ここはとある別次元。超獣たちが文明の垣根を超え、互いを補い合ったり、競い合ったりして過ごしている平和な世界である。
しかし平和は長くは続かなかった。突如、
正体不明の予言者が光の精霊軍団を率いて、戒厳という名目で火の機械街を攻撃し始めたのだ。火文明は応戦し、善戦するも、光軍団が開発した終末兵器が火の機械街の中核を直撃。火の
世界は最終戦争の炎に包まれた。
しかし、火の民は死滅しておらず、一部の生き残った火の民は暴徒となり、各地で略奪や、破壊行為をするようになった。
一方、自然の王国では、突如、大地のパワーバランスが何者かによって崩され、各地で
自然災害が発生し、多くの住処が荒らされ、住民は多大なる被害を受けてしまう。
光の皇国では、各地で戒厳が起こり、逆らうものはすべて排除するという、
恐怖の独裁が敷かれるようになった。
水の電脳都市では一斉
サーバーダウンが起こり、テクノロジーによって制御されていたプログラムは暴走し、電脳都市を破壊し始めた。
闇の帝国では、帝都中で
謎のウイルスが蔓延。多くの民が感染し、感染者はさらに同胞を増やそうとしていた。
終末と化した、この世界に立ち向かおうとする超獣たちはレジスタンス組織「ヒート・アライアンス」を結成し、同じ志を持つ「幕末」のサムライ軍団、「救世騎士」のナイト軍団をも仲間にし、各地の世界の
解放活動を始めたのだった。平和な世界を取り戻さんとするため…
そんな中、
メロン、
ナノン、
リーズ、
ロッカ、
ルルカの仲良し5人組は、
世界の終末もつゆ知らずに、観光にやってきたのだった…。