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時(いま)を越えて…」(2011/03/24 (木) 22:06:21) の最新版変更点

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*時(いま)を越えて… ◆7pf62HiyTE 『ライダーの戦いはこの3日の内に決着を付けなければ全て終わるという事だ、お前達は願いを叶える事は出来ない』  神崎士郎は生き残った自分達にこう言い放った。元々仮面ライダーの戦いは願いを叶える為の戦いである。 『願いねぇ』  だが、自分にとってはそもそも願いなど考えた事もない。戦える相手と戦うだけだ。 『残ったライダーはオーディンを除いてお前達3人だ』  そう思った矢先、神崎は信じがたい事を口にした。 『待てよ、北岡はどうした?』  自分はそう聞き返す。 『ここに来なければ脱落と見なす。3人いれば十分だろう、始めろ! 最後の1人を決めろ』  だが、神崎は来なかった北岡秀一に構うことなく戦えと言い放つ。 『……やるか……戦いが終わるのはつまらんが……勝ち残って戦いを願うのも良い……』  自分はそう口にした。結局神崎の妹が来たが為に戦いにはならなかった――  だが、神崎の妹を追いかけた城戸真司や秋山連を追いかけて戦う気にはなれず―― 『北岡……脱落だと……? させるかよ……』  そう口にして自分は北岡の事務所に向かったが奴に会う事は出来ずイライラした。  モンスターの群を倒しても倒してもイライラは決して晴れる事は無かった。  その後残る2人である真司や蓮とも戦うことなく最後の1日を迎え、 『ははははっ……会いたかったぜ北岡……変身!』  ようやく会えた北岡と戦う事が出来た――そして、  ──FINAL VENT──  その一撃を北岡が変身した仮面ライダーゾルダに叩き込む事が出来た。だが―― 『北岡……北岡!』  何かがおかしい、同時にどことなくイライラを感じた。そして、ゾルダの変身が解除された時現れたのは―― 『先生……また……うまいもん買って帰ります……』  北岡ではなかった――  そして満たされぬままイライラを抱え鉄パイプ一本で外へ出た自分は――待ち伏せていた警察機動隊によって撃たれ――  死んだ――    ▽   ▲   ▽   ▲   ▽   ▲ 「馬鹿馬鹿しい……イライラするぜ……」  ゆっくりと浅倉威は意識を取り戻した。そして意識を手放す前の事を思い返していった。  異常なまでにイライラした自分は見つけた5人の男と戦った。  その中でも一番の獲物は冠とマントを付けたモンスターへと変身した男だった。  だが、その男は突然逃げ出したので自分はそれを追いかけた。  偶然にも男が逃げた方向は自分が元いた場所に近い方向だった。お陰で探す事自体は容易だった。  そして見つけた男が持っていた見慣れないメモリを奪うと共に喰らい、そのまま男をボコボコに殴り倒した。  イライラも少し晴れた所で元いた場所へ戻り休んだわけだが、どうやら思った以上に疲れていたらしくそのまま少し眠っていたらしい。  そして先程の夢を見ていたのだろう。 「変な夢だ……」  その夢は自分の体験した仮面ライダーの戦いの最後の3日間の事だった。  一見すると自分の体験を夢という形で見たという事だろう。  だが、明らかにおかしいのだ。 「何故、俺はあそこまで北岡に拘っていたんだ……?」  夢の中の自分は異常なまでに北岡に執着していた。戦うだけなら真司や蓮で事足る。何故あそこまで北岡に執着していたというのだ?  確かに北岡には色々と怨みはあるがあそこまで拘ってはいなかった。北岡に限らず誰でも構わず戦いイライラが晴れればそれで良かった筈だ。  それ以前に、夢の経験は自分がこの地に来る前に起こった事と大分異なってるのだ。  確かに現実でも神崎にタイムリミットは伝えられてはいた。  だが自分の知る限りあの場には自分達3人だけではなく北岡も脱落する事無く来ていた。そして、神崎の話では残り6人という話だった。  そして自分は北岡に拘る事無く何時ものように戦った。特に生き残りの1人であり自分が殺した女性の妹である霧島美穂が自分へ仇討ちすべく積極的に向かって来たので嬉々として奴と戦ったが、 「そうだ、あの時……」  美穂が変身した仮面ライダーファムを追いつめ、自身の3体の契約モンスターを融合させたジェノサイダーのファイナルベントドゥームズデイを仕掛けようとした。  だが別の仮面ライダーの横槍が入った事で失敗に終わり、奴のファイナルベントによってジェノサイダーは撃破された。  モンスターを失った事で力を失い、美穂によってあっさりとデッキは破壊され変身が解除された。 『死ぬのか? 俺が? この……俺が……ははははは……』  それでも、美穂を倒すべく喰らいついたがミラーワールド内部では長い間存在出来るわけもない。そのまま自身の身体は消滅―― 「気が付いたら新たな戦いか……」  意識を取り戻した時、目の前には死神博士なる老人がいて、そいつが戦えと言った。  結局の所、取り仕切っているのが神崎ではなく大ショッカーに変わっていただけでやる事は今までと同じ、仮面ライダー同士で戦えという話だ。  世界がどうこう言っていたがそんな事はどうでも良い。  先の戦いでのイライラがあったが為、難しい話など頭に入っていない。戦いの場に送られた後はイライラを解消するべく戦いを求め彷徨った。  そして、先の戦いを経て今に至るというわけだ。  浅倉はパンを頬張りながら自身のカードデッキを確かめる。先の戦いでモンスターを失った筈だったがデッキにはモンスターのカードは収まっている。  但し、後に契約した筈のメタルゲラス、エビルダイバーのカードは無くなってはいた。つまり、2体とは契約していない状態だが浅倉は別段気にしてはいない。  続いて、名簿を眺め始める。もっとも浅倉にとっては基本誰でも構わない為只の気紛れでしかないが。  名簿を見た所、真司と蓮、更に北岡の名前を確認した。連中がいるのは当然なので別に気にする必要はない。  更に東條悟という小者もいたがコイツに関してはどうでも良いだろう。ちなみに本来ならば既に退場している筈なのだが浅倉はその事について全く気にしていない。  そして―― 「あの女ぁ……」  自分を倒した美穂の名前を見つけた。奴を倒す事で一度倒されたイライラを晴らす。更に、 「そして奴をな……」  あの時美穂を助けジェノサイダーを倒した仮面ライダー黒い龍騎も倒そうと考えていた。  奴こそが神崎の言った最後の1人だろう。正体が誰かはわからないが間違いなく奴もここにいる筈だ。  ちなみに浅倉は黒い龍騎の正体が龍騎に変身する城戸だとは全く考えていない。  黒い龍騎の戦い振りが戦いを止める等とバカばかり言う城戸のやり口じゃない事は浅倉でもわかっているからだ。似たモンスターと契約した仮面ライダーというだけだろう。  その最中、デイパックの中にからあるものを取り出す。 「インペラーか……何故ここに……?」  それは13人いる仮面ライダーの1人インペラーのデッキだった。  ちなみに浅倉に支給された支給品は3つ。この地に来てすぐに確認はしているが先に触れた通りイライラが頂点に達していた為、これまで全く思考が回らなかったのだ。  さて、浅倉の知る限りインペラーは既に退場済み、ここにデッキがある筈が――と思ったものの破壊された筈の自身のデッキがある以上、あってもおかしくはないと結論付けた。  それについて深く考える事もなくインペラーのデッキをデイパックの中に戻した。 「腹も膨れた……行くか……」  そして浅倉は新たな戦いを求め行動を開始する。真司、蓮、北岡、霧島、黒い龍騎、そしてまだ見ぬ仮面ライダー共と戦う為に――  自らの支給品の1つであるバイクのエンジンを起動させ走り出す。  バイクは基本ミラーワールドでの移動手段であるライドシューターぐらいしか使っていないが、使う分には問題ないだろう。  先に触れた通り、この場所は浅倉のスタート地点だ。そこに浅倉の支給品の1つが置かれていた。  そう、浅倉の支給品の1つはデイパックには収まらない程大型のもの、それはバイクだ。浅倉には名護啓介同様バイクが支給されていたのだ。  そのバイクはある街の探偵が駆る黒と緑のバイク。元々は街を泣かせる組織が開発したものだったがある一件で探偵が奪取、  ハードボイルドに対する憧れから探偵はそのバイクに対しある名を付けた――  その名はハードボイルダー、  本来は人々を泣かせる邪悪を倒す探偵の仮面ライダーが所持する筈のそれを、人々を泣かせる邪悪な犯罪者の仮面ライダーに支給されたのはある種の皮肉かも知れない――  なお、ハードボイルダーのスペックは従来のバイクを遙かに凌駕し常人では扱う事は困難。  身体一つで警官達をなぎ倒せる程の身体能力を誇る浅倉であってもそう簡単に扱える代物ではない。  それでも浅倉はそれを扱おうし、普通に走れる様になった。 「コイツ……イライラさせるなよ……」  当然その足は速くいつしかF-7、F-6、E-6を越えE-5へと入っていった。  時刻は4時より数分前――  浅倉は向かい風の中を突き進む――  OVER THE TIMES――  時(いま)を越えるかの様に―― 「待っていろ……仮面ライダァー!!」 【1日目 午後】 【E-5 道路】 【浅倉威@仮面ライダー龍騎】 【時間軸】劇場版 死亡後 【状態】疲労(小)、仮面ライダー王蛇に5分変身不可 【装備】カードデッキ(王蛇)@仮面ライダー龍騎、ハードボイルダー@仮面ライダーW 【道具】支給品一式、カードデッキ(インペラー)@仮面ライダー龍騎、ランダム支給品×1(確認済) 【思考・状況】 1:イライラを晴らすべく仮面ライダーと戦う。 2:特に美穂、黒い龍騎(リュウガ)は自分で倒す。 3:殴るか殴られるかしてないと落ち着かない、故に誰でも良いから戦いたい。 |051:[[綺想曲♭もう一人のカブトと音也]]|投下順|053:[[強魔(前編)]]| |051:[[綺想曲♭もう一人のカブトと音也]]|時系列順|054:[[閃光の刻]]| |034:[[動き出す闇]]|[[浅倉威]]|| ----
*時(いま)を越えて… ◆7pf62HiyTE 『ライダーの戦いはこの3日の内に決着を付けなければ全て終わるという事だ、お前達は願いを叶える事は出来ない』  神崎士郎は生き残った自分達にこう言い放った。元々仮面ライダーの戦いは願いを叶える為の戦いである。 『願いねぇ』  だが、自分にとってはそもそも願いなど考えた事もない。戦える相手と戦うだけだ。 『残ったライダーはオーディンを除いてお前達3人だ』  そう思った矢先、神崎は信じがたい事を口にした。 『待てよ、北岡はどうした?』  自分はそう聞き返す。 『ここに来なければ脱落と見なす。3人いれば十分だろう、始めろ! 最後の1人を決めろ』  だが、神崎は来なかった北岡秀一に構うことなく戦えと言い放つ。 『……やるか……戦いが終わるのはつまらんが……勝ち残って戦いを願うのも良い……』  自分はそう口にした。結局神崎の妹が来たが為に戦いにはならなかった――  だが、神崎の妹を追いかけた城戸真司や秋山連を追いかけて戦う気にはなれず―― 『北岡……脱落だと……? させるかよ……』  そう口にして自分は北岡の事務所に向かったが奴に会う事は出来ずイライラした。  モンスターの群を倒しても倒してもイライラは決して晴れる事は無かった。  その後残る2人である真司や蓮とも戦うことなく最後の1日を迎え、 『ははははっ……会いたかったぜ北岡……変身!』  ようやく会えた北岡と戦う事が出来た――そして、  ──FINAL VENT──  その一撃を北岡が変身した仮面ライダーゾルダに叩き込む事が出来た。だが―― 『北岡……北岡!』  何かがおかしい、同時にどことなくイライラを感じた。そして、ゾルダの変身が解除された時現れたのは―― 『先生……また……うまいもん買って帰ります……』  北岡ではなかった――  そして満たされぬままイライラを抱え鉄パイプ一本で外へ出た自分は――待ち伏せていた警察機動隊によって撃たれ――  死んだ――    ▽   ▲   ▽   ▲   ▽   ▲ 「馬鹿馬鹿しい……イライラするぜ……」  ゆっくりと浅倉威は意識を取り戻した。そして意識を手放す前の事を思い返していった。  異常なまでにイライラした自分は見つけた5人の男と戦った。  その中でも一番の獲物は冠とマントを付けたモンスターへと変身した男だった。  だが、その男は突然逃げ出したので自分はそれを追いかけた。  偶然にも男が逃げた方向は自分が元いた場所に近い方向だった。お陰で探す事自体は容易だった。  そして見つけた男が持っていた見慣れないメモリを奪うと共に喰らい、そのまま男をボコボコに殴り倒した。  イライラも少し晴れた所で元いた場所へ戻り休んだわけだが、どうやら思った以上に疲れていたらしくそのまま少し眠っていたらしい。  そして先程の夢を見ていたのだろう。 「変な夢だ……」  その夢は自分の体験した仮面ライダーの戦いの最後の3日間の事だった。  一見すると自分の体験を夢という形で見たという事だろう。  だが、明らかにおかしいのだ。 「何故、俺はあそこまで北岡に拘っていたんだ……?」  夢の中の自分は異常なまでに北岡に執着していた。戦うだけなら真司や蓮で事足る。何故あそこまで北岡に執着していたというのだ?  確かに北岡には色々と怨みはあるがあそこまで拘ってはいなかった。北岡に限らず誰でも構わず戦いイライラが晴れればそれで良かった筈だ。  それ以前に、夢の経験は自分がこの地に来る前に起こった事と大分異なってるのだ。  確かに現実でも神崎にタイムリミットは伝えられてはいた。  だが自分の知る限りあの場には自分達3人だけではなく北岡も脱落する事無く来ていた。そして、神崎の話では残り6人という話だった。  そして自分は北岡に拘る事無く何時ものように戦った。特に生き残りの1人であり自分が殺した女性の妹である霧島美穂が自分へ仇討ちすべく積極的に向かって来たので嬉々として奴と戦ったが、 「そうだ、あの時……」  美穂が変身した仮面ライダーファムを追いつめ、自身の3体の契約モンスターを融合させたジェノサイダーのファイナルベントドゥームズデイを仕掛けようとした。  だが別の仮面ライダーの横槍が入った事で失敗に終わり、奴のファイナルベントによってジェノサイダーは撃破された。  モンスターを失った事で力を失い、美穂によってあっさりとデッキは破壊され変身が解除された。 『死ぬのか? 俺が? この……俺が……ははははは……』  それでも、美穂を倒すべく喰らいついたがミラーワールド内部では長い間存在出来るわけもない。そのまま自身の身体は消滅―― 「気が付いたら新たな戦いか……」  意識を取り戻した時、目の前には死神博士なる老人がいて、そいつが戦えと言った。  結局の所、取り仕切っているのが神崎ではなく大ショッカーに変わっていただけでやる事は今までと同じ、仮面ライダー同士で戦えという話だ。  世界がどうこう言っていたがそんな事はどうでも良い。  先の戦いでのイライラがあったが為、難しい話など頭に入っていない。戦いの場に送られた後はイライラを解消するべく戦いを求め彷徨った。  そして、先の戦いを経て今に至るというわけだ。  浅倉はパンを頬張りながら自身のカードデッキを確かめる。先の戦いでモンスターを失った筈だったがデッキにはモンスターのカードは収まっている。  但し、後に契約した筈のメタルゲラス、エビルダイバーのカードは無くなってはいた。つまり、2体とは契約していない状態だが浅倉は別段気にしてはいない。  続いて、名簿を眺め始める。もっとも浅倉にとっては基本誰でも構わない為只の気紛れでしかないが。  名簿を見た所、真司と蓮、更に北岡の名前を確認した。連中がいるのは当然なので別に気にする必要はない。  更に東條悟という小者もいたがコイツに関してはどうでも良いだろう。ちなみに本来ならば既に退場している筈なのだが浅倉はその事について全く気にしていない。  そして―― 「あの女ぁ……」  自分を倒した美穂の名前を見つけた。奴を倒す事で一度倒されたイライラを晴らす。更に、 「そして奴をな……」  あの時美穂を助けジェノサイダーを倒した仮面ライダー黒い龍騎も倒そうと考えていた。  奴こそが神崎の言った最後の1人だろう。正体が誰かはわからないが間違いなく奴もここにいる筈だ。  ちなみに浅倉は黒い龍騎の正体が龍騎に変身する城戸だとは全く考えていない。  黒い龍騎の戦い振りが戦いを止める等とバカばかり言う城戸のやり口じゃない事は浅倉でもわかっているからだ。似たモンスターと契約した仮面ライダーというだけだろう。  その最中、デイパックの中にからあるものを取り出す。 「インペラーか……何故ここに……?」  それは13人いる仮面ライダーの1人インペラーのデッキだった。  ちなみに浅倉に支給された支給品は3つ。この地に来てすぐに確認はしているが先に触れた通りイライラが頂点に達していた為、これまで全く思考が回らなかったのだ。  さて、浅倉の知る限りインペラーは既に退場済み、ここにデッキがある筈が――と思ったものの破壊された筈の自身のデッキがある以上、あってもおかしくはないと結論付けた。  それについて深く考える事もなくインペラーのデッキをデイパックの中に戻した。 「腹も膨れた……行くか……」  そして浅倉は新たな戦いを求め行動を開始する。真司、蓮、北岡、霧島、黒い龍騎、そしてまだ見ぬ仮面ライダー共と戦う為に――  自らの支給品の1つであるバイクのエンジンを起動させ走り出す。  バイクは基本ミラーワールドでの移動手段であるライドシューターぐらいしか使っていないが、使う分には問題ないだろう。  先に触れた通り、この場所は浅倉のスタート地点だ。そこに浅倉の支給品の1つが置かれていた。  そう、浅倉の支給品の1つはデイパックには収まらない程大型のもの、それはバイクだ。浅倉には名護啓介同様バイクが支給されていたのだ。  そのバイクはある街の探偵が駆る黒と緑のバイク。元々は街を泣かせる組織が開発したものだったがある一件で探偵が奪取、  ハードボイルドに対する憧れから探偵はそのバイクに対しある名を付けた――  その名はハードボイルダー、  本来は人々を泣かせる邪悪を倒す探偵の仮面ライダーが所持する筈のそれを、人々を泣かせる邪悪な犯罪者の仮面ライダーに支給されたのはある種の皮肉かも知れない――  なお、ハードボイルダーのスペックは従来のバイクを遙かに凌駕し常人では扱う事は困難。  身体一つで警官達をなぎ倒せる程の身体能力を誇る浅倉であってもそう簡単に扱える代物ではない。  それでも浅倉はそれを扱おうし、普通に走れる様になった。 「コイツ……イライラさせるなよ……」  当然その足は速くいつしかF-7、F-6、E-6を越えE-5へと入っていった。  時刻は4時より数分前――  浅倉は向かい風の中を突き進む――  OVER THE TIMES――  時(いま)を越えるかの様に―― 「待っていろ……仮面ライダァー!!」 【1日目 午後】 【E-5 道路】 【浅倉威@仮面ライダー龍騎】 【時間軸】劇場版 死亡後 【状態】疲労(小)、仮面ライダー王蛇に5分変身不可 【装備】カードデッキ(王蛇)@仮面ライダー龍騎、ハードボイルダー@仮面ライダーW 【道具】支給品一式、カードデッキ(インペラー)@仮面ライダー龍騎、ランダム支給品×1(確認済) 【思考・状況】 1:イライラを晴らすべく仮面ライダーと戦う。 2:特に美穂、黒い龍騎(リュウガ)は自分で倒す。 3:殴るか殴られるかしてないと落ち着かない、故に誰でも良いから戦いたい。 |051:[[綺想曲♭もう一人のカブトと音也]]|投下順|053:[[強魔(前編)]]| |051:[[綺想曲♭もう一人のカブトと音也]]|時系列順|054:[[閃光の刻]]| |034:[[動き出す闇]]|[[浅倉威]]|057:[[仕掛けられたB/響き渡る声]]| ----

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