海事科学部マリンエンジニアリング学科3回生のページです。
  • 必修科目には(★)マーク、海技試験免状(機関)取得に必要な科目には(☆)マークをつけています。(C)は4Qの集中科目です。
免状取得する場合は免許科目(☆)と必修科目(★)をとるだけで卒業単位に到達するので、余分な科目をとる必要はないです。
とはいえ、人によって単位取得状況は違うので自分でシラバスを使って確認したほうがいいです。

当たり前ですが、ここまで来ると全部の科目を履修する必要はありません。
自分の単位取得状況、再履修や専攻と相談して適度な時間割を組みましょう。

おおまかにみると、前期は機関が、後期はメカトロが急がしいです。



前期

共通科目

内燃機関工学(☆)

段 智久(2018年度)
出席:あり
備考1:内燃機関の仕組みや燃料油について学ぶ講義。
備考2:内容は2年後期の工業熱力学と被っている部分が多い。
備考3:授業の終わりに毎回課題がある。ノートとっていれば簡単にできます。
備考4:テストは教科書、自筆のノート、講義資料の印刷物持ち込みあり。ちゃんと用意すれば楽勝です。採点はそれなりにシビア。
備考5:2Qのテストは量が多く時間内に解ききるのは難しい。考える時間はほとんどないので、授業で扱った式の変形などは一通り復習(暗記)しておくといい。


機械設計学

野村 昌孝(2018年度)
出席:なし
備考1:機械とその構成や設計方法について学ぶ講義。内容は材料力学や機構学に近い。
備考2:出席なしでテスト100%の評価。
備考3:テストは配布されるA4の紙1枚のみ持ち込める。計算問題が多いので公式は全部記載しておくべし。
備考4:ほか、余裕があれば例題も写しておくと類題が出たとき即完答できる。
備考5:1Qは計算問題がメイン、2Qは計算と軸や歯車についての説明で半々。
備考6:2018年度はテストの平均点が悪すぎたため、救済レポート(テストとほぼ同じ内容)があった。


伝熱工学(★)

劉 秋生(2018年度)
出席:なし
備考1:熱の伝導、対流、放射について学ぶ講義。
備考2:点数の配分は語句の説明20点、その他計算問題80点。
備考3:テスト直前の演習から最低でも1題は出題されるので、演習は完璧にしておきたい。
備考4:1Qのテストは…(未記録)
備考5:2Qのテストは語句説明(過熱度、熱沸騰伝達率、放射率、ステファンボルツマンの法則)、熱沸騰曲線を図示、放射伝熱(公式に当てはめるだけ)、熱交換器の伝熱面積。


材料加工学(★)

野村 昌孝(2018年度)
出席:なし
備考1:材料の加工方法や加工物の性質について学ぶ講義。
備考2:工学系の授業では珍しい暗記科目。
備考3:テストは配布されるA4の紙1枚のみ持ち込みできる。説明問題が多いので語句の説明などは写しておくべし。
備考4:図で説明する問題も出るので、秀・優を狙いたいならそれらも漏れなく持ち込み用紙に記載しておこう。
備考5:教科書にない内容から出題されることもあるので、BEEFのパワポ資料も確認しておいたほうがよい。


電気機器(☆)

三島 智和(2018年度)
出席:あり
備考1:発電機、電動機などの電気機器について学ぶ授業。
備考2:出席はあるが、紙に名前を書くだけなので代返可能。
備考3:内容は、1Qが変圧器と直流機、2Qが誘導機、同期機。
備考4:かなり難しいが、出席点が20点(変動)あるので全出席すれば半分正解で可に滑り込める。
備考5:テストは持ち込みなしで90分もろに使って隅から隅まで6題でます。練習問題、授業中の証明は網羅しておくべき。
備考6:教授は写真撮影を快く思っていないらしく、板書の写真を撮るとすごい勢いで怒られます。


船舶工学(☆)

西尾 茂(2018年度)
出席:あり
備考1:船舶とその安全性についての授業。
備考2:物理系と思いきや数学(積分)の要素が強い授業です。
備考3:出席ありで、1人1人配っていくので代返も難しい。
備考4:テストは教科書、自筆ノート、配布資料の持ち込みあり。その分、それなりに難しい問題が出ます。与えられた練習は事前に全部解いたほうがよい。


冷熱エネルギー工学(☆)

三輪 誠(2018年度)
出席:あり
備考1:冷凍機の働きや蒸気の加熱・冷却などについて学ぶ講義。
備考2:内容は工業熱力学で学んだこと+αです。
備考3:出席はありですが、紙に○をつけるだけなので代返できます。
備考4:テストは持ち込みなしですが、公式を覚えてBEEFの小テストでちょっと勉強すれば簡単に満点が取れます。(1Q)
備考5:2Qでは、暗記問題・作図を伴う計算などが加わり難易度が上昇する。計算ははやめにできるようになっておいたほうがいい。暗記問題はそのまま出題されるので一夜漬けでもなんとかなる。


学内船舶実習1-2(★)

機関長(今井 雅宏)(2018年度)
出席:あり
備考1:2年の頃と同じく、深江丸で大阪湾近郊を走行しながら勉強を行っていく実習。
備考2:1ヶ月の乗船を乗り越えた人への特筆事項はない。ボーナス単位。
備考3:航海(船橋)と機関(機関室)の両方の課題を提出しないと合格できないので、暇な時間に進めておくべし。
備考4:夜は相変わらず暇なので、酒やゲーム・教材などを持ち込んでおこう。
備考5:実習中に面談があり、免状を取得するか・大学院進学への意思などを聞かれる。



機関マネジメントコース

リーダーシップ(☆)

三輪 誠(2018年度)
出席:あり
備考1:免許必修。


機関マネジメント演習1-2(☆)

三輪 誠(2018年度)
出席:あり
備考1:免許必修。


海事機関英語2(☆)

若林 正彦(2018年度)
出席:あり
備考1:免許必修。


燃料燃焼及び潤滑油論(☆)

三村 治夫(2018年度)
出席:あり
備考1:免許必修。




メカトロニクスコース

流体機械(☆)

勝井 辰博(2018年度)
出席:あり
備考1:免許必修。


電子回路(☆)

佐俣 博章(2018年度)
出席:あり
備考1:免許必修。


浮体運動力学

笹 健児(2018年度)
出席:あり
備考1:


エネルギープラント工学(☆)

井川 博雅(2018年度)
出席:あり
備考1:


超伝導工学

武田 実(2018年度)
出席:あり
備考1:



後期

共通科目

機械振動学(C)

機関マネジメントコース

船舶実習2(☆)

推進工学(☆)

メカトロニクスコース

浮体運動力学(C)

浮体応用安全科学(C)

数値シミュレーション工学

材料強度学(C)

パワーエレクトロニクス(C)

三島 智和
出席:あり
レポート:あり
試験:あり

備考1:パワエレ回路や各素子の性質について学ぶ科目。中間レポート2回分の点数と試験の点数を総合して評価される。
備考2:3年前期に開講される科目である電気機器の延長とも言える科目。履修されていた方は取っ付きやすい分野である。
備考3:授業はごく普通の板書形式であり、板書内容の撮影は原則禁止である。授業後には個別に質問に答えて頂ける。
備考4:テストは教科書や資料などの持ち込みは一切無し。しかし試験の1週間前に出題内容を大まかに教えて頂ける。指定された教科書の範囲を逸脱しない内容と先生は仰っており、実際の試験も概ねその通りであった。
備考5 :指定された出題範囲について教科書の演習問題などを使ってしっかり勉強しておくこと、スイッチのオンオフ時の各パラメータの変化を表すグラフを正確に描くけるようにしておくこと。単位数が2つに見合うだけの苦労はある。

電気電子材料学



その他

マリンエンジニアリング実験(★)

藤本 岳洋(2018年度)
出席:あり
備考1:流体力学、材料力学、電気回路など工学系の実験を行う実習。担当教授は毎回変わる。
備考2:作業着(2年次に購入)が必要なので忘れないように。
備考3:レポートが結構きつい。重いものでは20枚近くになることもある。表計算ソフトを使うことが多いので、エクセルはある程度使えるようになっておきたい。
備考4:実験は7つぐらいのグループに分けられて少人数(4~12人)で行う、実験内容は班ごとに週変わり。ある程度レポートを揃えられれば他班とエクセルファイルの交換も可能。
備考5:機関とメカトロで微妙に実験内容が異なる。機関はエンジンの性能や機関室の運用に重きを置いた内容、メカトロは電子や設計も加わった総合的な内容となっている。

研究室配属(★)

※授業ではありません。
3回生の前期に研究室配属が行われる。配属時には、配属希望(第5希望まで)を書いた用紙を指定された日までに提出することになる。マリンでは1つの研究室に入れる人数は原則4人まで。ただし、編入生や他学科の学生には別枠が用意されている。
1つの研究室への配属希望者が5人を超えた場合は、GPAでバトルして決着をつける。第1希望が通らなかった場合は第2希望、第3希望…のうちの枠が開いているところへ配属されることになる。第5希望まですべて埋まっていた場合は、残っている研究室で第2次抽選が開催される。
注意しないといけないのは、第1志望の時点で全員に対して配属が行われる点である。第1志望を逃した場合、自分よりも低いGPAの人に第2希望を取られてしまう可能性もある。
(例:GPA3.0の太郎君が第1希望のA研究室落ちで、その時点でB研究室がGPA3.5、2.8、2.5、1.6の人で既に埋まっていた場合は、太郎君は第2希望でBに入ることはできない。)
そこらへんを十分留意して希望を決める必要がある。
※上記のルールは年によって微妙に違うらしいので、ここの書き込みはあてにせずわからないところは教授か教務課に聞いたほうがいい。
今年度人気だったのは、電気工学(MC)、船舶機関管理学、内燃機関工学、流体力学あたりでここら辺の研究室に入った人のほとんどはGPAが3.5以上だった。最低でも3.3はないとまず入れないと見ていい。ただし、年によって大きく変動するので案外特攻してみたらいけるということもある、まあ断言はできない。
他の研究室はだいたいGPAが3.0~3.2以上あれば入れる。ただし、殴り合って競り負けることもあるので聞き込みはしっかり行っておくこと。
GPA3.0未満の場合はかなり苦しい戦いを強いられることになる。この場合は人気の場所は避け、志望者の少ない穴場(あえてここには書かないが…)で勝負しよう。
いずれにしろ聞き込みが最重要なのは間違いない。

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最終更新:2023年06月10日 19:22