プロット(あけみ)

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あけみルート プロット 0日目 あけみに約束をドタキャンされる その後あけみの予定が空き、教育学部前で落ち合うも、あけみの方向音痴によりなかなか会えず、夕方に。 たまたま会った光也のはからいでやっと会えるも、日が暮れたため、その場でお開きに。 1日目 割とスムーズにあけみに会えるも、あけみが案内したため学部棟の中で迷う。 その後ちょっと立ち話をして、大川は悩みがあると誤解され、後日じっくり話し合うことに。 2日目 メールで場所の変更をされ、喫茶店であけみとお茶。あけみが臨床心理士志望だと知る。 大川、呼び出されたことを嬉しく思い、舞い上がり、自爆。あけみにとって自分は弟のような存在のままだと感じ、傷つく。 あけみに仄かな恋心を抱いていると自覚する。 3日目 教育学部の近くまで来ると、光也に呼び止められ、あけみとの関係や、心情を聞かれる。 大川はどぎまぎしつつも正直なところを述べ、光也はそれに対し助言をする。 そのうちに通りがかったあけみに偶然出会い、光也の後押しを受けつつあけみと二人で折り入って話をすることに。 が、夏の暑い日に顔を真っ赤にして勇気を出そうとした結果、立ちくらみを起こし、あけみの胸の中に倒れこむ。 気が付くと木陰のベンチであけみに膝枕をされており、起きようとするも、しばらく寝てなさいと言われる。 そのうち大川は本当に寝てしまい、二時間後に大川が起きたときにはもうあけみはいなかった。 4日目午前(午前限定イベント) あけみと児童文学研究会の劇を見に行く。 が、急病でメイド役の小柄な女性と執事役の男性が来られず、台詞の少ない役と言うこともあり、あけみと大川が代役をつとめることに。 あけみは衣装を無理に着るも、サイズが合わず、ピチピチのメイド服を着て棒立ちという状態に。 その後大川のミスと光也の早とちりが重なり、シナリオが迷走し、執事とメイドのキスシーンに突入。 大川、顔を真っ赤にしながらこなす。終演後、なんだかんだといい雰囲気になるも、電話を受けたあけみは青い顔をして出て行く。 4日目午後(午前限定イベント終了後の午後にのみ一回だけ発生) あけみの後を追うも、見失い、探す大川。あけみが病院行きのバスに乗るのを見た大川は自転車で猛追跡。 病室を見つけ出し入ると、泣き崩れるあけみと、ベッドに横たわる少女が目に入る。 その少女はあけみの知り合いで、病気により人生を悲観しており、あけみが何度かカウンセリングしたのだが、あけみは少女の悲しみを分かってやれず、決別という形になってしまっていたのだ。 そしてついに今日意識が無くなり、回復の見込みは殆ど無いと医師に言われる。 あけみは、もう二度とこの子の心を分かってあげられることはない、私はこの子を傷つけたままにしてしまった、臨床心理士になんてなる資格は無いと泣く。大川はそれをどうすることもできなかった。 5日目 昼過ぎに大川はあけみに電話するが、繋がらない。 どうするべきか分からないまま取り敢えずあけみを探すが、見つからない。 大川の中であけみの力になりたいという漠然とした思いだけが膨らんでいく。 大川はふと心当たりを思い出し、そこに向かうと、あけみが座っていた。そこは二人がかつて迷いに迷ってたどり着いた山中。 奇しくも大学からそう遠くない場所であったその山は、かつて歩きつかれて切り株にもたれかかり、二人で並んで星を数えた場所。 普段は誰も近づかない二人だけの秘密の場所。その切り株にあけみは座っていた。 大川が近づこうとすると、あけみがポツリと独り言を漏らす。「光也…。」大川はそれ以上動けなかった。 6日目 夕方にあけみに電話で呼び出される。普段のあけみとは違う、物憂げな様子。海岸の堤防に腰掛け、思い出話をする。 あけみ、今は大川のことを対等な存在として見ていると打ち明ける。 その後、夜の道路を歩く二人。しばらく歩いた後に、突然もう臨床心理士は目指さないと言い放ち、あけみは大川に別れを告げる。 その際、走ってきた車のヘッドライトが逆行となり、表情が見えない。走り去るあけみ。 追わなければという思いと、あけみの真意を聞くのが怖いという思いが渦巻き、大川は動けずにいた。 7日目 大川が当てもなく教育学部前に佇んでいると、光也に今すぐあけみを追いかけろと言われる。光也が車を持ってくる。 「光也の運転する車に乗る」→グッドエンド 「走って追う」→バッドエンド <グッドエンドルート> 光也の運転する車に乗り、駅に向かう大川。 光也が言うには、あけみには実は縁談が来ていて、相手は凄くいい人だからあけみの両親も勧めている、今まではあけみは夢のために断ってきたが、あの一件以来あけみは夢を諦めている、恐らくあけみは縁談を受ける気だということだ。 あけみが本当に好いているのは光也なんじゃないかと言う大川。 光也はそれを否定し、あけみとの過去を語る。光也はかつてあけみに交際を申し込み、断られたのだ。 光也が理由を尋ねると、あけみは話した。 「実は、今、好きな人がいるの。」 「昔、家の近くに住んでた男の子をね、この間偶然見かけたの。 顔つきとかはあんまり変わってなかったんだけど、何というか、結構凛々しくなっててね。 なんか私顔真っ赤になっちゃって、声はかけられなかったんだけど、その日にその子から電話で進路の相談をされて、良ければうちの大学見に来ないかって誘ったの。 だから、今、私、その子が大学の見学に来てくれて、一緒にいろいろな場所廻ったりするのがすっごく楽しみなんだ。だから、」 あけみが忙しい合間を縫って大川に会いに来た理由を、大した用事も無く大川を呼んだり、一緒に劇を見に行こうと誘ったりした理由を悟る。 光也の車が渋滞に捕まる。 光也は言う。「行け!今、あけみを止められるのは世界中でお前だけだ!」 走る大川。駅に入り、向こう側のホームにいるあけみを見つける。 来るなと言うあけみ。夢を諦めるなという大川。 「私には夢を追う資格が無い!私はあの子に永遠に消えない傷をつけてしまった。」 「それなら尚更夢を追うべきだ!あの子のような沢山の人のために!」 「もう放って置いてよ!」 「嫌だ!僕はあけみさんのことが好きだから!」電車が二人の間に止まる。 少し躊躇った後、乗り込もうとするあけみ。その手をつかんで止める大川。 「もう、君を一人では行かせない!」電車が発車する。大川にすがり泣くあけみ。 「大川君…足、速くなったね。」 「お姉ちゃんに…追いつきたかったから。」 「…私、昔から突っ走っちゃうタイプだったけど、一人じゃ無かったよ。」 「え?」 「大川君、ずっと付いてきてくれたじゃない。」 「…これからは、一緒に歩こうよ。どっちかが先に行くんじゃなくて。」 「そうだね。…手、つなごうか。」 「うん。」 <バッドエンドルート> 大川は光也の車に乗ることに抵抗を覚えた。一端のプライドが年上の人間の助けを拒んだ。その後懸命に走るも、あけみの乗る電車は行ってしまった。 エンディング 数日後、あけみは大川と共に少女の病室を訪ねた。 あけみは少女と、傍らの少女の母親に対し何度も謝罪の言葉を述べる。 母親はあけみのせいじゃないと言うが、あけみは泣きながら謝る。 その時、少女が目を開ける。驚く一同。少女はあけみを見つけると言う。 「ごめんね、お姉ちゃん。私、自分の事ばかりで周りが見えてなかった。 自分が可哀想だとしか思ってなかった。未来がある皆が羨ましかった。 でも、違った。私は未来をつかもうとしてなかっただけ。 お姉ちゃんはそれを私に気づかせてくれようとしたのに、私はわがままばかりで、酷いことを言ったりした。 私は可哀想なんかじゃなかった。だって、こんなに優しい人たちに囲まれているんだもん。」 医師たちが入ってきて、病室から追い出されるあけみ達。少女の母親はあけみに礼を言う。 あけみと大川は手をつないで、病室を後にした。あけみの顔には、昔のような笑顔が戻っていた。

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