DMT-11 「影焉編 第3弾 碧空の陥落(コード・ミステイク)」


影焉編も後半に差し掛かった。
パッケージイラストは、《蒼神龍ホープスター・トゥエルブ》

Story

‐十年前‐
「ねぇ、ナナ。昴君、また花札の大会で優勝したんだって!」
「そりゃすごいけどさ、なんか最近恵、昴の話ばっかりだよ。もしかして…」
「いや、ちょっ、誤解だよ!何言ってんの!!」
「何が誤解だって?私、もしかしてとしか言ってないんだけどぉ?」
「あっ…。」
ナナと恵は比較的逆の性格の割には、いつも一緒にいた。

「じゃ、二分前なので席につきなさーい、あらよ!」
「まじかよ、次、凝戸先生の授業だ…ねみぃんだよなぁ。いいよな、具留は。ノートの隅に夢物語ばっか書いても成績いーんだからよ。」
「そうか?俺は昴が羨ましいや。勉強は中の中でも、友達は沢山いるし、花札は強いし、女子にはもてるしよ。俺なんて、好きな人一人とも話せねぇってのによ。」
「じゃ、この英文和訳できる人、じゃ、森野さん。てやんでぇ!」
「夢を持ちましょう。そうすればきっと、心のどこかに希望の花が咲くでしょう。」
「綺麗な訳ですね!流石英語の神様!どっこらしょ!」
2人はじっと、恵の方を見ていた。
「夢、かぁ…。」
「夢、ねぇ…。」

「流石恵!今日は輝いてたよ!」
「あのさぁ、ナナ、具留の幼なじみでしょ。だったら、昴が私をどう思っているか聞いてもらえるように頼んでくれない?」
その時、ナナは2つの交錯する思いを抱え込んでいた。

‐数日後‐
「では、今日の日直の闇川さんと森野さんは、ソフトボールを運んで下さい。」
闇川昴と森野恵。その2人は出席番号が前後であったため、よくあることだったが、今日だけは何かが違った。
「ねぇ、昴君、花札の大会、おめでとう。」
「あぁ、ありがとう。そっちこそ、今度のピアノコンテスト、頑張ってな。お…応援してるから。」
恵は下を向き、昴は空を見ていた。いつもなら目が合うあの職員玄関前も、今日は互いに顔すら見れなかった。

下校時間、ナナは情報室に言った。
「ナナ、このパソコン、調子が悪いんだが。ホイホイ」
「凝戸先生、このプログラムをこうすれば…。」
「流石、理系のホープ、ナナ。これからも期待しているぞ。」
「失礼しました。」
「ナナ、終わった?すごいね!ナナ絶対将来サイバー犯罪取締役になるって!」
「そうかなぁ?恵こそ、ピアニストとして海外に名を轟かせるよ!」
「まぁ、夢は大きく、ね!」

「昴、お願いだ。今日の生徒会議、代理で来てくれないか?俺と輝美以外、誰も真面目にやらねぇんだよ。」
「人望があるのはありがたいけど、生憎今日は花札の練習試合があるから、具留に頼んで!」
「そうか、じゃあな。夢をあきらめんなよ!」

その時具留は、後輩の潤と話していた。
「具留、急ぎだ。潤も来いよ。」
「はい、浩司先輩。」
具留と潤、浩司、輝美は、実質4人で会議を進めた。

2年後、昴は花札の全国大会高校の部優勝による推薦で、恵も同じくピアノコンテスト優勝の推薦で、同じ名門大学に合格した。ナナは、理学部の最大難所を合格し、具留は地元の大学に合格した。

‐現在‐
「なんだ、この感覚は…。」
スバルは、見たこともない何かが頭によぎった。
具留は、X12の傷痕の意味が少しずつ分かってきた。
「全てを話す時がきたわ。具留が手にした力は、大陸崩落による時空の歪みで起きたもの。でも、それは大きな『夢』を持つ者にしか扱えない。そしてある程度まで成長した世界は時空を裂き、悠久の旅に出る。」
「つまりここは、別次元。」
「そう。私もその力を分析し、よりよいものに変えて、この世界にやってきた。あなたの見た焼け野原も、きっとこの世界の原形。無数の戦争により、あたりは遺骨ばかりだったらしいけどね。」
「じゃあ、みんな生きてるのか?」
「分からないけど、行く価値はあるわ。そのために、この時空から脱出する方法が一つある。この時空が旅立つ直前に、一斉に跳ぶの。でも、ユニットGを使ってきた、とある侵略者が襲来するわ。蒼き大蛇が叫んだ時、彼は現れる。」

「とにかく、みんなで脱出しよう!そして、新たな世界へ!」

‐そして‐
ついにその日がやってきた。X12の傷痕から、巨大な大蛇が現れた。
「ピエェェェェ!!」

彼らは皆、それぞれの夢に向かって生きている。この世界でも、どの世界でも。

「夢を持ちましょう。そうすればきっと、心のどこかに希望の花が咲くでしょう。」
彼らは最後の戦いを、振り向かず立ち向かった。

収録リスト

シークレット2種類


スーパーレア5種類


ベリーレア5種類


レア15種類


アンコモン15種類


コモン20種類


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