「仕掛けられたB/響き渡る声」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

仕掛けられたB/響き渡る声」(2011/06/29 (水) 14:35:58) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*仕掛けられたB/響き渡る声 ◆LuuKRM2PEg D-5エリアより、空に向かって真っ直ぐと伸びる塔。 日本に住む者なら誰でも知っている建物。 東京タワー。 夕焼けに照らされた事によって、更に赤みを増していた。 天高くそびえ立つ塔。 その上から、声が響く。 『みんなぁーーーー! あたしの話を聞いてーーーーーー!』 機械を通したような、女の声。 それは殺し合いの会場で、広範囲に広がっていった。 声の主はそこから、大きく息を吸い込む。 『こんな戦いはもうやめて! 自分の世界を守りたいからって、他の人達を殺すなんておかしいよ!』 言葉には、熱い思いが感じられた。 この殺し合いを阻止しようと言う意志。 犠牲者を出さないと言う意志。 『仮面ライダーは、みんなのために戦うヒーローでしょ! 少なくとも、あたしの世界ではそうだった!』 塔から響く声は、徐々に荒くなってくる。 大声を出した事によって、肺から酸素が抜け出しているため。 それでも声の主は、叫び続けた。 『だからお願い、東京タワーまで来て! 大ショッカーの言いなりになって戦わないで、一緒に世界を救う方法を探そうよ!』 居場所の部分が、やけに強調される。 彼女の言葉が意味するのは、自分達の居場所を知らせる事。 それを察知させる為には、容易かもしれない。 『こんな戦いを仕組んだ奴らに負けないで! みんなの世界を救うために戦って! 人類の味方、仮面ライダアァァァァァァーーーッ!』 その叫びを最後に、言葉は途切れた。 誰かに妨害されたわけではなくて、自らの意志で。 それは奇しくも、この殺し合いの中で命を散らせた二人の男が、最後に残した言葉と似ていた。 木場勇治と、園崎霧彦。 彼らは大ショッカーによる殺し合いを打ち破り、世界の平和をもたらす事を信じて、この言葉を残した。 仮面ライダーは人類の味方であると。 しかし、ここで叫んだ人物には、そのような思いを持ち合わせていない。 鳴海亜樹子には。 ◆ 「それにしても凄かったわね、貴方の演技」 「……ありがとう」 D-5エリアにそびえ立つ、東京タワーの真下。 霧島美穂は、感心したような笑みを浮かべていた。 対する亜樹子は、全ての力が抜けたような呟きを漏らす。 その手には、白い拡声器が握られていた。 亜樹子自身の支給品である、機械。 それは通常のより音が大きく響いて、大ショッカーが作りだした物らしい。 何故、そのような支給品があるのかは、亜樹子には理解出来なかった。 こんなのを配ったって、殺し合いには何の役にも立たないのに。 しかし美穂は、それを使ってある計画を立てる。 「これで、後はここまで来た連中を、爆弾で吹き飛ばせばいいだけね」 彼女達は乃木怜司が去った後、互いに支給品を見せ合った。 これまで、騒動が重なったためまともに確認する暇がなかったため。 その際に亜樹子のデイバッグから、拡声器を見つける。 そして美穂のデイバッグからは、大ショッカーが生み出した爆弾が十個も出てきた。 説明書によると、リモコンで遠隔操作をするタイプらしい。 それで美穂は、あるプランを立てた。 まず、爆弾を東京タワーのあちこちに仕掛ける。 それから亜樹子が、装甲声刃を使って窓ガラスを割り、拡声器を使って参加者を誘導。 この戦いを阻止しようとする、正義の味方を装って。 最後にはやって来た者達を、隠れて爆弾で吹き飛ばすと言う計画だ。 これだけ大きな声なら、大勢の人間が聞いているはず。 運が良ければ乃木という男や、彼が連れてくると約束した参加者も、まとめて爆風で葬れるかもしれない。 もしも同じ世界の住民がいるなら、適当な理由を付けて爆発の範囲から離れる。 その後に、リモコンのスイッチを入れればいい。 「でも、本当に大丈夫かな……? こんな事したら、やばい奴らも来るんじゃ……」 亜樹子は不安を漏らす。 このプランは、リスクが高いのも確かだった。 拡声器など使って呼び込んだら、殺してくださいと言っているようなもの。 しかし美穂は特に落胆などしていない。 むしろ、チャンスだと考えていた。 「こんな所にいる時点で、今更そんなこと言ったって仕方ないわ」 「でも……」 「大丈夫、これはチャンスなんだから。上手くいけば、厄介な連中をまとめて出し抜けるかもしれないし」 亜樹子を励ますように、美穂は力強く助言する。 恐らく、今の声はほぼ広い範囲で響いているはずだ。 これを聞いて、殺し合いに乗った連中は来るに違いない。 なら、後は獲物が来るのを待てば良いだけだ。 「あ、帰ってきたわ」 美穂と亜樹子の前に、黒い翼と黄色い尾を持つ鳥が現れる。 否、厳密には鳥類のような機械だった。 それは『Wの世界』において、極限の名前を持つガイアメモリ。 仮面ライダーWに眠る、サイクロンジョーカーエクストリームの力を発揮するためのアイテム、エクストリームメモリだった。 元々は財津原蔵王丸に配られた支給品だったが、美穂の手に渡る。 その後は、放送を行っている最中に怪しい人物がいないか、監視を行っていた。 「エクストリーム……」 エクストリームメモリを見て、亜樹子は自身の胸が痛むのを感じる。 自分は、仮面ライダーの名を悪用している事を。 誰かを殺すために、嘘をついた事を。 そしてエクストリームメモリに、それを伝えていない事を。 左翔太郎やフィリップや照井竜なら、こんな事はしないのに。 でも、自分はこんな選択を選んでしまった。 町を守るヒーローの名前を、汚している。 (ううん、こうしないとあたしの世界を守る事なんて出来ない……甘い事なんて、言っちゃ駄目) それでも、亜樹子は自分にそう言い聞かせた。 風都のみんなを守るために。 ここに連れてこられた、自分の世界に生きる人達を助けるために。 ならば、どんな汚い手段でも使うつもりだ。 やるべき事は、それだけ。 「美穂さん、ちょっとエクストリームを使ってもいい?」 「別に良いけど……そんなのどうするの?」 「うん……ちょっとね。エクストリーム、おいでおいで」 そう言い残すと、亜樹子はエクストリームメモリを手招きした。 彼女はポケットから小さな紙を取り出して、足に括り付ける。 「翔太郎君か、フィリップ君か、竜君に届けて」 そして亜樹子はエクストリームメモリに告げた。 答えが言葉で返ってくる事はない。 その代わりのように、鳥の鳴き声のような音がエクストリームメモリから発せられる。 すると、亜樹子の元から離れていって、夕焼けの空に飛び去っていった。 それを見た美穂は、口を開く。 「もしかして、お友達へのメッセージ?」 「……うん」 言葉を交わすと、それっきり二人は黙った。 美穂は特に問いただすつもりはない。 今やるべきことは、獲物を待つ事。 これ以上の詮索は無用だと、察していた。 ◆ 「ククク、なるほど……そういう事か」 同じ頃、東京タワーより少し離れた所では一人の男が笑みを浮かべている。 アポロガイストは仮面ライダーシザースに変身して、変身による時間制限の把握を知り、体を休めていた。 しかしその矢先、すぐ近くの東京タワーから人間の声が聞こえる。 偉大なる大ショッカーの思惑に逆らい、殺し合いを打倒しようと言う戯れ言が。 そのまま、ガイは二人組の女を始末しようとする。 だが、それをすぐに止めた。 女達の真意を、ここで盗み聞き出来たため。 奴らは爆弾を仕掛けて、仮面ライダー達を誘き出そうとしているのだ。 ならば、自分はそれを待てばいい。 「女達よ、なかなかの案だな……ならばこの私も、それに乗らせて貰おうではないか」 放送を聞いたガイもまた、東京タワーの各所にある物を仕掛けていた。 C-5エリアの地下で見つけた、爆弾を。 先程、体を休めていたビルを捜索していたら、最下層にある物を見つけた。 『カブトの世界』に存在する機密組織、ZECTの秘密基地を模したような施設を。 そこで、ZECT製のリモコン式爆弾をいくつか見つけて回収したが、どうにも使い道が思いつかない。 だがその瞬間に、女達の呼びかけが聞こえた。 世界を守ろうとする仮面ライダー達なら、すぐに駆けつけるだろう。 チャンスが来た頃に、爆弾を起爆させればいい。 これだけの火薬ならば、範囲も凄まじいだろう。 もし生きていたとしても、相当のダメージを負っているはずだ。 その時に、自分が力を使って始末すればいい。 (さあ、来るがいい仮面ライダー達よ……お前達を待つ弱き人間を救うためにな!) ガイは笑う。 大ショッカーとZECTという、高度な技術を持つ二つの組織。 その二つが生み出した殺戮の兵器。 一度に爆発させれば、東京タワーどころかエリアの殆どを吹き飛ばせるかもしれない。 それだけの数が、塔の中に仕掛けられていた。 幸いにも、女達には気づかれていない。 ガイは待った。 愚かな仮面ライダー達が、罠にかかるのを。 ◆ エクストリームメモリは、飛んでいた。 主人である左翔太郎やフィリップ。 もしくは彼らの盟友である照井竜。 彼らとの繋がりが深い、鳴海亜樹子のメッセージを届けるために。 彼の足に括り付けられたメモ。 その中には、こう書かれている。 『翔太郎君、フィリップ君、竜君。これを見ている誰かへ、あたしは今強い味方がいるから大丈夫。 だからみんなは、あたしの事を気にしないで他のみんなとの合流だけを考えて。 お願いだから、東京タワーには急がないで』 それが意味するのは、仲間達との合流。 しかし亜樹子の本意は、爆発に巻き込まないための時間稼ぎだった。 三人がこの放送を聞いた可能性は、充分にある。 だから、それに巻き込まないためにエクストリームメモリを使ったのだ。 彼女の真意を、知らない。 エクストリームメモリは、ただ飛んでいた。 主人達との合流を目指して。 ◆ 「ウ……グッ!」 E-5エリアの道路。 そこで一人の男が、獣のような呻き声を漏らしながら蹲っていた。 浅倉威は、獰猛な笑みを浮かべている。 身体の奥底から、焼き付くような熱を感じているため。 まるで、地肌を火で炙られているような激痛。 しかし浅倉は笑っていた。 痛みと同時に、快楽を感じているため。 彼はマゾヒストというわけではない。 痛みとは、誰かと戦っている際に感じられる至高の感覚。 いつ命を奪われるとも知らない、緊張感。 それを乗り越えた際の、例えようもない達成感。 だから浅倉は、痛みを求めていた。 最高の充実感を得るために。 彼はハードボイルダーを動かすのを止めて、ここで痛みを感じていた。 「ハハハッ……ハハハハハッ…………ハハハハハハハハッ!」 やがて、浅倉の瞳は淀む。 それに伴って、体の表面がボコボコと音を鳴らしながら、変化していた。 心臓が大きく鼓動する。 血液が早く流れる。 感情が高ぶる。 力が得られるのを感じる。 最高だ。 もっとだ。 もっとよこせ。 もっと自分に痛みを与えろ。 もっと力が得られる。 もっと生きる喜びを感じられる。 それさえあれば、もう何もいらない。 殺してやる。 全員殺してやる。 参加者も大ショッカーも。 全てを潰す。 そして、また新しい戦いをする。 だから誰でも良いから、俺と戦え! 「ヴヴヴヴゥゥゥゥゥゥヴヴヴヴァァァァァァァァァアアアアアアアアアァァッッ!」 浅倉は両腕を広げながら、大きく咆吼した。 すると彼の身体は、一気に歪んでいく。 その時、不思議な事が起こった。 浅倉の全身が、人の物では無くなる。 顔、身体、四肢、指、臓器。 全てが一瞬の内に、異形へと変化していったのだ。 「ハアッ、ハアッ…………ああっ?」 自分自身に違和感を感じた浅倉は、息を切らしながら両腕を見つめる。 それはいつも見慣れている腕では無く、黒く染まっていた。 彼は近くに備え付けられた、カーブミラーを見上げる。 鏡には、人間が映し出されていなかった。 「こいつは……!」 そこにいるのは、見覚えのある異形の存在。 竜の頭を象ったような青い王冠、そこから棚引く黒いマント、同じ色に染まった筋肉、腹部に刻まれた骸骨の紋章、下半身に覆われた赤いズボン。 それは『Wの世界』に存在する秘密結社、ミュージアムの当主である園咲琉兵衛が、ガイアメモリを使って変身する恐怖のドーパント。 彼はこの世界に放り込まれてから、最初に殺した男の事を思い出す。 USBメモリのような金色の機械を首輪に刺して、自分と戦った。 その際に、鏡に映っている怪物へと姿を変える。 「ハハッ、面白え……!」 変わり果てた自分の姿を見ても、彼は一切悲観していない。 それどころか、喜んでいる。 何故、このような変化を果たしたのか。 浅倉は木野薫を殺す直前、テラーメモリを砕いて食す。 その直後、メモリの中に内蔵された記憶が、彼の全身を駆け巡った。 血管や神経を通じて、テラーの記憶が体内に染み込んでいく。 メモリに内蔵された恐怖は、浅倉という狂った人間に宿った事で、更に増幅。 結果、変身を果たしたのだ。 園崎家が所有するゴールドメモリの中でも、最も強力と呼ばれる存在。 テラー・ドーパントの力を、浅倉威は得る事に成功した。 しかし彼自身がその事実を知る事はないし、知ろうとも思わない。 ただ新たな力を得たという喜びが、テラー・ドーパントを満たしていた。 「ハハハハハ、ハハハハハ、ハハハハハハハッ!」 狂った怪物は笑う。 ただ笑う。 己の欲望のまま笑う。 そこに理性といった物は、一欠片も存在しない。 あるのは狂気。 この一つだった。 やがてテラー・ドーパントの変身は解除される。 一瞬の内に、浅倉の姿へと戻っていった。 彼は全身に流れた毒によって、感情が高ぶったままハードボイルダーに再び跨る。 そして、勢いよくエンジンを回した。 目指すは東京タワー。 先程、あそこからは随分とやかましい声が聞こえた。 これが意味するのは、あそこに参加者がいる事。 加えて他の連中が集まる可能性がある事。 二つの望みを信じて、浅倉はバイクに乗って駆け抜けていった。 本来ならば、ゴールドメモリはガイアドライバーを通さない限り、使用で膨大な疲労を負うリスクがある。 しかし浅倉は体内に取り込んだため、毒に対する免疫が出来ていた。 生物は古来より、体内で病原菌に対抗する機能を、生きるために持っている。 そうして、数多の種族は長い年月を過ごしてきた。 同じように浅倉も、ゴールドメモリに対する免疫機能が、体内で生産される。 結果、彼はテラー・ドーパントに変身するのに、何のリスクも背負う必要が無くなった。 しかしそれで、首輪による制限も無視出来るわけではない。 テラーフィールドが、本来より破れやすくなっている事。 もう一つ、テラー・ドーパントの中に封印された巨大な魔竜、テラードラゴン。 その召喚にもまた、制限が課せられていた。 ミラーモンスターや、仮面ライダーレンゲルの用いるリモートのカードによるアンデッドの出現。 現世に一分間しか姿を現せず、その後は二時間呼び出せない。 それと同様の効果が、テラー・ドーパントにも働いていた。 しかし浅倉がそれを知る事はない。 歪んだ力を得た、彼の往く道は果たして。 ◆ 鳴海亜樹子が自分の世界を救うために、行った呼びかけ。 それはこの広いフィールドに、大きく響いた。 彼女の声に気付く者もいれば、いないかもしれない。 これを聞いた人間が、何を思うのか。 そして罠が仕掛けられた塔に向かった者に、如何なる運命が待ち受けているのか。 まだ、誰にも分からない。 【1日目 夕方】 【D-5 東京タワーの真下】 【霧島美穂@仮面ライダー龍騎】 【時間軸】映画死亡後 【状態】健康 【装備】カードデッキ(ファム)@仮面ライダー龍騎、鉄パイプ@現実 【道具】支給品一式×2、サバイブ「烈火」@仮面ライダー龍騎、爆弾のリモコン@現実、不明支給品×1(確認済み) 【思考・状況】 1:あらゆる手を使い他の世界の参加者を倒す。 2:秋山蓮、北岡秀一、東條悟と接触、協力。 3:浅倉威は許さない、見つけ次第倒す。 4:城戸真司とは会いたいけれど… 5:今は亜樹子を利用して、一緒にステルスとして参加者を減らす。 6:亜樹子と話しながら乃木を待つ。 【鳴海亜樹子@仮面ライダーW】 【時間軸】番組後半 【状態】健康、精神に深い迷い 【装備】ツッコミ用のスリッパ@仮面ライダーW 【道具】支給品一式、装甲声刃@仮面ライダー響鬼、大ショッカー製の拡声器@現実 【思考・状況】 1:風都を護るため、殺し合いに乗る。 2:情を移さないため、あまり人と接触しない。 3:美穂と行動する。人を騙す術を教えてくれるらしいが… 4:良太郎やあきらとはなるべく会いたくない。 5:知り合いと合流し、そのスタンスを知りたい。 6:美穂と話しながら乃木を待つ。 【備考】 ※ 良太郎について、職業:芸人、憑依は芸と誤認しています。 ※ 大ショッカー製の拡声器は、通常の拡声器より強く声が響きます。 【美穂と亜樹子の共通事項】 ※ アポロガイストに気づいていません。 ※ 東京タワーに大ショッカー製の爆弾@現実を仕掛け、参加者が大勢集まったら起爆させる予定です。 ※ その際に、自分の世界の住民は爆風の範囲外まで誘導する予定です。 【アポロガイスト@仮面ライダーディケイド】 【時間軸】死亡後 【状態】健康、シザースに30分変身不可 【装備】シザースのデッキ@仮面ライダー龍騎 【道具】支給品一式、ディスクアニマル(アカネタカ)@仮面ライダー響鬼、インドネシアの魔除けのお面@仮面ライダークウガ、真理の携帯美容師セット@仮面ライダー555、ウェザーメモリ@仮面ライダーW、爆弾のリモコン@仮面ライダーカブト 【思考・状況】 1:大ショッカーの意思通り、全ての敵を倒し、世界を破壊する。 2:参加者の変身アイテムを奪う(たとえ自分の力にならなくても)。 3:まずはここでシザースの制限が解けるのを気長に待つ。 4:ディケイド、牙王はいずれ始末する。 5:全てのライダーと怪人にとって迷惑な存在となる。 6:大勢の参加者が集まったら、爆弾を起動させる。 【備考】 ※スーパーアポロガイストの状態ですが、能力は抑えられています。 ※制限の詳細な時間設定と能力が抑えられていることを、何となく把握しました。 ※メモリの使い方を知りません。 【E-5 道路】 【浅倉威@仮面ライダー龍騎】 【時間軸】劇場版 死亡後 【状態】疲労(小)、興奮状態、テラー・ドーパントに二時間変身不可 【装備】カードデッキ(王蛇)@仮面ライダー龍騎、ハードボイルダー@仮面ライダーW 【道具】支給品一式、カードデッキ(インペラー)@仮面ライダー龍騎、ランダム支給品×1(確認済) 【思考・状況】 1:イライラを晴らすべく仮面ライダーと戦う。 2:特に美穂、黒い龍騎(リュウガ)は自分で倒す。 3:殴るか殴られるかしてないと落ち着かない、故に誰でも良いから戦いたい。 4:東京タワーに向かう。 【備考】 ※テラーメモリを美味しく食べた事により、テラー・ドーパントに変身出来るようになりました。 ※それによる疲労はありません 【制限】 テラーメモリのテラーフィールドの効果は、本来より意志力で破りやすくなっています。 また、受けたキャラの性格・覚悟・意志力によって効き目が大きく変わります。 テラードラゴンの制限は、ミラーモンスターやアンデッドと同じように 一分間しか現世にいられない&その後二時間召喚不可です。 【全体備考】 ※エクストリームメモリ@仮面ライダーWが翔太郎、フィリップ、照井を探しに移動を始めました。 足に亜樹子からのメッセージが括り付けられています。 ※エクストリームメモリがどこに向かうかは、後続の書き手さんにお任せします。 ※D-5エリア 東京タワーには大ショッカー製の爆弾@現実とZECT製の爆弾@仮面ライダーカブトが仕掛けられました。 ※C-5エリア 東京タワーに隣接するビルの地下には、ZECTの秘密基地@仮面ライダーディケイドが存在します。 ※大ショッカー製の拡声器@現実の効果によって、亜樹子の声がかなり広い範囲で響きました。 ※どの程度まで届いたのかは、後続の書き手さんにお任せします。 |056:[[3人×3人×3人(後編)]]|投下順|058:[[Jの男達/世界を守るために]]| |056:[[3人×3人×3人(後編)]]|時系列順|058:[[Jの男達/世界を守るために]]| |045:[[亜樹子オン・ザ・ライ]]|[[霧島美穂]]|| |045:[[亜樹子オン・ザ・ライ]]|[[鳴海亜樹子]]|| |052:[[時(いま)を越えて…]]|[[浅倉威]]|| |043:[[太陽と天候]]|[[アポロガイスト]]|| ----
*仕掛けられたB/響き渡る声 ◆LuuKRM2PEg D-5エリアより、空に向かって真っ直ぐと伸びる塔。 日本に住む者なら誰でも知っている建物。 東京タワー。 夕焼けに照らされた事によって、更に赤みを増していた。 天高くそびえ立つ塔。 その上から、声が響く。 『みんなぁーーーー! あたしの話を聞いてーーーーーー!』 機械を通したような、女の声。 それは殺し合いの会場で、広範囲に広がっていった。 声の主はそこから、大きく息を吸い込む。 『こんな戦いはもうやめて! 自分の世界を守りたいからって、他の人達を殺すなんておかしいよ!』 言葉には、熱い思いが感じられた。 この殺し合いを阻止しようと言う意志。 犠牲者を出さないと言う意志。 『仮面ライダーは、みんなのために戦うヒーローでしょ! 少なくとも、あたしの世界ではそうだった!』 塔から響く声は、徐々に荒くなってくる。 大声を出した事によって、肺から酸素が抜け出しているため。 それでも声の主は、叫び続けた。 『だからお願い、東京タワーまで来て! 大ショッカーの言いなりになって戦わないで、一緒に世界を救う方法を探そうよ!』 居場所の部分が、やけに強調される。 彼女の言葉が意味するのは、自分達の居場所を知らせる事。 それを察知させる為には、容易かもしれない。 『こんな戦いを仕組んだ奴らに負けないで! みんなの世界を救うために戦って! 人類の味方、仮面ライダアァァァァァァーーーッ!』 その叫びを最後に、言葉は途切れた。 誰かに妨害されたわけではなくて、自らの意志で。 それは奇しくも、この殺し合いの中で命を散らせた二人の男が、最後に残した言葉と似ていた。 木場勇治と、園崎霧彦。 彼らは大ショッカーによる殺し合いを打ち破り、世界の平和をもたらす事を信じて、この言葉を残した。 仮面ライダーは人類の味方であると。 しかし、ここで叫んだ人物には、そのような思いを持ち合わせていない。 鳴海亜樹子には。 ◆ 「それにしても凄かったわね、貴方の演技」 「……ありがとう」 D-5エリアにそびえ立つ、東京タワーの真下。 霧島美穂は、感心したような笑みを浮かべていた。 対する亜樹子は、全ての力が抜けたような呟きを漏らす。 その手には、白い拡声器が握られていた。 亜樹子自身の支給品である、機械。 それは通常のより音が大きく響いて、大ショッカーが作りだした物らしい。 何故、そのような支給品があるのかは、亜樹子には理解出来なかった。 こんなのを配ったって、殺し合いには何の役にも立たないのに。 しかし美穂は、それを使ってある計画を立てる。 「これで、後はここまで来た連中を、爆弾で吹き飛ばせばいいだけね」 彼女達は乃木怜司が去った後、互いに支給品を見せ合った。 これまで、騒動が重なったためまともに確認する暇がなかったため。 その際に亜樹子のデイバッグから、拡声器を見つける。 そして美穂のデイバッグからは、大ショッカーが生み出した爆弾が十個も出てきた。 説明書によると、リモコンで遠隔操作をするタイプらしい。 それで美穂は、あるプランを立てた。 まず、爆弾を東京タワーのあちこちに仕掛ける。 それから亜樹子が、装甲声刃を使って窓ガラスを割り、拡声器を使って参加者を誘導。 この戦いを阻止しようとする、正義の味方を装って。 最後にはやって来た者達を、隠れて爆弾で吹き飛ばすと言う計画だ。 これだけ大きな声なら、大勢の人間が聞いているはず。 運が良ければ乃木という男や、彼が連れてくると約束した参加者も、まとめて爆風で葬れるかもしれない。 もしも同じ世界の住民がいるなら、適当な理由を付けて爆発の範囲から離れる。 その後に、リモコンのスイッチを入れればいい。 「でも、本当に大丈夫かな……? こんな事したら、やばい奴らも来るんじゃ……」 亜樹子は不安を漏らす。 このプランは、リスクが高いのも確かだった。 拡声器など使って呼び込んだら、殺してくださいと言っているようなもの。 しかし美穂は特に落胆などしていない。 むしろ、チャンスだと考えていた。 「こんな所にいる時点で、今更そんなこと言ったって仕方ないわ」 「でも……」 「大丈夫、これはチャンスなんだから。上手くいけば、厄介な連中をまとめて出し抜けるかもしれないし」 亜樹子を励ますように、美穂は力強く助言する。 恐らく、今の声はほぼ広い範囲で響いているはずだ。 これを聞いて、殺し合いに乗った連中は来るに違いない。 なら、後は獲物が来るのを待てば良いだけだ。 「あ、帰ってきたわ」 美穂と亜樹子の前に、黒い翼と黄色い尾を持つ鳥が現れる。 否、厳密には鳥類のような機械だった。 それは『Wの世界』において、極限の名前を持つガイアメモリ。 仮面ライダーWに眠る、サイクロンジョーカーエクストリームの力を発揮するためのアイテム、エクストリームメモリだった。 元々は財津原蔵王丸に配られた支給品だったが、美穂の手に渡る。 その後は、放送を行っている最中に怪しい人物がいないか、監視を行っていた。 「エクストリーム……」 エクストリームメモリを見て、亜樹子は自身の胸が痛むのを感じる。 自分は、仮面ライダーの名を悪用している事を。 誰かを殺すために、嘘をついた事を。 そしてエクストリームメモリに、それを伝えていない事を。 左翔太郎やフィリップや照井竜なら、こんな事はしないのに。 でも、自分はこんな選択を選んでしまった。 町を守るヒーローの名前を、汚している。 (ううん、こうしないとあたしの世界を守る事なんて出来ない……甘い事なんて、言っちゃ駄目) それでも、亜樹子は自分にそう言い聞かせた。 風都のみんなを守るために。 ここに連れてこられた、自分の世界に生きる人達を助けるために。 ならば、どんな汚い手段でも使うつもりだ。 やるべき事は、それだけ。 「美穂さん、ちょっとエクストリームを使ってもいい?」 「別に良いけど……そんなのどうするの?」 「うん……ちょっとね。エクストリーム、おいでおいで」 そう言い残すと、亜樹子はエクストリームメモリを手招きした。 彼女はポケットから小さな紙を取り出して、足に括り付ける。 「翔太郎君か、フィリップ君か、竜君に届けて」 そして亜樹子はエクストリームメモリに告げた。 答えが言葉で返ってくる事はない。 その代わりのように、鳥の鳴き声のような音がエクストリームメモリから発せられる。 すると、亜樹子の元から離れていって、夕焼けの空に飛び去っていった。 それを見た美穂は、口を開く。 「もしかして、お友達へのメッセージ?」 「……うん」 言葉を交わすと、それっきり二人は黙った。 美穂は特に問いただすつもりはない。 今やるべきことは、獲物を待つ事。 これ以上の詮索は無用だと、察していた。 ◆ 「ククク、なるほど……そういう事か」 同じ頃、東京タワーより少し離れた所では一人の男が笑みを浮かべている。 アポロガイストは仮面ライダーシザースに変身して、変身による時間制限の把握を知り、体を休めていた。 しかしその矢先、すぐ近くの東京タワーから人間の声が聞こえる。 偉大なる大ショッカーの思惑に逆らい、殺し合いを打倒しようと言う戯れ言が。 そのまま、ガイは二人組の女を始末しようとする。 だが、それをすぐに止めた。 女達の真意を、ここで盗み聞き出来たため。 奴らは爆弾を仕掛けて、仮面ライダー達を誘き出そうとしているのだ。 ならば、自分はそれを待てばいい。 「女達よ、なかなかの案だな……ならばこの私も、それに乗らせて貰おうではないか」 放送を聞いたガイもまた、東京タワーの各所にある物を仕掛けていた。 C-5エリアの地下で見つけた、爆弾を。 先程、体を休めていたビルを捜索していたら、最下層にある物を見つけた。 『カブトの世界』に存在する機密組織、ZECTの秘密基地を模したような施設を。 そこで、ZECT製のリモコン式爆弾をいくつか見つけて回収したが、どうにも使い道が思いつかない。 だがその瞬間に、女達の呼びかけが聞こえた。 世界を守ろうとする仮面ライダー達なら、すぐに駆けつけるだろう。 チャンスが来た頃に、爆弾を起爆させればいい。 これだけの火薬ならば、範囲も凄まじいだろう。 もし生きていたとしても、相当のダメージを負っているはずだ。 その時に、自分が力を使って始末すればいい。 (さあ、来るがいい仮面ライダー達よ……お前達を待つ弱き人間を救うためにな!) ガイは笑う。 大ショッカーとZECTという、高度な技術を持つ二つの組織。 その二つが生み出した殺戮の兵器。 一度に爆発させれば、東京タワーどころかエリアの殆どを吹き飛ばせるかもしれない。 それだけの数が、塔の中に仕掛けられていた。 幸いにも、女達には気づかれていない。 ガイは待った。 愚かな仮面ライダー達が、罠にかかるのを。 ◆ エクストリームメモリは、飛んでいた。 主人である左翔太郎やフィリップ。 もしくは彼らの盟友である照井竜。 彼らとの繋がりが深い、鳴海亜樹子のメッセージを届けるために。 彼の足に括り付けられたメモ。 その中には、こう書かれている。 『翔太郎君、フィリップ君、竜君。これを見ている誰かへ、あたしは今強い味方がいるから大丈夫。 だからみんなは、あたしの事を気にしないで他のみんなとの合流だけを考えて。 お願いだから、東京タワーには急がないで』 それが意味するのは、仲間達との合流。 しかし亜樹子の本意は、爆発に巻き込まないための時間稼ぎだった。 三人がこの放送を聞いた可能性は、充分にある。 だから、それに巻き込まないためにエクストリームメモリを使ったのだ。 彼女の真意を、知らない。 エクストリームメモリは、ただ飛んでいた。 主人達との合流を目指して。 ◆ 「ウ……グッ!」 E-5エリアの道路。 そこで一人の男が、獣のような呻き声を漏らしながら蹲っていた。 浅倉威は、獰猛な笑みを浮かべている。 身体の奥底から、焼き付くような熱を感じているため。 まるで、地肌を火で炙られているような激痛。 しかし浅倉は笑っていた。 痛みと同時に、快楽を感じているため。 彼はマゾヒストというわけではない。 痛みとは、誰かと戦っている際に感じられる至高の感覚。 いつ命を奪われるとも知らない、緊張感。 それを乗り越えた際の、例えようもない達成感。 だから浅倉は、痛みを求めていた。 最高の充実感を得るために。 彼はハードボイルダーを動かすのを止めて、ここで痛みを感じていた。 「ハハハッ……ハハハハハッ…………ハハハハハハハハッ!」 やがて、浅倉の瞳は淀む。 それに伴って、体の表面がボコボコと音を鳴らしながら、変化していた。 心臓が大きく鼓動する。 血液が早く流れる。 感情が高ぶる。 力が得られるのを感じる。 最高だ。 もっとだ。 もっとよこせ。 もっと自分に痛みを与えろ。 もっと力が得られる。 もっと生きる喜びを感じられる。 それさえあれば、もう何もいらない。 殺してやる。 全員殺してやる。 参加者も大ショッカーも。 全てを潰す。 そして、また新しい戦いをする。 だから誰でも良いから、俺と戦え! 「ヴヴヴヴゥゥゥゥゥゥヴヴヴヴァァァァァァァァァアアアアアアアアアァァッッ!」 浅倉は両腕を広げながら、大きく咆吼した。 すると彼の身体は、一気に歪んでいく。 その時、不思議な事が起こった。 浅倉の全身が、人の物では無くなる。 顔、身体、四肢、指、臓器。 全てが一瞬の内に、異形へと変化していったのだ。 「ハアッ、ハアッ…………ああっ?」 自分自身に違和感を感じた浅倉は、息を切らしながら両腕を見つめる。 それはいつも見慣れている腕では無く、黒く染まっていた。 彼は近くに備え付けられた、カーブミラーを見上げる。 鏡には、人間が映し出されていなかった。 「こいつは……!」 そこにいるのは、見覚えのある異形の存在。 竜の頭を象ったような青い王冠、そこから棚引く黒いマント、同じ色に染まった筋肉、腹部に刻まれた骸骨の紋章、下半身に覆われた赤いズボン。 それは『Wの世界』に存在する秘密結社、ミュージアムの当主である園咲琉兵衛が、ガイアメモリを使って変身する恐怖のドーパント。 彼はこの世界に放り込まれてから、最初に殺した男の事を思い出す。 USBメモリのような金色の機械を首輪に刺して、自分と戦った。 その際に、鏡に映っている怪物へと姿を変える。 「ハハッ、面白え……!」 変わり果てた自分の姿を見ても、彼は一切悲観していない。 それどころか、喜んでいる。 何故、このような変化を果たしたのか。 浅倉は木野薫を殺す直前、テラーメモリを砕いて食す。 その直後、メモリの中に内蔵された記憶が、彼の全身を駆け巡った。 血管や神経を通じて、テラーの記憶が体内に染み込んでいく。 メモリに内蔵された恐怖は、浅倉という狂った人間に宿った事で、更に増幅。 結果、変身を果たしたのだ。 園崎家が所有するゴールドメモリの中でも、最も強力と呼ばれる存在。 テラー・ドーパントの力を、浅倉威は得る事に成功した。 しかし彼自身がその事実を知る事はないし、知ろうとも思わない。 ただ新たな力を得たという喜びが、テラー・ドーパントを満たしていた。 「ハハハハハ、ハハハハハ、ハハハハハハハッ!」 狂った怪物は笑う。 ただ笑う。 己の欲望のまま笑う。 そこに理性といった物は、一欠片も存在しない。 あるのは狂気。 この一つだった。 やがてテラー・ドーパントの変身は解除される。 一瞬の内に、浅倉の姿へと戻っていった。 彼は全身に流れた毒によって、感情が高ぶったままハードボイルダーに再び跨る。 そして、勢いよくエンジンを回した。 目指すは東京タワー。 先程、あそこからは随分とやかましい声が聞こえた。 これが意味するのは、あそこに参加者がいる事。 加えて他の連中が集まる可能性がある事。 二つの望みを信じて、浅倉はバイクに乗って駆け抜けていった。 本来ならば、ゴールドメモリはガイアドライバーを通さない限り、使用で膨大な疲労を負うリスクがある。 しかし浅倉は体内に取り込んだため、毒に対する免疫が出来ていた。 生物は古来より、体内で病原菌に対抗する機能を、生きるために持っている。 そうして、数多の種族は長い年月を過ごしてきた。 同じように浅倉も、ゴールドメモリに対する免疫機能が、体内で生産される。 結果、彼はテラー・ドーパントに変身するのに、何のリスクも背負う必要が無くなった。 しかしそれで、首輪による制限も無視出来るわけではない。 テラーフィールドが、本来より破れやすくなっている事。 もう一つ、テラー・ドーパントの中に封印された巨大な魔竜、テラードラゴン。 その召喚にもまた、制限が課せられていた。 ミラーモンスターや、仮面ライダーレンゲルの用いるリモートのカードによるアンデッドの出現。 現世に一分間しか姿を現せず、その後は二時間呼び出せない。 それと同様の効果が、テラー・ドーパントにも働いていた。 しかし浅倉がそれを知る事はない。 歪んだ力を得た、彼の往く道は果たして。 ◆ 鳴海亜樹子が自分の世界を救うために、行った呼びかけ。 それはこの広いフィールドに、大きく響いた。 彼女の声に気付く者もいれば、いないかもしれない。 これを聞いた人間が、何を思うのか。 そして罠が仕掛けられた塔に向かった者に、如何なる運命が待ち受けているのか。 まだ、誰にも分からない。 【1日目 夕方】 【D-5 東京タワーの真下】 【霧島美穂@仮面ライダー龍騎】 【時間軸】映画死亡後 【状態】健康 【装備】カードデッキ(ファム)@仮面ライダー龍騎、鉄パイプ@現実 【道具】支給品一式×2、サバイブ「烈火」@仮面ライダー龍騎、爆弾のリモコン@現実、不明支給品×1(確認済み) 【思考・状況】 1:あらゆる手を使い他の世界の参加者を倒す。 2:秋山蓮、北岡秀一、東條悟と接触、協力。 3:浅倉威は許さない、見つけ次第倒す。 4:城戸真司とは会いたいけれど… 5:今は亜樹子を利用して、一緒にステルスとして参加者を減らす。 6:亜樹子と話しながら乃木を待つ。 【鳴海亜樹子@仮面ライダーW】 【時間軸】番組後半 【状態】健康、精神に深い迷い 【装備】ツッコミ用のスリッパ@仮面ライダーW 【道具】支給品一式、装甲声刃@仮面ライダー響鬼、大ショッカー製の拡声器@現実 【思考・状況】 1:風都を護るため、殺し合いに乗る。 2:情を移さないため、あまり人と接触しない。 3:美穂と行動する。人を騙す術を教えてくれるらしいが… 4:良太郎やあきらとはなるべく会いたくない。 5:知り合いと合流し、そのスタンスを知りたい。 6:美穂と話しながら乃木を待つ。 【備考】 ※ 良太郎について、職業:芸人、憑依は芸と誤認しています。 ※ 大ショッカー製の拡声器は、通常の拡声器より強く声が響きます。 【美穂と亜樹子の共通事項】 ※ アポロガイストに気づいていません。 ※ 東京タワーに大ショッカー製の爆弾@現実を仕掛け、参加者が大勢集まったら起爆させる予定です。 ※ その際に、自分の世界の住民は爆風の範囲外まで誘導する予定です。 【アポロガイスト@仮面ライダーディケイド】 【時間軸】死亡後 【状態】健康、シザースに30分変身不可 【装備】シザースのデッキ@仮面ライダー龍騎 【道具】支給品一式、ディスクアニマル(アカネタカ)@仮面ライダー響鬼、インドネシアの魔除けのお面@仮面ライダークウガ、真理の携帯美容師セット@仮面ライダー555、ウェザーメモリ@仮面ライダーW、爆弾のリモコン@仮面ライダーカブト 【思考・状況】 1:大ショッカーの意思通り、全ての敵を倒し、世界を破壊する。 2:参加者の変身アイテムを奪う(たとえ自分の力にならなくても)。 3:まずはここでシザースの制限が解けるのを気長に待つ。 4:ディケイド、牙王はいずれ始末する。 5:全てのライダーと怪人にとって迷惑な存在となる。 6:大勢の参加者が集まったら、爆弾を起動させる。 【備考】 ※スーパーアポロガイストの状態ですが、能力は抑えられています。 ※制限の詳細な時間設定と能力が抑えられていることを、何となく把握しました。 ※メモリの使い方を知りません。 【E-5 道路】 【浅倉威@仮面ライダー龍騎】 【時間軸】劇場版 死亡後 【状態】疲労(小)、興奮状態、テラー・ドーパントに二時間変身不可 【装備】カードデッキ(王蛇)@仮面ライダー龍騎、ハードボイルダー@仮面ライダーW 【道具】支給品一式、カードデッキ(インペラー)@仮面ライダー龍騎、ランダム支給品×1(確認済) 【思考・状況】 1:イライラを晴らすべく仮面ライダーと戦う。 2:特に美穂、黒い龍騎(リュウガ)は自分で倒す。 3:殴るか殴られるかしてないと落ち着かない、故に誰でも良いから戦いたい。 4:東京タワーに向かう。 【備考】 ※テラーメモリを美味しく食べた事により、テラー・ドーパントに変身出来るようになりました。 ※それによる疲労はありません 【制限】 テラーメモリのテラーフィールドの効果は、本来より意志力で破りやすくなっています。 また、受けたキャラの性格・覚悟・意志力によって効き目が大きく変わります。 テラードラゴンの制限は、ミラーモンスターやアンデッドと同じように 一分間しか現世にいられない&その後二時間召喚不可です。 【全体備考】 ※エクストリームメモリ@仮面ライダーWが翔太郎、フィリップ、照井を探しに移動を始めました。 足に亜樹子からのメッセージが括り付けられています。 ※エクストリームメモリがどこに向かうかは、後続の書き手さんにお任せします。 ※D-5エリア 東京タワーには大ショッカー製の爆弾@現実とZECT製の爆弾@仮面ライダーカブトが仕掛けられました。 ※C-5エリア 東京タワーに隣接するビルの地下には、ZECTの秘密基地@仮面ライダーディケイドが存在します。 ※大ショッカー製の拡声器@現実の効果によって、亜樹子の声がかなり広い範囲で響きました。 ※どの程度まで届いたのかは、後続の書き手さんにお任せします。 |056:[[3人×3人×3人(後編)]]|投下順|058:[[Jの男達/世界を守るために]]| |056:[[3人×3人×3人(後編)]]|時系列順|058:[[Jの男達/世界を守るために]]| |045:[[亜樹子オン・ザ・ライ]]|[[霧島美穂]]|068:[[愚者の祭典への前奏曲(第一楽章)]]| |045:[[亜樹子オン・ザ・ライ]]|[[鳴海亜樹子]]|068:[[愚者の祭典への前奏曲(第一楽章)]]| |052:[[時(いま)を越えて…]]|[[浅倉威]]|068:[[愚者の祭典への前奏曲(第一楽章)]]| |043:[[太陽と天候]]|[[アポロガイスト]]|068:[[愚者の祭典への前奏曲(第一楽章)]]| ----

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: