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 「ちょっと!!白髪がまたあるわよ!!」
そう言いながらパンツ男(佐藤)の頭を触る。
その時そっとある一角を覗き見することも忘れない。

見てる見てる変態集団が羨ましそうに私を見てる、あいつらはこんなことぐらいで物凄い

眼つきで睨んでくる。私からしてみればその嫉妬がくだらな過ぎて笑える。
ふたばはともかく私にも嫉妬するなんて。あぁ、ひとはがパンツ男のことを実はしんちゃ

んと呼んでいることも知ったらひとはにも嫉妬するのかもしれない。そんな光景を想像し

て私は笑みが深くなるのを止められない。

 そう、この行為は変態集団に見せびらし、嫉妬させる為だけのただのパフォーマンス。

実際は白髪なんてないし、重要なのはこの言葉をパンツ男に聞かせることだった。
「最近もホントついてないからなぁ」
パンツ男の返答はいつもと同じ台詞。よし、今日は大丈夫みたいね。
これは私達だけで交わされる合言葉。クラスの誰も知らない、杉崎や千葉はもちろんふた

ばだってしらない秘密だ。
その遣り取りだけで私達の今日の放課後の予定は決まった。

ひとはは買い物、ふたばは感想文の提出で居残り、パパは仕事とくれば今家にいるのは

私一人になる。つまり今だけは冷蔵庫の中をどれだけ荒らそうともクーラーをガンガンに

つけようとも怒られない。
その他にも私が部屋でナニをしようとも誰にも気づかれない、気づけるはずがない。
だったらナニをしてもばれないはずだ、例えば私が学校一のイケメンといわれる男とお互

い裸になって向かい合っていたとしても。

 今私達はお互い裸になり、ベッドの上に座り向き合ってる。
これから始まることは私と佐藤だけの秘密。パパやひとは、ふたばには絶対言えない秘密

だ。これがばれたりでもしたら私達は色々なモノを失う気がする。だから絶対内緒。
 ゆっくりと佐藤の腕が私の顔に伸びてくる。いつもと同じ始まり。先ずほっぺたを指で

さらい顎をなぞっていく。そして私の顔を引き寄せキスをする。
その間私はちゃんと目を瞑ってる。恥ずかしいとかではなくもう慣れてしまったのだ。佐

藤の唇が一定の間隔で私の唇を啄んでいく。
最初は弱く、だけど段々と強弱をつけ始めある程度時間が経つと次は舌が入ってくる。明

太子よりも小ぶりな佐藤の舌が私の口の中で縦横無人にさまよう。
私はこの瞬間が大好きだ。佐藤の舌が私の舌を求めて激しくなるからだ。

 3分くらいその行為は続き、私は十分満足したので佐藤の肩を軽く押す。
お互いの唇が離れる際唾液が糸を引き、ちょっと面白かった。
「今日はチョコバナナ味か」
「正解」
これもいつもと同じ。私が帰り道何の飴を舐めていたのか当てるゲーム。未だに佐藤は間

違ったことはなかった。そのことをちょっと悔しいと私が思っていることは内緒だ。
「毎回思うんだけどこれって意味あるのか?」
「私の食べた飴の味を共有できる、最高の間接キスじゃない!」
私は自信満々に答える。
佐藤はジト目で
「はぁー」
とため息をついてた。あっ、なんか馬鹿にされてる気がする。
「本当は間接キスどころの話ではないんですけど…」
と言いながら佐藤の体が覆いかぶさり私の上半身を押し倒していく。そのまま佐藤は私の

首をひと噛み。
「あっ…」
続いて舌で舐めていく。佐藤の生温かい舌が私の首の上を何度も往復する、何とも言えな

い感覚だ。
そして佐藤の左手が私の胸を触り始めた。首と胸同時に攻められて頭の中がピリッとする


最初は手のひらで全体を覆うようにゆっくりと優しく動いている、これは私が最初佐藤に

胸を揉まれた時に痛いっ!と言ったのでそれ以来気を付けてくれてるからだ。
そして時々指の腹で乳首をなぞる様に動き私に様々な声を上げさせようとする。
この男は本当に変態だ。私に恥ずかしい声を出させてそれを楽しんでいるのだ、多分。
「うっ…うっ…」
やばい、気持ちよくて我慢できなくなった声が漏れ始める。

ちらりと佐藤を見ると首から唇を離したところだったらしく、ちょうど目があった。
そして少し意地悪そうな顔をして
「気持ちいいか?」
とか聞いてくる。本当!マジで信じられない。そんなことわざわざ聞く?
素直に言うのが悔しくて顔を背けてみた。考えてみるとなんかこのやりとりも毎回してい

るような気がする。って
「ひゃっ!」
ビリッ!!と来た。佐藤の舌が今度は胸を舐めていた。
筆でなぞる様に胸の上を舌が動いていく。右も左も佐藤の舌が這っていく。こいつは私を

キャンディか何かと勘違いしているんじゃないかと毎回思う。
最初舐められた時「甘い」とか言ってたような気もするし。
「…ふぅ…ふぅ」
私はこうされる度に飴の気持ちが少しだけわかるような気がするけど次の日にはもう忘れ

ている。本当舐められる側になって初めて気づくつら…
「!!ああぁっ!」
なんか強い刺激が来た。下を見ると佐藤が私の乳首を吸っていた。強くもなく弱くもなく

とても良い塩梅で私を刺激していく。
「…あっ…あっ…」
本当こうなると私には余裕がなくなっていく。佐藤は乳首を吸いながら腕を私の下半身に

移動させる。そして足の付け根のあたりを指でなぞり始めた。あぁ、もう駄目だと思う。
「ああっ!…はあっ!…はぁ…ああっ!…」
息も荒くなりちょっと苦しい。佐藤の指が入口付近をさまよい、一番欲しいところに来な

いのがもどかしい。
「ああっ!…はあっ!…はぁ…ああっ!…ねぇ…さ…とう…ああっ!…はぁ!…」
それに気づいているのかどうか佐藤は未だに見つけてくれない。この状態が続けば私はお

かしくなりそうだった。
「はあっ!…はぁ…はあっ!…」
我慢できなくなった私は佐藤の腕を掴み、私の欲しいところに佐藤の指を誘導させる。
「はぁ…あああっ!」
やっと佐藤の指が一番欲しいとこに当たり私は先ほどよりも強い刺激に襲われた。
ビリッとして全身が揺れるような感覚、それと同時に体から力が抜けてくる。
「はぁ…はぁっ!…はぁ…はぁ!…はぁっ…はぁ…はぁっ…はぁ…」
私の様子の変化を感じ取った佐藤がゆっくりと体を起こし私を観察していく。
多分いつもみたいにニヤニヤしながら見られているんだろう。私は毎回その視線に耐えら

れない。今日も例外ではなく腕で顔を隠し、呼吸が落ち着くのを待った。

 「なぁ、気持ちよかった?」
私の呼吸が落ち着くのを待ってから発する第一声が先ずそれ!こいつは本当に変態よ!
自分の顔が恥ずかしさで赤くなっているのがわかる。
ちょっとしばらくはこいつに勝てる気がしない。
そもそもこいつが気持ち良くするのが上手すぎるのがよくないと思う。
こんなことされたら私じゃなくたって…
「今日の長女は特にかわいかったな。俺の腕まで掴んで」
ぐっ、こいつは本当に。こいつの彼女になる女の子は気をつけたほうがいいだろう。私は

辞めとけと忠告してやりたい。ふたばとかひとはなら放置だけど。
ん?髪が揺れてる。目線を上げると佐藤が優しく私の髪をなでていた。天然ジゴロめ!
そろそろ呼吸も恥ずかしさも元通りになったので私は反撃を開始する。今度は私が攻める

番。
優しく髪をなでている佐藤に気づかれないように腕を動かし、佐藤の下半身に狙いを定め

る。
じゃあ、反撃を開始よ!GO!!
「あっ!」
佐藤が無様な声を上げる。よしよし。
「いきなりは卑怯だぞ」
あーあー聞こえない。
「さっきの仕返しよ。…もう泣いて頼んでも止めてあげないからっ!」


 むしゃむしゃむしゃ
今日もご飯がおいしい。
「おっ、今日のいかの大根の煮物おいしいな」
「うん!とってもおいしいっス」
「今日はみっちゃんがめずらしく手伝ってくれたんだよ」
「そうなのか、みつば偉いぞっ」
むしゃむしゃむしゃ
「そうでしょ」
「でもなんで私が下準備する前にイカに触ってたの?もしかして生で食べようとかしてた

んじゃ」
「…うん、少し切り取ってイカソーメンにしようかなって」
「とんでもない雌豚だよ!」
ひとはの怒りは最も。でも冗談だから許してね。
「みっちゃん、つまみ食いはよくないっス!」
ふたばはもっと怒っていいよ。つまみ食いはよくないんだから…
でもごめんね、冗談になりそうにないから

         END?