梓「スースー」

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mioazu

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梓「スースー」
 隣で寝息を立てて眠る梓。
その顔を覗き込むと、むにゃむにゃと動く口元が猫みたいで思わず微笑んでしまった。
澪「ふふ、子供みたいな顔だなw」
頬をツンと指で突く。

梓「う、うーん・・・」
澪「ふふっ」
鬱陶しそうに顔を歪める梓が面白い。
どんな夢を見てるんだろう?
そんな事を考えてると寝ている梓の口からこんな言葉が漏れた。
梓「澪センパイ・・・大好きです」

澪「梓の奴・・・///」
澪「私も好きだよ、梓」
澪は寝たままの梓の耳元でそう囁いて唇にキスをした。




梓「澪センパイ澪センパイ~//」ゴロゴロ

澪「こーらっ、もう‥梓は甘えん坊さんだな」

梓「だ‥だってやっと澪先輩とそういう関係になれたんです‥もっと甘えたいんです!」

澪「‥ふふっ 可愛いな梓は」ナデナデ

梓「んっ‥//」

澪「でもあの時は本当にびっくりしたな まさか梓から告白されるなんて」

梓「むしろ意外だと思われたのに私は驚きましたよ‥あれだけ色々アプローチしてたのに‥」

澪「あはは‥っで、でも梓はずっと唯のこと好きだと思ってたから」

梓「そりゃ何だかんだで唯先輩は嫌いじゃないですよ でもそれはムギ先輩や憂のと同じ好きって気持ちで」

律・純(私たちは!?)

梓「こうやって見つめてるだけで胸がドキドキして‥体中が暖かくなるのは澪先輩だけなんです‥」

澪「梓‥//」

梓「それなのにイマイチ気持ちに気づいてくれなかったり!」

澪「ひうっ!?」

梓「唯先輩の方が好きなんじゃないのかとか、澪先輩は鈍感すぎます!」

澪「はうっ‥あ‥梓が怖い‥」

梓「入部した頃からずっと好きだったのにっ‥あんなに見つめてたのにっ‥」

澪「あ‥梓‥?」

梓「‥わっ‥私っ‥みお‥グスッ‥せんぱいにとっては‥どうでも‥エグ‥いい子なんじゃぁ‥ないかって‥」

澪「梓‥」




梓「ずっと不安でぇ‥不安で

ギュッ

梓「‥み‥澪‥先輩‥?」

澪「ごめん‥ごめんな‥梓‥」ギュウッ
澪「梓がこんなに私のこと思っててくれてたなんて‥気づかない私は本当に馬鹿だよな‥」

梓「あっ‥そ、そんなつもりz‥‥そ、そうですよっ! まったくもう‥!」ギュッ

澪「ふふっ‥」ナデナデ

梓「だ‥だからっ‥」

澪「ん?」

梓「これからはっ‥私のことだけをずっと見ていてください!」

澪「‥うん、りょーかい」

梓「私も澪先輩をいつどんな時でも見つめています!」キリッ

澪「そ‥それは何か恥ずかしい‥//」

梓「ならどんどん恥ずかしがってください!恥じている澪先輩は大好物です!」

澪「お、おいおい‥」

梓「‥ハッ! す、すいません‥つい少し調子に乗りすぎました‥」シュン

澪(まったく‥急に怒ったり、かと思えば急にしおらしくなったり‥梓って子供っぽいよな)クスッ

澪「でも‥」グイッ

梓「‥って澪先輩?  んむっ!?」チュッ


澪「梓のそういうとこも全部ひっくるめて、大好きだぞっ」ニコッ

梓「んはっ‥ み‥み、澪せんぱ~い!//」ダキッ


梓「そ、それにしても急にチューしてくるなんて澪先輩意外と大胆ですよね‥//」ポッ
澪「恥じている先輩が好きーとか言ってたお前が言うなっ」クスッ
梓「えへへ‥」
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