『僕は友達が少ない』

「『僕は友達が少ない』」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

『僕は友達が少ない』」(2011/10/16 (日) 09:57:07) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

涼も上手い事、トップアイドルになって…… 私がプロデュースしたかったわね。良く考えたら、『男の娘』アイドルとして…… 小鳥さんに影響されて来たのかしら。気をつけないと。 「律子お姉ちゃん!」 あれ? 何で涼が目の前に? 「さっきから呼んでるのに、話聞いてた?」 素直に考え事をしていたと謝り、話を聞き直す。 「はぁ、細かい所は端折るけど僕に友達の作り方を教えて欲しいんだ」 ……はい? 割と友達多そうなイメージなんだけど、いないの? 「学校とかにはいないの? ほら涼なら人気ありそうだし」 首を横に振る涼。 「アイドルになってしばらくは忙しかったし、有名になってからは『友達』には……」 ああ、なるほど。あれ? 「でも、アイドルになる前から、」 「告白されて縁切ったけど?」 ……ああ、アイドル目指す原因は元友達なわけね。 「同僚は? 876プロは仲良しなイメージ強いけど」 少し間が開いて、暗い声が返ってくる。 「二人共、男だとバレてしばらくしてから『僕たち友達だよね?』って聞いたら、暗い顔して少し間を開けて肯定されたんだ。多分、変態だと思われてるんだよ」 理由違うと思うけど、まぁ指摘するのは野暮よね。 「話は聞かせて貰ったよ」 肩からタオルをかけた真が部屋に入って来た。 「涼、ボク達友達、いやもっと親しくなれるよね」 「真さん……」 「ところでボクは明日オフなんだけど、良かったら」 「はい、遊びに行きましょう」 「友達、だろ? 敬語はなしにしようぜ」 「分かりました。遊びに行こう、真」 「お、おう」 真の顔が心なしか赤いのは気にしちゃ駄目よね。うん、昔の涼の話を聞かれてたとか言う必要ないし。 ……ちなみに、後日改めて『友達』の作り方を聞かれた際に、「律子お姉ちゃんと小鳥さんみたいに仲の良い友達が欲しいんだ」と言った涼はミニスカメイド服を着せて放り出したわ。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: