冒険の背景


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

 「かくのごとく告知する。この許可証を有するものは、竜鱗の玉座におわす宰相により授けられた権威と、善意とを示したる、レストフ市の剣匠の命により、グリーンベルトの名で知られる荒野を旅し、探検する権利を与えられる。この探検は、オレグの交易所の東西36マイル、南方60マイルを超えない範囲に限られる。この許可証を手にするものは、山賊行為や、その他の、遭遇しうるあらゆる無秩序と闘わねばならない。悪辣なる山賊行為に対する処罰は、通常通り、剣もしくは縄による処刑である。竜鱗の玉座の現宰相、ノレスキー・スルトヴァ王陛下の権威と、レストフ市の権限において、ファラズマの月24日、かくのごとく記されん」

 PCたちは、山賊や蛮族、モンスターのはびこる未開の地、「奪われた地(The Stolen Land)」を探検し、ロストランド(Rostland)の「剣匠(Swordlords)」の命により、この地に王国を築くという使命を帯びることになる。

 もともとロストランドはタルドール人(Taldan)の入植者たちによって作られた。200年ほど前、イオベリア(Ioberia)のいくさ長、コーラル征服王(Choral the Conquerer)は、イッシア(Issia)とロストランドを併合、ブレヴォイ(Brevoy、http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/517.html)を建国した。
 コーラルの築いたロガルヴィア(Rogarvia)王朝は長く続いたが、10年程前に突如その支配は終わりを告げる。ロガルヴィアの血につらなるものが皆、「消えうせた」のだ。
 そして今、竜鱗の玉座(Dragonscale Throne)に座るのが、イッシアのノレスキー・スルトヴァ王(King Noleski Surtova)である。
 ロガルヴィア家消失により、ブレヴォイ国内は揺れに揺れた。今、ブレヴォイは内戦の危機に直面しているといっても過言ではない。それはおそらく、イッシアとロストランドの対決というかたちをとるだろう。あるいはそれは、優勢なイッシアがロストランドを飲み込むという結果を生むかもしれない・・・。

 PCたちの「建国」の黒幕、「剣匠」とは何者か。それは、最初の「剣匠」たるある男のことから説明する必要がある。
 タルドール人入植者たちの指導者、シリアン1世男爵(Baron Sirian First)は、あるとき、山賊と決闘を行った。賭けるのは彼の財産の半分、対価は山賊の首であった。
 シリアンはこの決闘に敗れ、姿を消す。しかし、数年して帰還したシリアンは、シリアン・アルドーリ(Sirian Aldori)を名乗り、山賊に再度の決闘を挑む。決着はほんの数秒であったといわれている。言うまでもなく、シリアンの勝利であった。シリアンは再度この地の支配者となった。
 その後シリアン・アルドーリは、剣による決闘で自身を打ち負かしたものに、金貨10万枚を与えると宣言し、数千にも及ぶ決闘全てに勝利するのであった。
 はじめは、その剣技を人に教えることを嫌ったシリアンであったが、やがて少数のグループを訓練し始めた。彼は生徒たちの名を「アルドーリ」に変えさせ、選ばれたものにだけ剣術を教えることを誓わせた。これがアルドーリ剣闘学校(Aldori school of sword fighting)のおこりであり、生徒たちは、「アルドーリの剣匠」と呼ばれ、ロストランド内に強い影響力を持つようになった。しかし、ロストランドが征服王に敗れて後、彼らの多くは他国に逃げ延びたり、傭兵にまで身を落したりした。残りの「剣匠」の多くはレストフ自由都市(the free city of Restov)にいる。

 いざ内乱となった時、河川諸王国に対する防波堤、かつ有力な援軍たりうる国家の建国・・・成功すれば、ロストランド側からすれば、「切札」になり得る。
 そのために、4つのグループがStolen Landに派遣された。そのうちのひとつがPCのパーティで、任地はGreenbeltと呼ばれる一帯だ。探検、地図作成も重要な任務だが、山賊への対処も重要な任務だ。
 Stolen Landは山賊や蛮族が蠢く未開の地である。これに対処し、植民を成功させる必要がある。・・・これまで1度として成功してこなかった植民を!

 冒険は、オレグの交易所(Oleg's Trading Post)と呼ばれる、辺境の砦を改装した小さな交易所に、PCたちが辿り着いたところから始まる。