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…千葉の馬鹿が同じ高校なんて思わなかったわ。
それにしてもあいつめ…ブラホック外しなんてして、あの頃と変わってなかったな。
……はぁ、なんだか鴨小が懐かしいわねぇ…
矢部っちは相変わらず童貞なのかしら…杉崎は高校でも誰かを盗撮してなきゃいいけど…
おっと、そんなことを考えてたら教室を通り過ぎるとこだったわ。
さて、このクラスには一体どんな奴がいるかしら。

千葉「よぉ、また会ったな」
みつ「あれ、クラス間違えちゃったわ」
千葉「おい待て、回れ右して出て行こうとするな」
だって、ここ私のクラスじゃないでしょ?
千葉がいるし。
…いや、待って。もしかして…

みつ「千葉…まさかあんた…!」
千葉「うむ! 俺も同じクラスだ!」
みつ「うわ、最悪……」
千葉「いいじゃないか。知り合いがいると何かと心強いだろ?」
そりゃそうだけどね。
でも、あんたじゃ逆に心細いわよ。

みつ「べ、別に知り合いがいないわけじゃないわよ。
   吉岡や宮下もこの高校だし、中学の頃の友達だっているし…」
千葉「だが吉岡と宮下は別のクラスだし、それに鴨小の頃からの腐れ縁は数少ないだろう?」
みつ「ま、まあね…」
千葉「というわけだ。よろしく!」
千葉は珍しく真面目な顔をして、右手を差し出してきた。
握手でもしようっての?

みつ「握手? なによ今更…」
千葉「よろしく!」ズイッ
みつ「わかったわよ! よろしくね」
私が仕方なく右手を差し出すと…

千葉「甘いっ!」ギラリッ
みつ「…えっ!?」
私は千葉に右手を引かれ、バランスを崩してしまう。
そして次の瞬間、千葉の左手が私のスカートの中に潜り込んで…

千葉「高速片手正面パンツ下ろし!」

『説明しよう!
 高速片手正面パンツ下ろしとは、千葉が鴨小時代に開発したエロ技の発展形で、
 握手などで相手を油断させた隙にスカートに手を突っ込み、
 正面からパンツのみを下ろすという高等な技である!』

…………パンツ下ろし?
こんなところで…この歳になって……クラスメイトの面前で…?

千葉「……バ…」
みつ「……ば…」
千葉「バカな…長女がこんなエロいパンツを…?」
みつ「馬鹿ーーーーっ!」
気がつくと、私は思いっきり千葉を殴っていた。
――ドゴッ
千葉「ぐはっ…」
みつ「この変態ブタゴリラ! 小学生の頃と変わってないじゃないの!」

千葉「……俺は悲しいぞ長女…皆が成長していく中、お前だけは昔と変わらないと思ってたのに…
   そう、あの動物パンツを穿き続けると思っていたのに……」
みつ「うるさい死ね! あんたね、はっきり言ってこれ犯罪よ!」穿き穿き
言えない…実はまだ動物パンツを持っているなんて…
今日は入学初日だから気合いを入れて、買ったばかりの大人パンツを穿いてきたなんて…
気合いの入れ方が間違ってる? 何とでも言いなさい。

みつ「――はっ!?」
ザワザワ…
「見たか?」
「あぁ、パンツ下ろしてたぞ」
「あの二人どういう関係かしら?」
「恋人には見えないけど…」
…ザワザワ

みつ「ち~ば~~~~っ!! あんたがいきなりパンツ下ろしたりするから、
   周りから変な目で見られてるじゃないの!」
千葉「別にいいだろ。鴨小の頃と似たようなもんだ」
みつ「だからっ! 私たちはもう高校生なのよ!?」
千葉「それがどうしたんだよ。高校生になったら、もう昔みたいにはつき合えないのか?」
みつ「…そ、それは……」
千葉「俺たちは特別仲が良かったわけじゃないが…それでも、高校生になった程度で
   変わっちまうような浅い関係でもなかったと思ってたんだがな…」
……なぜだろう、千葉がカッコよく見えてしまったじゃないの。
待て待て待て、落ち着くのよ。相手は千葉よ?

みつ「ふ、ふん! 千葉のクセにカッコつけてんじゃないわよ!
   でもまぁ、確かにあんたの言うことも分からなくは…ないわね」
千葉「分かってくれて嬉しいぜ! ところで話は変わるんだが…
   教室に入ってきた時と比べて、胸の辺りが楽になった気がしないか?」
…?
そう言われれば、なんだか胸元が…ってちょっと!?

千葉「ふっふっふ。再びブラホック外し成功!」
千葉がにやりと笑って、手をわきわきと動かして見せる。

みつ「こ、この変態が! 脇目も振らずに死ねっ!」
千葉「ははは、仲良くやろうじゃないか長女よ!」
私が教室内で千葉を追いまわしていると、他のクラスメイトがヒソヒソささやく声が聞こえてきた。

ザワザワ…
「下着を脱がせたりホック外したり…」
「やっぱり恋人…?」
「どんな恋人だそれ」
「普通の関係じゃないのは確かだな…」
…ザワザワ

なんなのよ!?
なんでこの私が千葉なんかとそんな関係に見られないといけないのよ!

…でも、ちょっとだけ小学生の頃に帰った気がしたのも事実かな。
うん、高校生活も退屈せずに済みそうだわ。


――後日
吉岡「千葉くんがみっちゃんの下着を脱がせたんだって! ついに一線を越えちゃったのかなっ?><」
宮↓「吉岡が想像しているような事は、たぶんなかったと思うけどな。
   というか小学生の頃に、既にパンツ脱がせてたし…」

おしまい