やよいの食事手帳

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※このノートに今日いつ、何を食べたかを大体でよいので全て記録する事  どんな状況で食べたかも書いて貰えると助かる プロデューサーより 2009年11月6日 金よう日 ・午前7時半くらい 家族みんなで朝ごはん!メニューはアジの干物と豆腐のおみそ汁に昨日の残りの肉じゃがが少し 今日は調子が良かったからご飯を2回もおかわりしちゃいました! ・午前9時くらい 朝礼が終わった後に小鳥さんにキャラメルを貰いました! 大きめのキャラメルで甘くて美味しかったです! 小鳥さんが「孫に飴をあげてるお婆ちゃんみたいね……」と乾いた笑いをしてたのが気になりますー ・午前10時くらい 響さんからちんこすう?を貰いました(ちんすこうでした!恥ずかしいですー!) 全部食べて良いって言われたから小さい袋を一袋全部食べちゃいました、おいしかったです! 響さんは毎日色んなお菓子を持ってきてくれるんですよ! ・お昼の12時半くらい お昼ご飯です!今日は1日事務所にいるので弟達の分と一緒にお弁当を作ってきました。 最近はウインナーみたいなお肉を入れられるようになってとっても嬉しいです! 後、お弁当を食べていたら伊織ちゃんがやってきてお弁当のおかずを交換したんですよ 私が玉子焼きをあげたらいいの?ってくらい沢山のから揚げをくれました、ビックリです! ・午後1時くらい 律子さんがお弁当のおかずを少し分けてくれました! 事務所のお弁当の揚げ物はベチャベチャで食べる気が起きないそうです。 確かに自分で作った物の方がおいしいですけどこれはこれでおいしいと思いますよ? それと、お弁当が一つ余ったそうなので貰っちゃいました、ラッキーです! ・午後2時くらい 雪歩さんがお茶を入れてくれたので私も飲ませて貰いました! お茶請けにおまんじゅうが出たんですけど、 雪歩さんが「やよいちゃんは美味しそうにに食べるね」ともう一個出してくれました、ラッキーです! ・午後3時くらい みんなでおやつの時間です! 今日のお菓子は春香さんが作ってくれたチョコケーキとクッキーです! 今日のケーキの名前ははガトーショコラって言うそうですよ。 やよいは良く食べるからって一番大きい物を貰いました!甘くてとーってもおいしかったです! ・午後4時くらい 千早さんと千早さんのプロデューサーがプリンを持ってきてくれました! お仕事の帰りに貰ってきたそうです。おやつの後だったからとりあえず全部冷蔵庫に入れたんですが、 一つ入りきらなかったから私が食べることになりました。 ・午後5時くらい 事務所から家に帰る前に春香さんからクッキーを貰いました!おやつに出した分が少し残ったから特別だそうです。 春香さんからクッキーを貰って帰ろうとしたら響さんからちんすこうを貰いました! 私以外に渡すタイミングが無かったらしく、5袋も貰っちゃいました! 持って帰ろうとしたら一袋食べて欲しいと言われたので響さんと一袋だけ食べちゃいました。 ・午後7時半くらい 今日の晩御飯です!今日のメニューは弟たちのリクエストでカレーです! 大きなお鍋一杯に作って明日の朝ごはんにもしようと思ったんですが みんなが沢山食べちゃったから全部無くなっちゃいました… 私も3杯食べちゃったんですけどね……えへへ、今日のカレーは会心の出来でした! ・午後8時半くらい 家族で春香さんや響さん、千早さんがくれたお菓子(すいません、書き忘れてました!) を食べながら私が出ている歌番組を見ました、みんなおいしいって言ってましたよ! でも、今日見た番組の私はダンスのキレがいまいちでちょっと恥ずかしかったです。 ・午後11時くらい 弟達を寝かしつけて、お洗濯も一通り終わったので私も寝ることにします。 その前に、今日書いたノートをもう一度見ていますが、私って凄く一杯食べてたんですね… プロデューサーがこのノートをつける様に言った理由、ちょっと分かった気がします! それでは、ちょっと反省しながら今日のノートを終わりにします。プロデューサー、おやすみなさーい! 「……以上が昨日書いて貰ったやよいの食生活だ」 プロデューサーが淡々とやよいの書いたノートを読み上げている間、 自分の日記を読まれているに等しいやよいは少し恥ずかしそうに俯き、 それ以外の者は、程度の差こそあれどほぼ全員が「やっちまった…!」と言う顔でやよいを見つめていた。 現在、やよいはダンス衣装に身を包んでいるのだが、露出している腹部はなだらかに、 しかし確実に前に突き出ており、ズボンのすぐ上には突き出た腹部の肉が乗ってしまっている。 それなりに余裕を持ったサイズだったはずのズボンは傍から見ても分かる程パンパンに張っており、 近くで見ればズボンの付け根の部分では太ももが締め付けられているのが良く分かる。 少し丸みを帯びた気がする顔は、むしろ愛らしさが増している位だが、 このまま太り続ければ愛らしさの種類が変わって行くのは想像に難くない。 「たった今体重を量って貰ったが、今の体重は46kgだそうだ」 公称値の37kgに比べれば9kgの増加である、純粋な成長の分を差し引いても十分太ったといえるだろう。 淡々と太った事を報告され、身近な人にじろじろ見られているやよいは軽く俯いたままもじもじとしている。 「…で、プロデューサーは何が言いたいんだ?やよいを晒し者にしたい訳じゃ無いんだろ?」 「正直、私達の方が悪い気がするから、責めるならやよいより私達の方を…」 響と春香が淡々と話すプロデューサーに割って入る、 晒し者になっている格好のやよいへの助け舟なのだが、春香はこの話の意図を大体理解したようである。 「確かにこれ以上は可哀想だな。やよい、着替えて来て良いぞ。」 やよいはその言葉を聞くと、はいっ!と元気に返事した後、更衣室へと向かっていった。 やよいが出て行った事を確認すると、プロデューサーは皆の方に向き直り、ノートを見せ付ける様に話し始めた。 「春香は大体分かったようだが、一回説明して置こうか。」 プロデューサーは懐から赤ペンを取り出すと、朝食・昼食・3時のおやつ・夕食の4箇所を丸で囲う 「これがやよいが自分で用意したか、事務所の全員が食べた食事だ、成長期で有る事を考えれば十分許容される量だな。」 赤丸で囲まれていない8箇所をペンで指しながら話を続ける 「つまり、やよいが太ったのは間違いなく食べ過ぎが原因だが、食べ過ぎの原因はやよい本人じゃない。」 「私達がなんでもかんでもやよいに食べさせちゃったから…ですね?」 プロデューサーの言葉を春香が続け、今回の結論が完成する。 「そうだ、やよいは公園のハトでも残飯入れでも無い、アイドルだ!」 高らかに叫ぶプロデューサーの声に反論するものは誰もおらず、僅かに反省の囁きが聞こえてくるだけであった。 「しかし、それを指摘するだけならわざわざ高槻さんを晒し者にしなくとも一人一人に言って行けば良かったと思うのですが」 反論の声では無い物の、千早が今回のやり方への非難を込めて質問をぶつけると 「逆に聞くが、ただ俺が言っただけででやよいにお菓子をあげるのを止められるか?」 「っ…!」プロデューサーには内緒よ?と言ってお菓子をあげる自分がありありと思い浮かび、千早は沈黙する。 「ま、我ながら良い手段とは思んが、必要な処置だったってことさ」 こうして、「事務所内でのやよいへの餌付け禁止」と言う奇妙な条例はその効力を発揮したのである。 その後、やよい本人の懸命な努力や、響や千早の血の涙を流すような我慢が功を奏してダイエットは成功し、 やよいへの餌付けが再び解禁される事となったが、前回の反省を踏まえて持ちまわり制の餌付け担当を決めているだとか (了)

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