fairyt@le

THE IDOLM@STER 創作発表まとめWiki内検索 / 「fairyt@le」で検索した結果

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  • 2スレ
    ... 夢見る少女 fairyt@le 太陽の鳥 虹色の鳥 100万回アイドルだった女の子 100ある961の話なら 芸能界鬼退治譚
  • 3スレ
    ...いの食事手帳 fairyt@le ねずみの嫁入り 北風と太陽 鬼退治:CERO C
  • レシP ◆KSbwPZKdBcln作品
    ...浦あずさ ほか多数 fairyt@le 3 185 20090808 ボクノメガミ 水瀬伊織 オリキャラ 3 349 20091006 subtle flavor 秋月律子 秋月涼 3 377 20091013 留守電 秋月涼 3 384 20091021 love liquid 天海春香 アダルト寄り 4 006 20091102 ある夜の事務所 秋月律子 音無小鳥 4 047 20091109 美希曜日よりの使者 星井美希 4 147 20100107 七草十草 音無小鳥 4 215 20100204 きみはともだち 菊地真 秋月涼 6 022 20101018 オフライン 水谷絵理 サイネリア 6 044 20101126 メロディ 秋月涼 桜井夢子 6 054 20101211 親友 萩原雪歩 6 133 20110211 ハミングラ...
  • Brand New Fairy
    「社長、お呼びでしょうか?」 「おお、待っていたぞ。実は、新たに君にプロデュースを始めてもらおうと思ってだね。」 「は、はい。」 珍しいこともあるものだ。 たいがいはプロデューサーの方から社長に対して申し入れをすることで、新しいプロデュースがスタートするの が恒例の765プロで、逆に社長側からのプロデュース依頼だなんて。 「君にプロデュースして欲しいのは、他でもない、彼女なんだが。」 「・・・はじめまして。」 俺はその時、部屋の片隅にいた女性に初めて気付いた。そして驚愕した。 一目で知れる長身、スタイルの良さはもちろん、何よりも彼女を特徴づける、美しく輝く銀色の髪。 流れる様な優雅で華麗な立ち居振る舞い。風格までをも備えた表情に、意志の強さに光る瞳。 誰が名付けたか、しかし誰もが納得する、人呼んで『銀髪の王女』・・・ 「し、四条・・・貴音・・...
  • みなとP ◆bwwrQCbtp作品
    1 春香が家にやってきた 1 ある歌手とアイドル 1 春香が家にやってきた:番外編 2 無題(99) 2 夢見る少女 2 芸能界鬼退治譚 2 Brand New Fairy 3 鬼退治:CERO C 3 a bad first morning 4 one night before 4 春香エンジェル 4 three months later 6 another year around 名前 コメント
  • 8スレ
    You Make Me Smile 無題8-12 すごいよ! わくわくさん! 金色のHEARTACHE メイプル・フレーバー 未来の足跡 open face love telepathy 女王と駒 シンデレラガールズの地元紹介新潟編 18歳のプレゼント What training? たてせん アイマス×ばりごく麺(ばりごく麺とのクロスオーバー) 無題8-124 無題8-125 秘湯 FIVE DOORS 無題8-143 無題8-145 無題8-149 When The Sun Meets The Sky Sometimes 無題8-166(ミリオンライブネタ) ふたりの食卓 Anytime Anywhere
  • 無題227
    人生においてどうしても忘れられない体験を挙げろと言われれば 伊織にとってのそれは初めて765プロを訪れた日であろうか 父親の紹介で来たプロダクションであったが 最初はその建物自体のボロさに若干引きつつ 事務員らしき女性に案内され面接の為にとある部屋の前で待っていた時だ 手持ち無沙汰にウサギの人形を弄びつつこの間行ったばかりのイギリスで見た橋を思いだし その鼻歌を歌っていた時のこと 「London Bridge is falling down,  Falling down, Falling down. London Bridge is falling down, My fair lady…. 」 突然綺麗な発音で歌が聞こえてきたので 伊織は心臓が飛び出るかと思った 横を見ると黒いロングコートを羽織った男が一人隣に立っていた 男は伊織の驚...
  • 7スレ
    赫い契印 TOWもどきim@s異聞~序章~1話 『僕は友達が少ない』 『口癖と微妙に違う』 ジャコビニ彗星の日 TOWもどきim@s異聞~序章~2話 A Song For Life アメリカンジョーク風ネタ 『既視感』 絵理の貯金宣言 真の中の人がやばい 翔太風邪ひいた アメリカンジョーク第二段 『紳士』 TOWもどきim@s異聞~序章~3話 『命題「愛は人を殺すか?」』 『curtain raiser』 『赤・青・緑』 『Allerseelen』 Wing gainer TOWもどきim@s異聞~第一章~ 春香編1 無題7-120 無題7-123 『悩んだ結果が……』 TOWもどきim@s異聞~第一章~ 春香編2 無題7-139 『祓魔の聖戦<Evildream crusaders>』 TOWもどきim@s異聞~第一章~ 春香編3 ...
  • メグレスP ◆gjBWM0nMpY作品
    5 イニシャルビスケットのP 5 宇宙人ジョーンズアイマス編 6 ミル姉さんのアイマス紹介 6 メタルの帯風キャッチコピーを考えてみた 7 A Song For Life 7 無題7-123 7 無題7-139 7 Secrets On Parade 7 四条貴音のラーメン探訪番外編 7 Cryin 8 You Make Me Smile 8 無題8-12 8 すごいよ! わくわくさん! 8 シンデレラガールズの地元紹介新潟編 8 アイマス×ばりごく麺(ばりごく麺とのクロスオーバー) 8 無題8-124 8 無題8-125 8 無題8-143 8 無題8-145 8 When The Sun Meets The Sky 8 Sometimes 8 Anytime Anywhere ...
  • プラグイン/人気商品一覧
    人気商品一覧 @wikiのwikiモードでは #price_list(カテゴリ名) と入力することで、あるカテゴリの売れ筋商品のリストを表示することができます。 カテゴリには以下のキーワードがご利用できます。 キーワード 表示される内容 ps3 PlayStation3 ps2 PlayStation3 psp PSP wii Wii xbox XBOX nds Nintendo DS desctop-pc デスクトップパソコン note-pc ノートパソコン mp3player デジタルオーディオプレイヤー kaden 家電 aircon エアコン camera カメラ game-toy ゲーム・おもちゃ全般 all 指定無し 空白の場合はランダムな商品が表示されます。 ※このプラグインは価格比較サイト@PRICEのデータを利用しています。 ...
  • プラグイン/ニュース
    ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」:時事ドットコム - 時事通信 マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - PR TIMES 【アイプラ】リセマラは必要?当たりキャラランキング【IDOLY PRIDE】 - Gamerch(ゲーマチ) 篠原悠希×田中芳樹が明かす「歴史ファンタジー小説...
  • ◆yHhcvqAd4氏作品
    1 冬の足音 1 コーヒーをいれたから 1 風船のおにいちゃん 1 そよ風の窓 3 勇気 4 favorite 6 The First One  名前 コメント
  • 4スレ
    ある夜の事務所 one night before 無題16 partiality 美希曜日よりの使者 私の声が聞こえますか 昇華する讃美歌 TENGAさん万能説 とあるダメダメプロデューサーのおはなし Merry Christmas 武田の歌姫調査 季節外れの馬鹿話/OBON! favorite 七草十草 日高愛は中二病 ちーちゃん アイマス小噺 きみはともだち ファイナル・ステージ 春香エンジェル 花は降り降り 霞のかかった夢の中で ある夜の帰り道 世界はキラキラ 小噺323 her definition 保守小噺366 three months later オフリミット~猛犬に立ち向かう メルヘンメイズ やよいの大冒険 プロローグ 第1話 おかしの国  ~やよいと不思議なシャボン玉~ 第2話 きかいの国  ~スーパー...
  • 96P作品
    3 無題97 3 hot line 3 衷心 3 貴音の休日(fly with me to the moon) 3 無題310 4 無題108 4 ファイナル・ステージ 4 her definition 5 気づいてほしい 5 無題111 7 half and half 8 open face 8 What training? 8 秘湯 名前 コメント
  • Cryin'
    春香が765プロに来なくなってもう数日になる。 最初の1日目は無断欠勤だったが、次の日に御両親からしばらく休むと連絡があったそうだ。 大きなライブを終えたばかりで他に大きな仕事も無く、仕事に穴を空ける事が無かったのは不幸中の幸いと言っていいだろう。 とは言っても、765プロの皆は私も含めて誰もがその原因を知っていた。 一言で言えば失恋したのだ。 日頃の態度を見ていれば彼女が自分の担当プロデューサーにどんな感情を持っているかは容易に想像がついたし、 周囲もいつ気持ちを伝えるのかと微笑ましく見守っているような側面さえあった。 春香もドームでのライブという大きなイベントを成功させた後は最高のタイミングだと思ったのだろう。 そうして告白をして、その想いが受け入れられる事は無かった。 ただ、それだけの話。 春香が来なくなってもプロデュー...
  • open face
     水瀬伊織は怒ったような表情で、となりに座っているプロデューサーの顔をじっと 見つめていた。 「どうした?」プロデューサーが訊く。 「リラックスしなさい」 「は?」彼はなんのことやら、頭の上にはてなマークを浮かべている。 「いいから、リラックスしなさいってば」 「リラックスねえ…こうか?」プロデューサーは不思議そうな顔をしながらも、伊織の 要求に応えるべく、座っていたソファの上で、体重を背もたれにかけ、伸びをするような 格好で足をテーブルの下へ投げ出した。伊織は彼の顔をじっと見ていたが、 「リラックスしてないじゃない」と不満げに言った。プロデューサーはよいしょ、と 体を起こした。 「なんだかよくわからないけど、時間があんまりないんだから、ちゃんと資料に目を 通してくれ」  ここは765プロダクションの応接室。これから伊織のスタジオ収録に出...
  • 『curtain raiser』
     暗い舞台に真上から、まばゆい光が降り注いだ。  ざわ、とどよめく客席に、あれ誰だ、とか、えっまさか、みたいなひそひそ声が聞こえてくる。まずは静かに、お辞儀とともに一言。 「本日は星井美希のコンサートにお越しくださり、ありがとうございます」  私の声には特徴がある。知ってる人なら間違えないくらい。案の定、気づいた人がいた。 「伊織ちゃん!」 「いーおりーん!」  舞台上の正体を知った会場の空気が一変する。そこからゆっくり、十まで数えた。  そろそろいいかなとあたりをつけて、マイクを構えて息を吸う。ゆっくりとした動きで指を開いた右手を、真上に向ける。 「さぁてっ!」  しん。私の一喝で、観客が息を潜めた。 「美希のために来てくださったファンのみんなに……」  五本指を右端の観客に移動。そこから呼吸に合わせて、反対端のファンまで順繰りにたぐりよせてゆ...
  • Anytime Anywhere
    ところどころクラックの入った壁に手をつきながら電灯の切れた中月明かりだけを頼りに階段を上る。 突き当たりの耳障りな音を立てる立て付けの悪い金属性のドアを開いて屋上へ出る。 緩やかな夜の風が頬を撫でる。 遠くから街の雑踏が聞こえてくる。 周りに同じ様な高さの建物が建ち並ぶ雑居ビルの屋上からの風景を見おろす。 街の生きている気配をフィルタ一枚隔てて感じられるようなこの距離が好きだった。 フェンスに体重を預け胸ポケットから煙草とライターと携帯灰皿を取り出す。 火をつけて紫煙を深く肺の中に行き渡らせる。 たかだか煙草一本吸うためにわざわざここまで出てこなければならないが、未成年の集団であるアイドル達に気を使うのは当然の事だから別段苦にはならない。 むしろ一人だけの時間、静かな時間、何も考えない時間、そういった物は何かと賑やかな日常の中では貴重でもある。 最早屋上への...
  • favorite
     冬本番、暖房の効いた車の中でさえ、窓は冷気を放っている。  助手席から眺める東京の街は、今日も忙しい。日も落ちてシャッターを下ろす準備をする店も中にはあるが、 まだまだ道も明るく、歩道を行く人の表情に疲労感はあまり見えない。一般的な企業の終業時刻は過ぎている。  信号待ちをしているあの人は、隣の人と楽しそうに談笑している。きっと、あの後アフター5でお酒でも飲 みに行くんだろう。見知らぬ人ながら、いい表情をしていると思った。  一方私はといえば……体が声にならない悲鳴をあげている。前腕や太もも、ふくらはぎの辺りがミシミシ言 っているようだ。それも、今日一日を振り返ってみれば、無理も無いことだろう。  元々予定では午前中にダンスレッスン、午後に歌詞レッスンを入れてあったのだが、トレーナーの都合で午 後のレッスンがキャンセル。ダンスのスタジオの方も予約が入ってお...
  • The First One
     数ヶ月前、765プロに一通の電話があった。TV局のディレクターからの電話で、ドラマの配役に765プロ のタレントを使いたい、との用件だった。しかも、秋月律子をご指名だった。脚本の概要を説明されて、それ なら律子が適任だと納得するのに時間はかからなかったのだが。 律子が務めることになったのは、本人の年相応の、高校生の少女だった。物語が進むにつれ、始めは反目し あっていた少年と親密になっていく、という、言ってみればありきたりの青春ラブストーリーだが、昔の漫画 や2000年以前のドラマのリバイバルブームに乗っかる形で、あえて『古臭い要素』を盛り込んだ物語となる そうだ。 何度かの撮影を経て、収録に携わるスタッフとも、共演する俳優、タレントとも顔なじみになっていった頃、 脚本担当の監督から台本の変更をすることが、数週間前に伝えられた。 「キスシーン、ですか」 ...
  • 『Allerseelen』
    「あら、教会ね」 「ほんとだ、たまに通る道だが、気づかなかったな。これは……へえ、カトリックの教会か、 あまり見ないよな」 「ふうん……ちょうどいいわ、寄っていきましょう」 「えっ?」  収録帰りの道すがら、小さな教会を見つけた。伊織は手馴れた風に門をくぐり、前庭の マリア像に一礼して聖堂へ入ってゆく。今の時間は人がいないようだが、俺も 見よう見まねで後ろをついていった。 「伊織、クリスチャンだったっけ?」 「違うわよ、知り合いには多いけどね」  立派な木の扉を開け、また一礼。無人だが灯がともり、一種独特な雰囲気に呑まれた。 伊織は中央の祭壇に向かってすたすたと歩を進め、真ん中あたりの席に着く。隣に 腰掛けて見ていると、やがて低く指を組んで目を閉じた。  要するにこの教会に、お祈りをするために立ち寄ったようだ。わけが解らないが止め立て ...
  • Wing gainer
     コツはいくつかある。あるが、全てエッセンスは同じだ。「少し不安になる くらい」、それが最大のポイント。  少し不安になるくらい、中火の上に置き放って。  少し不安になるくらい、たっぷりの油をなじませて。  少し不安になるくらい、粉を溶かした水を回して。  そして少し不安になるくらい、のんびりじっくりと蒸し焼きにするのだ。  黒い鍋肌に白い膜ができ、それがふつふつと泡を出し、やがて茶色く 焦げてゆく。  薄く見えるが小麦粉の皮は意外と頑丈だ。まして焼き固めるにつれ 丈夫になってゆく皮膜は、内側の具をほどよく煮込むまで充分な時間を 必要とする。家庭用コンロの中火は見た目以上に熱量が少なく、フライパンは テフロン製、それに油をたんと含ませれば、昔の鉄鍋とは違ってそうそう 焦げ付くことはない。  そんな御託を並べているうちに、旨そうな餃子が焼き...
  • 『wafer girl』
    「懐かしいな、こういうの」  四角い駄菓子を片手に持って、しげしげと眺めた。  『765エンジェルウエハース』と書かれたそれは新発売となる、765プロのアイドルたちのトレーディングカードを封入したスナック菓子だ。  デスクの俺に視線を合わせてかがむやよいは、不思議そうに俺の顔と駄菓子を見比べて言う。 「プロデューサーも、こういうの食べてたんですか?」 「おーよ、俺たちの時代にはものすごいブームだったんだぞ。あん時はおまけがシールでな、たくさん持ってる奴が一番えらかったんだ」 「へー、そうなんですか。そうしたらすごいお金持ちじゃないとダメだったんですねっ」  あの当時の騒ぎは、子供心にも記憶が残っている。シール欲しさに食い物を粗末にした者もいた、なんて話をしたら、やよいにこってり叱られるのは俺の方だろう。 「でも今は少しやり方が違うよな。友達と、ダブったやつ交...
  • In severe rain.
    「やまないな」 「やみませんね」 突然振り出した雨を避けつつ、プロデューサーと言葉を交わす。続かず、沈黙。 今まで晴れていた空は真っ暗で、これでは写真撮影など出来ない。 すみません、ちょっと。そう呼ばれ、プロデューサーが駆けて行く。一人になり、見上げた。 滝のように、その言葉が的確かもしれない。それが、もうずっと続いている。いつになったら明けるのかわからない、どんより沈む空。 雪歩と声を掛けられて、視線を戻す。彼が戻ってくる。 「残念だけど、延期だ。また晴れた日に撮りなおすってさ」 一つ頷く。それよりも。 「ずぶ濡れですよ、プロデューサー。風邪引いちゃいます」 ハンカチで彼の額から拭う。背が高い彼に、爪先立ち。 苦笑しながら、有難うと返される。彼が屈んでくれ、いくらか拭き易くなる。 「・・・全然足りません」 すぐにハンカチが水を含ん...
  • Merry Christmas
    「メリー・クリスマスか…」  12月23日の午後、会社の用事で外へ出た音無小鳥は、雑踏の中をぼんやりと考え事を しながら歩いていた。今日は一般的には祝日のはずだが、アイドルをたくさんかかえた 事務所には、この暮れの忙しい時期に、休みなどあろうはずもない。  先週の日曜日、小鳥は友人と一緒に買い物に行った。買い物はお昼過ぎで終わり、さて、 お茶でも飲みに行こうかという時、友人がビルの看板を指さし、「私、あそこで占ってほしい」 と言い出したため、勢いで小鳥も一緒に占ってもらうはめになってしまった。あとから わかったのだが、そこは割合有名な店らしく、小鳥たちが行ったときも、前に何人か並んで 順番を待っていた。  友人もシングルだったため、「二人とも恋愛運をお願いします!」と先に言われてしまった。 女性の占い師は、友人に、これこれこういうことをすれば運気がアップします、とか、家...
  • What training?
     ティーンエイジのアイドルをたくさん抱えるうちのプロダクションは、事務所の外に レッスンスタジオを借りている。そこにはうちと契約した、レッスンを専門に受け持って くれる人たちがいて、アイドルたちの能力や基礎体力、つまり持久力だの瞬発力だの、 腹筋だの背筋だのを鍛えてくれるというわけだ。なにしろ、歌うにしても踊るにしても、 今のアイドルは相当の体力を要求されるのだから、歌唱力とか演技力とか、そういう ものの他にも、こういった力をつけておくのは、重要というか必要だ。  おれがプロデュースしているアイドルたちを鍛えてくれるのは、そのうちの一人で、 みんなは彼女をたんに「トレーナーさん」と呼んでいる。  今のプロダクションに入って少し経ったころ、おれは社長にこう言われたことがある。 「君が担当するアイドルたちと、恋愛関係になってやしないかね」  さも心配そう...
  • a bad first morning
    チュン、チュン… 「ふわぁ…。あ、あれ?ここは?」 「おはよう。涼、目が覚めた?」 「え?夢子ちゃん?」 (そうだ!僕、ゆうべ夢子ちゃんと…) 「おはよう、夢子ちゃん。早いんだね。」 「何をのんきなこと言ってんのよ?今日はオーディションでしょ!一度戻って準備しなきゃいけないんだから、 間に合わなくなるわよ!」 「あ、そうだ!じゃあ早く起きないと… ぐきっ 「あ痛っ!」 「どうしたの?」 「こ、腰が…痛い…昨日、激しく使い過ぎたかな…?」 「ふふふ…。かかったわね!秋月涼!」 「ええっ?ゆ、夢子ちゃん?」 「これで、涼はオーディションでいつもの実力を発揮できない。今度の今度こそ、私が勝つ番よ!」 「夢子ちゃん、それ、絶対に今の思いつきで言ってるでしょ!?」 「う、うるさいわね!私はあんたに勝てば...
  • You Make Me Smile
    四条貴音。 長い手足を活かしたダンスであったり、 日本人離れした容姿であったり、 大抵の曲は歌いこなせる安定感のある歌声であったり、 端的に言ってしまえば極めて高い水準でバランスの取れたアイドルと言えるだろう。 そんな貴音に最近増えてきた仕事として、グルメ番組のリポーターがある。 最初の頃は本人の好物でもあるラーメン関係のオファーがたまに来る程度だったのだが、 ある時貴音の評価を大きく上げる出来事が起きた。 グルメ番組なんてのは料理が運ばれて来たらまず薀蓄やら御託を並べるのが通例となっているのだが、 その時の貴音は料理が出された瞬間間髪入れず食べ始めてしまった。 当然慌てた番組スタッフが打ち合わせと違うと止めに入ろうとした所を逆に、 「風味の損なわれぬ内に食す事こそ料理人に対する礼儀と知りなさい!」 と一喝。しかも生放...
  • subtle flavor
    「……ふーむ」  私は自宅のキッチンで、お鍋を前に腕を組んでいた。 「なんでこうなるかなー」  目の前には野菜の煮物。いわゆる、けんちん汁。  古くは鎌倉の建長寺で作られたとか、中国の巻繊汁という料理名がなまったとか言われていて、 里芋や大根人参、ゴボウにコンニャク、野菜を美味しくたくさん食べられる秋の汁物の代表格。 いやいや、ネット検索で仕入れた知識はともかく。  もう一度意を決して、お玉で汁を掬って味見をしてみる。 「……うーん」  まずくは、ない。これにしたって分量はお料理サイトからの引き写しなわけで、おかしなものが 出来上がる可能性は限りなく小さいのだ。実は最後の調味前だが、このまま食べても充分いけると 思う。思う、のだけれど。  これを食べる予定の人物は、はたして美味しいと思ってくれるだろうか。 「プロデューサー、どんなのが好み...
  • love telepathy
     最近、私に秘密の趣味ができた。  人にはちょっと言えないその名は、ずばり『テレパシー』。そう、超能力の、人の心が わかったりする奴。  まあ、別にほんとに信じているわけではないけれど、面白いことに気づいたのだ。これ、 ある特定の人物には、けっこう有効なんじゃないかな、って。 「あ」  うわさをすればなんとやらで、その『特定の人物』が現れた。私はすかさず物陰に隠れる。  今日はラジオの収録で来たのだけれど、この多目的スタジオは簡単に言えばアイドル向け 便利スペースで、知り合いにもよく会う。廊下の奥からこちらに歩いて来るのは誰あろう、 秋月涼だった。 「んー……ふぅ」  ひとつ深呼吸して、胸の鼓動を落ち着けて、タイミングを測って、そ知らぬふりでまた 歩き出した。 「あれっ、夢子ちゃん?」 「え?あら、涼じゃない」  なるべく自然に見...
  • one night before
    「ふう。ごちそうさま」  ここは、都内某所にある、小さなフレンチレストラン。ここで、今をときめくAランクアイドルが3人・・・ いや、正しく言うと、Aランクアイドルユニットのメンバー3人が、全員揃って食事をしていた。 「・・・ごちそうさま」  その中の一人、天海春香も、食事を終えた。  元気はないが、皿の上はすっかり空だった。 「そう言えば、このお店も何度も使わせてもらったわね。私たち三人が、一つのユニットのメンバーとして ここに来るのも、今日が最後か・・・」  秋月律子が口を開く。  この店は、メンバーのもう一人、水瀬伊織の兄がよく使うとのことで、紹介してもらった。店の奥を 仕切って、他の客から見えない様にして個室の様な扱いをしてくれるので、あの水瀬グループの御曹司や 大人気アイドルが来店して食事をするにも、他に気をつかわなくて済むの...
  • 6スレ
    ミル姉さんのアイマス紹介 無題13 オフライン another year around メロディ 親友 Escape 聞いてマダオリーナ New Life 太陽女帝 レス109 アップローダ作品の為不明 Keeping 3rd Blood You re my destiny ハミングライフ 4人のシンデレラ 静かに貴き 無題202 無題204 メタルの帯風キャッチコピーを考えてみた 武田氏2.25 無題220 無題227 無題235 僕の、大切な君へ。 無題255 The First One 響と貴音のルームシェア 東豪寺麗華の世界:対峙 wasted 宵闇偶像草紙 たるき亭の小川さん ふくれづき 無題356 無題371 黒い鳥
  • 雨晴P作品
    2 風船の在処 2 helium/0.138 2 Happy holiday with you! 2 What color is your color? 3 あなたと、ずっと、一緒に 3 In severe rain. 4 私の声が聞こえますか 4 季節外れの馬鹿話/OBON! 名前 コメント
  • 無題235
    アイドル事務所の仕事はアイドル達に関するものだけではない 故に、所属アイドルが休みであろうともPや事務員の仕事は続く 小鳥「…熱いわね~」 P「今春香達は楽しい夏休みを送ってるんでしょうね…」 小鳥「ほんとにね~」 P「まあ休日出勤は良いんですけどよ。けど問題は…」 そういってPが見上げた上には P「ウンともスンとも言わないクーラー」 小鳥「そろそろ危ないとは思ってたんですけどね~」 P「社長がお金ケチって修理に出さないからかえって出費がかさむんですよね」 社長「ケチとはなんだね、ケチとは。清貧と言いたまえ、清貧と」 小鳥「ああ、そう言えば社長、コピー室のコピー機が壊れまして…    業者のヒトに見てもらったら、もう寿命だから新しいの買うようにって    込み込みで130万円だそうです」 社長「パソコンにつてるプリ...
  • 新スレ用テンプレ
    <1> アイドル育成シミュレーションゲーム「アイドルマスター」の創作発表スレです。 ○基本的になんでもありな感じで。SSでなくてもOKです。 ○原作ワールドが多岐にわたっています。「無印ベース」「アイマス2世界」、  「漫画Relations設定」「シンデレラガールズ」などと前置きがあると親切。 ○エロ/百合/グロは専用スレがあります。そちらへどうぞ。 ○「鬱展開」「春閣下」「961美希」「ジュピター」などのデリケートな題材は、  可能な限り事前に提示しましょう。 ○クロスSSも合流中ですが、同様になるべく注意書きをお願いします。 前スレ THE IDOLM@STER アイドルマスター part7 http //engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1316595000/ 過去スレ THE IDOLM@S...
  • 『ゲシュタルト崩壊英会話』
    今度、事務所のみんなが英語のテストらしく、私やプロデューサーが勉強を見てる。 自分で対象仕切れないと呼ばれる訳だけど、人数多いのである程度で見切りを付ける。 いつまでも『春香の手作りのクッキー』と言おうとしてるはずなのに『春香家政婦のクッキー』になってる真とかは軽くスルーしたわ。 ホームとハウスは混乱するの分かるけどね。 もう、作文してくれれば英訳するから覚えてよ。それで良いでしょ? ためにならないとプロデューサーに止められてなければGoogleに変わって、英訳してるわよ。というより台本から作るわよ。 登場人物三人の愛憎劇で良いかしら? 「律子さん……この発音が、」 単語を見て、五線譜に大まかな発音を書いて渡す。千早にはこれが一番早い。というか、本当は最低千早レベルになってから聞いて欲しい。 本職が家庭教師ではないから、底辺からの底上げは難しい。 「...
  • New Life
     汗の記憶、肌の記憶、脳裏でその映像がめくるめくる煌く。バスタオルの下で生温かい熱が体を火照らす。 真夏の暑さは部屋にまで入り込み、浮き上がった汗で互いの体を濡らす。邪魔なタオルを蹴飛ばす。籠った余熱が解放される。 明け方の薄明かりが仄暗くセンパイの肢体を露にする。  酷く痩せた体の所々についた赤い斑紋。アタシがセンパイに残した痕。首筋のそれに深くキスする。 「んん、んっ」  センパイが僅かに反応する。浮き出る汗を吸うだけでなく、舌を出して舐め取る。もっと強く強く抱きしめたい。 自分の欲望が赴くまま穢してしまいたい。けれども、寝ているセンパイに手を出してしまうのはあまりフェアとは言えないだろう。 だから、センパイの味を感じるだけに留めよう。舞い上がった体を鎮めるために床を発つ。すると、腕が絡みついてきた。 「待って、サイネリア」 「センパイ」 「一人...
  • ねずみの嫁入り
     あるところに、ねずみのアイドルがおりました。名前をあずささんと言います。  あずささんには願い事がありました。 「そうですか、あずささんは運命のひとを探しているのですね」 「ええ、この世のどこかにわたしの運命のひとがいる、わたしはそう思っているんです。ですから わたしはそのためにアイドルになりました。わたしがトップアイドルになれば、運命のひとにきっと 見つけてもらえると思うんです」 「すばらしい考えです。小さな力ですが、俺はあなたをトップアイドルにするために手を尽くしましょう」 「ありだとうございますプロデューサーさん。わたし、頑張りますね」  あずささんの担当になったプロデューサーはそんなあずささんをトップアイドルにすべく、 デュオユニットを組もうと考えました。 「あずささんあずささん、デュオユニットにすれば人気も倍になるに違いありません。世界一...
  • ある日の風景ABC
     夏らしい暑さも少し影を潜めた穏やかな午後。営業帰りのプロデューサーは、 小鳥が差し入れた麦茶で体を潤しクールダウンを済ますと、 目の前に仏頂面で立っている響に、普段あまり作らないかしこまった顔で 「はい。じゃ、座って」と、自分も腰掛ける事務所の接客用ソファに座るよう促した。  響は不満そうな顔のまま、特に返事をするでもなく、プロデューサーの隣にどすんと、 女の子(しかもアイドル)にしては多少乱暴な所作で腰を下ろした。  「……(隣かよ)」プロデューサーは内心呟いた。 これから説教をする相手が隣に位置しているのは少し“やりづらい”。 さらに、相手は国民的アイドルである美少女。 横を見ると、健康的な色気を醸し出している細いうなじと、尺に合わない豊な胸部にどぎまぎしてしまう。 情けないが、これが男だよなと、プロデューサーは目を閉じうんうんと一...
  • TOWもどきim@s異聞~序章~2話
    『世界樹』と呼ばれて、この地に生きている限り何処からでも見えるその樹は、『あちら側』での言葉を借りるなら正しく神様仏様イエス様の化身だった。 ただ、あの世界と違うのは単純に心の拠り所、という意味でなく、『実際に』人の営みを、生活を支えているということだ。  数千年だか数万年だかの太古の昔から、その樹が世界の隅々へと生み出し、浸透する見えざる神秘。その力あってこそ作物は実り、土を潤わせる雨雲が生み出され、 数千年に渡ってこの世界を支えてきた。  その神秘の名を、この世界の人々はマナと呼ぶ。 世界樹の麓近くにあり、精霊やマナを信仰する聖職者達が数多く集っているという以外は、歴史の古さ以外に特筆すべきこともない辺境の小国家。小鳥が現在住まう ヴォルフィアナなる地は、そういう国である。 この国を含めた「世界」の名前については―――まだ直に確かめる術...
  • wasted
     赤い、赤い、夕焼け空に荒野が映える。地に生えるものは、茨だけ。 砂礫の隙間に棘を備えた木が生えている。葉も花も落ち、ただ茎だけが、 人間を拒絶するように立っている。そして、私は一人、茨の茂る地に佇む。 槍のように、剣のように生えた枯木たちに、守られ、囲まれ、捕らわれる。 針の原は無限に続き、決して抜け出せない。  これは夢だ。現実ではない。そう頭が理解していても、心は真実であると囁く。 これこそが東豪寺麗華の心象だと。そう思う限り、この風景から逃れる術はない。 無駄な抵抗と知りながら、静かに目の前の棘をつかむ。血が滴り落ちるにつれて、 繰り返し繰り返し、唱えた呪文が脳裏に蘇る。 ―私は荒野で歌を歌う  I sing in the wasteland. ―身に纏うはあまたの茨、  Many thorns envelop me. ...
  • ボクノメガミ後編
     翌日の日曜日、僕は二つ隣の駅のデパートに来ていた。 「屋上って言ってたけど……あ、これだ」  3本の路線が交差するターミナル駅の駅ビル、改札を抜けて地下1階をしばらくうろうろして、 目当てのポスターを見つけた。  『水瀬伊織・新曲発表コンサート』。別のポスターに上貼りされた単色刷りにはこのデパートの屋上 で開催されること、無料であることと、開始時間が判りやすく示されているだけだった。まだ数時間先 の話だけど、とりあえず屋上へ向かうことにした。  大きなデパートとはいえ、今どき屋上コンサートなんて珍しい。伊織も含めた無名の新人歌手が、 お母さんのお供で連れてこられた子供たちの暇潰しをする程度のイベントだし、新人なら誰でも 通るといったものでもなくなりつつある。僕も小さい頃連れてこられたことがあったけれど、 アイドルが一生懸命歌ってる目の前の客席...
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