「ふぁ・・・もう夜の12時になったし、そろそろ寝ようかな」
そうして私が床に着こうとしていると携帯に着信が。
「メール?誰だろう、こんな時間に・・・え?」
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差出人:秋山澪
件名:誕生日おめでとう!
時刻:11/11 0:01
件名:誕生日おめでとう!
時刻:11/11 0:01
本文:誕生日おめでとう、梓!
ただそれだけなんだけど、誰よりも真っ先に祝いたかったから日付が変わったのと同時にお祝いのメールを送りました。
ただそれだけなんだけど、誰よりも真っ先に祝いたかったから日付が変わったのと同時にお祝いのメールを送りました。
大好きだよ、梓。
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「え?あ、11/11って私の誕生日・・・!?すっかり忘れてた・・・。
でも・・・なんだか凄く嬉しいな」
でも・・・なんだか凄く嬉しいな」
自分の誕生日を忘れてたのはちょっと恥ずかしく感じたが、それ以上に大好きな先輩に真っ先に誕生日を祝ってもらえた事が何だか本当に嬉しかった。
そして私はすぐにメールを返す。
そして私はすぐにメールを返す。
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本文:ありがとうございます!澪先輩!
澪先輩に真っ先に誕生日を祝ってもらえたのは本当に嬉しいです!
澪先輩に真っ先に誕生日を祝ってもらえたのは本当に嬉しいです!
私も大好きです!澪先輩!
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大好きな人に、誰よりも早く誕生日を祝ってもらえる。
ただそれだけで私はこれ以上ない喜びを感じていた――。
ただそれだけで私はこれ以上ない喜びを感じていた――。
(FIN)