※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

私は中野梓、今年桜ヶ丘女子高に入学しました。
新歓のクラブ発表で、軽音部の演奏に感動して
入部する事にした楽しみだな。
顔合わせの日がやってきた。
私が自己紹介を始めるとすぐに質問責めに有った
中々に明るい部らしい。
質問してきた先輩お二方はカチューシャを付けた
人とヘアピンを付けた先輩・・・
確かカチューシャの先輩はドラムでヘアピンの先
輩はギター&ボーカルの先輩だ。
この先輩のギターの音色、テクニック云々じゃな
くて暖かく優しい感じのする音に憧れたんだよね。
でも、自己紹介が進まないで困惑してると、2人
の後ろから、「落ち着け、中野さんが困ってるだ
ろ」と制止てくれた。
声の方を振り向くと別の2人の先輩が・・・お一人は
ニコニコと優しい笑みを湛え、もうお一人はやれやれ
と呆れ顔でこちらを見ていた。
落ち着いた所で自己紹介を続け終わらせる。
次に先輩方の自己紹介
カチューシャの方は田井中律先輩、部長でドラム
ヘアピンの方は平沢唯先輩ギター&ボーカル
ニコニコとした、金髪の方が琴吹紬先輩
そして、先程平沢先輩と田井中先輩を制止してくれた
方、秋山澪先輩ベース&たまにボーカル(たまにって?)
秋山先輩をしっかり見た瞬間、私は今まで感じた事の無い
衝撃を受けた。 
私と同じ黒髪なのに艶やかで、目はキリッと上がって端正な
顔つき、背も高くスタイルも良く、自分がこうなりたいと思っ
た容姿、憧れ?羨望?私の中で秋山先輩に対する自分でも分か 
らない感情が芽生えた日になった。




軽音部に入り数日
唯先輩と律先輩の練習よりも、お茶やお喋りに重点を置く
スタンスに馴染めないでいた。
練習しましょう、後輩が言うのもどうかと思ったが言って
しまった、私の勝ち気な性格が出ちゃた、いつもこれで浮
いてしまうんだ、今回もこれで先輩方と溝がと思った矢先
「梓の云うのが正しいな、お茶も充分だろ練習するぞ」
澪先輩がフォローしてくれて、練習が始まる。 
そんな、部活が続いたため、私は外バンのが良いのか
迷う・・・ライブハウスで軽音部以外の演奏を聴いて
もピンとこない、モヤモヤした日々の中、澪先輩に外
バンをどう思うか聞いてみた。 
「考えた事も有るな、でも私は軽音部が合ってると思う
 梓にしたら温いかもだけど、お茶やお喋りひっくるめ
 て軽音部なんだ、その中に梓も入ってくれると嬉しい」
澪先輩はそう言ってくれた。
私は、軽音部で頑張ってみよう、私を少しでも気に掛けて
くれる澪先輩の為に。
それからの私は、軽音部に馴染んでいった。
馴染んだとゆうか、先輩方の性格の賜物だと思う。
唯先輩はハグでスキンシップしてくれ、律先輩は
憎まれ口の私をおどけた態度でフォローしてくれ
てムギ先輩は優しく見守ってくれる・・・
でも、私を軽音部に引き留めてくれて、憧れの澪先輩は
あまり、絡んでくれない嫌われているかと思った事もあ
ったけど、お茶が長引いて練習が遅れ少しイライラしちゃ
う時いつも澪先輩が練習へ皆を引っ張ってくれる。
合宿の肝試しは、一緒に回った澪先輩は恐がりで私の手を
握ったまま歩いた。お風呂場では、さわ子先生から守って
くれ、いつも私の意見を最初に聞いてくれるのに・・・
何故だろう、部室でたまに夕焼け空を眺める澪先輩は何
を考えているのかな、私の心の中には澪先輩の事で一杯




私にとって二回目の文化祭、先輩方には桜ヶ丘女子高最後の
文化祭ライブだ。
サプライズありの、盛り上がったライブ気持ち良かったが、
疲れからか、皆手を繋ぎながら寝てしまったみたい。
ふと、目を覚まし横を向くと澪先輩の姿がない、起き上がっ
て見渡す、夕日の差し込む窓辺に椅子に座って空を見ている
澪先輩が居た、夕日に映し出される澪先輩は、儚げで捕まえ
なきゃそのまま夕日にとけて消えて行きそうな気がして、
たまらず、澪先輩の側に駆け寄って抱き付いて叫んだ。
梓「澪先輩行かないでください、どこにも、消えないで
  ください、私の前から・・・」
澪「あ・あずさ、どうしたんだいきなり・・・」
私は我に返って、
梓「あの、その、なんといいますか、その・・・」
澪「私はどこにもいかないよ、卒業しても放課後
  ティータイムだろ」
梓「でも、澪先輩は入部したての時は、いつも側
  にいてくれたのに、部に慣れてからは、余り
  会話も無くて、たまに夕日を見てる澪先輩を
  見て寂しくて、辛くて、訳分かんない感情で・・・」
何故か、込み上げる感情を押し殺すこと無く澪先輩に話す
澪先輩は優しく微笑んで太ももをたたき
澪「梓、おいで」
私は澪先輩の誘いに澪先輩の上にチョコンと座る
澪先輩の両手が私を包み込んだ、やわらかく、良
い匂いに心臓が胸から飛び出しそう・・・
澪「私は、新入部員として来た梓を見た瞬間一目惚れした
  だから、梓に軽音部に居て欲しかった。
  梓が軽音部に慣れ、唯や律、ムギと上手くやれるよう
  になったら、梓を見守っていこうそれだけで良い、だ
  けど見続けて行けば思いは益々深くなる、そんな時は
  夕日を見て気分を落ち着けていたんだ・・・ごめんな
  こんな先輩で、幻滅だろ」
梓「幻滅しません、澪先輩に見守って貰って嬉しかったで
  す、澪先輩に言われて気づいた事が有ります。
  私も澪先輩に一目惚れです、ずっと抱いていた感情は
  恋愛感情だったんです。」
私が言い終わると澪先輩の両手に力が入って私を引き寄せる
私も澪先輩に両手を回す、顔が近付く夕日でお互いの顔が眩
く見にくい、おそらく顔は夕日が無くても赤いだろう。
2人は、夕日の中キスをする。
柔らかく優しい二年以上のお互いの想いを乗せて


唯「澪ちゃんあずにゃん凄い」
律「まじかよ」
紬「眼福だわ~」