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 &bold(){707 / クズ二号 sage 2011/03/07(月) 07:30:28.06 ID://1fGcCsO [2/5]}
 
 ~19歳の女の子が、私のアシスタントにつきました。それが、かわいい子です。さばさばした、男っぽい性格の子でした~
 
 「仕事は俺が出てる時に担当先からの電話の対応が主かな・・・あと、急ぎの時は俺から電話して指示するから」
 「は~い、わかりました~」「電話が無くて、暇な時は仕事してる振りしてればいいから」
 「え・・それでいいんですか?」
 「暇そうにしてると目立つから、何かやってる振りしてればいいよ」
 
 私より一回りも若いかわいい子ですから、甘やかしてました。
 
 私は相変わらず、仕事の合間にスロットを打ってます。
 週末は嫁に小遣いの範囲でやってるんだからと嘘をつき競馬をやり続けていました。
 
 「ねぇ、2万の小遣いで競馬とかやってるけど、隠れて借金とかしてないよね?」
 「そんなのしてないよ・・」「絶対許さないからね!」
 「・・・大丈夫だよ」
 
 …『絶対許さないって、内緒のカードが4枚あるし・・・2万の小遣いでカード4枚の支払いを抱えていたので、勝たないと止まってしまいます・・・まだ
 この時は4枚目のカードの枠があったので、なんとか凌いでました』・・・
 
 …私は、バレる前に完済しなければと焦り、競馬でやらかしてしまいます・・
 
 
 &bold(){714 / クズ二号 sage 2011/03/07(月) 17:33:44.23 ID://1fGcCsO [3/5]}
 
 ~ある日、会社の検査室で競馬好きな男の子と話しているとアシスタントの子(優美)が入ってきました~
 「まだ、行かないんですか?」
 「もうちょっとしたら行くよ」
 
 「そうだ、優美ちゃんって競馬やった事ある?」
 「いや~、無いですよ、彼氏もやんないですし・・」
 「今、2人で競馬場行こうかって話してたんだけど・・・行けないよね?彼氏いるんじゃ」
 
 「いつですか?彼氏、結構仕事忙しいから、行けるかも・・」
 「本当に?!今週の土曜なんだけど」
 
 「明日には返事しますよ、でも奥さん大丈夫なんですか~?」
 「・・・大丈夫だよ、たまにはね」
 
 ・・優美には、後に登場しますが、ストーカーの様な彼氏がいました。
 
 …この週末を切っ掛けに私はいけない方向へ進んで行きます。
 
 
 &bold(){715 / クズ二号 sage 2011/03/07(月) 18:32:37.33 ID://1fGcCsO [4/5]}
 
 ~私は嫁に『友達がパチで大勝ちして、軍資金出してくれるって言うから行っていい?小遣い増やすチャンスだし・・』と嘘をつき、優美と検査員の子(幸治)
 と3人で幸治の車で府中競馬場にいきました~
 
 私はサラ金から借入をし、合計15万程持っていきました。
 
 「これで好きな数字でも、好きな馬名でもいいから、選んだら教えて、俺が買ってあげるから」
 「ぜんぜんわかんないし、もったいないから、いいですよ~」
 
 「普段頑張ってくれてるからって事で1万で遊んでいいよ」
 
 まったく余裕など無い私は、『何してんだ、俺・・』と言う気持ちはありましたが、とにかくタイプの子だったので、『1万なら、当たれば、すぐ取り戻せ
 るだろ』と簡単に考えていました。
 
 「優美当たるじゃん、少しだけど浮いてるよ」
 「気になった名前の馬を選んでるだけどね、よくわかんないけど、ハズレるよりかは、当たった方がうれしいね」
 
 「〇〇さんと幸治さんは勝ってるの?」
 「俺はちょっとマイナスかな、幸治は?」
 「僕もちょっと負けてます」
 
 私は当たってもハズレても、『はしゃいだ所を見せちゃいけない!』と平静を装ってました。
 
 ……その日、
 優美→2000円ちょい勝ち。幸治→詳しく聞かなかったけど、5000円位マイナス。私→8万マイナス・・・
 
 その日は地元のレストランで食事をして、優美を送り帰ります。
 
 「今日はどうだったの?小遣い増えたの?」
 「・・ちょっとだけ増えたよ、行って良かった・・」
 …これを機に優美との距離が近づいて行きます・・
 
 
 &bold(){717 / クズ二号 sage 2011/03/07(月) 21:25:30.13 ID://1fGcCsO [5/5]}
 
 ~私は手持ち7万、サラ金の枠残り10万で小遣い2万の倍はある支払いを続けなくてはいけなくなります~
 「今日はなんでスカートはいてんの?」
 「今日は彼氏のところにいくからですよ~」
 「あぁ、そっかぁ、じゃあ定時になったら、すぐ帰っていいよ」
 
 …『彼氏か~、優美とやってんだよな~・・・でもいつもそばにいるんだし、そのうち、俺もやれたら最高だよな~』・・・
 
 下心はありましたが、傍にいる安心感となんとなく好意をもたれてる感じがしてたので、『あせらず、この微妙な感覚を楽しむかな』
 ……でも、いざという時に、『金無しの既婚者じゃまずいな、もっともっと増やして、余裕を持てる様にしないとな・・』・・・
 
 この時は、早く完済しなくては、と言う気持ちと同時に優美と・・・やりたい。そんな事を考えていました。
 その後、優美と幸治と3人で遊びに行くようになります。
 
 嫁は幸治の事はもちろん知ってますから、2人でビリヤード行くと嘘をついて。
 …私がビリヤードを好きなことは嫁は知ってますから、疑ってはいない様子でした。
 
 …そして、2人で遊びに行くことに・・・
 
 
 &bold(){721 / クズ二号 sage 2011/03/07(月) 22:26:04.48 ID://1fGcCsO [6/6]}
 
 ~私は優美と初めて2人で同じ車に乗っています~
 
 「彼氏にばれたら、やばいよね?」
 「ん~、やばいかもね、結構束縛してくる人だから、知ったら大変かも・・」
 
 「へぇ~、束縛してくるんだ、俺とは違うタイプみたいだね」
 「タイプはぜんぜん違うと思うよ」
 
 「でも、会社のおばさんたち、俺のかみさんと仲良かったから、知られたら大変な事になるかもなぁ」
 
 ……『優美はこんな場面でも、やばいからやめた方がいいよとか、奥さんに悪いよとかは一切言ってこない子でした』
 
 そのドライブ中に優美の彼氏から電話がありました。
 「今、家の近くだよ」
 「本当だよ!」
 「なんでそんな事しなきゃいけないの?信用してないんじゃん、いいよ!」
 相手の声は聞こえませんが、優美はこんな風に喋ってました。
 
 「なんだって?」
 「家の近くにいるなら、すぐに帰って家の電話から掛け直せって、もうやだ!」「すごいね、そんな事言うんだ・・・」
 
 …この日は、食事をして優美を送り、帰り際にキスをしました・・・
 
 その後、何日か後に幸治から
 「〇〇さん、優美ちゃんと何かあった?」
 「なんで?何もないけど」「会社のおばさん達が、あの2人、なんか雰囲気が変わったって噂してたから」「何それ?・・・何も変わってないんだけどなぁ・」
 この辺りから、おばさん達が余計な事をやりだします・・・・
 優美の彼氏も怪しんでいるのか、徐々に正体を表します。
 
 …『俺、どうなるんだろ・・・・』
 
 
 &bold(){723 / クズ二号 sage 2011/03/07(月) 23:06:02.21 ID://1fGcCsO [7/7] }
 
 ~おばさんは嫁に何か言ったんだと思います。そして、優美も質問責めにあったそうです~
 
 「アシスタントの子とやけに仲がいいみたいだね」
 「仲がいいって言っても、仕事だから・・お前だってやってたんだから、雰囲気わかるだろ?」
 「でも・・・仲良過ぎるって聞いたよ」
 「え?〇〇さんから電話あったの?・・勝手に無責任な事言うよなぁ・・普通に仕事してるだけなのに・」
 その数日後、優美から夜8時頃、電話がありました。しかも家で嫁といる時にです。
 
 …『どうする・・どうする・・どうする・・』
 
 私は5秒で着信は止む設定にしてあるので、電話は切れます。
 
 「誰?出なくていいの?・・変な電話はないでしょうね?」
 「前にパチで大勝ちしたって奴からだよ、また勝ったからって話かな・・後で掛け直してみるよ」
 
 …『おい、早く風呂入ってくれ!俺に買い物頼んでくれ!・・この時間に電話って事は優美に何かあったんだな・・』
 
 …願いが通じて、嫁がしばらくして、風呂に入りました。
 
 私は当然、優美に電話しました・・・・ 
 
 「ごめん、さっきの電話、勝ったとかじゃなかった、車止まって誰も来てくれる奴がいないって・・ちょっといってくる」
 
 …私はどんどん泥沼から抜け出せない状態になっていきます。
 
 この夜の出来事が、私の底辺への入口だとはもちろんその時はまったく気付きませんでした・・・
 
 
 &bold(){735 / クズ二号 sage 2011/03/08(火) 08:02:36.23 ID:cFJfT/ByO [1/14]}
 
 ~優美の家の前には、広い月極め駐車場があり、車1台置ける、区切られていないスペースがありました~
 
 車をそこに停め、優美が来るのを待っていました。
 
 優美はパジャマで来たのです。
 「どうした?彼氏と喧嘩したって所までは聞いたけど」
 「あんまり、しつこいから、会社の営業の人に遊びに連れてってもらったって言ったら、怒っちゃって・・うちのお父さんもお母さんも彼氏の見方だし・・」 
 「え、見方って?」
 「凄い彼氏の事信用してて、あたしが言った事知ったら怒っちゃって・・あたしより彼氏なんだもん・・・遊びに行ったって言っただけだよ、おかしいよ」
 
 …『なんで正直に言っちゃうんだよ、いくらでもごまかせただろ・・・』
 
 優美はかなり落ち込んで、私の左肩に寄り添って来ました。私はパジャマで刺激されてるのもあって、長くキスをしました。その間に腕を伸ばし助手席のシー
 トを倒してあります。
 
 「ねぇ、おかしくなりそう」
 「・・・・・・・」
 「ねぇ・・・聞いてる?」「・・・・・・・」
 
 私は無言でずっとキスをしていました。
 
 ……『優美はすべてを受け入れるだろうけど、車だぞ、誰か来たらやばいし・・・でも、このチャンスを逃すのももったいないよな・・・成るように成れだ』
 …広い駐車場の一画で私は全裸で一線を越えてしまいました。
 
 
 &bold(){737 / クズ二号 sage 2011/03/08(火) 08:35:17.47 ID:cFJfT/ByO [2/14]}
 
 ~その日は夜中の3時頃に優美と別れ、嫁の待つ家へ帰りました~
 
 「おかえり、友達どうだったの?」
 「まだ起きてたんだ、俺の車で引っ張って、駐車場まで持っていったから、時間掛かっちゃったよ・・・仕事行くまで、ちよっとでも寝とかないと・・」
 
 その後、優美とは週1位で会い、会うたびにホテルに行っていました。そんな生活を数ヶ月続けていました。その度に金が減ります。このまま金が切れたら、すべて終わるだろうなと言うのは感じていました。
 
 この頃は、仕事の合間のスロ、週末の競馬で勝っていたので、なんとか出来てましたが、私を見る周りの目が変わってきます。
 
 「〇〇さん、なんか2人って夫婦みたいな雰囲気になったって、噂されてるよ」「まじで?幸治から見てもそう思う?」
 「う~ん、凄く仲良いなって感じるけど・・・でも落ち着いた雰囲気になったと言うか・・確かに夫婦みたいには見えるのかなぁ・」
 …そう言われて、悪い気はしなかったのですが、私は結婚してるし、おばさんがまた好奇心で嫁に何言い出すか、と考えると不安になってきます。
 
 …その間も優美の彼氏は動きだしていました。優美は私とのメールを消していなかった為、彼氏に見られてしまったのです。
 
 ……この後、決定的な出来事が待ち構えていました。かなりやばいです・・・
 
 
 &bold(){740 / クズ二号 sage 2011/03/08(火) 08:59:37.38 ID:cFJfT/ByO [4/14]}
 
 ~私は優美とのメールで、好きだよ、結婚してなかったら一緒になりたかったと言う様な事を書いていました、それを彼氏、優美の両親まで見てしまったのです~
 
 この頃、私は嫁の事、優美の事、周りの見る目が変わってきてる事、特に借金の事・・この先どうなるんだろ・・と言う不安が付きまとってました。
 
 そんな状態の時に、優美の携帯から着信がありました。
 私も嫁も寝ていた朝5時にです。
 電話に出ようとしたら切れてしまったので、こっそり外に出て掛け直そうとしたら、また掛かってきました。
 
 …電話に出てみると男の声でした・・・ここから私は落ちていきます・・・・
 ……もう・・駄目だ。
 
 
 &bold(){744 / クズ二号 sage 2011/03/08(火) 10:17:57.16 ID:cFJfT/ByO [6/14]}
 
 ~電話の声の主は優美の彼氏でした。出た途端に切れてるのはわかりました~
 
 「お前、結婚してんだろ!何してんだよ!優美は白状したぞ!やったんだろ!」「は?・・・誰?」
 「優美と付き合ってんだよ、俺は!」
 「優美の彼氏?落ち着いて話してくんないと何言ってるか分かんね~よ!」
 
 相手の態度にムカついたので喧嘩越しになってきます。
 「とにかく親にも話したからよ~、すげ~怒ってんぞ!」
 「ちょっと優美出してくれよ、意味わかんね~よ!」「意味分かんね~じゃね~よ、やったんだろ!」
 「とにかく優美出せよ!」
 電話に出てきたのは、優美のお父さんでした。
 
 「どういう気持ちで、あんなメールを送ったんだね?君は結婚してるそうだね」「・・・・・・・」
 「とにかく話があるから、今から来なさい!男なら逃げずに来れるだろ!」
 
 寝起きで、こんな電話を受けて、ふざけやがって、と言う気持ちもありましたが、会社も一緒だし逃げられないなと思い優美の家へ向かいました。
 
 嫁は私がいない事には、すぐ気付いたと思います。何が起きたのか、何処に行ったのか、何も知らずに不安になったと思います。
 
 優美の家に着き、上がる様に言われました。
 
 上がってすぐ、優美が見えました・・・
 
 その表情が印象的でした・・・・
 
 
 &bold(){746 / クズ二号 sage 2011/03/08(火) 10:49:18.65 ID:cFJfT/ByO [7/14]}
 
 ~優美の顔から、表情が消えています。しかも殴られたように顔が腫れてるのがわかりました~
 
 私は正座をして座ります。その正面にお父さん、右に彼氏、左にお母さんが同じ様に正座をして座りました。そして表情を無くした優美は、離れた奥の椅子に座っていました。
 
 部屋の中は、静まり返り、何か宗教の儀式でも始まる様な雰囲気でした。
 
 …『この時の事を思い出すと、真面目に寒気がする位です。私を取り囲む3人の表情は今でもはっきりと覚えています』・・・・・
 「じゃあ、はっきり聞かせて貰おうか?優美は白状したからな、やったんだろ?」
 
 …彼氏はやったかどうかをしつこく聞いてきます。かまを掛けてるとは思ったんですが、この彼氏の目がイッちゃってる表情、演劇でもやってるかの様な話し方にイラっとしました。
 
 そして、朝から思いもしない呼び出しですから、疲れてきました。
 
 「・・・・やったよ」
 「やっぱりな、優美は白状なんかしてね~よ、引っ掛かったな」
 
 そんなの分かってたよ、疲れたんだよ、その話し方やめてくれよ、気持ち悪いから・・・と思った矢先。
 
 「優美~!何してんだお前」
 彼氏は優美をグーで殴りました。
 優美は抵抗もせず、声も出さず、人形の様でした。
 両親も何も言わず、ただ黙って見てるだけです。
 
 …『なんなんだよ、この家族は?この男に洗脳されてる様なこの雰囲気・・・』
 
 …黙って彼氏のやる事を見ていたお父さんが話し始めました・・・・
 
 
 &bold(){749 / クズ二号 sage 2011/03/08(火) 11:21:22.72 ID:cFJfT/ByO [8/14]}
 
 ~両親とも、殴られた優美の事はまったく気にしていない様子でした~
 
 「君が優美に送ったメールもすべて見せて貰った、どういう気持ちなんたね?」「どうと言われても、その時思った事を書いたつもりですが・・・」
 「君は結婚してるんだよ、奥さんはこの事知ってるのかね?」
 「いや、知りませんけど」「奥さんもこの場に呼んで話すかね?」
 
 ここで彼氏が
 「いや、そうするとこっちにも慰謝料が発生するから、それはまずいよ・・・俺はその辺の法律も知ってんだよ」
 
 ……『この男はあくまでも演劇ちっくな話し方をします。お父さんは静かに話してましが、目が何かに取り憑かれてる様でした』
 
 「とにかく優美は会社を辞めさせる、携帯も替えさせて連絡はもう出来ない様にする。ただ会社にはこの事を伝えないといけないんで伺うことになる」
 「・・・・そうですか、わかりました・・・」
 
 ………もうこの時は、覚悟しました。ただ、物凄く異様な雰囲気だったんです。
 …家に帰ったら、何も知らない嫁が待っています。
 自分の行動が引き起こした事ですから、言い訳は出来ないんですけど、消え去りたい気持ちで一杯でした。
 …落ちる所まで落ちるしかないか・・・
 
 
 &bold(){764 / クズ二号 sage 2011/03/08(火) 14:18:33.73 ID:cFJfT/ByO [9/14]}
 
 ~私は帰りの車の中で嫁になんて話せばいいんだろ、あの家族は一体なんなんだ?気持ち悪くなる感覚を体全体で受けとめ、家が近づくにつれ、疲れ切っていきました~
 
 「どこ行ってたの?」
 「いや・・・突然呼ばれて・・疲れた・・具合悪いから・・今日仕事休むよ・」「何があったの?ちゃんと話してよ!」
 「大した事では・・・ないよ・・友達が・・大変で・・さ、悪いけど寝かせて」「確かに顔色悪いけど、後でちゃんと話してね!」
 「・・・・わかっ・・た」
 私はその日、嫁になんて言えばいいか分からず、友達が、と嘘を付き通しました。
 
 …『会社に来るって言ってたけど、いつ来るんだ?・・来たらみんなに知られて、嫁に知られて、俺はその時どんな顔してるんだろ・・・自分の事とは言え想像出来ないな・・・でも必ずその時は訪れるんだよな・・・』・・・
 
 翌日、私は出社しました。
 そして、車に荷物を運び入れてる時に現れました。
 
 優美の両親、そして彼氏が・・・
 
 その姿を見ただけで、あの時の異様な雰囲気を思いだして、気持ち悪くなりました。
 
 ……私は担当先への納品があったので、出掛けてしまったのですが、帰るなり社長室に呼ばれました・・
 
 
 &bold(){789 / クズ二号 sage 2011/03/08(火) 19:03:16.97 ID:cFJfT/ByO [10/14]}
 
 ~会社に帰る車の中では、いろいろと過去の事を思い出していました。ろくな事してきてないな・・・と~
 「じゃあ、そこに座って」「・・・はい」
 「向こうの両親から、話は聞いたけど、本当なのか?」
 「・・どういう風に聞いたかはわかりませんけど・・・本当です」
 「関係を持ったって事か?」
 「はい・・・・そうです」
 「・・・・向こうの両親は〇〇くんも辞めさせるから、お前も辞めさせろと言ってきたぞ」
 「・・・そうですか・・」「でもなんで〇〇くんと・・・・」
 「・・・・・・・・・」
 「向こうはお前が辞めない限り、会社にまた来るといっているぞ、どうするんだ?」
 「・・急にどうするんだと言われても・・ただ会社に迷惑掛ける事になるなら・・・辞めるしかない・・かとは・・思います」
 「そうか・・嫁さんは知ってるのか?」
 「いえ、まだ話してません・・帰って話しをしないといけないかとは・・・」
 「悲しむだろ・・・」
 「そうですね・・・」
 
 …『私は社長と話しながら、会社は辞めると決めました。一番の悩みは、嫁にどう説明すればいいかと言う事です。
 嫁の性格上、まず許してはくれないと思います。それに借金がある事もあり、それも隠し通せないだろうしな・・・』
 
 私は社長室を出て、事務所へ戻り自分の席に座りました、もちろん隣に優美はいません。優美に対する悲しさは不思議とありません。ただ、あの人形の様な表
 情のない姿が頭に焼き付いていました。
 『あの家族、気持ち悪すぎだろ・・・』
 
 周りで社員達の笑い声が聞こえて来ます。
 
 『なんか・・別世界の人達みたいだな・・笑ってるよ・・』
 
 …俺は・・・笑えない
 
 
 &bold(){791 / クズ二号 sage 2011/03/08(火) 19:37:43.04 ID:cFJfT/ByO [11/14]}
 
 ~私は会社を出て、家では無く少し離れた、公園の脇に車を停めて、これからの事を考えていました~
 
 …『とにかく、頭を整理しないと・・。帰ったら必ず修羅場になるだろうな。絶対許してくれないだろうな、・・・隠れて借金なんかしたら、許さないって
 言ってたけど、免許証偽造で4枚作成・・・もう、終わりだな・・・別れるべきだな・・』
 
 『俺はともかく、嫁は別れて実家に帰るのかな・・どっかで1人で暮らすって言うのかな・・どっちにしても、絶対に幸せになって貰わないと辛い・・な』
 
 私は、今回の事、借金の事を正直に話し、謝るしかないな・・と決めました。
 
 …『はぁ、今頃嫁は何も知らずに、夕食作って待ってるんだろうな・・どれだけ傷つける事になるんだろ・・』
 
 …私は、帰る決心をして車を走らせました・・・
 
 
 &bold(){792 / クズ二号 sage 2011/03/08(火) 20:25:18.68 ID:cFJfT/ByO [12/14]}
 
 ~何も知らない嫁が待っていると思ったら、ドアを開けるなり、怒っているのが分かりました~
 
 すぐに、会社のおばさんが、電話して言ったんだなと言うのは分かりました。
 
 この時だけは、おばさんに感謝しました。私に対する怒りが込み上げてる状態の方が話しやすい・・何も知らない状態から切り出すのは、難しいと・・・
 
 「遅かったね!どこ行ってたの!とにかく話があるから!あなたもあるでしょ!」
 「あぁ・・あるけど・・」「あの子の両親が会社に乗り込んで来たって聞いたけど、何したの!・・浮気したんでしょ!何してんの!」
 「・・・ごめん・・」
 「ちゃんと説明してくんなきゃ分かんないよ、説明してよ」
 「説明って言っても・・俺が悪いんだし・・・」
 「悪いのは決まってるでしょ!・・・ったくもう・」
 …『嫁がそのまま怒ってくれている事を願いました。言いたい事を言ってくれ、気が済むまでボロクソに言ってくれ、そして、怒りに任せて出ていけって、
 元気よく言ってくれ、と・・・
 ただ、調子がいいかもしれないけど、泣き出す事だけはやめてほしい、悲しくなるのだけはやめてほしい』
 …まだまだ長い夜は終わりませんでした・・・
 
 
 &bold(){795 / クズ二号 sage 2011/03/08(火) 21:21:32.05 ID:cFJfT/ByO [13/14]}
 
 ~嫁は相当怒っています、私はまだ、会社を辞める事、借金がある事を伝えていません~
 
 「浮気、借金とかは絶対許さないって言ったよね!」「わかってる・・ごめん」「謝るだけじゃわかんないでしょ、これからどうすんの?どうしたいの?」
 「・・・決まってるのは・・会社を辞めるって・・」「会社を辞める?収入はどうすんの?」  
 「会社に迷惑掛けたし・・みんな知っちゃってるだろいし・・仕事はこれから探すしかない・・な」
 
 「あとさぁ、・・・こんな事した俺とは別れた方がいいよ・・」
 「離婚って事?考えてるわよ」
 
 「それにさぁ・・正直に話けど、俺・・借金あるん・だよ・ね」
 「借金?なにそれ?そんな事もしてたの・・・」
 
 ……『嫁はとうとう借金と言う言葉を聞いて泣き出しました。それを見て私も涙ぐんでしましました・』
 「まさか・・・借金までしてるなんて・・・もうわかんないよ・・考えさせて・・」
 
 しばらく、2人無言のまま座っていました。
 
 その時に嫁はいろいろと考えていたんだと思います。
 「とりあえず、考えさせて貰うから・・・ただ仕事も辞めるって言うし、別れるしかないと思ってるから」「そうだよな・・ごめん」
 この後、ほとんど会話も無く朝を迎えました。
 
 …私にはまだ、みんなが知ってる中での仕事の引き継ぎ等やる事がありましたし、家に帰れば、今後の事を嫁の顔を見ながら話し合わなければいけない・・・
 …何も考えず、笑えるって凄い事なんだな・・・・とぼんやりと考えていました・・
 
 
 &bold(){797 / クズ二号 sage 2011/03/08(火) 21:29:49.76 ID:cFJfT/ByO [14/14]}
 
 {長々と書きましたが、まだまだ続きます。これから仕事に行くので続きはまた書きます。あの時から今でも切に願っている事・・}
 
 
 
 
 
 
 おい!憑依家族!気持ち悪すぎなんだよ!取り憑かれてんの丸出しなんだよ!
 今頃、一家とバカ男が樹海で干からびてることを願っています。
 ただ、優美だけは道連れにしないでください。
 本当に宜しくお願いします。
 
 
 &bold(){817 / クズ二号 sage 2011/03/09(水) 07:30:16.10 ID:uBVWiApNO [2/11]}
 
 ~私はいつもと同じ時間に家を出て出勤しました。ただ、その日は車を使いたいと言うので、嫁に送って貰いました。そして、朝礼が終わり社長室にいます~
 
 「あの、考えたんですが、引き継ぎもしなければいけないと思いますので、締めまでやって、辞めさせて頂きたいと思います」
 「そうか、残念だが仕方ないな・・自分で撒いた種だからな・・」
 「すみません、ご迷惑お掛けしました」
 「いや、いいんだが・・〇〇君にちゃんと教えてやってくれ」
 「わかりました」
 
 事務所にいても、直接聞いては来ませんが、みんなが何かよそよそしい感じです。
 …『みんな知ってるんだよな、バカな奴って思ってるんだろうな~、特に嫁と仲が良かったおばさんの目が恐いし・・・でもこの中で締めまでは頑張るしかないよな・』
 
 私はこの日から後輩と同行する事になりました。
 
 「〇〇さん、辞めちゃうんですか?」
 「あぁ、そうだよ、だから後10日で覚えてもらうからね」
 「次の仕事は決まってるんですか?」
 「何も決めてないよ、これからだね・・・」
 
 会社は後10日で辞めますが、嫁との事が何も決まってないので、もやもやした気持ちで仕事をやっていました。
 
 ……その日の仕事が終わり、真っ直ぐ家に帰ると、嫁は実家に行き、何かを決めてきた様です。
 
 「これからの事なんだけど、決めたから・・ちゃんと話しよう」
 「あぁ、何でも聞くよ、どういう風に決めたの?」
 
 …想像通りの結末ですが、行動早いよな~と思っていました。
 
 「あのね・・・・」・・・
 
 
 &bold(){820 / クズ二号 sage 2011/03/09(水) 08:18:13.01 ID:uBVWiApNO [3/11]}
 
 ~嫁は吹っ切ってる様にも、無理に頑張ってる様にも見えました~
 
 「今日、お父さんとこ行って別れるって言ってきた・・・」
 「そうなんだ・・何か言ってた?・俺謝らないとな」「特には何も言ってなかったよ、自分もバツ2だから・・・本人達で決める事だからって・・」
 
 「そっか~・・・」
 「でね、あたしアパート借りて1人で住む事にしたから。仕事見つかるまで、お父さんが援助してくれるって言うし」
 「実家に戻った方がいいんじゃないの?・・それか、俺がここを出ていくから、住めばいいじゃん」
 
 「ここには住めないよ、思い出もあるし・・・」
 「それもそうだけど・・」
 「それと、あたしを裏切ったんだから、必要な物は持っていくからね」
 「それはもちろん、俺は何も無くてもしょうがないし、なんでも持っていっていいよ」
 
 「部屋借りる時、あたしの車売っちゃったし、仕事探すのに必要だから、車持ってっちゃうからね、あと引っ越しは手伝ってね」
 「俺がいけないんだから、好きな様にしていいよ」
 
 …『嫁とこうして話してると離婚の話をしてる感じがしないよな・・でも1人になったら実感湧くんだろうな、次の仕事も決まってないし、どうなんのかな』
 私は締めまで仕事を続け退社しました。
 
 その数日後、私は荷物を積んだトラックを運転して、新しい嫁の部屋へ向かっていました・・・・もちろん助手席には嫁が座っています。
 
 あと2往復位したら、二度と嫁と2人で車に乗る事もないのかな・・・
 
 …あの家族が会社に来てから、今日まであっと言う間だったな・・・こんなに早く嫁が居なくなる事になるとは思いもしなかった・
 …その分、1人であの部屋に帰った時、余計に寂しいんだろうな・・・
 
 
 &bold(){825 / クズ二号 sage 2011/03/09(水) 09:23:25.01 ID:uBVWiApNO [4/11]}
 
 ~引っ越しを終え、私は離婚届けにサインをし嫁に渡しました~
 
 「こんな事になって、ごめんな」
 「本当だよ、でも仕事決まってないのに借金返さなきゃいけないんでしょ、頑張ってね、あたしだって1人で頑張るんだから」
 
 「本当に悪いと思ってる、俺にやれる事があったら何でも手伝うからさ・・・本当にごめん・・」
 「もういいよ、しょうがないじゃん、お互い幸せになれればいいね」
 「・・・そうだな」
 
 涙の無いあっさりとした別れでした。嫁が車を使う事になった為、車に乗って帰って行きました。
 
 もう、2人で使ったあの車にも、俺は二度と乗る事はないんだな・・・
 
 私の部屋に残された物は、テレビ、テーブル、布団、タンス一つ・・・
 
 …冷蔵庫、洗濯機、レンジ等ほとんど嫁の家に移動し、殺風景な部屋になってしまいました。
 
 しかも、『無職』『借金有り』ですから、先の事を考えると不安です。
 
 仕事を探すにも車がないし、近くに駅がある訳でも無いし、とうとう詰んだかな・・・
 
 {この日の二週間後に嫁から連絡があり、嫁から元嫁になりました。私はその日まで、ほとんど外出する事も無く1人部屋で過ごしていました}
 
 …週末には家で競馬をやっていましたが・・・
 
 …この先、どうする・・まだ続きがありますので、最後まで書くつもりです。
 
 
 &bold(){830 / クズ二号 sage 2011/03/09(水) 10:53:00.63 ID:uBVWiApNO [7/11]}
 
 ~1人になった私は、行動するには、まず車が必要不可欠。ボロでもいいから手に入れないと・・と考えていました~
 
 まずは働いていた会社の幸治に電話をしました。
 
 「久しぶり、あのさぁ、車が安く手に入る方法ないかな?」
 「車ですか?乗ってたやつどうしたんですか?・・それより、離婚したって本当ですか?」
 「本当だよ、まぁ、いろいろあってさ・・・でも誰に聞いた?」
 「会社のおばさんが言ってましたよ」
 「そっかぁ、やっぱり連絡取ってたんだ・・・いや~、部屋のものもほとんど無くなって、車も持ってっちゃったから、身動きできなくてさ」
 「そうなんですか・・じゃあ、今は働いてないんですか?」
 「無職だよ、このままだと本当にやばいから、なんとかしないとさ・・・」
 「・・わかりました、ちょっと聞いてみますよ、なんかあったら連絡しますから」
 「悪いけど、頼むね」
 
 ……私はこの時、最後の給料と退職金を貰っていました。まずは1枚のカードの支払いに退職金(30万)を全額入れます。そして、家賃、他のカードの支払い
 を済ませ15万程持っていました。
 
 収入ないし、これが無くなったら終わりだな・・・早く仕事を見つけないと・・
 でも万が一の時はカードで借りるか、と考えていました。
 
 そして・・・私はパチンコ屋に通う様になりました・・・
 
 
 &bold(){854 / クズ二号 sage 2011/03/09(水) 18:46:48.10 ID:uBVWiApNO [9/11]}
 
 {大井競馬でいい事あったので、まだちょっと眠いけど書いてみよっ}
 
 ~私は幸治のつてで、5万でボロのカリーナを手にいれました。そして、かなり打ち込む事となるハナハナと言う沖スロにハマります。・・この時はノーマル機でした~
 
 手にしていた金で、ヘルス、競馬、スロをやっていたら、どんどん金が減っていきます。その間、就職活動などしていませんでした。
 …『なんだよ、結局カードでまた借りるのかよ・・』
 
 今まで、30パイのコインは敬遠していたのですが、
 なんとなく打ってみたくなって打ちました。
 
 ……その日、投資2000円で5000枚ちょい出したんです。
 
 それが切っ掛けで、半年間毎日毎日、同じ店でハナハナを打ち続けました。
 
 平均して月に30万~40万勝っていました。
 無職でしたから、必死です。
 ただ、1人で打っていたので、もの凄く孤独感がありましたが・・・
 
 そんな中
 『最近、急にハマりがキツくなったよな、どうなってんだよ、コイン持ちも悪くなった気もするし』と思っていました。
 
 ずっと同じ店で打っていたので、居心地はいいので他の店には行く気はありませんでした。
 
 …やばいな、連敗しちゃってるよ・・・昨日7万やられた台で打ってみるか・・・
 
 と、座った台が・・正確にはハナハナ全12台が凄い事になったんです・・・
 
 {すみません、・・・・・ぜんぜん競馬の話が出てこね~!・・いいのかな?}
 
 
 &bold(){861 / クズ二号 sage 2011/03/09(水) 21:11:21.88 ID:uBVWiApNO [11/11]}
 
 ~その日は朝イチから打ち初めました。打っているのは、私と外人カップル(常連)だけでした~
 
 2000円でビックが出た後、どんどん増えていきます。
 …『今日は調子いいな、昨日の負けは取り戻したいな』・・・
 
 外人も後から来る人も、みんなドル箱に入れていきます。
 
 …『ん~、なんかリプレイが続いた後に光るよな~・・5回連続だな、光ったりして・・おう、入ったよ!』
 
 周りもその事に気付き初めました。みんなが出すので満席状態、後ろにギャラリー多数。
 
 私はその日、22000枚、約44万勝ちです。
 
 …『よし、偽造カード終わらすぞ!』・・・
 
 とこんな感じで金が入ると多めに入金して返済していました。
 
 …その日はハナハナが裏物に変わった初日だったんです。
 
 こんなスロッター生活が一年半を過ぎた当たりから、負け続ける様になります。
 …この時私は33歳です。
 『この年で、仕事しないで何やってんだよ・・元嫁が見たら泣くよな・・・俺はどうなっていくんだろ・』
 負け続けて、あせりと不安で切なくなりました・・・
 …バチがあたったのか、どんどん落ちていきます・
 
 
 &bold(){877 / クズ二号 sage 2011/03/10(木) 15:07:36.53 ID:R14SAPczO [1/3]}
 
 ~私は一年半順調に勝っていたのと、やり直す為にはカード4枚完済→捨てる。これは絶対やらなければと思っていました~
 
 それと同時にちゃんとしたカード欲しい・・と思っていました。借金は絶対しない様に・・・とは思っていませんでした。
 
 …『まずいな、ここで流れ変えないと金無くなりそうだな・・・』
 
 …『でも無くなった方が、俺は真剣に仕事探そうとするのかな・・いつまで、こんな生活が続けられるのかな・・・』
 
 負け続けて来た事によって、先の事が不安でしょうがなくなりました。
 
 ……その後、私は勝った日もありましたが、とうとう金が無くなりました・・・
 私は打ちに行くと、途中で帰ることは、用事がある時以外ほとんどありません。全ツッパでやっちゃうタイプです。・・残ったのは小銭のみ・・・
 
 …『もう、いいや・・死んだほうがいいな、ろくな事してきてないし・・・』
 私は一枚の紙をテーブルの上に置きました・・・
 
 
 &bold(){878 / クズ二号 sage 2011/03/10(木) 15:33:27.63 ID:R14SAPczO [2/3]}
 
 ~その紙に、元嫁に『悪かったな』と言う内容の分と母親に『今までありがとう』と言う内容の分を書きました~
 
 そして、ロープの様な物は無かったので、大きなタオルで自分の首を締めました。
 だんだん、目が潤んでくるのが分かります、顔で脈を打ってる様な感覚になります。・・そして苦しくなり手を離してしまいます。
 
 …『なにやってんだよ・・・よく、死ぬ気になればなんでも出来るって言うけど・・・何もしたくないんだよ・・もう・・』・・
 
 その日は眠くなるまで、ぼんやりして、いつの間にか眠ってしまいました。
 
 その後、2日は何もしないで、ただ家にいました。
 食べた物は、家の裏の錆びれた店で買った、スナック菓子2袋のみ、あと水道水を飲んだだけです。
 
 ……この時、残り300円位しかありませんでした。
 そして、私は・・・・
 
 
 &bold(){883 / クズ二号 sage 2011/03/10(木) 16:15:10.02 ID:R14SAPczO [3/3]}
 
 ~2日間家にいたせいなのか、少し落ち着いては来ました。ただ金が無い・・~
 私はテレビ台を動かしたりして、金が落ちてないか探し初めました。・・・見つかったのは100円玉3枚のみ・・・
 
 …『あれだけ、散々スロット打ってた奴が、500円しかね~よ・・・』
 
 …『なんとかするにも、これじゃあな・・でも仕事してないし誰かに借りるって言っても返せないしな・・・・幸治に頼むしかないかな・・』
 
 「久しぶりじゃないですか、どうしたんですか?」
 「いや、ちょっと頼みがあってさ・・」
 「なんですか?」
 「すげ~言いにくいんだけど、給料入るまでちょっと貸してほしいな・・と思ってさ・・」
 「金ですか?・・まぁ、余裕はないですけど、いくらですか?」
 「ガソリン代とか飯代とか・・・3万位・・なんとかならない?」
 「給料までですよね、25日ですか?」
 「いや、うち月末だから、今月末に返すよ」
 「じゃあ、いいですよ、どうします?取りにきます?」
 「うん、これから行っていい?」
 「いいですよ」
 
 …『嘘付いちゃったけど、金は入る・・・どうするかな・・』・・・
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+
+&bold(){890 / クズ二号 sage 2011/03/10(木) 21:25:00.12 ID:R14SAPczO [4/7]}
+
+~私はまずコンビニで、2万口座に預金して、1万だけ持って、スロットを打ちに行きました~
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+…『この1万だけ、1万で駄目だったら、必ず仕事を探そう、最後のチャンスだと思って・・・』
+
+……あっさりでした。バケすら出ずあっと言う間に無くなりました。
+そうすると、口座から下ろして勝負するか!と言う気持ちで一杯になります。
+
+その気持ちを押さえ、『駄目だ』『駄目だ』『やったら駄目だ』・・・と家で帰りました。
+
+家に着いたのは20時頃でした。
+
+この一旦、家に帰った事により、私は今でも忘れられない出来事・・さらに追い詰められていく事になります・・・・
+
+…この後、なんでだよ!と言う経験をします・・・
+
+
+&bold(){892 / クズ二号 sage 2011/03/10(木) 21:47:19.93 ID:R14SAPczO [5/7]}
+
+~私は家に帰ってからも、打ちに行きたくて、うずうずしてました。2万口座にある、今までやってこれたんだから、出来るはず!絶対勝てる!・・・と~
+
+もう、我慢出来ずに家を出たのが21時頃でした。
+
+……『誰かが、回してハマってる台が空くはず、俺の為に回してくれている奴が絶対いる!絶対勝つ!絶対勝てるんだ!・・』
+
+私は気持ちがあせっていました。コンビニの駐車場に車を停め、2万を下ろし車に乗り込みました。
+
+…コンビニ前の歩道をゆっくり歩いている人がいたんです。
+『早く歩けよ!と避ける様に左にハンドルを切り、急発進させました。
+
+…『ドーン!ガキガキ』車道に出た後に車かガタガタと・・パンクしたなとすぐ気付きました。
+
+早く行かないいけないのにパンクかよ・・・
+
+私は道を一本それて、左に車を寄せ、タイヤを見ると横の部分が裂けたようになっているのが見えました。
+私はトランクを開け、ジャッキを取り出します・・・
+
+
+&bold(){896 / クズ二号 sage 2011/03/10(木) 22:04:23.76 ID:R14SAPczO [6/7]}
+
+~そしてトランクに敷かれている板の下からスペアタイヤを取り出しました~
+
+…『早く換えて行かなきゃ、時間無くなっちゃうだろ!・・・』・・・
+
+ジャッキを前輪タイヤの横に置き、換えようとしてる時に気付いたんです。
+
+…『棒は?嘘だろ?・・・棒が入ってね~じゃね~かよ!ボロカリーナふざけんじゃね~よ!手て回せる訳ね~だろ!』
+
+トランクをよく探して、絶対入ってない、と同時に後輪タイヤも同じ様に裂けている事に気付きました。
+
+…『ありえない・・絶対ありえない・・・この展開はありえない・・・もう俺は何していいか分からない・・・』・・・
+
+しばらく車に乗って、茫然としていました。
+
+……『誰・・か、呼ば・なきゃ・・疲れ・ちゃった・よ』
+
+…私は誰を呼ぼうか、焦点の合わない目で考え初めました・・・・
+
+
+&bold(){899 / クズ二号 sage 2011/03/10(木) 22:25:04.17 ID:R14SAPczO [7/7]}
+
+~私は幸治、ビリヤードに一緒に行っていた友達に電話しました~
+
+しかし、2人とも電話に出ません。なんでだよとは、思いませんでした。
+
+…『この展開ですんなり電話に出る訳ないよな・・・よそ見したトラックに追突されて、俺病院送り、両手骨折打てません・・みたいなのが、お似合いだよ・・・』・・・
+
+またしばらく、ぼ~としていて、来てくれそうな奴がいると気付きました・・・どうかな・・・
+
+私は迷いなからも、元嫁に電話をしました・・・
+
+
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