さ行の死亡者名鑑




【財津原蔵王丸】



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   __...'´ ̄ ̄      ≠´                        j二
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名前:財津原蔵王丸(ザンキ)
作品名:仮面ライダー響鬼
登場話数:1
スタンス:対主催
関わりの深い人物:霧島美穂
関わりの深い支給品:音撃真弦・烈斬
変身回数:仮面ライダー斬鬼(1)

Sへの想い/踊る緑の怪人」で初登場。参戦時期は不明。
ブランウイングに襲われる霧島美穂を助けるために斬鬼に変身し、魔化魍を倒すため、人を護るために戦う。
が、ブランウイングは目の前で消滅。美穂には「化け物」と拒絶される。
そこへ現われたのが仮面ライダーギルス=葦原涼であった。彼を「女性を襲う怪人」と認識したギルスは、早速斬鬼と交戦。
相手が悪い人間ではないと知っている斬鬼はいまいち本気が出せず、身を護るような戦い方をしているうちにギルスヒールクロウを受け、致命傷を受けながらも音撃斬・雷電斬震を利用して逃走。
そんな彼の前に美穂が表れ、「自分は殺し合いに乗っている」と告げられた。全てはブランウイングで斬鬼を殺すための策略、ギルスと斬鬼をぶつけあわせる策略だったのだ。
彼女を止めるために変身しよとするが、彼は変身できない。
このまま死ぬと悟った彼は、自らの死体をヒビキやあきらに見せないため、川の中に投げ込んだ。

称号【残機なしのバトルロワイアル】



【志村純一】

              /. : /⌒ヽ ∨,.≦三==:.、ヽ. \
             ,.イ. : /∠⌒ヽヽ_彡' ⌒ヽ`ヽ ヽ ':, ヽ
            //.:: /: :/´ ⌒` ー '´    ヽミ、 ',  :. :丶
        //.:: /: :/ .: .              ヽミ、 ', :. : .丶
       〃.: : .: :〃 .: .            ',ミ;、 :. :. : . ヽ
       〃.:: : .: .:i| :.: .            ミハ :. ヽ. : . ヽ
       ,' .: : : : : :儿_,.-='≧:.    .;≦三ニ:.ヽ'ミ人. :. . ヽ、._ ',_
     、i .: : : : : ;レ'イ'´_,..,_`ヽ.   .:  _,..,_ `ヾ\:.≧==ニ二 > 、
     ヽ._彡.: : : リ ;'_イ'じノヘ ';:. . : ∠じリ>.、_ \≧==ニ ='⌒ヽ  
     ._,.イ.:: : ノ.: .:`¨¨⌒ ;:':; . : ::. . .::⌒     :乂 ー-=彡ヘ ':.   
     ≧=ー .:彳.:: .:      ,' .:; .: :  .:: .      .:从':.、: : .ヽ、)′  
     三:._彡'.::从:: .:    .イ:::;'  .:   , 、: .      :|lヽヽ`:.、: . 〉    
     /.:/.: ;厂ヘ.: : :. / `'ヘ、_ , -:'  \     :リ ヽ \`:.、
      乂 .:: :人__八 : .′ _,..,_    _,,..、 〉    从_ .ノヽ冫〉
      ヽ: ;' .: : : :∧  : <L.T^Y^レイ:/     .:////イ′
       ヽ\ : :/. :ト、 .   \`'┴ イ/   . :,イ|// . : : :/
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            〃: :〈│: '; .ヽ: .        ,.:' :/  .:|八: :ノノ
          八:、;ゝノ: : : : . ヽ、: : . ._.; .;' : : '   . : |、彡'
            ` 爪: : : : : : : : : : : : : :      . : ;ハ、
            ,イ│\: : : : : .            . :/  |:.\

※AAは海東純一

名前:志村純一
作品名:仮面ライダー剣
登場話数:14
スタンス:ステルスマーダー(世界保持)
関わりの深い人物:園田真理、井坂深紅郎、野上良太郎、村上峡児、天美あきら、園咲冴子、乾巧、橘朔也、フィリップ、海東大樹、日高仁志、紅渡、金居
関わりの深い支給品:グレイブバックル、オルタナティブ・ゼロのデッキ、パーフェクトゼクター、ナイトのデッキ、サバイブ(疾風)、ラウズカード(クラブのJ~K)、G3の武器セット(
変身回数:仮面ライダーグレイブ(4)、アルビノ・ジョーカー(5)、オルタナティブ・ゼロ(2)、仮面ライダーG4(1)、仮面ライダーナイト(1)

白の鬼札』にて初登場。原作からしてプロのステルスマーダーの肩書きを持つ彼は、この場でもステルスしつつ確実に殺せる状況でのみアルビノジョーカーになり殺していくことを決める。
早速正義の仮面ライダーの演技で園田真理に信頼を寄せられ、彼女の持つ情報を全て聞き出すと、だが無意味だして彼女を殺害。
ここでパーフェクトゼクター、オルタナティブ・ゼロのデッキと強力支給品を手に入れほくほくしているが、そのために油断したのか、殺し合い始まってまだ1時間もしない内からフィリップに隠そうとしている本来の姿を撮影されている。
志村ー!後ろ後ろー!でもそこらへんに気付かないのも原作クオリティ。

そのまま単独で行動していると、次に出会ったのは井坂先生。一応殺し合いには乗っていなかったらしい危険対主催井坂先生に異世界の仮面ライダーとして見初められ戦闘に持ち込まれる。
仕方がないのでグレイブでウェザーの相手をするが敵うはずもなく、あっさり敗北。
満足したらしい先生が変身を解き逃げようとしたところにぶち切れて制限を知りもしないままアルビノジョーカーの姿へ。
お前これで制限なかったら普通にジョーカー態のことバレてたぞ……。

ともかく、偶然変身制限があったため井坂先生を殺害。このまま超強力なことをその身を以て知っているウェザーも入手……しない。
うん、しないんだ、申し訳ない。変身制限の存在を確認せず、ウェザーメモリだけが制限をかけられていると誤解した彼はそんな得体の知れないアイテムを持つわけにはいかないと他のゴミ支給品と一緒にその場に廃棄する。
しかし、恐らく目立つことを嫌う彼のスタンス的にここでウェザーを手に入れてても別段彼にプラスに働くこともなかっただろうことを考えれば、まぁよかったのかもしれない。
さて、そのまままた単独行動していると、辿り着いた先のホテルでようやく複数人から成るチームの一員になる。

良太郎、村上、あきらの三人と出会い情報を交換。あきらの信頼は盤石なものに出来たものの、村上、良太郎――に憑依しているウラタロスからは血の臭いを嗅ぎつけられ露骨に警戒される。
それを分からない志村ではなく、ホテル近辺で戦闘の気配を感じ飛びだそうとするも、ウラタロスに舌戦で完全敗北。正義の仮面ライダー演技が巧すぎた余りにホテルに残りあきらたちを守ることを命じられる。
そのまま彼に刃向かって戦地に赴こうとしても自分の立場が悪くなるだけだと感じここでは甘んじてその立場に落ち着く。
その後は彼らしくもなくそのまま良太郎の帰還を待ち、そこで彼が連れ帰ってきた冴子と情報交換。

ここでガイアメモリの説明を受け自分がウェザーメモリを捨ててきたことがどれだけ愚かだったか思い知っているが、時既に遅し。
まぁ次は回収しよう、くらいの感覚でそのまま彼らと東京タワーを目指すためホテルを出発。
怪我人もいる中でしかし放送前にタワーに辿り着いた彼ら、放送を聞きショックを受ける良太郎(主人確)とあきらやらを置いて、彼はタワー内を散策する。
甘ちゃん連中の立ち直るまでの時間が勿体ないと感じたからだが、しかしここで天は彼に最高のプレゼントを与え錫うた。

亜樹子と美穂、そしてそれに乗じたアポロさんが仕掛けた爆弾があったのだ。
時限式でもないので誰かが爆破させなければいけないと、彼はグレイブに変身しZECT―GUNで起爆しようとするが、ここで彼を常々怪しんでおりチーム内最強の戦力である村上が来てしまう。
頑張って銃を隠そうともするが、変身してるんだもの、隠しきれるわけないじゃない。
爆弾起爆、またそれによる仲間の圧死を望んでいることが露見したため彼に本性を表し戦闘へ。

しかし村上が変身したのは『555の世界』最強の一角、仮面ライダーオーガ。
元々怪人としてのランクは同等程度、であれば身につけるライダーシステムの差でそのまま優位に立たれた彼は、敗北。
だが腐っても彼は映画版ラスボス。ただでやられるはずなどなくオーガの攻撃を利用して爆弾を起爆。
タワーを壊しつつグレイブの耐久性だけに任せ転落するが、なんとタワーの下の参加者は全員無事。

どころかオーガの変身は解けたものの別にダメージを食らった様子もない村上にオルフェノク態で首根っこを掴まれ万事休す……かと思われたもののやはり彼の悪運は強い。
ウラタロスに任せていれば話が違ったかもしれないが主人確の良太郎が志村を信用しきっていたために志村を殺そうとする村上に斬りかかり志村は逃げおおす。
そのまま負傷者のあきらと冴子を連れ逃げ続ける理由などもちろん彼にはなく、オルタナティブ・ゼロであきらを、真の姿で冴子を殺害。着実にスコアを伸ばす。
待望のゴールドメモリタブーも手に入れますます勢いづく彼が次に向かったのは、警視庁。

参加者とは合流できなかったもののその地下に止めてあったGトレーラーとトライチェイサーを労せずゲット。
ついでにGトレーラー内にあったG4とG3の武器セットも手に入れて、彼の勢いは止まるところを知らない。
15分装着可能らしいG4の唯一のデメリットである寿命を縮める反動も不死の存在の志村には無効……ってこいつどうにかなるんやろうか。
が、ここで恒例のうっかりさんが発動。バイクを外におきっぱにしてしまった彼が持ち逃げされてないか心配に思いつつそれを回収しようとした瞬間、一人の参加者と目が合う。

なんとそれは園田真理が戦力、人柄ともに殺し合いに反発する参加者として期待していた乾巧その人だったのだ。
ここで彼を殺すよりうまく利用しようと考えた志村。思えばここが運命の分かれ道だったのかもしれない……。
ともかく、先のタワーでその本性を知られてしまった村上、良太郎両名の悪評を広めるため村上と元々敵対関係にある彼を利用した志村。
あきら、冴子の二人を殺したのが上記の二人と言う嘘をついて、巧を扇動する。

……余談だが、彼の死亡まで555、電王両世界の殺害数ランキングは0のままであり、第二回放送において大ショッカーがそのまま全ランキング放送していたら即嘘がバレ立場が危うくなっていた。
一回放送を聞いているのにこんな嘘をつく辺り、やはり志村のうっかりネタは尽きない。
さて、話を戻して何の疑問もなく殺し合いに乗っている村上、という嘘を信じた巧、更に自分が守った(設定)の冴子が巧が夢を継いだ霧彦の嫁だったからさぁ、大変。
村上、良太郎両名への敵意をメラメラ燃やし、反面天道を犠牲に生き残ってしまった後ろめたさからか志村を疑うそぶりもない巧と共に警察署を出発。

Gトレーラーを利用して首輪解除に有力な参加者フィリップとの合流を目指し病院へGO。
その懐に忍ばせた封印のカードでぜール軍団の襲撃を未然に防ぐなど、志村の豪運といっていいほどの快調っぷりはしかしここから影を潜める。
病院へ向かう途中出会った対主催グループに目当てのフィリップがいた……のはまだいいものの、彼もまた解除の手がかりを掴んでいる程度。
それでも手中に収めておくのにメリットは大きいと判断するが、彼の同行者がよくなかった。

露骨に自分の話を疑いずっと監視の目を休めない乃木と、何故か知らないが彼以上に自分を注視し続ける海東がいたからだ。
動きにくいったらありゃしないその状況で、彼は苦労して手に入れたタブー、パーフェクトゼクターの二大戦力を没収される。
その中でも何とかフィリップの信頼を勝ち得るなどうまいことやっているものの、しかしここまで快調全開であった彼にとって初めての困難であった。
しかしやはり彼は豪運、辿り着いた病院にいたのは元の世界での上司兼先輩ライダー、橘朔也。

何で幸運かって?上司だから?味方だから?違うよ、橘さんは騙しやすいんだ、皆知ってるね?
存在すら知らないはずの未来の部下を完全に信用しきった橘さんに理想の部下兼理想の正義に生きる仮面ライダーを演じつつ、彼は病院組の一員として存在感を深めていく。
そして訪れる22時。病院に来訪した金居を始めとするマーダーグループと戦う為G4の鎧を身に纏った志村はライアルの主導権を握ることを考えつつまぁ仮面ライダーの足止め出来ればいいかなぁ、程度にその存在を捉える。……後悔すんなよ、お前?
そのまま神経断裂弾持ちの為ライアル戦闘部隊に駆り出された志村、しかしここで彼は初めて全力でも敵わないだろうとしてライアルを認識する。

凄まじい実力を認める悔しさを、そして一方で石を手に入れればその力が自分に向くことは決してないと納得させ、彼は戦う。
しかしライアルは強い。志村がまともに消耗の激しい戦いを挑むはずなく、どこか適当なところで離脱しようと考えた……がそう決めて間もない全力の一撃をライアルに返され強制的に戦闘から脱落。
ディエンドに連れられ一応正義の仮面ライダームーブは欠かさないままに死んだふりでやり過ごそうとするが、ここで彼に天は微笑んだ。
なんと、海東が彼を兄と呼んだのだ。そう、何を隠そう海東の兄、否ニーサンと志村は同じ顔をしていたのだ!別世界の同一人物だしね、当然だね。

一応致命傷は逃れたものの先のライアルの攻撃で動けない彼。
しかしここで更に彼の強運発動!西でブレイドキングフォームが登場したことでアルビノジョーカーに変じた彼はその姿を誇りに思っているために暴走もしないまま、治癒力を高め再び戦地へ。
自分をずっと動かしにくいままにしていた海東をニーサンの物真似を駆使し殺害。
五代も労せず手に入れ生かすも殺すも彼次第という状況になったが、しかしここで彼ほどの男がリスク怖さに五代を殺すはずなどなく。

オルタナティブ・ゼロに変身しまたも病院内に向かう彼。フィリップが仮面ライダーサイクロンとなって金居を倒したのを見届けると、アクセルベントを駆使し地の石、カテゴリーキングのカードの二つを手に入れようとする。
が、流石にそこまでうまくはいかない。同じく漁夫の利狙いだった仮面ライダーサガと鉢合わせ、サガは地の石を、志村はカテゴリーキングのカードをゲット。
地の石が狙いのズレによりひび割れてしまったことに怒るサガと、それを奪おうとする志村の戦いに発展、サガに変身する渡の体調を考えれば勝利もあり得たが、ここはノーゲーム。
何でって?暴走してるジョーカーが来たからだよ!ヤベーイ!

ジョーカー登場にその場の誰もが戦慄する中、その実力をよく知っている彼はホイールベントを使用しフィリップを抱きかかえ一目散に逃亡。
うっかりは多くてもここら辺見誤らないのが志村クオリティ。
そして病院内での戦いが一旦終わった後、装甲響鬼として戦った後の全裸のヒビキさんの元に彼は現れる。
明らかに怪しい状況で現れたというのに一切疑う素振りすら見せないヒビキさんにあきらを殺したことを明かし、そして疑わない響鬼の世界参加者を”最高”と評しヒビキさんも殺害。

なんとこれによってこの時点での殺害数ランキング個人の部、ダグバと並びトップの6人達成である。
ますます調子づく彼の前に現れたのは、なんと悪運の強さ故生き残っていた橘さん。
死者の情報を伝え落ち込む彼にほくそ笑みながらGトレーラーとトライチェイサーを移動することを伝えこっそりとサバイブ入りナイトのデッキを確保、戦力が凄い(ボキャ貧)。
そのままフィリップ、橘さんの二大首輪解除要因の信用を得たまま彼らと共に首輪解析に励むが、なんと放送においてバレるはずだった彼の嘘が主催によって隠蔽され、更に調子に乗る。

だが、流石にうまくいきすぎたか、ここであまりに調子が良すぎたしっぺ返しが彼を待っていた。
冴子、あきら両名を殺害した罪をなすりつけた村上と良太郎が病院に来訪。戦闘へと持ち込まれる。
フィリップ、橘さんの二人の怒りを利用しうまいこと戦闘を進めようとしたが、村上に引き剥がされ彼とのタイマンに。
と、本性を知っている村上を相手に別に演技の必要もないとベラベラと自分のキルスコアについて語る彼。

ローズオルフェノクを相手に(舐めプされてただけだが)有利に戦闘を進め気の大きくなった彼が遂にヒビキ、真理の殺害まで自供したところで村上的サービスタイム終了。
全力の彼によって一瞬でグレイブの変身を解除させられただけならまだしも、なんとオーガフォンによる通話機能で巧に情報が漏れていたからoh No……。
そこに現れた橘さんに村上の相手を任せタワーの時のように逃げようとするが、そこにいたのはいつもの騙しやすい橘さんではなかった。
肝心なとき頼りになる、一部では最強ライダーの呼び声高い確変ギャレンだったのである。

完全に志村を敵として認識した橘に対し、志村もまた本性を露わにしナイトサバイブに変身して立ち向かう。
彼的には圧勝を収め悠々と逃げるつもりだったのだが、そこは確変ギャレンの恐ろしさ、サバイブに対し互角に渡り合う彼を相手に遂にファイナルベントのカードまで切らされる。
完全に見下していた橘にここまでの立ち回りをされブチ切れるが、変身解除した彼に最期の一撃を食らわせ無事勝利……出来ない。
なんとこの土壇場で彼は新しい力、ザビーを取得したのだ。

トリックベントを使いザビーを瞬殺しようとするが、しかし逆にクロックアップを使われ変身解除まで追い込まれる。
ここで逃げる選択肢を出せるほど志村にとって分の悪い相手だったならまだ話は違ったかもしれないが、相手が他でもない見下し続けた無能上司橘だったため引っ込みがつかなくなり真の姿まで解放。
ようやくザビーを下し、そのまま変身制限を迎えた村上も含め殺そうとして、ここで良太郎が現れる。
変身もしないままに現れた彼に自分の仮面ライダーとして、また不死の存在であることすら否定され、逆上。

良太郎を最初に殺す決心をするも、自分の殺した男の形見であるディエンドライバーで攻撃してくる士、また良太郎に憑依しているキンタロスの攻撃でそれすら防がれ、更に怒りを高ぶらせる。
ここまででも十分踏んだり蹴ったりだが、ここで最期の真打ちが登場する。……最初に殺した真理の仲間であり冴子の仇を取ることをずっと公言していた巧だ。
ここで逃げればいいのに、灰が零れ明らかな満身創痍の彼の相手程度なら難なくこなせるだろうと彼は戦い続ける決断を下す。
実際そんな体調の巧が変身したファイズごとき普通なら一瞬で倒せるはずが、最期の意地を見せ怒濤の攻撃を仕掛ける彼に手こずってしまう。

しかしそれでも彼を一時は戦闘不能まで持ち込み、勝利を収めた……かに思えたものの、なんと再び立ち上がってきたファイズに今度こそ恐怖にも似た感情を覚える。
その動揺を笑ったファイズに怒りを募らせ攻撃を仕掛けるも、今度はカウンターを食らい続け真理を知ったような口を利くなとクリムゾンスマッシュの直撃を受け、敗北。
バックルが開きこの戦いの結果全てに納得のいかないまま、いつも浮かべていた笑顔すら欠片も見せずにその瞳は憎き村上を映したまま封印されたのであった。



当ロワ屈指の人気ステルスマーダーであった志村純一。
前回のライダーロワNEXT時には存在しなかったニーサンネタすらひっさげ大きな存在感と共に殺し合いを促進させたが、結局は利用が容易いと甘んじた男二人の怒りによって敗北し封印されてしまった。
彼の人気の秘訣はそのスコア稼ぎ、魅力的な二面性といった他に、やはりその度々見せる残念な面というか、やっぱり橘さんの部下だなぁというそのうっかり加減も大きいだろう。
マーダーしやすい状況がみすみす向こうからやってきたり、強力な支給品をほぼ労せずゲットしたり、彼を怪しんでいた参加者が彼と関係ないところで死んでいたり運は凄まじいものがあった。

しかしその運を覆すほど強力アイテムをみすみす見逃したり、放送聞いてたのに次の放送でバレかねない嘘ついたり、バイク外におきっぱで一瞬置き引きされた疑惑が出るなど、うっかりも多く、愛すべき”隙”を持った良マーダーであった。
とはいえ真理を殺し草加が殺し合いに乗る遠因を作ったり、彼の言うとおり響鬼の世界を実質滅ぼしたりとその功績は余りある。
故にそうした二つの面を踏まえ、彼にはこの称号を贈りたい。


称号【良いステルスっぷりだ、感動的だな。だが無意味(うっかりさん)だ】



【ズ・ゴオマ・グ】


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名前:ズ・ゴオマ・グ
作品名:仮面ライダークウガ
登場話数:5
スタンス:マーダー(優勝)
関わりの深い人物:モモタロス、津上翔一、桐生豪、照井竜、一条薫、間宮麗奈、桐矢京介、城戸真司、小沢澄子
関わりの深い支給品:レンゲルバックル、アイスエイジメモリ、スミドロンメモリ
変身回数:怪人体(3)、スミドロン・ドーパント(2)、アイスエイジ・ドーパント(1)、仮面ライダーレンゲル(1)

代償」で初登場。ダグバのベルトの欠片を取り込み、究極体になってダグバに殺害される直前からの殺害。
名簿を確認し、ダグバの名前を見つけた事で最高にハイ! という状態になった所で、モモタロスが出現。
そのまま戦闘に突入し、究極体の力で圧倒していた。
しかしモモタロスはメタル・ドーパントを使い、更に自身の変身時間が切れたことで窮地に陥る。
だがゴオマは金のガイアメモリを見つけ、スミドロン・ドーパントに変身。
再びモモタロスを圧倒し、優越感に浸っている所に最後の反撃を受けてしまう。
屈辱を感じたゴオマはモモタロスを殺害するが、ゴールドメモリの副作用によって多大な疲労を身体に残した。

身体を休める彼はデイバッグから、同じコウモリであるキバットバットⅡ世を見つける。
ゴオマは彼に参加者を連れてくるように命じ、津上翔一と遭遇。
翔一はグロンギの宿敵クウガに酷似した戦士・仮面ライダーアギトへと変身した。
驚きを感じるも、モモタロスとの戦いで負ったダメージが原因で、一発の攻撃で気絶してしまう。

翔一によって病院に連れられ、目が覚めた彼はキバットからリントに助けられた事実を知り屈辱を感じる。
そんな中、仮面ライダーレンゲルに変身した桐生豪が襲撃し、戦闘へ。
究極体の力でレンゲルの必殺技を受け止め、一方的に追い込む。
変身が解けた生身の桐生を、そのまま殺害した。
そのままクウガ(アギト)を殺そうと病院に戻ろうとするが、近くに参加者がいる事に気づく。
桐生の支給品であるガイアメモリとレンゲルバックルを手に取って、その場を後にした。
スパイダーアンデッドに精神を支配されている事に気付かず。

照井竜、一条薫、桐谷京介、間宮麗奈の四人と遭遇した彼は、アイスエイジ・ドーパントに変身。
仮面ライダーアクセルに変身した照井と戦うが、相手はアイスエイジ・ドーパントの対処法を知っていたため、苦戦。
一条の援護射撃を受けて怯んだところに、マキシマムドライブを受けてしまう。
しかしゴオマは桐生から奪ったレンゲルに変身し、アクセルに大ダメージを負わせる。
変身の解けた照井にトドメを刺そうとするが、京介変身体と一条が変身したアクセルによってそれを阻まれた。
狂気に支配されたレンゲルは上級アンデッド達を召喚し、二人を追いつめる。
その最中に麗奈が、ウカワームの記憶を一時的に取り戻してしまい、クロックアップに翻弄された。
混乱したウカワームが逃走し、京介変身体とアクセルを追いつめ、二人に殺害しようと動く。
だが照井によってそれは止められ、一条と京介の撤退を許してしまう。
怒りのままにゴオマは、照井を殺害した。

照井の死体を蹂躙している最中、城戸真司と小沢澄子の二人が現れ、仮面ライダー龍騎と仮面ライダーアビスに変身。
その力は未だ健在で、彼らを圧倒する。
しかし先程から続いていた戦いの影響で制限時間が訪れ、変身が解除されてしまう。
ゴオマは再びスミドロン・ドーパントとなり、龍騎と再び自分の前に姿を現したクウガ(アギト)と戦闘。
圧倒的なスピードで彼らに突撃するが、バーニングフォームとなったアギトの攻撃を受け、メモリブレイクされてしまった。
それでも尚、リントを殺そうとするが、小沢の持つコルトパイソンに装填された神経断裂弾を受けて倒れる。
目の前にいる翔一が、クウガではない事を最後まで知らずに。

小物として名高いゴオマだが、このロワでは確実にキルスコアを稼いだ。
しかしその大半が、自分の身の丈に合わぬ物だった。
力を手にするのは良いが、それを扱う人物の精神が追いつかなければ、自滅するという良い例。
そんな彼の称号は某炎の紋章の黒騎士さんの名言から


称号【身の程をわきまえよ】





【園咲霧彦】




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名前:園咲霧彦
作品名:仮面ライダーW
登場話数:3
スタンス:対主催
関わりの深い人物:乾巧、紅音也
関わりの深い支給品:ナスカメモリ、ライアのデッキ
変身回数:ナスカ・ドーパント(1)、仮面ライダーライア(1)

滂沱」で初登場。死亡直前からの参戦。
紅音也、乾巧と遭遇して音也との恋愛観の違いで口論になり、クロスカウンターで互いの頬を殴る。
そんなところにン・ダグバ・ゼバ、仮面ライダー王蛇=浅倉威、テラー・ドーパント=木野薫が襲い掛かり、ナスカ・ドーパントに変身。ファイズに変身した巧とともに戦闘する。
テラーによって恐怖を植えつけられた彼らだが、変身制限につき撤退され、戦闘は終了する。
だが、そこへユートピア・ドーパントに変身したダグバが現われ、霧彦は仮面ライダーライアに変身して戦うことになる。
そこで発火能力による攻撃を受け、ライアは全身を炎に包まれるが、そのままファイナルベントで突っ込み、そこへウルフオルフェノクのパンチでユートピアメモリをメモリブレイク。
しかし、彼の体はもうもたなかった。
巧たちにスカーフと自らの全てを託した霧彦は風になってしまう。

死亡後は「霧彦の部屋」の司会として活躍している。
呑気だなオイ。

称号:【風になった男】




【園咲冴子】




   冫ヽ.} ッ'  レ' |リレ' /ミヽ.  ノι' / ∠ノ,=-──ニニヽ
          / | ヽ !},ノ! ノ、 く} j 川/ .::..' ゝ='___,ノ       `ヽ.
           ゝ :! ι'ノレヽ. /、彡ノ /^} rュ,イ ,ヘヾ.
            、 ャ  /|_ノV!__ノ/{7,ι' / /  `ー
            _、  {、::ノ≦ニ≠=l_.レノ、 /7 }    _
         /: : : : |、、} `{´^(_,!、_)´ヽ/ゝ'{/-イ_   ノ、/  ̄/``__
           /: : : : : 八ソ、_シ!、丶} {彡',='リ} /: : ヽ.   /  ノ      ッ
           |: : : : : : : :}、丶、 ヽ.ノY/,y'リ ノ /: : : :ハ
         !: : : : : : : |\、.:、:.:}_,イ.:;'ノ.:;:'ノ,:;': : : : : :}
           ヽ.: : : : : : ト、 ヽ.:、:U: :;':': ,.--ク : : : : : /
          ヽ.: : 、: :| .ヽ. \__,.イ´ //: : : : : :/
  r─--─==、  ヽ.: :ヽ.!∧ヽr==、__/ ./: : : : : ム=====、
  テ}ミ三三三 入_ \: : \ヽ.`こ '  ∠: : : : : ノ: : : : : : : :ヽ.
  ` ̄ ̄ ̄ー、三㍉、 ヽ: :∧ ゝ='</: : :/: : : :ノ´ ̄ヽゝ='
        冫.≧='ヽ-ヽ─ュ、r=、、ー―' `ー‐‐{_,イ ̄ヽ|
      厂|ヽ  | /: :/ヽ. ゝ==',イ^`ヽ\ |: |:::......ノ:: ヽ._
     厂O! } /: ://^ゝ、ニニ'\`ヽ.: :\.、!::!:f r==、 _ン}
     | r'  / ノ| ://...=--、..::..::.,イ´ `ヽ. \}リ-、_ー' (_コ}
     レ',===、、.!リ/´..:::'    Y´  ー.::、\j |\rt、._  _ノ
    f、_j'´ ̄`ヽ} |.: :....r,==、:.  |  .::' rc、.:. | | く`ー}、_,イ、.
    V||     }ソ!、....'ゝ`'ノ::. 八. /: : :'゙:ー'.:::ノ=、_./ くくソ=、}
    ヽゝ、__,ノ 八:::...............::'ノ ゝ、..  __ノ:::::て'ミヽ. 、|
     ゝ-----'  ゝ──‐‐'  !    ̄...::::::::::::[!彡'㍉彡
     ノ ̄   ノ ハ,:'´     i   .::::::::::::::::::{     |


名前:園咲冴子
作品名:仮面ライダーW
登場話数:6
スタンス:マーダー
関わりの深い人物:加賀美新、紅渡、キング、牙王、野上良太郎、村上峡児、志村純一、天美あきら
関わりの深い支給品: タブーメモリ、ガイアドライバー、GX-05ケルベロス、ファンガイアスレイヤー、キバットバットⅢ世、バッシャーマグナム、エンジンブレード
変身回数:タブードーパント(2)、仮面ライダーキバ(1)

 エレジー♪支えてくれる人で初登場。参戦時期はファングジョーカー初登場の直後。殺し合いに乗りつつあった渡を説得中の加賀美とキバット達の前に現れ、別の世界の参加者である彼らを抹殺すべくタブードーパントに変身する。ちなみに同じ世界の男だったら扱いも考えたとのことだが、どうせ利用するだけ利用してポイだろうから変わらないかも。
自らを粗雑に扱って来た父琉兵衛を自らの手で屈服させるために、彼のいる世界を護ろうと殺し合いに乗ったわけだが、加賀美の変身した異世界の仮面ライダー=ガタックの防御力を前に膠着状態に陥る。状況を打開すべく支給品を使おうかと逡巡したところ、エンジンブレードを引きずり生身で向かって来る渡の姿を発見する。敵の一人である彼を殺して、明らかに正義のヒーロー然とした加賀美の精神にもダメージを与えようとしたが、見捨てられず飛び出したキバットによって渡はキバに変身し、窮地を脱してしまう。

 一見、怪人対ダブルライダー。冴子が圧倒的不利かと思われたが、ここはバトルロワイヤルであり、キバもまたマーダー。同時に熱血対主催VS二大マーダーの様相も成していた。
 キバの残酷な攻撃を前に落命しかけた彼女を救ったのはガタックだった。だが、ここで冴子が恩義を感じるような性格なわけはなく、背後からGX-05ケルベロスでガタックを痛めつける。しかし冴子も制限によって変身が解け、二人揃ってキバに蹂躙されるだけかと思われた。
 だが加賀美が渡を説得しようとした直後、キバの変身までもが解除されてしまい、渡が支え切れなくなってしまったエンジンブレードが加賀美の脳天に落下、その命を奪ってしまう。人を殺めたという事実に渡が動揺した隙にファンガイアスレイヤーで襲い掛かるも、揉み合う隙に自身の左太腿を刺してしまう結果に。こうして改めて渡に殺されるのを待つだけとなったが、渡の動揺具合を見て(自分から仕掛けた癖に)互いに利用し合おうと一時休戦を持ち出し、精神を摩耗していた渡は冴子の申し出を受けたために無事同盟は締結、命を拾う結果となる。

 模造品とはいえ妹の部屋に勝手に渡を上げ、怪我の応急手当の後に情報交換を行い、園咲邸を出発、井坂の首なし死体を発見する。参戦時期的に井坂のことは知らないが、何故か彼の死を悼む自分を冴子は発見する。自分と彼はどこかで出会う運命だったのではないか、その運命がここでも二人を出会わせ、首輪にコネクタが存在することを冴子に教えたのではないか、と彼女にしてはロマンチックな考えをする。
 だがそこで最強マーダーの一人であるキングが襲来、渡と分断されてしまう。だが渡と休戦の証として装備を交換していたため、タブーメモリごと渡を見捨てるわけにはいかず、冴子は渡を救うためだとキバットの協力を取り付け、キバへと変身を遂げる。
 だがその瞬間、キングと同じく強豪マーダーである牙王が猛襲、渡を救おうとしたキバは彼の攻撃に捉われてしまう。付け焼刃のエンジンブレードやバッシャーマグナムでは到底ガオウには敵わなかったが、牙王の求めるものが闘争であることを見抜いた冴子は彼を焚き付け、渡を襲うサガに変身したキングを襲撃させる。キングの疲労もあって拮抗した強豪マーダー同士の激闘を尻目に渡とともに離脱しようとした冴子だが、バッシャーフォームとなって拡がった彼女の視界の端に映ったのは、逃亡者を追うジャコーダービュートの赤い閃きだった。
 ここで、迷い続けている渡の扱いに悩んでいた冴子に天啓が下る。冴子は渡を庇ってわざとやられたふりをして、彼に戦いを決心させようとしたのだ。

 その目論見は大当たりし、覚醒した渡はガオウとサガの対決に割って入って行き、やがてはファンガイアのキングを討ち取る大金星を上げる。
 二大マーダーの襲撃を凌いだ冴子は傷のこともあり、弱い被害者を装って集団の中に紛れるステルス戦法に切り替える。タイミング良くガオウとの戦いから解放されたU良太郎によって回収され、彼と共にホテルにいた三人と合流する。利用して出し抜くために、村上達にミュージアムの実態やガイアメモリの毒性を伏せた情報提供を行うが、“冴子”の名に警戒する村上を始め一見友好的ながら底の知れないU良太郎や志村達と水面下で火花を散らす事となる。
 その後東京タワーを目指して出発、ちょうど到着した頃に第一回放送を聞き、夫である園咲霧彦の死を知る。原作だとこの二話後には自らの手で処刑した相手なのだが、それでもその意がなかった時期だったせいかそれなりのショックを受けていたようだ。
 この時、ニーサンを警戒せず一人で東京タワーに向かわせたことが悪かったのかもしれない。

 純一が東京タワーに単身向かってからも一向に帰って来ないことを冴子が口にすると、村上が単独で彼を追って東京タワーへと潜入する。それを見守っていた冴子達だったが東京タワーが突如として崩壊、良太郎のおかげで無事に済んだが、駆け付けた先では純一を今にも殺そうとしているローズオルフェノクの姿が。純一の嘆願を受けた良太郎がローズオルフェノクを足止めする間に純一に連れられタワーから離れるも、良太郎を一人にはしておけないと純一が離脱したため不自由な脚であきらとの女二人で決死夜行となるが、突如現れたオルタナティブ・ゼロから冴子を庇おうとしたあきらが殺害されてしまう。優しくしてくれた異世界の少女の死にも特に感慨を抱くこともなく、ただ自分が生き延びるためにタブードーパントに変身、火球による猛攻でオルタナティブを振り切ることに成功する。
 逃げた先で再び井坂の死体と出会う冴子。見知らぬ男の亡骸を前に深い悲しみを抱く自分に戸惑いながらも、彼との間に何かの運命があったのでは、と感じているところに、志村純一が笑顔と共に現れる。彼の狂気に気づいた時には既に遅く、井坂を殺したのは自分だと言う告白と共にアルビノジョーカーの本性を現した純一によって身体を切り裂かれた。
 だが死の直前、地に落ちようとした手は、井坂の掌が受け止める。まるで死にゆく自分の手を取ってくれたようで、冴子は自嘲気味に確信する。自分は彼を、愛していたのだと……

 井坂も冴子も、愛する相手への気持ちに気づきながら同じ相手に殺害される運命的な最期を遂げた。だが死者スレでいざ対面すれば「あんた誰」状態だった。井坂先生涙目である。
 しかし本当に可哀想なのはやはり、死が伝わった直後にもう別の男との愛に心変わりされてしまった霧彦さんだろう。献身的に協力し、身を挺して死んだのにスルーされたあきらもだが。

 熱血対主催を結果に敵に退場させる要因となり、渡のマーダー覚醒の第一段階を手助けし、死後も純一による誤解フラグとして有効に組み込まれるなど、彼女の働きによるロワへの貢献は決して小さくはないだろう。原作での評判と合わせて次のような称号を贈らせて貰った。


称号【平成ライダー悪女部門代表】






【園田真理】



           ,. '''""''ヽ.     |
          ,',.ィ、,,..,,..,,__ヽ   | ハンドパワーです。
         {.,!  ,  , 1.i  ∠_________
     ,. ,.ィ ^, ir─‐ 、,.─ 、 }
  f.i / /./ /  '.,_ノヽ、__,ノ   〈ヽ i^i r.,
  〉 `'   /   ヽ /,,,,,,,ヽ,/    ヽ ト! .l | |/〉
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イ` i'___/_``,      `´        〉   ,}
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名前:園田真理
作品名:仮面ライダー555
登場話数:1
スタンス:対主催
関わりの深い人物:志村純一
関わりの深い支給品:特になし

白の鬼札」で初登場。参戦時期は不明だが、最低でもデルタについては知っている模様。
最初に志村純一と出会い、彼と情報交換するが、彼はステルスマーダー。
「いい心意気だ」
「感動的だな」
「だ が 無 意 味 だ」
アルビノジョーカーにそのまま殺されちゃった。
彼女の死亡話では、彼女の死を知った草加雅人がマーダー化している。
また、後で明かされた彼女の支給品は意外と強力。オルタナティブ・ゼロに変身すればまだなんとか持ちこたえたかもしれないが……。

尚、最初の死亡者である木場勇治とは、「同じ世界の出身」で、「ジョーカー」に関わり、「アンデッドのジョーカー」に殺されるなど、あらゆる点で共通している。

※彼女のAAは無かったので、ミスター真理ックのAAを代用しています。

称号【だ が 無 意 味 だ】



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最終更新:2018年04月02日 20:35