平成仮面ライダーバトルロワイアル@ ウィキ内検索 / 「G線上のアリア」で検索した結果

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  • G線上のアリア/インヘリテッド・ハイパーシステム
    G線上のアリア/インヘリテッド・ハイパーシステム ◆MiRaiTlHUI  レイと共に走りながら、翔太郎は半分割れたイクサの仮面の下で笑った。  こうして志を共にする仮面ライダーと共に同じ方向へ走ってゆくのが、今では随分と懐かしい事のように感じられる。実際には此処に連れて来られてからまだ一日と経過していないというのに。  今も何処かで戦っているのであろうフィリップの為、絶対に俺達の力で勝利すると約束した名護の為、そして何より、仮面ライダーの意地にかけて、翔太郎が負ける事は許されない。  例えどんなにボロボロにやられて身体一つになったとしても、食らいついてでも敵を倒す。その心そのものが仮面ライダーだと信じる翔太郎の心は、ボロボロにされればされる程に熱く燃え上がるのだ。  だけれども、自分の体力が底をつきかけているというのもまた事実。それが分かっているからこそ、此処から持久戦に...
  • 仮面ライダークウガからの参加キャラ
    ...q0Yi2 102 G線上のアリア/ファイト・フォー・ジャスティスG線上のアリア/チェンジ・アワー・フェイトG線上のアリア/インヘリテッド・ハイパーシステムG線上のアリア/リレーション・ウィル・ネバーエンド ◆MiRaiTlHUI ン・ダグバ・ゼバ 17 NO. 作品名 作者 016 滂沱 ◆M5iWBd9Yc2 034 動き出す闇 ◆VbYNTlLnDE 038 風 ◆LQDxlRz1mQ 042 三様 ◆7pf62HiyTE 056 3人×3人×3人(前編)3人×3人×3人(後編) ◆7pf62HiyTE 061 究極の目覚め(前編)究極の目覚め(後編) ◆LuuKRM2PEg 064 いつも心に太陽を(前編)いつも心に太陽を(後編) ◆7pf62HiyTE 087 This Love Never Ends♪音也の決意(前編)This Love Never Ends♪...
  • G線上のアリア/チェンジ・アワー・フェイト
    G線上のアリア/チェンジ・アワー・フェイト ◆MiRaiTlHUI 「クソッ……俺にはどうする事も出来ねえのかよ!?」  そう言って銀のベルトに拳を叩き付ける翔太郎であったが、そんな事で状況が変わる事がないという事くらいは、翔太郎自身が一番理解している。  状況は絶望的だ。アームズ・ドーパントとの激戦を制した名護啓介は、最早戦える身体ではない。全身は傷だらけだし、蓄積された疲労の度合いは、まさしく満身創痍と言えるレベルなのだろう。  そんな名護にこれ以上無理をさせる訳にもいかない。となれば、今総司を救う事が出来るのは自分しか居ないと云うのに、その自分は変身制限によって変身すらままならないという体たらく。今こうしている間にも総司が変身したダークカブトは、ガドルにボロボロに傷め付けられているというのに……。  もう我慢ならぬと、生身で飛び出して行こうと立ち上がる翔太郎だが...
  • ◆MiRaiTlHUI
    ... 志村純一 102 G線上のアリア/ファイト・フォー・ジャスティスG線上のアリア/チェンジ・アワー・フェイトG線上のアリア/インヘリテッド・ハイパーシステムG線上のアリア/リレーション・ウィル・ネバーエンド 擬態天道、ゴ・ガドル・バ、名護啓介、左翔太郎、ン・ダグバ・ゼバ 122 夢よ踊れ(前編)夢よ踊れ(後編) 城戸真司、浅倉威、三原修二、間宮麗奈、リュウタロス 登場させたキャラ 4回 志村純一、ゴ・ガドル・バ 3回 擬態天道、城戸真司 2回 海堂直也、津上翔一、相川始、矢車想、紅渡、天美あきら、園咲冴子、村上峡児、野上良太郎、名護啓介、左翔太郎 1回 小野寺ユウスケ、園田真理、草加雅人、フィリップ、海東大樹、五代雄介 剣崎一真、東條悟、光夏海、ネガタロス、小沢澄子、ズ・ゴオマ・グ 牙王、キング(キバ)、乾巧、天道総司、死神博士、キング(...
  • 【第二回放送までの死亡者リスト】
    ... 擬態天道 102 G線上のアリア/ファイト・フォー・ジャスティス102 G線上のアリア/チェンジ・アワー・フェイト102 G線上のアリア/インヘリテッド・ハイパーシステム102 G線上のアリア/リレーション・ウィル・ネバーエンド ハイパーライダーキック 真夜中 牙王 ン・ダグバ・ゼバ 103 闇を齎す王の剣(1)103 闇を齎す王の剣(2)103 闇を齎す王の剣(3)103 闇を齎す王の剣(4)103 闇を齎す王の剣(5)103 闇を齎す王の剣(6) ロイヤルストレートフラッシュ 小沢澄子 ン・ダグバ・ゼバ ライトニングスラッシュ 桐谷京介 小野寺ユウスケ 超自然発火能力 秋山蓮 五代雄介 110:Kamen Rider Battride War110:Kamen Rider Battride War(2)110:Kamen Rider Battride War(3)1...
  • G線上のアリア/ファイト・フォー・ジャスティス
    G線上のアリア/ファイト・フォー・ジャスティス ◆MiRaiTlHUI  目の前の赤い怪人から放たれる威圧感は、今までに相対して来たどんな敵よりも鋭かった。  奴の気迫にあてられてか、ただ相対しているだけでも体力を削られていくような錯覚すら覚えるが、それは恐らくただの錯覚ではないのだろう。  名護啓介が破壊のカリスマゴ・ガドル・バと相対するのはこれで二度目になるが、一度目でその理不尽なまでの強さを身を以て知ったからこそ、二度目となる今はあの時よりもずっと奴の気迫を脅威に感じる。  だけれども、不思議と負ける気はなかった。命が脅かされる恐怖も、実際にはそれ程感じてはいなかった。  今はそれよりも、もっと大きく、熱い思いが名護啓介を突き動かしているのだ。 「この身体、その全ての細胞が、正義の炎に燃えている」  かつて世界を滅ぼすとまで云われたキバとも互角の実力を...
  • G線上のアリア/リレーション・ウィル・ネバーエンド
    G線上のアリア/リレーション・ウィル・ネバーエンド ◆MiRaiTlHUI  光の速度すらも超越して、ハイパーカブトは時空を翔ける。  最早肉眼でも認識出来る程にタキオンの翼は眩く輝いて、羽撃たく度に時間を追い越して行く。  総司の目の前で繰り広げられる時間軸が、一瞬ごとに巻き戻されていた。とんでもない力だ。  これが天道とカブトの存在を最強たらしめた「ハイパー」の力なのかと認識するが、同時にこの身体に掛かる負荷も尋常ではない事に気付く。  たったの一秒でも時間を遡る度に、強烈な疲労と過負荷が総司の身体を苛んで、すぐにでも意識を喪失してしまいそうになる程だった。  だけれども、名護だって、翔太郎だって、どんな無理にも耐えて、何度も限界を越えて見せたではないか。自分がここで挫けてどうする。 (……だって、僕はもう、仮面ライダーなんだから)  だから、どんな苦...
  • 【第2回放送までの本編SS・投下順】
    ...フィリップ 102 G線上のアリア/ファイト・フォー・ジャスティスG線上のアリア/チェンジ・アワー・フェイトG線上のアリア/インヘリテッド・ハイパーシステムG線上のアリア/リレーション・ウィル・ネバーエンド ◆MiRaiTlHUI 擬態天道、ゴ・ガドル・バ、名護啓介、左翔太郎、ン・ダグバ・ゼバ 103 闇を齎す王の剣(1)闇を齎す王の剣(2)闇を齎す王の剣(3)闇を齎す王の剣(4)闇を齎す王の剣(5)闇を齎す王の剣(6) ◆/kFsAq0Yi2 一条薫、ン・ダグバ・ゼバ、小沢澄子、浅倉威、桐谷京介、牙王、小野寺ユウスケ 104 それぞれの道行(1)それぞれの道行(2) ◆3ZewuHHQig 津上翔一、城戸真司、三原修二、リュウタロス、間宮麗奈、名護啓介、左翔太郎、擬態天道 105 やがて訪れる始まりへやがて訪れる始まりへ(後編) ◆LuuKRM2PEg 葦原涼、秋山蓮、乾巧、橘朔也...
  • 【第2回放送までの本編SS・時系列順】
    ...フィリップ 102 G線上のアリア/ファイト・フォー・ジャスティスG線上のアリア/チェンジ・アワー・フェイトG線上のアリア/インヘリテッド・ハイパーシステムG線上のアリア/リレーション・ウィル・ネバーエンド ◆MiRaiTlHUI 擬態天道、ゴ・ガドル・バ、名護啓介、左翔太郎、ン・ダグバ・ゼバ 105 やがて訪れる始まりへやがて訪れる始まりへ(後編) ◆LuuKRM2PEg 葦原涼、秋山蓮、乾巧、橘朔也、志村純一、日高仁志、矢車想、乃木怜治、門矢士、海東大樹、フィリップ、鳴海亜樹子 真夜中 NO. タイトル 作者 登場人物 103 闇を齎す王の剣(1)闇を齎す王の剣(2)闇を齎す王の剣(3)闇を齎す王の剣(4)闇を齎す王の剣(5)闇を齎す王の剣(6) ◆/kFsAq0Yi2 一条薫、ン・ダグバ・ゼバ、小沢澄子、浅倉威、桐谷京介、牙王、小野寺ユウスケ 104 それぞれの道行(1...
  • 仮面ライダーWからの参加キャラ
    ...q0Yi2 102 G線上のアリア/ファイト・フォー・ジャスティスG線上のアリア/チェンジ・アワー・フェイトG線上のアリア/インヘリテッド・ハイパーシステムG線上のアリア/リレーション・ウィル・ネバーエンド ◆MiRaiTlHUI 104 それぞれの道行(1)それぞれの道行(2) ◆3ZewuHHQig 106 君のままで変われば良い(1)君のままで変われば良い(2)君のままで変われば良い(3) ◆cJ9Rh6ekv. 112 最高のS/その誤解解けるとき ◆.ji0E9MT9g 116 対峙(前編)対峙(後編) 120 Bを取り戻せ/フィアー・ペインBを取り戻せ/切り札は俺の手にBを取り戻せ/闇切り開く王の剣 124 紅涙(前編)紅涙(中編)紅涙(後編) 128 忘られぬmelody! 133 未完成の僕たちに(1)未完成の僕たちに(2)未完成の僕たちに(3)未完成の僕たち...
  • 仮面ライダーキバからの参加キャラ
    ...q0Yi2 102 G線上のアリア/ファイト・フォー・ジャスティスG線上のアリア/チェンジ・アワー・フェイトG線上のアリア/インヘリテッド・ハイパーシステムG線上のアリア/リレーション・ウィル・ネバーエンド ◆MiRaiTlHUI 104 それぞれの道行(1)それぞれの道行(2) ◆3ZewuHHQig 106 君のままで変われば良い(1)君のままで変われば良い(2)君のままで変われば良い(3) ◆cJ9Rh6ekv. 112 最高のS/その誤解解けるとき ◆.ji0E9MT9g 116 対峙(前編)対峙(後編) 118 師弟対決♭キミはありのままで(前編)師弟対決♭キミはありのままで(後編) ◆gry038wOvE 120 Bを取り戻せ/フィアー・ペインBを取り戻せ/切り札は俺の手にBを取り戻せ/闇切り開く王の剣 ◆.ji0E9MT9g 124 紅涙(前編)紅涙(中編)紅涙(後編...
  • 仮面ライダーカブトからの参加キャラ
    ...q0Yi2 102 G線上のアリア/ファイト・フォー・ジャスティスG線上のアリア/チェンジ・アワー・フェイトG線上のアリア/インヘリテッド・ハイパーシステムG線上のアリア/リレーション・ウィル・ネバーエンド ◆MiRaiTlHUI 104 それぞれの道行(1)それぞれの道行(2) ◆3ZewuHHQig 106 君のままで変われば良い(1)君のままで変われば良い(2)君のままで変われば良い(3) ◆cJ9Rh6ekv. 112 最高のS/その誤解解けるとき ◆.ji0E9MT9g 116 対峙(前編)対峙(後編) 120 Bを取り戻せ/フィアー・ペインBを取り戻せ/切り札は俺の手にBを取り戻せ/闇切り開く王の剣 124 紅涙(前編)紅涙(中編)紅涙(後編) 128 忘られぬmelody! 133 未完成の僕たちに(1)未完成の僕たちに(2)未完成の僕たちに(3)未完成の僕たち...
  • SSタイトル元ネタ
    ...(終わり) 102 G線上のアリア/ファイト・フォー・ジャスティスG線上のアリア/チェンジ・アワー・フェイトG線上のアリア/インヘリテッド・ハイパーシステムG線上のアリア/リレーション・ウィル・ネバーエンド 仮面ライダーW風サブタイ 仮面ライダーキバ風サブタイ*ファイト・フォー・ジャスティスは名護のキャラソン「Fight for Justice」より*インヘリテッド・ハイパーシステムは仮面ライダーキバの音楽アルバムおよびその冠曲「inherited-System」より*チェンジ・アワーフェイト及びリレーション・ウィル・ネバーエンドは紅渡のキャラソン「This love never ends Relation Edit.」より*G=Gadoru(ゴ・ガドル・バ)*「G線上のアリア」は、バッハ作曲・ウィルヘルミ編曲の同名のバイオリン独奏曲からで、これがサブタイに音楽ネタを絡めるキバ風味の...
  • Oの始まり/嗤う運命(後篇)
    ...) 投下順 102 G線上のアリア/ファイト・フォー・ジャスティス 101 Oの始まり/嗤う運命(中篇) 時系列順 102 G線上のアリア/ファイト・フォー・ジャスティス 101 Oの始まり/嗤う運命(中篇) 秋山蓮 105 やがて訪れる始まりへ 101 Oの始まり/嗤う運命(中篇)] 乾巧 105 やがて訪れる始まりへ 101 Oの始まり/嗤う運命(中篇) 志村純一 105 やがて訪れる始まりへ 101 Oの始まり/嗤う運命(中篇)] 乃木怜司 105 やがて訪れる始まりへ 101 Oの始まり/嗤う運命(中篇) 海東大樹 105 やがて訪れる始まりへ 101 Oの始まり/嗤う運命(中篇)] フィリップ 105 やがて訪れる始まりへ
  • 献上
    ...グバ・ゼバ 102 G線上のアリア/ファイト・フォー・ジャスティス
  • 闇を齎す王の剣(1)
    ... 102 G線上のアリア/リレーション・ウィル・ネバーエンド 投下順 103 闇を齎す王の剣(2) 時系列順 103 闇を齎す王の剣(2) 093 君はあの人に似ている (状態表) 一条薫 103 闇を齎す王の剣(2) 102 G線上のアリア/リレーション・ウィル・ネバーエンド ン・ダグバ・ゼバ 103 闇を齎す王の剣(2) 093 君はあの人に似ている (状態表) 小沢澄子 103 闇を齎す王の剣(2) 097 眠りが覚めて 浅倉威 103 闇を齎す王の剣(2) 093 君はあの人に似ている (状態表) 桐矢京介 103 闇を齎す王の剣(2) 093 君はあの人に似ている (状態表) 牙王 103 闇を齎す王の剣(2) 093 君はあの人に似ている (状態表) 小野寺ユウスケ 103 闇を齎す王の剣(2)
  • やがて訪れる始まりへ
    ...へ(後編) 102 G線上のアリア/リレーション・ウィル・ネバーエンド 時系列順 105 やがて訪れる始まりへ(後編) 099 それぞれの決意(状態表) 葦原涼 105 やがて訪れる始まりへ(後編) 101 Oの始まり/嗤う運命(後篇) 秋山蓮 105 やがて訪れる始まりへ(後編) 101 Oの始まり/嗤う運命(後篇) 乾巧 105 やがて訪れる始まりへ(後編) 099 それぞれの決意(状態表) 橘朔也 105 やがて訪れる始まりへ(後編) 101 Oの始まり/嗤う運命(後篇) 志村純一 105 やがて訪れる始まりへ(後編) 099 それぞれの決意(状態表) 日高仁志 105 やがて訪れる始まりへ(後編) 099 それぞれの決意(状態表) 矢車想 105 やがて訪れる始まりへ(後編) 101 Oの始まり/嗤う運命(後篇) 乃木怜治 105 やがて訪れる始まりへ(後編) 099 それぞ...
  • Tを継いで♭再戦(後篇)
    ...ガドル・バ 102 G線上のアリア/ファイト・フォー・ジャスティス 096 Tを継いで♭再戦(前篇) 擬態天道 096 Tを継いで♭再戦(前篇) 名護啓介 096 Tを継いで♭再戦(前篇) 左翔太郎
  • それぞれの道行(1)
    ...間宮麗奈 102 G線上のアリア/リレーション・ウィル・ネバーエンド 名護啓介 左翔太郎 擬態天道
  • 橋上の戦い
    橋上の戦い ◆7pf62HiyTE 【C-5 ZECT秘密基地 06 21 p.m.】  D-5での激闘を終えたアポロガイストことガイは自らの躰を休めようと考えていた。  だが、憎き仮面ライダー共や殺し合いに乗った連中と遭遇すれば戦いになるのは必至、それは避けねばならない事だ。  最低でも全ての変身手段が再び使える様になる8時頃まで。  休息の場所として選んだのは少し前に見つけたC-5のビルの地下にあるZECT秘密基地。  地図に載っていない場所という時点で他の参加者が訪れる可能性はさほど高くはない。  また参加者が集結するであろうD-5の東京タワーの存在のお陰で盲点となりうる。  なお、東京タワーにはエリア1つ吹き飛ばす可能性すらある爆弾が仕掛けられている。  その威力が凄まじいものでC-5にすら届くとしてもビル地下に存在する秘密基地はシェルターの役目も...
  • 想いと願いと
    想いと願いと ◆MiRaiTlHUI  もしかしたら、自分の仲間達はもう死んでしまっているのかもしれない。  そんな予測は元来能天気な城戸真司にだって容易に出来ていた筈だった。  だけども、起こり得るかもしれない予測と、実際に起こった事実とでは、全くの別物だ。  非情な現実を素直に受け入れる事が出来るのかどうかは、また別の心構えが必要なのだ。  実際、飛行船からの放送を聞いてから暫くの間、真司は何も考える事が出来なかった。  というよりも、考える事があり過ぎて思考が停止していた、と言った方が正しいか。  北岡の事。美穂の事。東條の事。それぞれ色んな出来事が思い浮かんで、辛くなる。  例え彼らが、元々は敵とされた仲であったとしても、だ。  人が死ぬのが嫌だから仮面ライダーになったのに、自分に出来た事は、余りにも少なすぎる。  悪い奴だろうと、良い奴だろうと、人が死ぬ姿...
  • 会食参加希望者達(前編)
    会食参加希望者達(前編) ◆/kFsAq0Yi2 『やあ、仮面ライダーのみんな。……それから、怪人と一般人のみんなも、だね』  夕刻。前方を走る装甲車を追い、マシンキバーを駆る牙王の耳に、風を切る音に負けず滑り込んだ軽薄な声は首輪から発せられた物だった。 『……っと、自己紹介がまだだったね。僕の名前はキング……一番強いって意味の、キング。宜しくね』 「ほぉ……そいつは是非とも喰らってやりたいところだな」  相手に聞こえているかは知らないが、牙王はそう呟く。  放送をしているということは大ショッカーの一員なのだろうが、どちらかと言えば牙王は『キング』という名に想起されるものがあった。  白いライダーに変身し、自身と対等に戦ったあの『王』を自称した獲物の姿が、牙王の脳裏に蘇っていた。 『……モモタロス、ネガタロス、キング、光夏海、照井竜、園咲...
  • 闇を齎す王の剣(5)
    闇を齎す王の剣(5) ◆o.ZQsrFREM ◆  ――Spade Two Three Four Five Six――  ――Straight Flush――  周囲の時を止めた空間の中、五枚のギルドラウズカードをキングラウザーへと挿入した仮面ライダーブレイドキングフォームは、金と銀の二刀を構えていた。  不死鳥の両翼のように広がった左右の剣が、それぞれ稲妻と光子をその刀身へ宿らせる。そうして練り込まれたほんの微量が漏れただけで、夜景を白く染めるほどのエネルギーの束が、瞬く間に大小の双剣へと注がれて行く。 「はぁあああああああああああああああああっ!」  叫びと共に交差させた剣を、炎を纏った宿敵へとブレイドは繰り出した。  輝きを迸らせる刃がクウガの身体を貫く寸前――時は再び動き出す。 (――あれ?)  切っ先から解放さ...
  • あ行の本編用語集
    あ行の本編用語集 【アルティメットフォームvsキングフォーム】 【アルファベットの意味】 【いい心意気だ】 【アルティメットフォームvsキングフォーム】 「闇を齎す王の剣」にて実現した、ライダーロワシリーズ初、最強フォーム同士の対戦カードのこと。  そこに至るまでの過程については実際にSSを読んで貰った方が良いのでここではほんの少しだけ触れる。  ダグバとアルティメットフォームと化したクウガの壮絶な戦いを目の当たりにした橘とヒビキは、どうしたらダグバに対抗出来るのかを話し合っていた。  そこで我等が橘さんはキングフォームなら対抗出来るんじゃね? と考察。しかしもう剣崎がいない以上、もうその姿を拝むことすらできないかと思われていたのだが、  ダグバがキングフォームになったよ♪ やったねさくちゃん♪  ……変身者はともかくやはりその戦闘能力は極めて高く、ユ...
  • 飛び込んでく嵐の中(4)
    飛び込んでく嵐の中(4) ◆JOKER/0r3g  ◆  時刻を同じくして。  安全のためE-5エリアからGトレーラーを駆りF-5エリアにまで移動したフィリップは、ただひたすらに時計を睨み付けながら橘の無事を祈っていた。  橘の作戦が上手くいけば、長く見積もってもあと6分ほどでダグバの変身制限が訪れ、奴は死ぬ。  確かにそれはダグバという規格外を相手にする上でこれ以上なく堅実な作戦のようにも思えたが、ダグバという存在がどれだけ常識外れの存在かは短い時間とは言え直接戦って存分に思い知った。  翔太郎や士といった信頼の置ける実力者が何人いても万全の状況は有り得ないという彼の論調に賛同してしまった自分が強く非難できるはずもないが、それでもなお不安を拭い去ることは出来ず。  そんな不安に駆られながら、次の瞬間、カチリと分針がまた一つ時を刻み、それに伴いまた病院の方...
  • 金居
    【名前】 金居(かない) 【登場作品】 仮面ライダー剣 【本名】 ギラファアンデッド 【異名/愛称/コードネーム】 カテゴリーキング(ほぼ全員) 【年齢/性別】 少なくとも一万年以上生きている 男 【人称】 自分→俺 他人→お前、貴様、(馬鹿にしたように)君始→ジョーカー 睦月→坊や 【立場】 ギラファアンデッド 【身体的な特徴】 身長225cm体重128kg。他のアンデッドと違い黄金に近い体色を持ち、鎧のような外殻のいたる所にクワガタの牙様の突起が付いている。クワガタの鋏を模した巨大な双剣「ヘルター」「スケルター」を携帯。人間の時の姿は中肉中背(中の人は177cm)。二十台半ばの青年の姿。耳にかかるほどの長さの髪を真ん中で分けている。細面に酷薄そうな切れ長の目の美形。ふちのない眼鏡を着用。イエローのハイネックの上にダークブラウンのジャケット、薄ブラウンのズボン。 【精神的な特徴】 自らの...
  • 第一回放送
    第一回放送 ◆MiRaiTlHUI  夕方の会場の空を、数隻の巨大な飛行船がゆっくりと横切ってゆく。方向は縦横無尽だった。  コンドルのマークが描かれたそれらの飛行船には、液晶の巨大モニターが幾つも取り付けられていた。  屋外に居る限りは、何処に居る参加者にでもモニターの映像が見られる様にという主催側の配慮だろう。  一方で、飛行船の姿が見えぬ参加者の為には、会場中の全ての映像機器にも同じ映像が配信されていた。  全施設と民家、街中の大画面液晶、店先のテレビ。兎に角、種類を選ばず、ありとあらゆる媒体からである。  それに伴い、音声も会場中のあらゆるスピーカーから……それのみならず、首輪からも発せられる仕組みだった。  つまり、何処に居ても、意識を保っている限りは、大ショッカーからの情報を受けられる状態が、ここに完成したのである。 「やあ、仮面ライダーのみんな。…...
  • 飛び込んでく嵐の中(3)
    飛び込んでく嵐の中(3) ◆JOKER/0r3g  ◆  エターナルがローズにこうして特大の一撃を食らわせるだけのことが出来たのは、何よりもその能力の特異性によるものだ。  最初にローズの放った薔薇の花弁を防いだのは、全ての攻撃を無力化するという規格外の能力を持つエターナルローブの効果によるものだった。  どことなくそれを感覚で理解していたダグバは、ローブの能力を信じ、ただローズの攻撃を凌ぎ闇に身を隠した。  ローズがこちらを見失ったのを確認した彼は、いましがたその強大無比な能力を実感したばかりのローブを脱ぎ去り、エッジにエターナルのメモリを装填した。  つまりはそれからのことの一切はこうだ。  エターナルは、エターナルエッジをローブに忍ばせ飛ばすことでローズの注意を引く。  そこでローブごとエッジを受け止めたローズによって半ば強制的にマキシマムドライブ...
  • 飛び込んでく嵐の中(1)
    飛び込んでく嵐の中(1) ◆JOKER/0r3g  大ショッカー幹部であるスペードスートのアンデッド、キングが来訪してから、30分ほど経った頃。  既に存在していた質量の半分以上を失った白亜の建物のすぐ側で、残された三人の男達は先の戦いで犠牲となった男、野上良太郎の墓の前でそれぞれ異なる表情を浮かべていた。  悪意の塊とも言える怪物、キング。  彼の口車にまんまと乗せられ、良太郎を変身すらさせぬままに戦場へと送り出してしまった為に、彼は死んだ。  それを思えば思うほどに、彼らの表情には深く感情が表立っていく。  簡易的極まりない、ただ埋めただけのその墓に、険しい表情を浮かべながら手を合わせる男の名は、橘朔也。  良太郎の犠牲は、自分がもっとしっかりとしていればなくせたかもしれない。  そんなやるせなさと、何より許しがたい悪への憤りを滲ませていた  その後ろで...
  • 決意の名探偵
    決意の名探偵 ◆nXoFS1WMr6 大ショッカーが発した放送からどのくらいの時間が立ったろうか。 彼らは今陸地にいた。 しかし、そこは彼らが本当に行きたかった東側ではなく東京タワーのない西側エリア。 だがそれはしょうがないことでもあった。 あの流れの強い川では流され続けるのはあまりいいとは言えなかったし、あのまま意地を張って東側に行ったところであの流れのまま行けば恐らくつくのはG-4辺りになるだろう。 それでは本末転倒だ、あの流れのなかにいては放送も聞けなかっただろうし、それで禁止エリアに気付けず死んでしまう可能性もあった。 故に急がば回れということわざを信じ彼らは放送前に流れのゆるい川の内側からE-3エリアに流れ着きたかったのだが、現実はそう上手くいかない。 結果として川からあがるまでに放送の前半部分を聞き逃してしまった。 しかし、重要な仲間の死亡情報、及び禁止エ...
  • 心の中の薔薇
    心の中の薔薇  美しい朝焼けをバックに大型車が西へ向けて進んで行く。  G-4エリアの道路を走行するGトレーラーはこの短い時間の中で酷く損壊しながら、それでも搭乗者達を運ぶ役割を立派に果たしていた。  ダグバという規格外に過ぎる怪物と三度も接敵していながら、そのいずれの場面においても活躍した頑丈な装甲に救われた者は多く、搭乗者に安心感すら与えていた。  それは運転席に座るフィリップと、助手席に座る村上峡児にとっても例外ではない────数分前の出来事が無ければ。  死んだと思われていたダグバのあまりに突然な襲撃と、葦原涼の献身による死。何の前触れもなくワープしてきた、などという馬鹿げた能力まで発揮してきたダグバにはこのGトレーラーですら安全地帯とは呼べなくなっていた。  またいつ襲撃されてもおかしくはない────そんな緊張感からか、フィリップと村上の間には無言の...
  • 志村運送(株)
    志村運送(株) ◆MiRaiTlHUI  それは、殺し合いの場にしては些か静か過ぎる夜道だった。  あれから一時間程散策したとは思うが、純一が得た物は何一つない。  野上達と同じような団体と出会う事もなければ、殺し合いに乗った参加者と出会う事すらなかった。  結局純一は誰とも出会う事無く、気付いた時には地図上の警察署――警視庁まで訪れていたのだった。 (まさかこうも誰とも出会わないとはな……)  正直言って、拍子抜けだった。  僅か六時間で参加者の三分の一が死んでいる事を考えれば、それほど悠長な戦いでもない筈なのだが。  たまたま自分の歩いて来た道に、他の参加者が誰も居なかったというだけなのだろうか。  だとするなら、変身制限を大幅に消耗している自分にとっては幸いな話とも言える。  その上、こうして暫く歩いている間に、六時間以上も前に受けた火傷や凍傷も随...
  • time――trick
    time――trick ◆.ji0E9MT9g 「君は……一体何者なんだい?」 D―5エリアの平原にて偶然に集った四人の男。 幾らか続いた沈黙の後、最初にそれを破ったのは眼鏡をした青年であった。 それを発言したのは参加者の一人である野上良太郎、より正確に言えばそれに憑依するウラタロスである。 「……言ったろ、俺の名前は門矢士――」 「――すっとぼけないでよ、そういう事を言ってるんじゃないって、わかるでしょ?」 言った彼の言葉は、少し鋭かった。 未知の存在に何故か一方的に自分を知られている上に、話を意図的に混乱させられているのだから、その苛立ちも当然だろう。 それを受けて、士と名乗った男は背に負った男を一瞥してから、何かを観念したかのようにため息を一つついて、それから言葉を吐き出した。 「……俺は、色んな世界を通りすがっててな、お前のことがわか...
  • 魔王 が 動き出す 日
    魔王 が 動き出す 日 ◆LuuKRM2PEg 「とんだ目にあったな…………」 日の光に照らされた道を、一人の男が歩きながら呟いた。 その声からは、明らかな苛立ちが感じられる。 肩まで届く黒い長髪、暗闇のような色のロングコート、その下に纏われているスーツ。 全てが、漆黒で統一されている。 その格好からは、まるでこの世の全てを飲み込むような、禍々しい雰囲気を放っていた。 彼の名は、乃木怜司。 『カブトの世界』で猛威を振るっていた、宇宙より飛来した人間に擬態する生命体、ワームを率いる王。 「俺としたことが、油断したか……?」 自らと大ショッカーに対する苛立ちを感じ、舌打ちをする。 本来ならば、ワームの軍勢を率いて、人類に攻撃を仕掛けている最中だった。 忌々しいZECTが生み出した、マスクドライダーシステムの秘密を奪うために、エリアZに進撃。 そ...
  • ま行の本編用語集
    ま行の本編用語集 【三原の加護】 【三原の加護】  仮面ライダー555からの参加者である三原修二は、このロワでは特別な守りが働いているのではないかと噂されている。  三原は登場話において、マーダーであった桐生豪に狙われてしまい、危機に陥っている所をリュウタロスに救われた。ただし、参戦時期の都合からして彼は気弱な一般人でしかなく、リュウタロスの特訓を受ける羽目になってしまう。  その結果、他の参加者としばらく関わることはなかったが、他のエリアで繰り広げられていたどの乱戦にも巻き込まれることがなく、第一回放送を乗り越えることに成功した。唯一、合流したのは間宮麗奈だけだが、特にトラブルは起こっていない。  放送後、津上翔一や城戸真司と出会い、また753たちも病院に訪れて、一同は平和な時間を過ごす。多少のトラブルはあったものの、三原だけでなく三原と同行した参加者全員も戦闘...
  • プラグイン/ニュース
    ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」:時事ドットコム - 時事通信 マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - PR TIMES 【アイプラ】リセマラは必要?当たりキャラランキング【IDOLY PRIDE】 - Gamerch(ゲーマチ) 篠原悠希×田中芳樹が明かす「歴史ファンタジー小説...
  • 日高仁志
    【名前】 響鬼(ひびき) 【登場作品】 仮面ライダー響鬼 【本名】 日高 仁志(ひだか ひとし) 【異名/愛称/コードネーム】 音撃戦士響鬼ヒビキさん(登場人物ホボ全員)ヒビキ(立花、斬鬼、小暮) 【年齢/性別】 31歳 男性 【人称】 自分→俺 明日夢→少年 他人→名前呼び捨て目上の人→○○さん 立花→おやっさん弟子入り後は明日夢を「あすむ」と名前で呼ぶようになる 【立場】 音撃戦士響鬼 【身体的な特徴】 中肉中背(中の人は身長179㎝)かなり鍛えられている。黒髪オーソドックスな短髪ジーンズに猛士Tシャツやノーティカ、アディダス等のアウトドア、スポーツブランドの動きやすさ重視の飾らない服装が多い。 【精神的な特徴】 おおらかで気さく。タフさを感じさせないがかなりタフ人助けはして当たり前と思っている。戦い慣れしていて戦闘中に取り乱すことはない。 【技術/特殊能力】 変身音叉音角で音撃戦士響...
  • 暁に起つ(前編)
    暁に起つ(前編) ◆MiRaiTlHUI  夕方ともなれば、参加者を照らす太陽も、暁となって徐々に沈んで行く。  天道総司と名乗った青年は、何処か虚ろな瞳で、沈みゆく太陽をぼんやりと眺めていた。  海堂直也は別段何か下らない事を言う訳でもなく、黙々と歩を進めるだけだった。  ここには車もなければ、人もいない。空っぽの街を染める夕焼けには、何処か寂しさを覚えるものだ。  暁の不気味な寂しさと、妙な空気のざわつきが、名護啓介の心を焦らす。気は緩められない。ここは戦場なのだ。  落ち着かない気持ちを宥めて、何ともない風を装って、名護は先陣を切って歩く。  F-4から東京タワーへ向かうには、直線ルートでは不可能だ。例え迂回する事になっても、F-5を通らねばならない。  人を率いる者として、自分が三人の代表となって先頭を歩くのは当然だと思うし、その行動自体に間違いは無かったと思...
  • 闇を齎す王の剣(6)
    闇を齎す王の剣(6) ◆o.ZQsrFREM ◆  目の前で昏倒した宿敵を前に、クウガはほぼ限界を迎えた身体を何とか起こしていた。  息をするように扱える、超自然発火の炎――今のダグバならそれで殺し尽くせただろうが、クウガは敢えてその選択肢を選ばなかった。  一つは憎悪の余りに、その肉体を直接砕きたかったがために。  そしてもう一つは――クウガを支配する、アマダムの欲求によるものだった。  ダグバの変身したブレイドとの戦闘で、クウガの全身はズタボロにされ、アマダムにも大きなダメージを受けていた。このままでも自壊するなどということはないが、傷を負い不完全となった自身を回復したいと霊石は考えていた。  そのために目を着けたのが、そこで眠っているもう一人の究極の闇を齎す者に宿った、同種の霊石だったのだ。  その力を取り込んでアマダムを修復し、さらに...
  • チューニング♯俺を利用しろ!(後編)
    チューニング♯俺を利用しろ!(後編) ◆7pf62HiyTE 「何を言っているんですか? 僕と貴方は敵同士ですよ? そんな事出来るわけが……」  相手が口にした事は言ってしまえば共闘の提案である。だが、本来は敵同士である筈なのにそうそう組める筈もない。 「たった1人で何十人もいる敵を皆殺しに出来ると思うか? そんな状態で戦えるとは俺には思えないが?」  その指摘はもっともだ。疲弊した状態でこれ以上戦いのが厳しい事は渡自身が理解している。 「……つまり組む代わりに残り人数が少なくなるまで互いの世界の参加者には手を出さないという事?」  渡自身、園咲冴子と組んでいた時期がある為、提案の主旨自体は理解している。 「少し違うな、お前の世界の連中に関してはそれで構わないが俺の世界の連中に手を出すなと言うつもりはない」  始...
  • ま行の死亡者名鑑
    ま行の死亡者名鑑 【間宮麗奈】 【村上峡児】 【モモタロス】 【間宮麗奈】            ┌ r┐           r'┴rス           「二!r| 〔┐   zヘト、           {_」、} |イi ,r'>‐'ヘ\              }  kリ j/ |ー 、    .ヽ Y、           ト-イ} |' l T . .`丶、  l {i ヽ             {二j´Y! l| l、 . . . . .ヽ、 jノト, }.ノ} 「お前に聴かせてやる鎮魂曲は……ない」 _          !l | _」l jl | .ヽ . . . . Y_j/. .. / 「‐`、_ー-  r、  |j |_!∨j ト、 . . .  _j 7_./  \  l|, &...
  • 仮面ライダーキバからの出典
    仮面ライダーキバからの出典 キバットバットⅢ世 紅渡に支給。 →園咲冴子→紅渡へ→解放→小野寺ユウスケ→桐谷京介→小野寺ユウスケ→紅渡→死亡 キバット族の名門・キバットバット家の三代目を名乗るコウモリのモンスター。 性格は気取り屋。決め台詞は「キバっていくぜ!」。 彼の力を借りれば、誰でも仮面ライダーキバに変身できる。 ただしファンガイア以外の者が使うと身体に疲労が蓄積される。 武器形態のモンスターの力を借りれば、それぞれの武器に対応したフォームに変身できる。 ※参戦時期は紅渡と同じく第43話終了後。 魔獣剣ガルルセイバー 小沢澄子に支給。 →桐矢京介→小野寺ユウスケ→牙王→ガタックゼクターが運搬→紅渡→D-1に放置 ウルフェン族のアームズモンスターであるガルルが変化した剣。 仮面ライダーキバがガルルフォーム時に装備する。 普段は胸像モードで待機し、キバ...
  • 全て、抱えたまま走るだけ
    全て、抱えたまま走るだけ ◆.ji0E9MT9g 放送を前にして目覚めていたジョーカーアンデッド、相川始は、その足を川から返し先ほどまでいた病院に向けていた。 もちろん戦っていたE-4エリアは禁止エリアの関係で戻れないため、F-5を迂回する形になったが。 とはいえ、彼は戦いを終え病院で休む参加者たちとの合流、また再度の襲撃などを企てていたわけではなかった。 あの戦いでどれほどの参加者が生き残ったのか、そして病院はジョーカーの、自分の暴走によりどう変貌したのか、それを確かめたかったのだ。 そしてF-4を通過し、F-5に差し掛かり、見た。 先ほどまで巨大な白い巨塔が存在していた空間は闇が占め、その大半が大きく損壊しているのを。 「……」 別に、絶望したわけでも、予想外なわけでもなかった。 ジョーカーという姿に二度とならない、その覚悟を容易く覆すほどの...
  • 愚直(後編)
    愚直(後編) ◆ 【F-4 Gトレーラー 06 07 a.m.】 「フィリップ!何があった!?相川はどこだ!」 時を同じくして。 壁と天井、二か所に大きく穴の開いたトレーラーの中で、涼の怒声が飛んでいた。 冷静に周囲を見渡しその惨状に目を細める村上の一方で、フィリップは目の前で起きた信じられない出来事を、しかし何とか語らねばと自身を無理矢理落ち着かせる。 「ダグバだ」 「何?」 「ダグバが……生きていた」 自身で声を発しているのに口にした内容を現実とは思えないとばかりに顔を青くしたフィリップに、涼と村上は絶句する。 ン・ダグバ・ゼバ。涼の世界で過去、一夜にして三万人もの人間を殺した最強の未確認。 この場でも数多の命を奪い、この殺し合いを加速させた張本人。 橘の捨て身の行動でその首輪の爆発と共に命を散らしたはず...
  • 飛び込んでく嵐の中(2)
    飛び込んでく嵐の中(2) ◆JOKER/0r3g  クスクスと笑いながら、しかし油断なく構えたコーカサスを前に三人の仮面ライダーもそれぞれ構え――。  「――ヌゥゥン!」  ――戦いの火蓋を切ったのは、ファイズだった。  その右手にはファイズショットを嵌め、肉弾戦特化であろうコーカサスに少しでも対等に立ち合おうとする気概が感じられる。  掛け声と共に思い切り跳び、急降下の勢いも含めてたったの一撃でコーカサスを戦闘不能にしかねないほどの威力の拳を放った。  さしものコーカサスも気合を込めたその一撃をタダで食らうわけにはいかなかったのか、大きく後方へと回避することでそれをやりすごす。  先ほどまで自分がいた場所が大きく抉れるのを見て、多少の愉悦とファイズへの興味を覚えたコーカサスはしかし、次の瞬間意識外から迫る銀の矢に気付いた。  何とか体制を立て直し、攻撃...
  • 覚醒(4)
    覚醒(4) ◆ 「ハァァッ!」 ジョーカーの拳が、クウガの顔面に突き刺さる。 衝撃で体制を崩し川へ倒れ込んだ彼の動きは、しかし先ほどまでと違い緩慢だ。 それほど強くない流れに抗うことすら必死で、辛うじて立ち上がるのもやっとの満身創痍の状態でありながら、しかしそれでも尚クウガは戦うことをやめようとしない。 戦慄を通り越して悲痛としか言いようがないクウガに対し、ジョーカーは憐れみすら覚えながらその口を開いた。 「……どうした、クウガ。皆の笑顔を守るために戦うんじゃなかったのか?」 目の前の凄まじき戦士ではなく、小野寺ユウスケに呼びかけるようなその声に、しかしクウガは心を感じさせない咆哮で応える。 何とか回復を完了させ起き上がったクウガが、その拳を握る。 だが未だ敵意を剥き出しにする彼を前にしても、ジョーカーはもう一切動じることはなかった。 ...
  • 剣崎一真
    【名前】 剣崎 一真 【登場作品】 仮面ライダー剣 【本名】 剣崎 一真(けんざき かずま) 【異名/愛称/コードネーム】 仮面ライダーブレイド剣崎(橘、始、烏丸)剣崎君(栞、白井)剣崎さん(睦月、天音)ブレイド(キングその他数名のUDの皆さん) 【年齢/性別】 22歳 男性 【人称】 自分→俺 他人→名前呼び捨て目上の人→○○さん 烏丸→烏丸所長天音→あまねちゃん 【立場】 人類基盤史研究所「BOARD」所属 仮面ライダーブレイド 【身体的な特徴】 身長185㎝で体重は50㎏台とかなりの痩せ型。輪郭も縦に長め奥二重の目元はぱっちりというよりは鋭く涼しげな印象。若干長めオーソドックスなスタイルの茶髪(橘、北岡より明るく乾、城戸より暗め)ジーンズにロングTシャツなどのラフな服装が多い。ライディンググローブは青。右手首にスペードのマークが刻印されたクリアブルー(プラスチック製?)のキューブが連...
  • 仕掛けられたB/響き渡る声
    仕掛けられたB/響き渡る声 ◆LuuKRM2PEg D-5エリアより、空に向かって真っ直ぐと伸びる塔。 日本に住む者なら誰でも知っている建物。 東京タワー。 夕焼けに照らされた事によって、更に赤みを増していた。 天高くそびえ立つ塔。 その上から、声が響く。 『みんなぁーーーー! あたしの話を聞いてーーーーーー!』 機械を通したような、女の声。 それは殺し合いの会場で、広範囲に広がっていった。 声の主はそこから、大きく息を吸い込む。 『こんな戦いはもうやめて! 自分の世界を守りたいからって、他の人達を殺すなんておかしいよ!』 言葉には、熱い思いが感じられた。 この殺し合いを阻止しようと言う意志。 犠牲者を出さないと言う意志。 『仮面ライダーは、みんなのために戦うヒーローでしょ! 少なくとも、あたしの世界ではそうだった!』 ...
  • 『クウガ』と『アギト』
    『クウガ』と『アギト』◆LQDxlRz1mQ  疲労が、ただゴオマの体の動騒を奪っていた。  体の節々が自分のものではないかのように、立ち上がることもままならない苛つきを隠せなかった。  彼の属するグロンギという集団は、戦いと殺しがその人生といっても過言ではない。  そんな闘争本能に従えない彼に、価値は無いと言っていい。  それを自覚している以上、ゴオマはその「価値」を取り戻すための思考を始めた。  何をすべきか。  周りを見渡すが、使えそうなものは何もない。  外出の必需品である傘は手元にあるが──それを杖に立つことさえ、体は許さなかった。  彼に立ち上がるだけの力を与えようというものは、この場には無い。  そこで、デイパックの中を探る。先ほどの「ガイアメモリ」に体力を回復させる効果が無い──むしろ、それを奪うものであるというのは人でない彼にも理解ができた。 ...
  • 第三回放送
     会場を包む広い大空を、朝焼けが照らす。    輝かしいその朝日に対し、しかしこの場にいる誰も爽やかな心象は抱かなかった。  何故なら今は、世界の存亡をかけた殺し合いの真っ只中。  だがそれでも、恐らくこの会場で生きている参加者の全ては、今この瞬間だけは揃って空を見上げていることだろう。  無論、陽の光を浴びるためなどではない。  突如空を覆う様に現れた灰色のオーロラと、それから吐き出されていく無数の飛空艇を、その目に収めるため。  そして同時そのモニターが告げる、この6時間の死者の情報と、これから先生き延びるために必要不可欠な情報を得るために。  そう、現在時刻は6:00。大ショッカーが執り行うこの殺し合いにおいて、三回目の定時放送が行われる時間を迎えたのであった。  ◆  突然に、何らかの楽器の音が会場を支配した。  今までの放送担当者の...
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