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rsyncの使い方
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#書式
rsync [option] send receive
#解説
バックアップツール
#オプション
- r : ディレクトリを再帰的にコピーする。
- l : シンボリックリンクはそのままリンクとしてコピーする。指定しないとリンク先をコピーする。
- p : パーミッションを保ってコピーする。
- t : タイムスタンプを保ってコピーする。
- g : グループ属性を保ってコピーする。
- o : 所有権属性をた保ってコピーする。
- D : デバイスファイルを保ってコピーする。
- a : -rlptgoDと同じ。
- v : バックアップ中にコピーしているファイル名を表示する。
- z : データを圧縮して転送する。
- u : 追加されたファイルだけをコピーする。
- existing : 更新されたファイルのみをコピーする。
- delete : コピー元で削除されたファイルは削除する。-aオプションと組み合わせると、コピー元とコピー先を同期出来る。
- exclude "PATTERN" : PATTERNに一致するファイルはコピーしない。
- exclude-form "PATTERN" : ファイルに記述されたPATTERNに一致するファイルはコピーしない。
- include "PATTERN" : PATTERNに一致するファイルを除外しない。
- include-form "PATTERN" : ファイルに記述されたPATTERNに一致するファイルを除外しない。
- stats : コピーの結果を表示する。
- force : ディレクトリが空でなくても削除する。
- e ssh : sshで暗号化してファイルを転送する。
#注意点
コピー元のディレクトリを指定する場合、ディレクトリ名の最後に / をつけるか
どうかで挙動が換わる。
rsync -av ~/directory /tmp/backup/
ではdirectoryのディレクトリが作成されるが、
rsync -av ~/directory/ /tmp/backup/
ではdirectoryのディレクトリは作成されない。
最終更新:2011年02月16日 17:20