かがなつ制作wiki
http://w.atwiki.jp/kaganatsu2nd/
かがなつ制作wiki
ja
2011-09-24T19:05:48+09:00
1316858748
-
トップページ
https://w.atwiki.jp/kaganatsu2nd/pages/1.html
**かがなつ制作wiki
-自由に編集して下さい。
-何かあれば召使いまで。
pixivにてシナリオ・イラスト等公開中です。まだ工事中 http://www.pixiv.net/member.php?id=3379775
| &size(18){&bold(){◆◆スタッフへお知らせ◆◆}}|
|チラ裏のアドバイスを参考のこと|
|長そうなのでプロット関係はtxt形式でうpろだに|
|その後会議室にURLを貼りつけて下さい|
|シナリオ班は決まりごと確認を|
|呼称表出来ました。追加変更は各担当迄|
**シナリオ班決まりごと
-数字、英語は半角 例:○30分後にCDを、、 ×30分後にCDを、、
-ただし、慣用表現を除く 例:小一時間
-テキスト枠は横25文字×縦4行が限界
-台詞は 名前「」 で統一
-名前スペースは3文字分で統一。スペースを入れる。
-↑例 あけみ「」 香 「」 真理 「」
-主人公の台詞の名前は「香」で統一
-名称不明な時は ? 「」で
-基本的な形式面の決まりごと→[[コチラ>http://temple-knights.com/archives/2005/10/novel_lecture.html#chapter_1_1]]参照
-選択肢は5つを目安
-呼称表に従うことq
2011-09-24T19:05:48+09:00
1316858748
-
要望リスト
https://w.atwiki.jp/kaganatsu2nd/pages/17.html
**イベントCG
***あけみルート
-4日目 執事(大川)とメイド(あけみ)のキスシーン
-5日目 切り株に座るあけみ セピア色で幼少期の差分?
-6日目 海岸で座るあけみ
-7日目 駅のシーン
***サテラルート
-3日目 膝枕
-4日目 プラネタリウム
-6日目 花火
-7日目 Happy End
**発注メモ(あけみルート)
***背景
キャンパス汎用(昼)、(夕暮れ)
教育学部(昼)、(夕暮れ)
カフェ(昼)
木陰(ベンチがあればなお良し)
舞台(体育館的な施設の舞台でも良し)
病院(外観、内部)
香の家(室内、昼夜が分かる方がいいが、無くてもいい)
山中(夜。木がいっぱいで山っぽければそれでいい)
海岸 (イベントCGで何とか出来るかもしれない)
光也の車内(何人乗りでも構わない。助手席がある)
駅のホーム(あまり大きくない駅、ホームが二つ以上ある)
***立絵
・あけみ
微笑み(ニコニコ顔)、通常、心配、怒り(プンプン顔)、悲しみ、困惑、驚き、顔赤おたおた、赤面、不満(ちょっと怒り混じ り)、泣き
服装(出来るなら)
・通常服
・私服1(白ノースリーブブラウス+黒ロングスカートと原作ではなっているが、要は大人っぽければいい)
・メイド服
・光也
真面目、通常、笑い(爆笑ではなく不敵な笑い)
服装
・通常服
・貴族(ヨーロッパの貴族的な)
***ゲームデザイン
・名前欄とメッセージ
・環境設定画面
・タイトル画面
(by とこはる)
2011-02-13T18:09:25+09:00
1297588165
-
タグ記法解説
https://w.atwiki.jp/kaganatsu2nd/pages/20.html
現在のfirst.ks最新バージョン:20110213
(first.ksを開いて一番上部に書いてあります)
*これからこのページに増えていくであろうこと
・オリジナルタグにおける新しい属性値。
・キャラの配置以外のこと
・もしかしたら吉里吉里スクリプト担当からの進行報告ページになるかも
*文字操作などのタグ
-> http://devdoc.kikyou.info/tvp/docs/kag3doc/contents/index.html
の中の「文字を表示しよう」を見てください
http://krkr.edolfzoku.com/roadtokrkr/kag005.html
こちらは外部サイトですが、他にも文字表示に関するタグが載っています
**よく使いそうなタグ
[l] クリック待ち
[r] 改行
[p] 改ページ([l]なしでOK)
*オリジナルタグ関連
**・オリジナルタグを使う前に
・タグだけでは自由度の大きな処理ができないと考えたので配列と連動したシステムになりました。
・chara_array配列(chara以下と略)とface_array配列(以下faceと略)とがあって、
それぞれにファイル名を事前に挿入しておいた上でタグを実行して発動という形です。
・なので配列にファイル名を入れただけでは何も変わりません。
・また、タグを入力しただけでは思った通りには動かないでしょう。
**・配列・変数
***変数
・値を保存している箱(プログラミング界隈で一般的な説明)
・変数が集まると配列になるとかそういう解釈でおk
***変数・配列の挿入例
@iscript
f.chara_array[1]='satera_standard';
f.face_array[1]='satera_komari';
f.night=true;
@endscript
(@evalの書き方もあるけどそっちはめんどくさいのでこっちを書いておきます)
・@iscript~@endscriptまでは&italic(){必ず末尾にセミコロンを付けてください}
・このページでは""と''がどっちもありますが、どっちでも同じなので気にしなくても大丈夫です。
・""の中にもう一重入れたい時に使うくらいですので、同時に使う機会は少ないと思われます。
***配列についての解説
・[1]の意味は、番号だと思ってください。
・複数人現れるときには、画面の左から順に1,2,3と番号が振られていると思ってください。
・したがって、二人目のところにデータを入れたいときは、
f.chara_array[2]='hogehoge'
などとなります。
・拡張子は無くても大丈夫です。
・charaとfaceには同じ添え字のところに同じ人物のデータが入ります。
・なお、現行では3人まで表示可能となっています。
*** キャラを暗くするかどうか f.night
・変数 f.night。
・f.night=trueってすると、キャラクターの輝度を暗く出来る
・要するに夜用にキャラクターの明るさを調整できるようにしたというやつ
・f.night=falseとするまで効果が持続
***名前欄を表示
・変数 f.name
・名前欄につける名前を保存
・[prevprocess name=(何か名前)] を入力するとf.nameはその名前に変化する
・これ自体を変更することはあまりないかも
**・オリジナルタグ一覧
***[prevprocess]
・文章表示する前に書いてね、くらい
・注意事項とすれば、改ページに[cm]を使うくらいだったらこれをつかってくれ、ということ
・この中に[cm]を含んでいるし、このタグは名前欄への調整をふくんでいるから。
・f.nameの更新も同時に行います
***[全消し]
・名前がややこしくて申し訳ないんですけど(変えたいと思ってて忘れてた)、
配列内の名前をClear.pngに統一します。
・なのでこれを使っただけでは表面上には何もおきません。
***[立ち絵設定]
・文字通り立ち絵を設定します。
・人数を指定しないといけません。
・これを行うと、chara,faceの配列に入ってあるものを持ってきて表示してくれます。
・表示のエフェクトは下から表示されていくのがデフォです。(異論があれば言ってください
・直前の人数が異なれば一度フェードアウトを行った後にフェードインを行う設定になっています
・同じであればフェードインのみになります。
;ex)
[立ち絵設定 count="1"]
注:空白は必ず半角にしてください。""は要らなくてもいいとは思いますが念のため付けてください
|CENTER:属性名|CENTER:書かないとエラー|CENTER:デフォルト値|備考|
|CENTER:count|CENTER:○|CENTER:(無し)|LEFT:人数を指定する。0~3が有効値|
|CENTER:fadein_time|CENTER:×|f.chara_trans_time|キャラが登場する時間 単位はmsec|
|CENTER:fadeout_time|CENTER:×|f.chara_trans_time|キャラが一旦消滅する時間(count=0で代替できる気がする) 単位はmsec|
・fadein_timeなどは最新版から実装。
・フェードアウトの機能に関しては二回立ち絵設定を実行してもらうというのも考えているところ。
・f.chara_trans_time=1300(msec)に設定。理由は何となく
・ちなみに時間なんかは環境依存なので正確でないと思っといてください
***[背景切り替え]
・背景切り替えをしてくれます
・時間や切り替え方を変えて欲しい人は、言ってくれたら拡張したものを上げます。
・背景切り替えの直前には自動的にフェードアウトもします。
・一旦黒画面に行ってから別の画面に変わるという形になっています。
;ex)
[背景切り替え new_back="hogehoge"]
|CENTER:属性名|CENTER:書かないとエラー|CENTER:デフォルト値|備考|
|CENTER:new_back|CENTER:○|CENTER:(無し)|新しい背景の名前を入力(拡張子は無くても大丈夫ですが""はつけておきましょう)|
***[表情切り替え]
・今のface配列に入っているものに変化させます。
・配列に入ってあるものに変化させるだけなので、
・複数人同時変化も可能です。
・これは直接実行するのに変数は必要ありません。
;ex)
[表情切り替え]
**・使い方などのヒント
***サンプル
[全消し]
@iscript
f.chara_array[1]='satera_standard';
f.face_array[1]='satera_egao';
f.chara_array[2]='mini-kouya';
f.chara_array[3]='mini-akemi';
@endscript
[立ち絵設定 count="3" ]
・左からsatera_standard , mini-kouya , mini-akemiが、画面に現れます。
・サテラは笑顔の状態で出てきます
***応用っぽいもの
・最初二人に設定しておいて(count="2")、
左の人をまず出して、時間を置いて右の人を出すみたいなこともできますよ。
(右の人のところには最初に"Clear.png"を入れておけばよい)
*デバッグなどをしたくなったとき
-> http://devdoc.kikyou.info/tvp/docs/kag3doc/contents/index.html
の中の「デバッグをしよう」を見てください
・確認が難しい変数のチェックの仕方はここに書いていくかもしれません
*バージョン変化など
**20110213
名前欄を作ってみた
**20110209
3人目が消えないなどのバグを消す
夜の時にキャラクターの姿を暗く出来るようにした
**20110130
初公開版
*その他要望やバグ報告などはこちらに↓(細かいことでも何でもOK)
ex)仕事しろ Ans.ごめんなさい
(編集者 とこはる)
2011-02-13T17:38:48+09:00
1297586328
-
Staff
https://w.atwiki.jp/kaganatsu2nd/pages/14.html
編集者の知り得る範囲(敬称略)
制作指揮:鳴子
シナリオ:二者択一(サテラ)
ぶらっくーん、犬(真理)
召使い(杏)
秋津(あけみ)
システム:鳴子、とこはる、yhrin
原画:夕凪show
塗師:竹
SD:うんこ
背景:哲
音師:ラマーズ、ひけふ
HP/ロゴデザイン:祐花、ほのか
雑務: 未
アドバイザー:天城宗、すえぞう
2011-02-05T00:07:03+09:00
1296832023
-
メニュー
https://w.atwiki.jp/kaganatsu2nd/pages/2.html
**メニュー
-[[トップページ]]
-[[メニュー]]
-[[うpろだ>http://ux.getuploader.com/kaganatsu2nd/]]
-[[会議室>http://kaganatsu2nd.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=3644381]]
-[[登場人物]]
-[[Staff]]
-[[シナリオ]]
-[[要望リスト]]
-[[チラシの裏]]
-[[タグ記法解説]]
----
**ストーリー
-[[プロット(あけみ)]]
-[[プロット(サテラ)]]
----
**更新履歴
#recent(20)
// リンクを張るには "[" 2つで文字列を括ります。
// ">" の左側に文字、右側にURLを記述するとリンクになります
//**更新履歴
//#recent(20)
&link_editmenu(text=ここを編集)
2011-01-29T23:36:45+09:00
1296311805
-
登場人物
https://w.atwiki.jp/kaganatsu2nd/pages/13.html
*・登場人物
※旧かがなつHPキャラ紹介より抜粋。各自、詳しい設定など書き換えて下さい。
:主人公:&bold(){大川香}(おおかわかおる)|高校二年生、あけみとは幼なじみ
----
:ヒロイン1:&bold(){佐寺伊都}(さてらいと)|工学部1年 18歳
145cm Cansat
見た目は子ども。頭脳は学生。
目標目指して今日も背伸びする、宇宙を目指す工学部の星。
----
:ヒロイン2:&bold(){水田真理}(みずたまり)|
医学部医学科2年 20歳
160cm 弓道部
頭脳明晰容姿端麗。絶滅寸前の大和撫子。
生真面目なところも魅力。料理下手なのもまた魅力。
----
:ヒロイン3:&bold(){池戸杏}(いけのべあんず)|
農学部2年 20歳
150㎝ バドミントン部
お腹の中身がちょっぴり黒めな池戸きょうだい双子の妹。
いつでもどこでもマイペースにつき。
----
:ヒロイン4:&bold(){鏡原あけみ}(かがみはらあけみ)|
教育学部3年 21歳
161cm バドミントン部
主人公の知り合いで、ある意味全ての発端。
現在進行中で誰かに片思い中だったり。ぽわぽわおねいさん。
----
:サブキャラ1:&bold(){池戸薔薇}(いけのべしょうび)|
農学部1年 20歳
170㎝ 華道部
心の底から面倒見のいい池戸きょうだい双子の兄。
苦労人っていうな。1浪。
----
:サブキャラ2:&bold(){亀水鈴子}(たるみりんこ)|
経済学部1年 18歳
158㎝ ラクロス部
気遣い上手で割とノリのいい、みんなの頼れる姉御肌。
気負い過ぎてたまにセンチメンタル。
----
:サブキャラ3:&bold(){三好拓人}(みよしたくと)|
経済学部1年 18歳
182㎝ けいおん!
上流階級出身者にして美形・長身・高収入
女性と音色をこよなく愛する学内屈指の歩く非常識。
----
:サブキャラ4:&bold(){三木直}(みきなお)|
医学部看護学科2年 20歳
真理あるところに現れる、爽ヤンデレ系男子。
----
:サブキャラ5:&bold(){星野尾 光也}(ほしのおこうや)|
教育学部3年 21歳
175㎝ 水泳部
明るく熱血直線気質な新進気鋭な教育者見習い。
1歳下からは子ども扱いです。血糖値注意!
**呼称表
||香|サテラ|真理|杏|あけみ|薔薇|鈴子|三好|三木|光也|
|香|僕|佐寺さん|真理さん|杏さん|あけみさん|薔薇さん|鈴子さん|三好さん|直さん|光也さん|
|サテラ|おーかわくん|ボク|||||りんちゃん|みよし|||
|真理|大川君||私|杏ちゃん||薔薇くん|||三木くん||
|杏|かおるん||まりちゃん|わたし||しょーび|||||
|あけみ|香君||||あたし|||||光也君|
|薔薇|大川||真理さん|杏||オレ|||||
|鈴子|大川くん|伊都|||||うち|三好|||
|三好|大川くん|サテラ|||||鈴子|オレ|||
|三木|香くん||真理さん||||||僕||
|光也|香|||あけみ||||||俺|
※三好の誰かに対する呼称が適応されるのは真面目なときに限ります。
2011-01-24T09:43:23+09:00
1295829803
-
チラシの裏
https://w.atwiki.jp/kaganatsu2nd/pages/16.html
スカイプ等で決まったことなど
*スカイプ会議
**1/8あけみプロット会議(鳴子、召使い、夕凪、秋津)
-プロットはこのままGO。ただし背景大杉かも
-一枚絵決定。要望リストに纏め。
-最後の選択肢でグッド/バッド分かれるが、好感度不足の場合選択肢無しでバッド直行
-エンディング絵は笑顔で一枚?
-胸ダイブイベントはラフ的な何か?
-かかなつ3rdはFandiskエロゲ化(大川が入学して…)
-背景絵師、スクリプタ、音師急募
-背景は写真加工の可能性も
**1/6(召使い、すえぞう氏)
:アドバイスを頂きました。 ※すえぞう氏:僕夏、すくとりスクリプタ兼ライター兼その他諸々|
-遊び終わった時、ユーザさんにどんな気持ちになってもらいたいかってのをはっきり言葉にしておくといい感じのゲームになるんじゃないかな、なったらいいなw
-ルートごとに色や主張を持たせてもいいのだけど、それでも共通する部分が必要→参考 こんにゃく
-そうやってプロットや各シナリオの関連付けのさせ方とか、全体から細部へって削りだしていくのがいい
-ノベルゲームのライターの仕事は物語を作るのではなく設計に従って体裁を整えるのがメインのお仕事
-物語り組み立てる能力って個人じゃたかが知れてるので、表現力はライター任せ、アイデアはなるべくたくさんでやると、素人でもうけるのが書ける可能性が高い
-プロットはしっかり書いたほうがよい
-プロットは絵師も含めて全員で、一枚絵の枚数や立ち絵の数を考慮しつつ話考える
-プロット段階で一枚絵の構図が思い浮かぶようなら良い感じ
-プロットの参考→http://www.dalda.org/stories.html ここまで細かくなくていいけど
-面白い部分が初期段階に集中するから後半しんどいけどメンバー全員でビジョン共有できるから頑張れると思う
-進捗と次のタスクが何かわかるようにまとめ作る人はがんばる。何かあれば48時間以内更新の勢いで
**1/5(鳴子、ぶらっくーん、召使い、夕凪、秋津)
- 架空の大学、架空のキャンパス(全キャンパス繋がってる)
- タイトルは「かがなつ」
- モデルは香川、香川大学 1時間に電車4本程度の地域
- 大学名保留
- キャラ設定は登場人物ページに纏めました
- シナリオ同士の整合性を考えること
- ↑例:午前真理ルートで出会った薔薇が、午後杏ルートで「午前中はずっと実験してた」とか言わないように
- プロットが出来てからまた調節か
- 0日目に全キャラを回る
- 版権ネタは伏字に
- プロットは1月中旬、シナリオは1月中が締切り
- 背景、音保留
2011-01-11T02:48:32+09:00
1294681712
-
プロット(サテラ)
https://w.atwiki.jp/kaganatsu2nd/pages/19.html
サテラシナリオ概要
主人公、大学見学に来てサテラと会う→宇宙に興味があるとか言ってサテラの興味を引く
→大学案内をしてもらう内に仲良くなる→(略)
→サテラのコンプレックスが爆発、経済学部組と喧嘩
→主人公が仲裁して仲直り、サテラと主人公がくっつく
Satellite Blue Moon プロット
0日目
大学内を散策していると、小学生くらいの少女がその辺をうろうろ。
行く先々で見かけるので少し気にするが、この時点では「大学って近隣の子供でも自由に入れるんだなあ」とスルー。
途中、鈴子と三好に遭遇、「小学生くらいの女の子見なかったか」と聞かれ、さっきそっちで見ましたよ、と教える。
その際、大川が大学見学中の高校生だと気付いた二人は自己紹介。大川の教えた方へと向かう。
工学部に来てみたものの、カードキー式で建物内部に入れない。
ならば誰かが入った隙に……と画策し、工学部前でうろうろしているところにサテラ登場。
不審者=大川に若干ビビりながらも声を掛ける。大川、小学生だという認識で会話。サテラ、それに勘付き、カードキーを取り出す。
選択肢
小学生がカードキーを持っている。つまり……。
A もしかして、届出を出したら借りられるのかな? → サテラ否定、大学生と判明。
B 教授の子供が遊びに来てるのかな? → サテラ不機嫌に否定、大学生と判明。(好感度-1)
C ……この子、まさか大学生? → サテラ肯定。(好感度+1)
大川は態度を改め、工学部に見学に来た旨を告げる。サテラ、小学生と間違われた恨みもあって、少し渋る。
しかし、尚も食い下がる大川に、サテラは根負けし、三日後に工学部見学を約束する。
1日目
三日後に見学を約束したものの、待ち遠しくなった大川は、再び工学部の前をうろうろ。サテラに呆れられる。
暇なら手伝ってくれないかな、と言われて向かった先は、大学図書館。
手の届かないところの本を取ったり重い本を持ったりといった重労働をこなす。
サテラは身体が弱く、こういう力仕事は苦手なのだと言う。
疲れ果てた大川に、サテラはお礼にと食堂のアイスを奢る。
自らもアイスを食べながら、早速借りた本を熟読し始めるサテラ。手持ち無沙汰になる大川。
居たたまれなくなり、サテラに声を掛ける。
選択肢
「佐寺さん……」
A 「本が汚れちゃいますよ?」 → サテラ、子供じゃないんだから、と怒る。(好感度-1)
B 「それ、何の本なんですか?」 → サテラ、嬉々として解説。大川、結局置いてけぼり。(好感度+1)
C 「そのアイス、貰って良いですか?」 → サテラ、アイスをくれる。
しばらくして、サテラが我に返り、大川に謝罪。熱中すると周りが見えなくなる性質。
そこにサテラのケータイにメールが入る。緊急の用事らしい。また明日ね、とサテラとは別れる。
2日目
ふらりと大学を訪れた大川は、思い立ってお昼前の食堂へ。そこで偶然にもサテラ、鈴子、三好の三人組に遭遇。
聞けば丁度大川の話をしていたとのこと。鈴子、大川がサテラを狙っていると決め付け、絡む。
「どこの馬の骨とも知れん男には、うちの娘はやれませんなあ」みたいなノリ。
そしておもむろに、うどんを注文。「おごりやけん、まあ食べ」
選択肢
僕は出されたうどんを一口食べ……。
A 「……ずいぶんと、良い小麦を使ってる」 → 鈴子「キミ、皮肉屋やなあ」
B 「……コメントし辛い味ですね」 → 鈴子「正直言って?」 大川「不味いです」
C 「このうどんを作った奴は誰だあああああ!」 → 鈴子「合格!」
要は学食のうどんは不味いというだけの話である。これで大川と鈴子は意気投合。うどんについて熱く語り合う。
ちなみに学食のうどんは残さず食べる。
食事を終えた四人はそのまま雑談モードに。鈴子と三好がサテラと知り合った経緯などを語る。
そうする内に、二人は時間が来て、経済学部をよろしく、と言い残して去る。
食堂に残った大川とサテラ。この時になってようやく、サテラが鈴子の態度(大川がサテラを狙っている疑惑)を詫びる。
選択肢
さて、どう答えたものか……。
A 「大丈夫ですよ。そんなに気にしないで下さい」 → サテラ安心。
B 「そんな大袈裟な。ただの冗談じゃないですか」 → サテラ複雑。(好感度-1)
C 「僕の方こそすみません。迷惑かけてしまったみたいで」 → サテラ否定。(好感度+1)
大川の返答を受けて、サテラは退散。大川も食堂を後にする。
3日目
大学構内を散策していた大川は、目の下にクマを作ったサテラがふらふら歩いているのを発見する。
声を掛け、適当なソファに座って事情を聞くと、何やらレポートの提出期限が迫っていて徹夜をしたのだと言う。
大学生も大変だなあ、と思っている間にも、サテラはうつらうつら。
選択肢
僕は佐寺さんに声を掛ける。
A 「今日はもう帰った方が良いんじゃないですか?」 → うん、そうする、と言いながらその場でダウン(好感度-1)
B 「コーヒーか何か、買ってきましょうか?」 → ありがとう、と言いながらその場でダウン。(好感度+1)
C 「こんなところで寝たら風邪引きますよ」 → 分かってる、と言いながらその場でダウン。
要するにどう足掻いてもその場でダウン、大川に膝枕されて眠るサテラ。大川そのまま動けず、一時間近く拘束される破目に。
4日目午前
ようやく約束の日が来て、工学部を見学させてもらうことになった大川。サテラと共に工学部を回る。
サテラの説明を聞きながら、楽しく見学していた大川だったが、サテラが一回生にしては研究の内容に詳しいこと、やけに学内に知り合いが多いことに気付く。
選択肢
もしかして佐寺さんは……。
A 院生の一回生だったのかな? → サテラ笑って否定。
B 業界では有名な天才なのかな? → サテラ寂しげに否定。(好感度-1)
C すごく研究熱心な人なのかな? → サテラ少し恥ずかしげに否定。(好感度+1)
大川の問い掛けに、サテラは少し言い難そうに、両親がかつてこの工学部で人工衛星の研究をしていたことを明かす。
当時から研究室に頻繁に遊びに来ていたため、研究室の人達とは顔馴染みなのだと。
選択肢
「佐寺さんは……」
A 「小さい頃からずっと、宇宙が好きだったんですね」 → サテラ肯定。(好感度+1)
B 「ご両親の研究を継ぐために、この大学に入ったんですね」 → サテラ否定。(好感度-1)
C 「この研究室の人達と、家族みたいなものなんですね」 → サテラきょとん。
工学部をぐるりと一周したサテラは見学を終了。
(好感度が満たない場合、ここで終了。大川は宇宙への興味を一層強くし、工学部を目指す。)
続きをやるから、また夕方にここで、と言い残してサテラ退場。
4日目午後
夕方。工学部前に来た大川をサテラが出迎え、暗幕を下ろした教室へと大川を導く。
何が始まるのかと期待と不安を覚える大川。サテラは電気を消し、教卓の下に隠してあったものを取り出す。
それは、彼女が趣味で自作したピンホール式のプラネタリウムであった。教室に広がる星空を見ながら、サテラは自分の夢を語る。
無限の宇宙を開拓すること。それが彼女の夢。
だが、夢を語るサテラの表情に一瞬、寂しげな色が混ざるのを、大川は見逃さなかった。
外に出ると、既に日は沈み、空には満月が浮かんでいた。
綺麗な月ですね、と言う大川に対し、サテラは月はあまり好きじゃない、と洩らす。大川はその訳を訊ねるが、はぐらかされる。
釈然としないものを感じながらも、大川は改めて礼を述べ、まだやることがあるからと言うサテラと別れて帰宅。
5日目
次の日。大学を訪ねた大川は、サテラと三好に遭遇。楽しげに会話する二人に若干嫉妬を抱く。
そこに鈴子が千沙を伴って登場。千沙、初対面の大川にツンケン。サテラ、千沙に対して少し怯えた様子で接する。
千沙、ショックで目に見えて凹む。五人で何やかやと騒いでいると、いつしか鈴子や三好の友人達が集まり、十数人のグループに。
楽しげに会話する鈴子や三好。大川は、サテラがその集団から一歩引いて、じっと見ているのに気付く。
グループはそのまま、何か夏らしいイベントをしようと言う話を始める。三好、大川にアイデアを求める。
選択肢
「そうですね。夏と言ったら……」
A 「海水浴とかですかね」 → 鈴子、断固反対。三好「もしかして太っ……」鉄拳制裁。
B 「花火とか良いんじゃないですか?」 → 一同賛成。サテラも乗り気。(好感度+1)
C 「肝試しでしょう、やっぱり」 → サテラ、千沙が断固反対。(好感度-1)
結局、バーベキュー大会→花火に落ち着く。決行は三日後となり、解散。サテラと大川は二人で工学部方向へ歩き出す。
大学生らしいイベントに浮かれる大川。対するサテラはどこか沈んでいる。
そのことに気付き、理由を尋ねると、サテラは人付き合いは苦手だと告白する。
誰とでも明るく接することの出来る三好や鈴子と違って、自分は人見知りしてしまって駄目な人間だ、と自嘲するサテラ。
大川は咄嗟に慰めの言葉をかける。
選択肢
「そんなことないですよ。だって佐寺さんは……」
A 「僕に優しくしてくれたじゃないですか」 → サテラ、三好や鈴子の真似をしてみたかっただけと否定(好感度+1)
B 「三好さんや亀水さんとは楽しそうにしてるじゃないですか」 → サテラ、二人が親切なだけ、と否定。
C 「研究室の人達からあんなに頼りにされてるじゃないですか」 → サテラ、そんなことはない、と否定。(好感度-1)
結局、どの言葉もサテラには響かない。
自分は勉強しか能のないつまらない人間だ、その勉強も大して出来る訳ではない、両親には遠く及ばない。
そう言うサテラは、前日の「月は嫌い」という言葉を持ち出す。
月を見ていると、ちっぽけな自分を見ているみたいで、嫌になるのだと。
掛ける言葉のない大川に、サテラは「ごめんね変なこと言って」と告げ、逃げるように去っていく。
大川はその背中を見送るしかなかった。
6日目
サテラの胸に秘めた負の感情に触れ、大川はつい大学から遠のいてしまう。
だが、サテラに会えない日々を重ねるにつれ、サテラに会いたい気持ちは高まっていく。
もしかすると、自分はサテラのことが……。
そうこうする内にバーベキュー大会当日。大川はサテラに思いを伝える決意を固め、大学の敷地内にあるキャンプ施設へ。
しかし、三日前のこともあって、どうにもサテラとぎくしゃくしてしまい、サテラも鈴子や三好の側にくっついて離れようとしない。
鈴子はサテラがやたらとくっついてくるのが嬉しくて、サテラの様子に気付かず、すっかり保護者気取り。
サテラは、子供じゃないんだから、と怒るが、聞いていない。代わりに、サテラの様子を不思議に思った三好が大川に訊ねる。
選択肢
サテラの悩みを三好に……。
A 教える。 → サテラの苦悩に三好は驚きながらも納得。「サテラの悩みを解消出来るのは君だけだ」と言いつつも、出来る限りの協力はするよと約束して去る。(ルートAへ)
B 教えない。 → 「ちょっと喧嘩しちゃって」と誤魔化す。三好はその答えに納得し、仲直りする時は協力するよと言って去る。(ルートBへ)
その後、日が落ちて花火が始まるも、相変わらずサテラは鈴子にくっついたままで、ろくに会話も出来ない。
流石に不審に思い、鈴子が口を出す。「喧嘩しちゃ駄目だよ」的なことをくどくどと述べる。ここに来てついにサテラが激怒。
自分は鈴子の子供じゃない。保護者面するのもいい加減にして欲しい。
気安く立ち入らないで。鈴子はショックを受けるが、そんなことを言ってしまったサテラ自身がより強くショックを受けていた。
サテラはキャンプ施設を走り出してしまう。慌てて後を追う大川。
だが、追いついたサテラはショックで泣きじゃくるばかり。
自分は最低だ、鈴子は親切で言ってくれていたのに、きっと鈴子に嫉妬していたからだ、もう友達でいる資格はない、と泣き喚くサテラ。
大川は懸命に慰めの言葉をかけ、サテラと一緒にいたいという自分の思いを伝えるが、サテラは拒絶。
大川の手を振りほどき、去っていく。
7日目
その日以来、サテラは研究室に引きこもってしまう。大川は三好に呼ばれる。
三好によると、鈴子もショックで随分と落ち込んでいて、どうにもならないという。
ルートA
三好は、鈴子の方はこちらで何とかするから、とサテラのことを大川に託す。
大川は承知するが、どうして良いのか分からない。悩んでいるところに、あけみが「暇ならお茶しよう」的な電話をかけてくる。
選択肢
A 「ゴメン、今忙しいので」 → ルートCに
B 「……ちょっと相談があるんですが、良いですか?」 → ルートDに
ルートB
サテラがあれ程感情的になった理由を知らないか、と言う三好に、大川はサテラの悩みを白状する。
三好はそれを聞いて納得、後は自分に任せろ、と言って立ち上がる。
大川は協力を申し出るが、これは三人の問題だからとやんわりと断られる。
結局、三好の頑張りによって三人の仲は修復され、大川は何も出来ないままに終わる。(BAD END)
ルートC
あけみの誘いを断った大川は、サテラのいる工学部のキャンパス前に居座る。
周りの不審げな眼に耐えながらじっと待つこと数時間。深夜になった頃にようやく、呆れた様子でサテラが姿を現す。
サテラに再び思いを伝える大川。自分を卑下するサテラに、それでも自分はサテラと一緒にいたいんだと宣言する。
星じゃなくてもいい、月で構わない、自分が好きなのは一生懸命輝こうとしている頑張り屋のサテラなんだ、と。
その言葉にサテラは涙する。
空に浮かぶ月を見上げたサテラは、月が柔らかい光で夜を包んでいることに気付き、月も悪くないかなと思いなおす。
後日、三好と大川の尽力もあり、サテラと鈴子はお互いに謝罪し、仲直りする。
仲良し四人組が復活し、全て丸く収まる。(GOOD END)
ルートD
待ち合わせの場所に向かった大川は、早速あけみにサテラのことを相談。
あけみは、落ち込んでいる時に自分の世界に引きこもりたくなる気持ちは良く分かるとサテラの行動に共感。
でもそういう時は、本当は誰かに慰めてもらいたいものだよとアドバイスを送る。
同時に、三好から電話が掛かってくる。
鈴子を立ち直らせることに成功した、と告げる三好は、鈴子と共にサテラへの思いを大川に託す。
大川は工学部への突入を決意。
工学部に向かい、扉をぶち破ってでもサテラに会いにいく、と意気込む。
その決意に、工学部の教授がカードキーを渡してくれる。
彼らもまた、サテラのことを家族同然に思い、心配していたのだ。
カードキーを借り、サテラの引きこもる研究室に突入する大川。驚くサテラに、大川は皆の思いを伝える。
これだけの人がサテラのことを気に掛けてくれているんだ。
サテラは月なんかじゃない、もう立派な太陽なんだ、と。
それでも外に出ることを渋るサテラに、大川は告げる。僕がついてる。僕が君の衛星になって、君を守ってあげるから。
その言葉に勇気付けられ、サテラは大川の手を取って外に出る。
後日、サテラと鈴子は和解、四人はまた仲良しに戻る。
ただ、以前と少し違ったのは、サテラが積極的に鈴子達の友人に話しかけて、新しい友達を作りに行くようになったこと。
自ら輝くことを覚えたサテラは、もう月ではない。(HAPPY END)
2011-01-10T15:53:32+09:00
1294642412
-
プロット(あけみ)
https://w.atwiki.jp/kaganatsu2nd/pages/18.html
あけみルート プロット
0日目
あけみに約束をドタキャンされる
その後あけみの予定が空き、教育学部前で落ち合うも、あけみの方向音痴によりなかなか会えず、夕方に。
たまたま会った光也のはからいでやっと会えるも、日が暮れたため、その場でお開きに。
1日目
割とスムーズにあけみに会えるも、あけみが案内したため学部棟の中で迷う。
その後ちょっと立ち話をして、大川は悩みがあると誤解され、後日じっくり話し合うことに。
2日目
メールで場所の変更をされ、喫茶店であけみとお茶。あけみが臨床心理士志望だと知る。
大川、呼び出されたことを嬉しく思い、舞い上がり、自爆。あけみにとって自分は弟のような存在のままだと感じ、傷つく。
あけみに仄かな恋心を抱いていると自覚する。
3日目
教育学部の近くまで来ると、光也に呼び止められ、あけみとの関係や、心情を聞かれる。
大川はどぎまぎしつつも正直なところを述べ、光也はそれに対し助言をする。
そのうちに通りがかったあけみに偶然出会い、光也の後押しを受けつつあけみと二人で折り入って話をすることに。
が、夏の暑い日に顔を真っ赤にして勇気を出そうとした結果、立ちくらみを起こし、あけみの胸の中に倒れこむ。
気が付くと木陰のベンチであけみに膝枕をされており、起きようとするも、しばらく寝てなさいと言われる。
そのうち大川は本当に寝てしまい、二時間後に大川が起きたときにはもうあけみはいなかった。
4日目午前(午前限定イベント)
あけみと児童文学研究会の劇を見に行く。
が、急病でメイド役の小柄な女性と執事役の男性が来られず、台詞の少ない役と言うこともあり、あけみと大川が代役をつとめることに。
あけみは衣装を無理に着るも、サイズが合わず、ピチピチのメイド服を着て棒立ちという状態に。
その後大川のミスと光也の早とちりが重なり、シナリオが迷走し、執事とメイドのキスシーンに突入。
大川、顔を真っ赤にしながらこなす。終演後、なんだかんだといい雰囲気になるも、電話を受けたあけみは青い顔をして出て行く。
4日目午後(午前限定イベント終了後の午後にのみ一回だけ発生)
あけみの後を追うも、見失い、探す大川。あけみが病院行きのバスに乗るのを見た大川は自転車で猛追跡。
病室を見つけ出し入ると、泣き崩れるあけみと、ベッドに横たわる少女が目に入る。
その少女はあけみの知り合いで、病気により人生を悲観しており、あけみが何度かカウンセリングしたのだが、あけみは少女の悲しみを分かってやれず、決別という形になってしまっていたのだ。
そしてついに今日意識が無くなり、回復の見込みは殆ど無いと医師に言われる。
あけみは、もう二度とこの子の心を分かってあげられることはない、私はこの子を傷つけたままにしてしまった、臨床心理士になんてなる資格は無いと泣く。大川はそれをどうすることもできなかった。
5日目
昼過ぎに大川はあけみに電話するが、繋がらない。
どうするべきか分からないまま取り敢えずあけみを探すが、見つからない。
大川の中であけみの力になりたいという漠然とした思いだけが膨らんでいく。
大川はふと心当たりを思い出し、そこに向かうと、あけみが座っていた。そこは二人がかつて迷いに迷ってたどり着いた山中。
奇しくも大学からそう遠くない場所であったその山は、かつて歩きつかれて切り株にもたれかかり、二人で並んで星を数えた場所。
普段は誰も近づかない二人だけの秘密の場所。その切り株にあけみは座っていた。
大川が近づこうとすると、あけみがポツリと独り言を漏らす。「光也…。」大川はそれ以上動けなかった。
6日目
夕方にあけみに電話で呼び出される。普段のあけみとは違う、物憂げな様子。海岸の堤防に腰掛け、思い出話をする。
あけみ、今は大川のことを対等な存在として見ていると打ち明ける。
その後、夜の道路を歩く二人。しばらく歩いた後に、突然もう臨床心理士は目指さないと言い放ち、あけみは大川に別れを告げる。
その際、走ってきた車のヘッドライトが逆行となり、表情が見えない。走り去るあけみ。
追わなければという思いと、あけみの真意を聞くのが怖いという思いが渦巻き、大川は動けずにいた。
7日目
大川が当てもなく教育学部前に佇んでいると、光也に今すぐあけみを追いかけろと言われる。光也が車を持ってくる。
「光也の運転する車に乗る」→グッドエンド 「走って追う」→バッドエンド
<グッドエンドルート>
光也の運転する車に乗り、駅に向かう大川。
光也が言うには、あけみには実は縁談が来ていて、相手は凄くいい人だからあけみの両親も勧めている、今まではあけみは夢のために断ってきたが、あの一件以来あけみは夢を諦めている、恐らくあけみは縁談を受ける気だということだ。
あけみが本当に好いているのは光也なんじゃないかと言う大川。
光也はそれを否定し、あけみとの過去を語る。光也はかつてあけみに交際を申し込み、断られたのだ。
光也が理由を尋ねると、あけみは話した。
「実は、今、好きな人がいるの。」
「昔、家の近くに住んでた男の子をね、この間偶然見かけたの。
顔つきとかはあんまり変わってなかったんだけど、何というか、結構凛々しくなっててね。
なんか私顔真っ赤になっちゃって、声はかけられなかったんだけど、その日にその子から電話で進路の相談をされて、良ければうちの大学見に来ないかって誘ったの。
だから、今、私、その子が大学の見学に来てくれて、一緒にいろいろな場所廻ったりするのがすっごく楽しみなんだ。だから、」
あけみが忙しい合間を縫って大川に会いに来た理由を、大した用事も無く大川を呼んだり、一緒に劇を見に行こうと誘ったりした理由を悟る。
光也の車が渋滞に捕まる。
光也は言う。「行け!今、あけみを止められるのは世界中でお前だけだ!」
走る大川。駅に入り、向こう側のホームにいるあけみを見つける。
来るなと言うあけみ。夢を諦めるなという大川。
「私には夢を追う資格が無い!私はあの子に永遠に消えない傷をつけてしまった。」
「それなら尚更夢を追うべきだ!あの子のような沢山の人のために!」
「もう放って置いてよ!」
「嫌だ!僕はあけみさんのことが好きだから!」電車が二人の間に止まる。
少し躊躇った後、乗り込もうとするあけみ。その手をつかんで止める大川。
「もう、君を一人では行かせない!」電車が発車する。大川にすがり泣くあけみ。
「大川君…足、速くなったね。」
「お姉ちゃんに…追いつきたかったから。」
「…私、昔から突っ走っちゃうタイプだったけど、一人じゃ無かったよ。」
「え?」
「大川君、ずっと付いてきてくれたじゃない。」
「…これからは、一緒に歩こうよ。どっちかが先に行くんじゃなくて。」
「そうだね。…手、つなごうか。」
「うん。」
<バッドエンドルート>
大川は光也の車に乗ることに抵抗を覚えた。一端のプライドが年上の人間の助けを拒んだ。その後懸命に走るも、あけみの乗る電車は行ってしまった。
エンディング
数日後、あけみは大川と共に少女の病室を訪ねた。
あけみは少女と、傍らの少女の母親に対し何度も謝罪の言葉を述べる。
母親はあけみのせいじゃないと言うが、あけみは泣きながら謝る。
その時、少女が目を開ける。驚く一同。少女はあけみを見つけると言う。
「ごめんね、お姉ちゃん。私、自分の事ばかりで周りが見えてなかった。
自分が可哀想だとしか思ってなかった。未来がある皆が羨ましかった。
でも、違った。私は未来をつかもうとしてなかっただけ。
お姉ちゃんはそれを私に気づかせてくれようとしたのに、私はわがままばかりで、酷いことを言ったりした。
私は可哀想なんかじゃなかった。だって、こんなに優しい人たちに囲まれているんだもん。」
医師たちが入ってきて、病室から追い出されるあけみ達。少女の母親はあけみに礼を言う。
あけみと大川は手をつないで、病室を後にした。あけみの顔には、昔のような笑顔が戻っていた。
2011-01-08T20:52:00+09:00
1294487520
-
シナリオ
https://w.atwiki.jp/kaganatsu2nd/pages/15.html
:シナリオ班の手順|
・プロット書く
・必要そうな立ち絵、CG、背景等を絵師班に発注
・システムや音屋に画面効果やSEの発注
・シナリオを書き始めて追加発注
:段取り(僕夏Developersよりコピペ、とりあえず置いてみるだけ)|
- 初稿→スク化→演出→デバグ・校正反映
- デバグの段階で校正・修正を行う
- ↑までの期間はライター各自がメモっておくか、スク化ファイルに直接反映してうp
- 演出が始まったら(スレで該当シナリオを告知)そのシナリオは一旦凍結。いじらない。
- 大きな加筆修正はなるべく演出の前に済ませる
- ☆:表情指定完了
- △:スク化
- □:背景指定完了
- ★:演出
- ○:デバッグ・校正待ち
- ◎:完成
**シナリオの規格
:●0日目 紹介出会い|
0日目に全ての人物紹介をする。教育学部のみラスト。
各ルートに出すキャラ
真理 三木
杏 薔薇
サテラ 三好 鈴子
あけみ 光也
千沙
:●1~4日目 共通ルート|
さらに1~3日目は午前・午後に分かれる。(以下、この分割された単位をパートと呼ぶ。)
この間、プレイヤーは各パート(全7回)の開始のたび、どのルートを進めるか選択する事ができる。
ただし、ある午前パートで選ばれたルートは、その日の午後パートでは選択する事ができない。
この4日間7パートで、ある1ルートの4イベント全てをこなし、かつイベント中の選択肢によって増減する好感度が一定値以上だと、後述する個別ルートへ繋がる。
いずれのルートに関しても条件を満たさない場合、4日目終了時点で中途エンドとなる。
つまり、各日に1イベントづつ必要。
:●5~7日目 個別ルート|
これ以降、他のルートへは分岐しない。
好感度によって7日目終了時点でグッドエンドとバッドエンドに分岐する。
便宜上日数が付けられているが、他のルートを考慮する必要がないので、『6日目と7日目の間は3日間あいている』でも良い。
ラストに『エピローグ』が付くかどうかは未定。
2011-01-07T23:28:55+09:00
1294410535