。Algonquinの高層ビルに呼び出されたニコは、そのミシェルの雇用主、ユー・エル・ペーパー(U.L. Paper)と名乗る男に会いに来る。そこへミシェルが現れ、そしてミシェルというのは偽名で本名がカレン(Karen)であることを明かす。衝撃を隠せないニコ。オフィスの扉の向こうには男性が座っていた。
いかにも大物らしい彼は、いくつかの任務を与えた。完了すれば、ニコの犯罪歴を抹消し、さらにニコを裏切り大量の仲間を死なせたにっくき相手を捜索することを約束したのだ。無論、ニコが仕事に梃子摺るまでもなく、ユー・エル・ペーパーはニコの犯罪歴抹消と探している人間の調査に乗り出した。

マクリアリー兄弟

Algonquin南部の海岸にあるレストラン。そこにニコを呼び出したのは、フランシス(Francis McReary)刑事。LCPDの警官であり部下に慕われる存在でありながら、自身は穢れた男であった。ニコは多数の犯罪を犯してきている。それを見逃してやる代わりに自分にとって都合の悪い人間を始末しろと命令するのだ。仕方なく協力を約束するニコ。フランシスを脅迫する揺すり屋(CALL AND COLLECT)から訴訟を起こそうとしている弁護士(FINAL INTERVIEW)、果ては麻薬の売人(LURE)まで様々な人間を消すことになった。
そして再びコンタクトを取り合うことになるのがパッキーである。奇しくも彼とフランシスは兄弟関係であるが、兄が警官であるのに対し弟のパッキーは麻薬に溺れるアイリッシュギャングであった。港へ奇襲しトラックを奪ったり(HARBORING A GRUDGE)、古い倉庫で銃撃戦に身を投じたり(WASTE NOT WANT KNOTS)、ハチャメチャな行為を重ねつつニコとパッキーの友情は深まっていく。
あるとき、パッキーは長男のデリック(Derrick McReary)と友人の聖・マイケル(Saint Micheal)と銀行強盗を企てる。ニコも参加することになり、4人は車で銀行へ行く。金庫に爆弾を仕掛け、爆発まで60秒という状態で、床に伏せていた一般客が反逆を起こしマイケルを射殺。一般客は直ぐに抹殺されたが、ニコ達は1人の仲間をここで失ってしまう。金庫が爆破されると、急いで金を回収し、脱出に図る。N.O.O.S.E.特殊部隊ほか多数の警官に包囲されたニコ達は、銃撃戦を繰り広げ、なんと地下鉄の線路に飛び降りる。待ち伏せていた特殊部隊隊員も倒し、別の駅から脱出、3人は無事に逃亡するのであった(THREE LEAF CLOVER)。
大金を手にしたニコ。しかし、ニコが得たものは25万ドルだけではなかった。パッキーの妹のケイト(Kate McReary)がパッキーの仲介を通じてニコとの交際を始めたのだ。