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*カテゴリーK◆7pf62HiyTE 「要するにそれぞれの世界を懸けてのバトルファイトといった所か」  D-1にある病院ロビー、眼鏡の青年が名簿や支給品を確認しつつそう口にした。  彼の正体は人間ではない。  彼のいる世界では生物の種の繁栄を懸けた戦いが行われている。  生物の始祖たる不死の生命体アンデッド53体によって繰り広げられるバトルファイトだ。彼もまたその参加者の1人なのだ。  彼はギラファノコギリクワガタの祖ギラファアンデッド、人間態としての姿は金居と呼ばれており、名簿にもその名前で書かれている。  例外はあるが、アンデッドは自らの種の繁栄の為にバトルファイトに勝利しようとしている。当然、金居も自らの種の繁栄の為に戦っている。  しかし、金居はある理由から今回のバトルファイトでは能動的に戦おうとはしていなかった。  その理由は今回のバトルファイトは天王寺によって歪められたバトルファイトであったからだ。  本来のバトルファイトはアンデッド同士のみによって行われ、敗者となったアンデッドは現れた封印の石モノリスによって封印される。  だが、今回は勝敗が決してもモノリスは現れない。故にアンデッド同士では勝利する事も敗北する事もない。  封印が可能なのはモノリス無しに単身で封印を行う事が出来る参加者の中でもイレギュラーな存在ともいうべきジョーカー、  そして、人間達を脅かすアンデッドを封印するためにBOARDによって作られたその世界の仮面ライダーだけであった。 「さてどうするか……」  金居の目的は自らの種の繁栄、繁栄させるべき世界が消失してしまっては当然その目的を達成させる事は出来ない。  故に望むのは自分の世界の勝利である。当然、自身が生還するのは言うまでもない。 「一番の相違点は本来敵である連中が味方だという点だな」  今回の戦いは同じ世界の出身の参加者が1つのチームとなっている。つまり、自分の世界の仮面ライダーやアンデッドと力を合わせ他の世界の参加者を打倒しなければならないという事だ。だが、 「連中と組むのは難しいだろうな」  ブレイドやギャレンといった仮面ライダーが大ショッカーなる連中に言われるまま他の世界の参加者を殺すとは到底思えない。  むしろ逆に大ショッカーを打倒する為、他の世界の仮面ライダーと組む事を考えるはずだ。  また、ジョーカー等他のアンデッドの場合はアンデッドの本能から考えやはり自分と敵対する可能性が高い。実際、襲ってきたカテゴリーQを説得したり、ジョーカーと取引を持ちかけたりしても頑として聞いてもらえなかった。  これらを踏まえ、他の世界の参加者を倒すために自分の世界の仮面ライダーやアンデッドと組む事は難しいだろう。  では、たった1人でどうやって戦い抜けば良いだろうか?  死神博士なる者の説明によればそれぞれの世界にブレイド達と同じ様な仮面ライダーや自分達アンデッドに相当する怪人がいるらしい。  当然、その中には自分に匹敵、あるいは凌駕する程の実力を誇る者もいるだろう。  金居自身負けるつもりはないが、そう易々と勝ち残らせてくれるとも思えない。 「いや、方法はあるな」  ここで目線を変えてみよう。  死神博士によれば仮面ライダーとそれに敵対する組織や怪人の存在とその戦いが世界崩壊の要因であり、崩壊を阻止するためにこの殺し合いを催したと言っていた。  故に参加者として選ばれるのは仮面ライダーとそれに敵対する怪人という事になる。  自分の世界においては仮面ライダーがブレイド達、怪人が金居達アンデッドという事になる。  となれば他の世界に置いても同じ事が言えるだろう。  つまり、他の世界でもその世界の仮面ライダーと、その仮面ライダーと敵対する怪人達が参加者として連れて来られている事になる。  だが、果たして他の世界の連中が自らの世界の為に本来は敵である者と組む事など簡単に出来るだろうか?  自分を例にしてもわかる通り、本来敵同士の連中が組む事など容易ではない。  金居の狙いはそこなのだ。他の世界における因縁を利用して潰し合わせれば良いという事だ。  同じ世界の仲間同士潰し合わせ疲弊した所を仕留める、そうすれば自ずと自分の世界の勝利が近付く。 「その為に必要なものは……情報だ」  だが、現状では絵に描いた餅でしかない。自分の世界の常識だけで他の世界を決めつける事は愚行以外の何物でもない。  他の世界を潰すにしても情報が無ければ手の打ち様もない。  故に当面は能動的に参加者を襲撃せず、情報集めに専念する。他の世界の情報が集まれば自ずと次の方針も見えてくるだろう。  表向きは大ショッカーを倒すつもりだと装えばある程度は信用される、そうなれば情報を得る事も出来るだろう。  勿論、相手が襲撃してきたならば対処するつもりだ。並の相手に負けるつもりは毛頭無い。  自分の世界の仮面ライダーであるブレイド達に対してはこの場で争うつもりは無いと説明すれば戦いは避けられるだろう。場合によっては利用する事も出来る筈だ。  ジョーカーといったアンデッドに関しては正直この場では出会いたくはない。下手に遭遇して戦いになって消耗するのは避けたい所だ。 「それにしても大ショッカーか……」  その最中、金居の関心は大ショッカーの科学力に向いていた。連中の言葉を全て鵜呑みにするつもりは無いがその科学力は本物と判断して良い。 「アンデッドである俺を参加者にしたという事は……俺の敗北はイコール封印という事だろう」  前述の通り、金居の世界のバトルファイトでは敗北しただけでは決して死ぬ事も封印される事もない。封印出来るのはジョーカーと金居の世界の仮面ライダーであるブレイド達だけだ。  だが、それをそのまま適応してしまえば他の世界の参加者が圧倒的に不利という事になる。  それを踏まえるならば、自分達アンデッドの敗北は封印という事になる。分かり易く言えば人間に置ける致死量のダメージを受ければ封印されるという事だ。  恐らく今この場で強引に首輪を外そうとして首輪を爆破されてしまえばその時点で封印されるだろう、分かり切った事を試すつもりはないが。  しかし金居は別段悲観していない。逆を言えばこの場では自分でもアンデッドを封印する事が可能という事を意味している。撤退するしか無かったジョーカーを打ち破り封印する事も出来るという事だ。  また、同じ事は他の世界の参加者にも言える。他の世界の怪人がいかに強大で場合によっては不死身に近かったとしてもこの場では倒す事が可能だという事だ。  条件が同じならば後は立ち回り方で勝負が決まる、その勝負に負けるつもりは全く無い。  だがそれ故に大ショッカーが気になるのだ。数多の仮面ライダーや怪人達に気付かれる事無く瞬時に拉致し首輪を付けたという立ち回り、強大以外の何物でもない。  それ故に、その大ショッカーを打倒しようとする仮面ライダー達の選択は愚行であると言えよう。打倒せんとする意志だけで立ち向かった所で返り討ちに遭うのが関の山だ。  素直に従い、自身の世界を守るためにこの殺し合いに乗った方がある意味では利口ではある。  しかし一方で別の懸念もある。  仮にこの戦いに勝利し自分の世界を存続させる事が出来、同時に金居自身が後々バトルファイトに勝利し自らの種を繁栄させた所でそれは本当に勝利と言えるのだろうか?  結局の所、その延長にあるのは大ショッカーの支配でしか無いのでは? ギラファノコギリクワガタの楽園を作ったとしてもその実体は大ショッカーによって支配される世界でしかないと言えるのでは?  金居にとってそれは享受出来る事ではない。現状では連中に従うつもりだが、大ショッカーの存在をこのままにしておくつもりもない。  故に、大ショッカーに関する情報も集めておきたい所だ。連中の謎が掴めれば現状では雲を掴む話とも言える打倒の可能性も見えてくる。上手く行けば連中の技術を手に入れる事も出来るだろう。  連中の技術を手に入れれば他の世界をも自分達の楽園に出来るかも知れない。 「だが、それを易々許す相手でもないな」  とはいえ、それこそ机上の空論以前の妄想でしかない。だからこそ現状は大ショッカーの指示通り自分の世界を守る為に他の世界の連中を打倒するつもりだ。  勿論、それに平行して前述の通り大ショッカーの情報も集めるつもりだ。しかし彼等との戦いは仮面ライダー達に任せておけばよい。  連中が大ショッカーを打倒するならそれで良し、逆に返り討ちに遭っても障害が減るわけなのでそれでも構わない。 「せいぜい俺の平和の為に戦ってくれよ、仮面ライダー達」  人間達の平和ではなく、自分の平和の為に戦ってくれる事を僅かに期待しつつ、アンデッドの王の戦いが始まろうとしていた。 【1日目 昼】 【D-1 病院】 【金居@仮面ライダー剣】 【時間軸】第42話終了後 【状態】健康 【装備】無し 【道具】支給品一式、、不明支給品×3(確認済み) 【思考・状況】 1:自分の世界の勝利を目指す為、他の世界の参加者同士で潰し合わせる。能動的に戦うつもりはない。 2:他の世界、及び大ショッカーの情報を集める。 3:自分の世界の仮面ライダーは利用出来るなら利用する。アンデッドには遭遇したくない。 【備考】 ※アンデッドが致命傷を受ければ封印(=カード化)されると考えています。 |016:[[滂沱]]|投下順|018:[[白の鬼札]]| |016:[[滂沱]]|時系列順|018:[[白の鬼札]]| |&color(cyan){GAME START}|[[金居]]|037:[[敵か味方か?]]| ----
*カテゴリーK◆7pf62HiyTE 「要するにそれぞれの世界を懸けてのバトルファイトといった所か」  D-1にある病院ロビー、眼鏡の青年が名簿や支給品を確認しつつそう口にした。  彼の正体は人間ではない。  彼のいる世界では生物の種の繁栄を懸けた戦いが行われている。  生物の始祖たる不死の生命体アンデッド53体によって繰り広げられるバトルファイトだ。彼もまたその参加者の1人なのだ。  彼はギラファノコギリクワガタの祖ギラファアンデッド、人間態としての姿は金居と呼ばれており、名簿にもその名前で書かれている。  例外はあるが、アンデッドは自らの種の繁栄の為にバトルファイトに勝利しようとしている。当然、金居も自らの種の繁栄の為に戦っている。  しかし、金居はある理由から今回のバトルファイトでは能動的に戦おうとはしていなかった。  その理由は今回のバトルファイトは天王寺によって歪められたバトルファイトであったからだ。  本来のバトルファイトはアンデッド同士のみによって行われ、敗者となったアンデッドは現れた封印の石モノリスによって封印される。  だが、今回は勝敗が決してもモノリスは現れない。故にアンデッド同士では勝利する事も敗北する事もない。  封印が可能なのはモノリス無しに単身で封印を行う事が出来る参加者の中でもイレギュラーな存在ともいうべきジョーカー、  そして、人間達を脅かすアンデッドを封印するためにBOARDによって作られたその世界の仮面ライダーだけであった。 「さてどうするか……」  金居の目的は自らの種の繁栄、繁栄させるべき世界が消失してしまっては当然その目的を達成させる事は出来ない。  故に望むのは自分の世界の勝利である。当然、自身が生還するのは言うまでもない。 「一番の相違点は本来敵である連中が味方だという点だな」  今回の戦いは同じ世界の出身の参加者が1つのチームとなっている。つまり、自分の世界の仮面ライダーやアンデッドと力を合わせ他の世界の参加者を打倒しなければならないという事だ。だが、 「連中と組むのは難しいだろうな」  ブレイドやギャレンといった仮面ライダーが大ショッカーなる連中に言われるまま他の世界の参加者を殺すとは到底思えない。  むしろ逆に大ショッカーを打倒する為、他の世界の仮面ライダーと組む事を考えるはずだ。  また、ジョーカー等他のアンデッドの場合はアンデッドの本能から考えやはり自分と敵対する可能性が高い。実際、襲ってきたカテゴリーQを説得したり、ジョーカーと取引を持ちかけたりしても頑として聞いてもらえなかった。  これらを踏まえ、他の世界の参加者を倒すために自分の世界の仮面ライダーやアンデッドと組む事は難しいだろう。  では、たった1人でどうやって戦い抜けば良いだろうか?  死神博士なる者の説明によればそれぞれの世界にブレイド達と同じ様な仮面ライダーや自分達アンデッドに相当する怪人がいるらしい。  当然、その中には自分に匹敵、あるいは凌駕する程の実力を誇る者もいるだろう。  金居自身負けるつもりはないが、そう易々と勝ち残らせてくれるとも思えない。 「いや、方法はあるな」  ここで目線を変えてみよう。  死神博士によれば仮面ライダーとそれに敵対する組織や怪人の存在とその戦いが世界崩壊の要因であり、崩壊を阻止するためにこの殺し合いを催したと言っていた。  故に参加者として選ばれるのは仮面ライダーとそれに敵対する怪人という事になる。  自分の世界においては仮面ライダーがブレイド達、怪人が金居達アンデッドという事になる。  となれば他の世界に置いても同じ事が言えるだろう。  つまり、他の世界でもその世界の仮面ライダーと、その仮面ライダーと敵対する怪人達が参加者として連れて来られている事になる。  だが、果たして他の世界の連中が自らの世界の為に本来は敵である者と組む事など簡単に出来るだろうか?  自分を例にしてもわかる通り、本来敵同士の連中が組む事など容易ではない。  金居の狙いはそこなのだ。他の世界における因縁を利用して潰し合わせれば良いという事だ。  同じ世界の仲間同士潰し合わせ疲弊した所を仕留める、そうすれば自ずと自分の世界の勝利が近付く。 「その為に必要なものは……情報だ」  だが、現状では絵に描いた餅でしかない。自分の世界の常識だけで他の世界を決めつける事は愚行以外の何物でもない。  他の世界を潰すにしても情報が無ければ手の打ち様もない。  故に当面は能動的に参加者を襲撃せず、情報集めに専念する。他の世界の情報が集まれば自ずと次の方針も見えてくるだろう。  表向きは大ショッカーを倒すつもりだと装えばある程度は信用される、そうなれば情報を得る事も出来るだろう。  勿論、相手が襲撃してきたならば対処するつもりだ。並の相手に負けるつもりは毛頭無い。  自分の世界の仮面ライダーであるブレイド達に対してはこの場で争うつもりは無いと説明すれば戦いは避けられるだろう。場合によっては利用する事も出来る筈だ。  ジョーカーといったアンデッドに関しては正直この場では出会いたくはない。下手に遭遇して戦いになって消耗するのは避けたい所だ。 「それにしても大ショッカーか……」  その最中、金居の関心は大ショッカーの科学力に向いていた。連中の言葉を全て鵜呑みにするつもりは無いがその科学力は本物と判断して良い。 「アンデッドである俺を参加者にしたという事は……俺の敗北はイコール封印という事だろう」  前述の通り、金居の世界のバトルファイトでは敗北しただけでは決して死ぬ事も封印される事もない。封印出来るのはジョーカーと金居の世界の仮面ライダーであるブレイド達だけだ。  だが、それをそのまま適応してしまえば他の世界の参加者が圧倒的に不利という事になる。  それを踏まえるならば、自分達アンデッドの敗北は封印という事になる。分かり易く言えば人間に置ける致死量のダメージを受ければ封印されるという事だ。  恐らく今この場で強引に首輪を外そうとして首輪を爆破されてしまえばその時点で封印されるだろう、分かり切った事を試すつもりはないが。  しかし金居は別段悲観していない。逆を言えばこの場では自分でもアンデッドを封印する事が可能という事を意味している。撤退するしか無かったジョーカーを打ち破り封印する事も出来るという事だ。  また、同じ事は他の世界の参加者にも言える。他の世界の怪人がいかに強大で場合によっては不死身に近かったとしてもこの場では倒す事が可能だという事だ。  条件が同じならば後は立ち回り方で勝負が決まる、その勝負に負けるつもりは全く無い。  だがそれ故に大ショッカーが気になるのだ。数多の仮面ライダーや怪人達に気付かれる事無く瞬時に拉致し首輪を付けたという立ち回り、強大以外の何物でもない。  それ故に、その大ショッカーを打倒しようとする仮面ライダー達の選択は愚行であると言えよう。打倒せんとする意志だけで立ち向かった所で返り討ちに遭うのが関の山だ。  素直に従い、自身の世界を守るためにこの殺し合いに乗った方がある意味では利口ではある。  しかし一方で別の懸念もある。  仮にこの戦いに勝利し自分の世界を存続させる事が出来、同時に金居自身が後々バトルファイトに勝利し自らの種を繁栄させた所でそれは本当に勝利と言えるのだろうか?  結局の所、その延長にあるのは大ショッカーの支配でしか無いのでは? ギラファノコギリクワガタの楽園を作ったとしてもその実体は大ショッカーによって支配される世界でしかないと言えるのでは?  金居にとってそれは享受出来る事ではない。現状では連中に従うつもりだが、大ショッカーの存在をこのままにしておくつもりもない。  故に、大ショッカーに関する情報も集めておきたい所だ。連中の謎が掴めれば現状では雲を掴む話とも言える打倒の可能性も見えてくる。上手く行けば連中の技術を手に入れる事も出来るだろう。  連中の技術を手に入れれば他の世界をも自分達の楽園に出来るかも知れない。 「だが、それを易々許す相手でもないな」  とはいえ、それこそ机上の空論以前の妄想でしかない。だからこそ現状は大ショッカーの指示通り自分の世界を守る為に他の世界の連中を打倒するつもりだ。  勿論、それに平行して前述の通り大ショッカーの情報も集めるつもりだ。しかし彼等との戦いは仮面ライダー達に任せておけばよい。  連中が大ショッカーを打倒するならそれで良し、逆に返り討ちに遭っても障害が減るわけなのでそれでも構わない。 「せいぜい俺の平和の為に戦ってくれよ、仮面ライダー達」  人間達の平和ではなく、自分の平和の為に戦ってくれる事を僅かに期待しつつ、アンデッドの王の戦いが始まろうとしていた。 【1日目 日中】 【D-1 病院】 【金居@仮面ライダー剣】 【時間軸】第42話終了後 【状態】健康 【装備】無し 【道具】支給品一式、、不明支給品×3(確認済み) 【思考・状況】 1:自分の世界の勝利を目指す為、他の世界の参加者同士で潰し合わせる。能動的に戦うつもりはない。 2:他の世界、及び大ショッカーの情報を集める。 3:自分の世界の仮面ライダーは利用出来るなら利用する。アンデッドには遭遇したくない。 【備考】 ※アンデッドが致命傷を受ければ封印(=カード化)されると考えています。 |016:[[滂沱]]|投下順|018:[[白の鬼札]]| |016:[[滂沱]]|時系列順|018:[[白の鬼札]]| |&color(cyan){GAME START}|[[金居]]|037:[[敵か味方か?]]| ----

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