武士帝の命と引き換えに、アルデラ・デビル・ゼルを倒すことに成功した「蒼」の一族。
フェイブル種の勢いは一気に弱まるかと思われたが、フェイブル種の長である
フェイブル・クリエイターが誕生。超次元の扉を操作できるという、時空の渦における優位性を捨て、種族として帝王の国に立ち向かう。
それを見た国の民は、フェイブルは決して悪意を持って国を滅ぼそうとしているわけではないと悟る。自分達がそうであるように、フェイブルもまた、生きるために居場所を探し続ける生命なのだ。
敵意ではなく、誠意をもってフェイブルを追い払う決意をする民たち。その思いがひとつになる時、帝王の威信が蘇り、
《超時空ハルバード・アロー》となって降臨した。フェイブル・クリエイターとの最終決戦で
《超覚醒ハルヴェルド・ブリザード》となり、最強の武器たる進化サイキック・クロスギアを手に、最期の一撃を放つ。
戦乱は決着し、フェイブルたちは時空の渦へと逃げ帰っていった。つられるように、超次元の力を手にした者たちも渦へと消えていく。荒れた国土に残された民たちは、また新たな帝王の時代が来ることを願って、力を合わせて復興に取り組み始める。その様子に感動を覚えた旅人ブラボー・ドラグーンは、時空の渦の旅の果てに、自分の居場所を見つけたのだった。