ま行の本編用語集




【三原の加護】

 仮面ライダー555からの参加者である三原修二は、このロワでは特別な守りが働いているのではないかと噂されている。

 三原は登場話において、マーダーであった桐生豪に狙われてしまい、危機に陥っている所をリュウタロスに救われた。ただし、参戦時期の都合からして彼は気弱な一般人でしかなく、リュウタロスの特訓を受ける羽目になってしまう。
 その結果、他の参加者としばらく関わることはなかったが、他のエリアで繰り広げられていたどの乱戦にも巻き込まれることがなく、第一回放送を乗り越えることに成功した。唯一、合流したのは間宮麗奈だけだが、特にトラブルは起こっていない。

 放送後、津上翔一城戸真司と出会い、また753たちも病院に訪れて、一同は平和な時間を過ごす。多少のトラブルはあったものの、三原だけでなく三原と同行した参加者全員も戦闘に巻き込まれずに済んだ。
 この時点で、三原は戦闘はおろか変身すらもまともに行っておらず、リュウタロスの特訓による筋肉痛を除けばダメージすら受けていない。既に同作品の参加者が負傷または死亡している状況を踏まえると、三原は非常に恵まれているだろう。
 総司&753&翔太郎VSガドル、【アルティメットフォームvsキングフォーム】、パドライド・ウォーを始めとしたあらゆる戦闘にも三原は巻き込まれることはない。西エリアの激闘に怯えながらも、麗奈たちと共にいようと決意していた。
 臆病ながらも周りを思いやり、自分にできることと向き合う彼の心の強さを示しながら、第二回放送を乗り越えた。

 このまま空気のままで居続けるかと思いきや……彼に大きな転換点が訪れる。
 病院に訪れる危険人物の中に、なんとあの【テラー浅倉】が含まれており、真司&麗奈&リュウタロスと力を合わせて立ち向かう。だが、追い詰められた浅倉はテラー・ドーパントに変身して、テラーフィールドで麗奈たちを苦しめる中……実は特異体質が備わっていた三原だけが、テラーに立ち向かうことができていた!
 ダグバやアポロガイストすらも怯えさせたテラーフィールドに耐えながら、仲間たちとの絆を胸にルシファーズハンマーを放ち、見事に浅倉を打ち倒した。仮面ライダーWにおいて恐怖の象徴とされていたテラーに打ち勝ったのは、なかなかの快挙だろう。

 その後、三原たちは乃木怜治との遭遇までに2時間近くも誰とも会うことがなく、そのまま変身制限が解除されてしまった。一方で、753たちは西の病院に戻るも、キングの襲撃に遭って、また総司が翔一を殺害するという惨劇が起きてしまう。
 病院から三原が離れてしまったことで悲劇が起きてしまったが、同行したメンバーの死亡フラグを回避させる体質を三原は持っているのかもしれない。ちなみに乃木がカッシスワームの力を振るった際も、三原だけは特に気にされることがないまま、門矢士の登場によりメンバーは危機を乗り越えていた。

 開始前の参加者議論においても、三原が参加する名簿は一つもなかったにも関わらず、最後の調整でようやく参加者になる。開始前議論の時点で、三原は死亡フラグを最後まで回避し続けようとしたのか。
 そしてなんと初期の予約スレでは、擬態天道園田真理と共に、何故か北崎が間違えて予約されたこともあった。北崎が予約されたことで、三原は参加していたことを書き手にすらステルスしていた説も平成ライダーロワ語りにて語られていた。
 (ちなみに、もしも北崎が本当に参加していたら555の世界からの参加者は8人。全参戦作品の中でもトップの参戦人数になってしまう。)*1

 他にも、放送の度に設定される禁止エリアには、三原が登場話で配置されていたサーキット場は含まれることがない。ちなみにサーキット場に関わった参加者は第三回放送までの時点でたった3人。三原は参加者だけでなく、関わったエリアすらも平和にする説をより強めてしまう。
 また、過去にはヤムチャロワでも三原が参加者になっていたが、支給品のドラゴンボールで神龍に頼んで一人だけロワから生還したこともある。やはり、彼の加護は他ロワにおいても健在で、三原を守るだけでなくヤムチャ様が優勝する後押しにもなったはずだ。

 そんな三原は第三回放送後、仲間達と共にアークオルフェノクと戦うことになったが、原作555のラスボスを前にどんな活躍を見せてくれるのか!?

 三原達はアークオルフェノクと、そして新たに乱入したカッシスワーム ディアボリウスの圧倒的な強さに押されてしまい、リュウタロスと真司が倒れてしまう。そして三原は失意のまま戦線を離脱するが、その先で出会った小野寺ユウスケの影響で再びみんなの元に戻ると……死んだと思われていたリュウタロスがいつの間にか憑依していた!
 三原ことR修二はランスに変身して、真司・麗奈・ユウスケの三人を助けることに成功する。だが、そのままナイトサバイブやガタックとの連携攻撃でアークオルフェノクにダメージを与えていくが、そこに村上ことローズオルフェノクの襲撃により、三原は気を失ってしまった。
 目覚めた直後、ずっと一緒にいたリュウタロスの命は残り僅かとなっていて、三原に対して激励を遺しながらこの世を去ってしまう。悲しみと疑問に溺れそうになるも、リュウタロス達の絆を胸に三原は立ち上がり、彼はファイズとなって村上が変身するカイザとの戦いに身を投じた。

 三原は強い優しさを持っているからこそ、悲しみや恐怖に負けずに立ち上がることができたのだろう。そんな三原のことを、士と名護さんは総司に並ぶほどに成長することを期待していた。
 事実、既に三原は555の世界が生きる人類にとって最後の希望となっており、三原と村上の戦いが人類とオルフェノクの未来を左右することになる。種族の存亡という使命感を彼自身は持たないかもしれないが、既に三原の背中には数え切れないほどの命が背負われていた。
 もしかしたら、既に三原は士と名護さんの想像を超えるほどに成長したかもしれない。でも、三原が成長することは正しかったので、やっぱり名護さんは最高です!

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2019年12月18日 06:52

*1 また参加者として登場した場合、ライダーロワシリーズ皆勤にもなるはずだった。