唯たちが大学に入って、一年が過ぎようとしていた
梓も今年から唯たちと一緒の大学に入ることになった
唯たちは進級する前の残りわずかな春休みを過ごしていました・・・
律:春休みももうすぐ終わりか~
唯:春休みはいい思い出たくさん作れたね♪
澪:二か月もあったからな
紬:大学の春休みは長いからいいわね~♪
唯:そういえば、あずにゃんも一人暮らしはじめたらしいよ~
律:そうだった、梓も今年からうちの大学に入るんだったな
紬:また5人でバンドできるのね♪
澪:そうだな、私達ももう二回生になるのか・・・
律:今年は全部単位がとれますように・・・
澪:単位はとって当たり前だろう、単位をとってかつどれだけいい成績が残せるかが問題だろう
唯:そんなことないよ!!私達にとっては「可」も「秀」も関係ないよ!!
律:そうだぞ澪、お前みたいに「秀」のオンパレードだろうが、「可」のオンパレードだろうが一緒だぞ!
唯:無理に「秀」なんてとる必要ないんだよ、澪ちゃん
澪:いや、お前らはまず「不可」の部分を「可」にするように努力しろよ・・・
紬:ふふふっ♪
唯たちの大学生活もなかなか充実してるようです
勉強面を除いては・・・
律:今度梓の入学祝いも兼ねてパーティーをやろう!
唯:賛成!!
紬:梓ちゃんも喜ぶと思うわ♪
澪:そうだな・・・で、どこでやるんだ?
律:居酒屋でも予約するか?
唯:お金かかるから、宅飲みでいいんじゃない?
律:そうだな、宅飲みだったら費用はあまりかからないし
澪:誰の家でするの?
唯:澪ちゃんち♪
澪:え?
律:澪の家はこの4人の中じゃ広い方だし
澪:ちょっと待て!ムギの家の方が何倍も大きいだろ!?
律:ムギの家はSPがついてるからな・・・
紬:私達、まだ未成年だから、SPの方が取り締まってるの・・・
ムギも親元を離れて暮らしているらしいが、
親が心配だということで、SPも一緒に暮らしている
澪:そうだったな・・・(大金持ちにもほどがある・・・)
律:じゃあ澪の家で決定だな!
唯:決定!
澪:あ、ちょっと・・・
律:よーし、取りあえず日時と集合場所はまた後日連絡する!
澪:なんでお前がしきってるんだよ・・・
こうして、梓を含めた五人で、澪の家でパーティー(飲み会)をすることになった・・・
しかし・・・
律:へ?バイトが入った?
澪:ごめん、その日急にバイトが入っちゃって・・・
律:う~ん・・・その日以外は私もバイトとかあるから・・・
唯:私も・・・なかなかこの4人で予定があう日ってないよね・・・
紬:澪ちゃん、その日バイト何時に終わるの?
澪:10時ぐらいまでかかるかな・・・
律:じゃあそれまでに澪の家で飲んどくか
唯:そのあと澪ちゃんも一緒に飲もう♪
澪:まぁ・・・そうだな・・・(私も五人ともっといたいけど・・・仕方ないか)
唯:じゃあ早速あずにゃんに連絡しよう♪
澪:梓には無理に飲ませるなよ
律:わーかってるってぇ♪
パーティー当日・・・
律:梓の入学を祝って!
かんぱーい♪♪
梓:ちょっといいんですか・・・お酒なんて飲んで・・・
律:いいんだよ、大学生になったら、そんなの関係ねぇ!
唯:あずにゃんもチューハイどう?
梓:チューハイぐらいなら・・・
律:梓は無理して飲まなくていいぞ
梓:わかってますよ、それぐらい
律:なにを~、唯、とっておきのやつ出せ!
唯:はい!
ボン
梓:これ・・・ワインじゃないですか・・・
律:おいしいから!飲んでみろ!
梓:結構です!
紬:梓ちゃん♪はい、グラス♪
梓:な・・・
律:注いでやるよ!
ジャーーー
梓:う・・・なんか・・・きつい匂いが・・・
唯:これを飲んだら大人の階段ものぼれるよ!
梓:い、いいです!なんか匂いがきつくて・・・
律:ははーん、梓はいつまでたっても子どもだな
梓:な!?
律:こんなにおいしいのに
ゴクゴクッ
梓:の・・・飲んでる・・・
律:ほーら、梓もどうだ?
紬:一回挑戦してみたら?
唯:おいしいよ~
梓:わ・・・わかりました・・・やってやるです!
数時間後・・・
唯:はぁ・・・もう飲めない・・・あーずにゃーーん♪
ギュッ
唯:へへーん、あずにゃんに抱きつくの久しぶりだね♪
梓:・・・・・・
唯:あずにゃん?
梓:・・・・・・
ギュッ
唯:!?
抱きしめかえす梓
梓:私も一度唯先輩に抱きつきかえしたかったんです~ ヒック
スリスリ←唯に頬ずりする梓
紬:まぁ♪久しぶりにいいものが見れましたわ~ ポー
唯:りっちゃーーーん!あずにゃんが酔ってる!
梓:へへ~~、ごろごろニャー ヒック
律:もうしらねー 澪にぶたれるけどしったこっちゃねー ヒック
律も少し酔っているようだ・・・
梓:律せんぱ~~い ヒック
律:ん~? ヒック
梓:へへへ、おでこになんか書いてやるです ヒック
律:な!!
梓は律のおでこに「ドラ○もん」を書いた
梓:はは~ドラえもんにゃ~ ヒック
律:うぅ・・・うぅ・・・
梓:むぎせんぱ~い
紬:どうしたの?
梓:ムギューーーてしてください ヒック
紬:抱きつくってことかな?・・・おやすい御用よ♪
ムギューーーー
梓:ははは・・・また気絶しそう ヒック
紬:あら、気絶するまで抱きついておこうかな♪
ムギューーーー
梓:はぁぁぁぁ幸せ~~~~^^^^
澪がバイトを終え、帰宅途中・・・
澪:(今日のバイトも疲れたな・・・)
澪:(それにしても楽しみだな・・・)
澪:(久しぶりに梓とも会えるし・・・)
澪「ふふ♪早く帰ろう♪」
澪、帰宅
澪:おまたせ・・・
梓:おらおら~今度はアンパン○マン書いてやるです ヒック
律:わ・・・私のデコが・・・私のチャームポイントのデコが・・・
紬:まぁ♪ ポー
唯:zzz
澪:(な!?なんだこの状況は!?)
梓:・・・ん?
澪に気付いた梓
澪:(梓の目がおかしい・・・まさか!?)
梓:澪せんぱーーーーい!
ギューーー
梓:会いたかったです~~~ ヒック
澪:あ、梓・・・大丈夫・・・じゃなさそうだな
梓:私が一番憧れてる先輩♪ ヒック
澪:へ?
梓:かっこよくて、優しくて、頼りがいがあって・・・ ヒック
澪:梓・・・
梓:いつまでも自慢の先輩でいてください♪ ヒック
ギューーーーー
さらに強く抱きしめる梓
紬:まぁぁぁぁ♪ ポー
澪:・・・(取りあえず、いつまでこうしてるんだろ・・・)
梓:澪先輩・・・
澪:ん?
梓:チューしてください♪ ヒック
澪:
律:
紬:ブーーー←鼻血
律:お、落ち着け梓! そこまでの領域に達したらさすがにやばい! ←酔いがさめた
紬:まぁまぁりっちゃん♪ 今日は梓ちゃんのためのパーティーよ♪ 梓ちゃんの要望に従いましょう♪
律: