配信ゲームレビュー ~ぬいぐるみ人形の軌跡~

001～030(PS)

■ 【プレステ】実況作品

　プレステ　『No.１～３０』　

　※ゲーム攻略・クリア順　

▼【PANDORAMAX SERIESVol.2 死者の呼ぶ館】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.1	パンドラボックス	ホラーアドベンチャー	25	約10時間

感想

飯島パンドラボックスお得意のホラーテキストアドベンチャー。
題材は山奥の洋館を舞台にしたスタンダードな感じのホラーミステリー。問題はデバッグなにそれおいしいの？状態な確定フリーズポイントが存在する事。エンディング後セーブ画面で確定フリーズのため館は燃え尽き真相は闇の中へ。パンドラボックスの本領発揮なおまけ（ある意味メイン）である「百物語」を代わりに１００回記念配信で打開し強制成仏。真面目にゲーム作ろうや…飯島さん。

▼【SIMPLE1500ｼﾘｰｽﾞVol.56 THE スナイパー】【★】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.2	D3パブリッシャー	スナイプアクション	70	約4時間

感想

シャア（池田秀一）がウォーリーを探してスナイプするゲーム。
シンプルシリーズと侮るなかれ、独自の物理法則によるスナイプシューティングは慣れてくると癖になる面白さ。池田秀一ボイスで醸しだされるこの狙ってなさげな天然風のノリ（天然かもしれない）がもう堪らない。内容は伏せるがやるからには頑張って「３周目」まで絶対プレイしよう。良作。

▼【PANDORAMAX SERIESVol.5 ごちゃちる】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.3	パンドラボックス	ファンディスク	60	約8時間

感想

実質パンドラMAXファンディスク。
ミニゲームで開放される「チルちゃん劇場」の可愛いキャラが醸し出すツッコミ不在のシュールなノリのやり取りは個人的に大好き。例え会社が潰れてもチルちゃんとブッチのコンビは永遠に不滅。

▼【黒ノ十三】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.4	トンキンハウス	ホラーノベル	55	約20時間

感想

綾辻行人監修のオムニバスホラーノベル。
選択肢を選んで進むオーソドックスなノベルだが三択をミスると意味不明な展開で即ガメオベラ。分岐直前セーブを使い面白バッドエンドを楽しむゲームと気付いてからはワザと選択を間違えるのも一興だった。画像・文章のどちらとも話によってはグロが相当に多いので人によっては注意。

▼【GUNDAM 0079 The War For Earth】【★】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.5	バンダイ	実写一年戦争	75	約6時間

感想

ケツ顎デブシャアで有名なLDゲーム系の実写ガンダム。
微妙に違う一年戦争を君も体験。途中までは展開考えつつ行動選択する意味があったけど後半は考えるだけ無駄な超運ゲーに変貌を遂げていた。最終面はほぼ全ミス、数時間に及びガルマは死に続け無事クリア。ガンダムファンは死ぬ前に絶対プレイしとこう。「やられちまぁぁあ」はもうトラウマ。

▼【封神領域エルツヴァーユ】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.6	ユークス	3D対戦格闘	50	約5時間

感想

豪華声優陣も売りのキャラに統一感ゼロな3D格ゲー。
ゲームの出来自体は「闘神伝」クラスなので期待してはいけない。どこかで見たようなアニメや特撮を意識した笑える技や演出のパロディを楽しむのが正しい遊び方。完全懲悪ダンザイバーが熱い！

▼【子育てクイズマイエンジェル】【★】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.7	ナムコ	育成クイズ	70	約4時間

感想

アーケードで人気だったナムコのクイズゲームの移植作。
クイズに答えて娘を育成だ。正解したジャンル・選択肢によって娘の成長が変わるアイディアは面白い。自分の得意分野で育成するも良し、ワザと偏った育成をするも良し、と遊び方は多種多様。配信では当然というか最初から最後まで「お色気娘」だった。

▼【ツインゴッデス】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.8	ポリグラム	2D対戦格闘	35	約2時間

感想

実写とアニメを融合したキワモノ格ゲー。
ＣＰＵの「ジニーエルフ」が超強かった事くらいしか覚えていない、いや思い出したくない。一体どの層に向けて出したのか謎な実験作品。友人から借り受けたソフトだったけど、いらないからと貰った。しかし永遠にケースの蓋は上がらないだろう。全てが自由過ぎた次世代機時代のオーパーツ。

▼【CG昔話じいさん2度びっくり!!】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.9	アイディアファクトリー	昔話ノベル	30	約2時間

感想

選択肢を選んで有名な昔話の展開が変わるノベル。
選択肢によってトンデモナイ方向に進む昔話ってコンセプトはすごく面白い。でもクリア毎に選択肢が増えていく仕様でなぜセーブ機能がないのか。バグレベルなシステム不備のせいで全て台無し。

▼【コワイシャシン～心霊写真奇譚～】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.10	メディアエンターテイメント	ホラーアクション	65	約7時間

感想

主人公「緋織」がエロ怖い心霊写真で「ウォ－リーを探せ・ホラゲ版」。
と思っていたらそれだけではない、カーソルで発見した霊を退治する「霊退治リズムアクション」の新ジャンルだった。霊の反応速度が異常過ぎる後半は禁断のセルフバッファ（タイムボタン連打）を発動し何とか打開。プレイ後は特に何もなかったけど本当に呪われてるゲームで有名らしい。

▼【夕闇通り探検隊】【★★★】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.11	スパイク	青春ホラーアドベンチャー	95	約50時間

感想

ナオ、クルミ、サンゴの中学生3人組が織り成す青春ホラー大作。
陽見市を舞台に描かれる三者三様のリアルな思春期描写はゲーム性と相まってとにかく世界に引き込まれた。時間制限のある「噂」の解決難度が無茶なレベルの高さ、度々起こり取り返しのつかないバグ・フリーズの多さと問題点も多い、がそれを帳消しにし、なお上回る魅力に溢れた素晴らしい作品だった。最後の展開は涙無くして語れない。バグで諦めた噂もあるのでいつか全部攻略したい。

▼【闘牌伝アカギ】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.12	マイクロネット	麻雀	40	約5時間

感想

Vシネマ「アカギ」の赤字補填に製作されたであろう麻雀ゲーム。
勝つとご褒美に流用ムービーが流れるだけの至って普通の四人打ち麻雀。当然すぐ飽きダラダラプレイ。口だけ空気の矢木と違って本性を出した柴田さんが強くクリアまでの道程は長かった。

▼【トワイライトシンドローム－再会－】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.13	スパイク	青春ホラーアドベンチャー	45	約23時間

感想

名作「トワイライトシンドローム」の新シリーズ？なんだろうけどこれで終了。
基本システムは従来通りで話も差はあれど悪くはなかった。でも主人公「ユウリ」の魅力のなさが邪魔をしてかイマイチ世界観にハマれなかった。後半の第五章・六章は良かったけど最終章のオチが適当過ぎやしないかと。ポリゴン化による弊害か独特の雰囲気も消え去っていたのは残念。

▼【マッハGoGoGo】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.14	トミー	レーシング	45	約2時間

感想

スロットで少し知ってるくらいのレースアニメのゲーム化。
ジャンプやチェーンソーと「ボンドカー」以上の多彩な機能を備えるハイテクカーを操りレースのような何かに挑戦。ステージは1つのコースを多少変化させただけの実質1コースなのが少々物哀しい。

▼【デビルマン】【★】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.15	バンダイ	3Dアクション	75	約15時間

感想

あの原作漫画を再現した「デビルマン」の3Dアクション。
ダークな雰囲気再現は見事だけど劣悪な操作性・視点切り替えでの回避・戦闘は本当に大変でイライラは最高潮！だがそれでもデビルマンファンにはぜひともやってほしい作品。ジンメンは本当トラウマモノ。途中で終わってしまうのが非常に勿体ない。最終戦争編も入れたリメイクを期待。

▼【子育てクイズもっとマイエンジェル】【★】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.16	ナムコ	育成クイズ	75	約4時間

感想

アーケードで人気だったナムコのクイズゲームの移植作第2弾。
基本は前作と変わらずクイズによる娘の育成。初代から遊べるモードも色々増えて遊びごたえは十分だ。今回はリスナーも頼りになりかなり快調に育てられた。結果お色気とオタクが共生するカオス娘が完成。問題の難易度自体は個人的にはバランス取れてると思う。

▼【賭博黙示録カイジ】【★】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.17	講談社	限定ジャンケン	75	約10時間

感想

あの「限定ジャンケン」を体験できるエスポワール体感ゲーム。
「講談社だろ～」と全然期待はしてなかったけど想像以上に「限定ジャンケン」を上手く再現できてて感心した。原作のカイジや各キャラ含めた船での醜い騙し騙され合いの再現度はなかなかのもの。結局借金増えて下船。後に再プレイし戦略を駆使して最強の占い師を打倒。借金帳消し＋四百万で無事コングラッチュレーション。ちなみにリセットプレイをしようとすると…？

▼【剣客異聞録　甦りし蒼紅の刃サムライスピリッツ新章】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.18	SNK	3D対戦格闘	40	約1時間

感想

サムライスピリッツ新章にして懲りないSNKの黒歴史。
サムスピを３Ｄにしては駄目とわかっていなかったのか。新たなサムスピワールドを狙ったんだろうけど、完全に黒歴史に。時代設定にしては覇王丸が老け過ぎ。ナコルルとリムルルだけボイス付き。

▼【修羅の門】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.19	講談社	3D対戦格闘	20	約2時間

感想

名作格闘漫画「修羅の門」を3D対戦格闘に。講談社ぁ…やりやがったな。
ファミ通評価は「3 2 3 4」。数少ない2点を取ったクソゲマニアに有名な伝説の一つ。喋らないキャラ・適当な技モーションと絶対製作は原作読んでないだろ！このナメた出来に作者切れなかったのだろうか？OPの徹心による謎ダンスから始まりレオンの最強マウントでハメまくって締めくくる。

▼【サイコメトラーEIJI】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.20	講談社	アクションアドベンチャー	60	約5時間

感想

鬱な話が多いサイコメトリー漫画をアクションアドベンチャー化。
ボリューム的には少々物足りなかったけど、格闘あり、謎解きあり、とエイジ原作のキャラと世界観をうまく掴んだ正統派キャラゲーで面白かった。みっちゃんも登場するなどファンサービス溢れ原作愛を感じる作りは◯。エイジパンチで洗脳された恵美ちゃんをボコれなかったのが心残り。

▼【クロックタワーゴーストヘッド】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.21	ヒューマン	ホラーアドベンチャー	30	約24時間

感想

日本を舞台にしたクロックタワーの新シリーズ的続編。
売りの二重人格システムがフラグを複雑にし過ぎている雑な感じの理不尽難易度はやはりヒューマンといった所か。隠れられる所や変身箇所が少なく色々と無駄にウロウロさせられるので怖い以前にシステムが面倒臭いだけの足枷にしかなってなかった。最終ステージの運ゲーは二度とやりたくない。詰んでやり直し３週目で無事ベストクリアはしたものの話は意味不明で無駄な時間を過ごした気分。

▼【100万円クイズハンター】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.22	富士通	クイズ	55	約1時間

感想

再現度は上々な「クイズハンター」のゲーム化。
番組で見てた通り値段差あり過ぎなパネルの商品を開けて見るのが楽しい。別に一人でプレイしても仕方ないのでパーティーゲームとして使えば優秀。

▼【パネルクイズアタック25】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.23	富士通	クイズ	55	約1時間

感想

再現度は上々な「アタック25」のゲーム化。
知識だけでは生き残れない戦略的楽しさはただのクイズじゃない。無事一発で優勝。別に一人でプレイしても仕方ないのでパーティーゲームとして使えば優秀。

▼【ザ・心理ゲーム4 ～いつも心に星空を～】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.24	ヴィジット	心理ゲーム	25	約3時間

感想

ヴィジットが昔から延々と出してるいつもの心理ゲーム。
相変わらずしょーもないノベルくらいしか特徴は感じない。１本持っていれば十分のこのシリーズがなんで出続けているのか本当に謎。固定ファンでもいるのかな？

▼【SDガンダムオーバーギャラクシアン】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.25	バンダイ	2Dシューティング	50	約3時間

感想

ガンダムでやるギャラクシアン。
一年戦争をギャラクシアンで再現しようとする無茶さは流石のバンダイ。ボンボンに出てきそうなオリジナルガンダム達でやるギャラクシアンも搭載と気合は入ってた。良くも悪くもギャラクシアン。

▼【大幽霊屋敷浜村淳の実話怪談】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.26	ヴィジット	ホラーノベル	40	約5時間

感想

稲川淳二ではなく「浜村淳」による怪談ノベル。
お化け屋敷の面接代わりに怖い話を聞くという意味不明な設定はさて置き、浜村淳の語りは流石に聞き易くうまかった。それ以外の語り手は全体的に滑舌も悪く聞き辛くイマイチ。設定を生かした小芝居は笑えた。オチにもはや安易なレベルの脅威的なババア率は印象深い。

▼【スノーマン】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.27	ギャガ	データベース	10	約1時間

感想

原作者も同じで完全に「ファーザークリスマス」。
タイトル通りスノーマンのアニメが1話入ってるのでそれ見て終了。ファーザークリスマス以下とは恐れいった。定価で買った人が本当に可哀想。何なのこれ？データベースゲーにすらなれてない。

▼【熱砂の惑星】【★】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.28	伊藤忠商事	3D格闘アドベンチャー	70	約7時間

感想

3D視点移動でエンカウント戦闘が対戦格闘なSF怪作。
戦闘に最初は苦しんだものの中盤のロボット戦で編み出した連続ワンツーセビキャンによりそこから快進撃。とにかく声優「堀川りょう」の怪演による魅力的な主人公は話そっちのけのインパクトだった。伊藤忠商事がまさかこんなゲームを作っていたとはね。ちなみに同名のエロアニメとは無関係。

▼【DARK TALES ～FROM THE LOST SOUL～】

番号	メーカー	ジャンル	評価点	プレイ時間
No.29	サミー	ホラーアドベンチャー	55	約4時間

感想

「世にも奇妙な物語」をムービーアドベンチャーゲームにした感じ。
途中分岐もありお約束の変なミニゲームも入る。偽タモリ風の案内人といい「世にも～」に影響を受け過ぎなのはご愛嬌。ローポリがグリグリ動く謎演出はケレン味が効きすぎててもはやギャグだったけど、話自体は分かりやすく、サクッとショートホラーを楽しむには良い意欲作ではあった。