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「好きだ、付き合ってくれ」
あぁ、まただ…。うん、こうして放課後に呼ばれるということはきっとそうだと思っていた。
だから心苦しい。私は…応えてあげられない。だから断るしかない。
「…ごめんなさい」
あぁ、そんな辛そうな顔をしないで欲しい。私も辛い。

「どうして」
聞いてどうにかなるものじゃないと思う。けど、諦める理由がいるんだろう。

「好きな人が…いるから」


――――――――――
はぁ…高校に入ってから6回目だよ。まだ夏にもなってないのに。一体何があったんだろう。

「アンタも大変ねぇ…」
「杉ちゃん」
見てたんだろうか。ちょっと恥ずかしい。それに、男の子にも悪い気がする。

「校舎内なんだから仕方ないじゃない。ていうか、これで何回目だっけ?」
「6…」
「すごいわね…」
すごくなくていいんだけどな。こういうのに慣れたくないし…。

「でも、なんで急に…」
「え、急じゃないわよ?」
「どういうこと?」
「アンタ、中学時代からモテてたわよ?」
知らない。全然知らない。

「でも全然告白とかなかったよ」
「そりゃ中学の時は小学からの付き合いのも多いからね。
三女に惚れるようなのがいても、止めるやつが多かったのよ」
「止める?」
どうして止めてたんだろう?正直助かるのは事実だけど。

「…どうせ伝わらないじゃない」
うん、そうなんだけど…。

「えっと、もしかして隠せてるつもりでいたの?」

え、まさか。

「三女が誰を好きかなんて小学時代からのならほとんど知ってるわよ。
ていうか文句言いながらあんだけ一緒に居て隠せてるつもりって、私たちどんだけ鈍いのよ」

う、言い返せない。というか皆知ってたって…。

「ええ!?今更照れるの!?」
「だって、恥ずかしいものは恥ずかしいよ」
ほんとに恥ずかしい。というか今でもそうなのが余計に。

「……モテるはずだわ」
「…どうして?」
「喋るようになって、顔立ちも綺麗になって、料理上手で、でも大人しめ。そして可愛い。
男心かなりつかめるんじゃないの」
「よく分かんないな…」
本当に分からない。別に一人を除いて分からなくていいけど。
そういえば中学時代といえば。

「杉ちゃんもモテてたよね、女の子に」
「っ!私は!別にみつばを大変な目に合わせたかっただけで!他の意図なんてなかったのよ!」
「ずっと一緒だったもんね。大変だったね」
「あー、もう!他人事みたいに!」
「だって他人事」
「…心配して損した」
あ…。そっか、そうだったんだ。

「ありがとう」
「別にいいわよ、お礼なんて。それにしても、まだちゃんと付き合えてないの?」
「うん…」
「あーもう、どうしてこんないい物件を放置するかな」
いい物件って…。そう思ってくれてるといいけどね。

「そりゃだって、色々マズイよ…」
「関係ないわよ。私だったらほっておかないわ」
「…やめて。杉ちゃんが言うとマジに聞こえる」
「アンタねぇ…」
こうして冗談を言い合えるような友達がいる。それが私には嬉しい。

「ま、でももう高校生になったし。
アンタに告白してくる人を減らすためにも、そろそろ決着つけにいきましょっか」
「え、どこに?」
「そりゃ部屋によ」
「まままま待って、全然、だめだめだめ」
「もうー、向こうはいい大人なんだから、いつ縁談見つけるかわかんないのよ?
さっさとハッキリさせちゃいなさい」
でもだって。それに杉ちゃんは…。

「しょうがないじゃない。三女、そっちしか向いてないでしょ?それとも変えれるの?」
「……ゴメン」
「私に謝らないでよ。ちょっと引っ叩きそうになるじゃないの。
好きなものは好き、胸を張っていいなさい。
そして三女がそうだからね、諦めるしかないの。それにはやっぱり理由が必要でしょ?
叶わないものを追い続けさせるのは残酷だわ」
理由。今日聞かれた諦める理由。確かにずっと好きだったのなら、きっと大きな理由がいる。
それに、最後の言葉は最もだ。

「うん、分かった…。でもちょっと怖いから…一緒にきて」


―――――――――――――

ついて行く事になったのはいいんだけど。
ちょっとちょっとちょっと!
なんで合鍵があるのよ!ていうかなんで掃除とか料理するとか言ってんの!?ここ他人の家でしょう!?

「私初めてここに来たんだけど…いつもそうなの?」
「何が?」
「片付けたり、ご飯作ってあげたり…」
「そうだよ?」
「何であんたら付き合ってないのよ!ていうか合鍵の時点で色々おかしいでしょ!?」
「えぇー。そんなこと言われても、キッカケもないし、色々マズイし…」

「もうそんなレベルじゃないわよ!なんで責任取らさないのよ!」
「責任とかそういうのはちょっと。それに家で普段やってることだし…」
「だってアンタ嫁じゃないでしょう…」
「よ、嫁だなんて///」

えぇー…。完全に参ってるじゃないの。
ていうかこの状況で付き合ってないって何かの冗談だとしか思えないんだけど。
10人中9人は責任取れって言うわよ、これ。
まぁでもとりあえず…。

「手伝ってあげるわよ」
「え?」
「私もやるって言ったの。これぐらいは余裕だからね」
「さすができる女…。これで女難さえなければねぇ」
「あー、もう!」
「うん…でも本当にそう思うよ。きっと男子もほっておかない」
ふっ…。

「そうやって私に押し付けたいんでしょ」
「…分かる?」
「何年友達やってると思ってんのよ」
「…!」
「手が止まってるわよ、どうしたの」
「何でもないよ」
「そう。ま、料理は自分で作ってあげたいでしょうから、掃除は私がしておくわ」
「どっちもしたい…」
ほんとに三女は…!
「それじゃ私が暇じゃない。さ、しましょ」
とは言っても、三女が定期的に掃除しているからか、あまり汚れはないわね。
ほんとできた嫁だわ…。

…もう終わったわ。さすが三女ね。ん、いい匂いがしてきたわ。煮付けかしらね。
「いい匂いね」
「くす、お腹空くでしょ」
「アンタは作ってるからいいでしょうけど、私はちょっとね。この時間だと晩御飯に障るし…」
「スイーツはないけど…お豆腐なら直ぐに…」
「…ぷっ」
「何?」
「女子高生がこんなところでお豆腐ってどうなのよと思ってね」
「そうだね、少し待っててくれれば作るけど…」
「いいわよ、それ食べさせて?」
「ん」


――――――――――

「作り終わったよ」
「はい、お疲れ様」
それじゃ、色々聞いとこうかしら。

「ねぇ三女。どうしてそんな好きでい続けるの?誰に告白されても断るぐらい」
「…言わなきゃダメ?」
「ダメってことはないけど。頑なに一途じゃない。どんな相手も袖にするほど」
少し嫌味だったかしら。でもこれぐらいは言わせてもらいたい。

そして三女からため息が漏れて。

「一番初めにいる人だから」
「初め?」
「…私ね、友達がいなかったの」
「え?」
いきなり何を―――。

「杉ちゃんは覚えてないかもしれないけれど…」
「何を?」
「なんでもバスケット」
「うーん、何かあったかしら」
全然覚えてないわ。というか何時の話を。

「6年の初めのとき。鬼になった私は、『私の友達』って言ったんだよ」
…思い出したわ。

「…誰も立たなかったわね」
「ん。でも今は違うでしょ?」
「くす、どうかしら?」
ピシ

「あ、ごめん嘘。ちゃんと友達だから」
「…うん。私もそう思ってる。でもそういうのって、6年の時からなんだよ?」
どういうことかしら…。

「あの時誰も立ってくれなかった。5年まで友達と呼べる人もいなかった。
それなのに、6年になってゆっくり人と打ち解けて」
「でもそれってチクビを飼ってたから三女と触れ合う人が…」
「そうだね。でもそのチクビですら、連れてきてくれたんだよね。
語り合う趣味も無かった私が、語り合いたいと思った人で。
今思うとすごく邪魔だったと思うのに、ずっと足元に入れてくれて。
そこで言いたいことをハッキリ言って。誤解されても伝える努力もできて。
もしあの時にあのクラスじゃなかったら、私は今の私じゃなかったかもしれない。
友達がいる私じゃなかったかもしれない。
友達と友達でいたいと思える私じゃなかったかもしれない。
今の私の出発点はあの時なんだと思う。先生が居なかったら、今の私はないの。
先生は、私よりも先に、私と居てくれた人なんだよ」

三女が一息をつく。随分饒舌ね。そして最初の言葉の意味が分かったわ。

「だから、先生は私の一番最初に居る人で、私の一番な人なんだよ」

これは盛大なノロケだわ。他を一切寄せ付けないほどの。これじゃ誰が言いよっても意味がないわ。
好きなんてもんじゃない。私の全部が矢部っちだって言ってるのに等しいんだから。
あぁ、そうか。こんなにも好きだから。

「そう、だから言えないのね」
「…うん」
壊れてしまうことが怖いから。拒否されることが怖いから。
でもね、それは違うのよ。今の三女はとんでもなく危うく、破滅的な間違いをしているわ。

「恋愛と、アンタを形作るものは別だわ。たとえ拒否されようが三女は三女よ。
…それだけは覚えておきなさい」
「…うん、ありがとう」
これだけで分かるのね。やっぱりあなたはいい友達だわ。

「…そろそろかな」
「あら、そろそろ旦那のお帰り?」
「だ、旦那…」
「今から伝えるだけじゃない。三女は壊れることを考えていたみたいだけれど。
そんなことありえないわ。矢部っちは絶対にあなたを受け入れる」
「そんな、分からないよ…」
とんでもない勘違いだ。それもこれも矢部っちがヘタレなせいだろう。
本当に拒否するのならば来させない。そしてここまでの間柄で気づいていないはずがない。
負ける要素は全くないのよね。ま、それでも不安だってなら、後押しぐらいしてあげますか。

「ダメだったとしても私がいてあげるわよ」
「…杉ちゃんが女の子にもてる理由がよく分かったよ」
もうっ、こっちはこっちで真剣に後押ししてるつもりなのに!

「ん…頑張ってみるね」
「そう、それじゃ私はもういいわね。帰るわよ?」
「…それだと多分、いつもみたいにぐだぐだしちゃうから、どこかで聞いてて欲しい…」
「えぇっ!?」
「お願い…」
…あぁほんとに世話が焼けるわね!乗りかかった船だし、今回だけよ。

「でも私がいたら完全に邪魔じゃない、どうするの」

「うん、それなんだけど…」


―――――――――――

どーして矢部っちのベッドの下なのよ!
そりゃ確かにこの部屋に隠れられるような場所なんてないかもしれないけど!
うぅ、屈辱だわ…!絶対何か奢らせる!
…それよりも何か作って貰った方がいいかもしれないわね。
下手な店のよりおいしそうなご飯を作ってくれそうだし…。

ガチャ
「ふぅ、疲れたぁ…」
「おかえりなさい、今日もお疲れ様でした」
「あ、ひとはちゃん。うん、ただいま」
えぇぇぇぇ、何よその会話!?既に夫の帰りを待ってた妻状態じゃないの!
どうなってんのよこの二人…。順番が色々おかしいわ…。

「あ、晩御飯もあるんだ。ありがとうね、ひとはちゃん」
「そんな、お礼だなんて。私は作りたいから作ってるだけです」
「…うん」
そんな会話しているのにどうして付き合ってないのよ!

「とりあえず、お茶を入れますね」
「じゃあお願いするね」
どうして私ここに居ないといけないのかしら!誰か教えて!

「はい、どうぞ」
「ありがとう」

フゥッ

「…先生、お話が、あるんです」
あら。ついにいくのね。ちゃんと聞き届けるわよ、三女。

「ひとはちゃん、それは今じゃなきゃダメかな」
矢部っち!三女の覚悟を何だと思ってるのよ!

「…はい」
「そっか。…じゃあ、僕から話すよ。多分、同じことだから」
「同じ…こと?」
…そうよね、当然そうじゃなきゃダメよね。ていうか遅すぎるぐらいよ。
もっと早めに…って言っても私たちも中学生だったから…難しいのは分かるけどね。

「ひとはちゃん、僕は君が好きだ。ずっとこうして、僕と居てほしい」
「っ!」
ほーら、やっぱり矢部っちも好きだったのね。ていうか心配することなんて何もなかったのに。
それにしても三女返事しないわね。…あら…泣いてる?

「えっ、えぇっ!?実は泣くほど嫌なの!?」
なんでそうなるのよぉぉぉぉ!

「ちが、違います。嬉しいんです」
「え?」
「私、ずっと好きでした。先生以外は嫌なんです!」
「ひとはちゃん…」
…良かったわね、三女。祝福してあげ…ていうか私どのタイミングで出ればいいわけ?
これ無理じゃない?ダメじゃない?ねぇ!?

「先生…。私、ずっと、ずっとです。ずっと好きだったんです。
でも、断られるのが怖くて、拒否されたらって考えて。
でもでも、やっぱりずっとこうしていたいから。本当に…嬉しいんです」
「うん、僕も。ごめんね、さすがに君が中学生の時はいくらなんでも色々マズイと思ってさ…。
いや、今でも十分マズイんだろうけど、君はもう、覚悟を決めたみたいだったから」
あの、私ほんとに出れないんですけど…。

「覚悟…。えぇ、もう決めてます。だから、先生…」
「わ、わわっ」
「…お願い」
へ…。ちょ、ちょっと待ちなさい!

ちゅ

「…全然、足りません。私、ずっとずっとこうしたかったんですよ?もっとしてください」
「えぇ!?そ、そんな。僕だってこんなことしたことないから!」
「…いいです、自分でします」
こら、三女ぉ!そこまでするなんて聞いてないわよ!

ドサッ
今…頭の直ぐ上で音がしたわよね…すっごく嫌な予感がするんだけど…。
ちゅ…ちゅ…ちゅぱ…

いやああああああああ!気のせいじゃないわっ!シーツがずれる音までしてるじゃない!
私がまだここに居るのよ!?そうよ、居てって話したはずなのに!

…ま、まさか…。

「先生…前にもこうして乗ったりしましたよね。あの時はチクビと戯れるだけだったけれど…。
今日はもう、違うんです。覚悟も…してます」
「ひ、ひとはちゃん!?」
「私の全部、先生のものなんです。…もらって?」

やっぱりこの子、私の存在忘れてるわ!
矢部っちとの関係があんまりにも上手くいきすぎて、ハイになってるのかしら?
いえ、どうでもいいわそんなこと!こ、このままじゃ…。
でも、ここで出ていったらぶち壊しになるし、どうしたらいいのよぅ。

「ひとはちゃん…もらってって…僕のほうが押し倒されてるよね?」
「はい。だから私も先生をもらいます。お相子ですね」
いやその理屈はおかしい。

ズッ…ちゅ…ちゅう……スルッ…
…なんて冗談考えてたらキス音どころか衣擦れの音までしてきたわ。
これもうどうしようもないわよね。私悪くないわよね。いいわ、なるようになればいいのよ…。

「ひ、ひとはちゃ、んんっ」
「ちゅぅ…まずは…私から…です…」
そういえば三女って無駄に性知識が…。それに今、押し倒してるのよね…。

スルッ…
「…くす、ほんとは先生に外してもらいたいんですけど…。
きっと外すの大変でしょうから、私がはずしますね」
ということはブラを外したのよね…。さ、三女…。

「先生、私のお尻。何かあたってますよ」
「そんなこと言われても…」
随分慣れてるような…。あぁそう…そうなのね。
きっと、いつかはこうなることも考えてたのね…。それにしても…矢部っちのが…。あたる…。
どんな感じなのかしら…。
…っ!?わ、私は今何を考えたの。

「それじゃ、先生の上着を…」
ズッ…サッ…シュルルル…トサッ
あぁぁ、矢部っちの上着、目の前に落ちてきたわ。そうするともう、お互いに…上は裸なのよね…。
あわわ!ま、また私は。

ちゅ…ちゅる…ちゅ…ぷはっ、ちゅ…

お、音だけってのは危険だわ!今上で繰り広げられていることが頭の中に浮かんで…。
だ、だから私のが…あ…んっ…。

ズルッ…ジジジジ…ズッ…ズッ…
これ…は…ズボンの…。それと…。

「…私でこうなったんですよね?」
「そ、そうだよ…」
「じゃあ…責任、取ってあげます」
あぁもう矢部っちは脱がされて…い、今きっと三女は…舐め…あ、私…私。

チュパ…チュ…
「ん…おっき…」
「ひとはちゃん」
「っ、きゃっ!…ふふっ、いいですよ。…取ってください」

取ってってことは、スカートと…パンツよね…。剥ぎ取って…矢部っちが…三女のを…。私のを…。
ちが、違うわ…。
あぁん、でも。だめ、ダメよ…取らないで…。私のパンツ…ずらさないで…。
ゆ、指が、触っ…!あ、あぁっ…!

「こ、こうなってるんだね…」
「あんまり見ないでくださいね?これでも恥ずかしいんですから」
あ、あんまり見ないで矢部っち…。
「僕も見られてるし…舐められてるし…」
「じゃあ、お相子、してください」
「うん…。っん…ちゅ…」
ひゃぁぁぁん!ダメ、ダメよ!矢部っち、そんなところ…あぁ、や、やめて…。

チュウ…チュル…チュポ…
あぁ、舐めないでぇぇぇ。あ、やん、やん。ダメ、ダメよっ!
やっ、くっ、はぁぁん!

プハッ
「あ、僕、そろそろ…」
「私も…です」
 …も…よ。

「じゃあ…僕が、するよ?」
「はい…」
ドサッ…ギギッ…
きゃ…た、倒され…矢部っちの顔…み、見られて、ああぁぁ…。

「いくよ…」
「っ…!ぁ、ぁ、ぁぁ…」
や、っ!あっ!は、挿って…!矢部っち、あ、や…!な、中に、あ、あ…。

「大丈夫?―――ちゃん」
「だ、い…じょ…や、っぱりあ、あまり。で、でも、やっと、やっとこうなれたから…嬉しい、です」
「―――ちゃん…」
「だ、だから、動いて…っ!っ!」
あ、ん、うご、動く…やん、あ、そんな動かないで動かないで、やんっ!
そ、そこ、あっあっ!

「ぅくぅっ!ひぁん!せ、せんせっ!私、こんな、こんな気持ち、いっ!ですっ!」
き、気持ちいいわ、矢部っち!あん、やん!
「くっ、ぼ、僕もきもちっ!いいよっ!」
や、矢部っちも感じてくれて…ぁぁん!あ、ダメ、そんな、激しっ!
動きすぎっ!っよ!あっ、あぁっ!な、中で擦れて!んうっ!
気持ちいっ!んぁっ!もっとシて、シてよ、矢部っち!

「ぼ、僕もうーっ!」
「はい!はいっ!私をっ!ずっと先生の、ものにっ!してくださいっ!」
矢部っち、イっちゃ、イっちゃうぅぅぅ!

「っく!」
「ひぁっ!あぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
っく~~~~~~~っ!!


は、はっ、はぁん…。

……!?わわわわ、私ってば何を!?ぱ、パンツ!
あ、あわわわわわ…!ぐっしょりしてる…。矢部っちにあんな風にされて…。
っ!されてないされてない!頭の中だけ頭の中だけ!こ、これはセーフ、セーフよ!
ていうか真剣に出る方法探さないとますますやばいじゃないの!
ど、どうすれば…。


―――――――――――――――

はぁぅ…。う、嬉しい…。これで心も、体も、先生のものだ。
それにちゃんとした、か、か、カップルに…!むふぅ…。
……?そういえば、どうして私、急に先生とこんな関係…っ!!!!??

自分の血の気が引く音が聞こえる。す、杉ちゃんがベッドの下に…いる…。
ずっと聞かれ、あ、あわわわわ。

「ひとはちゃん、どうしたの?」
「えっ、あ!は、はい、せ、先生、汗かいたでしょうし、シャワー浴びてきたらどうですか!!?」
「え?急にどうしたの?」
「いえ、なんとなく浴びてきたほうがいいと思いまして」
「え、うーん…こうしてちょっと余韻に浸りたいような…」
と言って先生は私を抱き寄せる。む、むふぅ…あ、ダメだ。浸ってる場合じゃない。

「だ、ダメです!」
「えぇっ!?」
そりゃショックでしょうけど、でもそんな場合じゃないんです。

「そそそ、その、わわ、私恥ずかしいですから、ちょっとその、顔を離しておきたいというか、その!
ですからお願いですからちょっとシャワーを浴びてきてもらって、時間を少し!!」
「う、うん、分かったよ…?」

バタン
「ごめん杉ちゃん」
「…当分私の家のご飯作りなさい」
「わ、分かったよ…とりあえず出ないと!」
「あ、ちょ!いきなりは!ひゃん!」
「…え?」
「ななな、なんでもないわ!自分で出るから大丈夫よ」
あ、私たちのを聞いて…してたんだね…。うぅ…。でもとりあえず。

「杉ちゃん…絶対にあげないからね?」
「わ、分かってるわよ!そもそも三女たちがあんなこと始めなきゃ…あんなこと…」
うぅ、死にたい…。でも今はそんなこと言ってる場合じゃないよ。

「早く出ないと、先生戻ってきちゃうよ」
「わ、分かってるわよ…んしょっ」
「さ、早く早く」
我ながら酷いとは思うけど、とにかく杉ちゃんに部屋から出てもらわないと最低な事態になる。

キィ…
「今日は本当にありがとう」
「…もう矢部っちとのことでは何もしないからね」
「…ごめんなさい」
「はぁ…いいわよ、おめでと。明日ちゃんと幸せな顔して学校に来なさいよ?」
「うん、そうする」
「…既になってるわね」
え、ど、どういう…。

「完全にいつもの顔じゃないわよ。もう幸せオーラが滲み出てるわ。ふふっ、きっと直ぐにバレるわね」
う、うぅ…。

「ま、いいんじゃない。見せ付けるぐらい幸せな顔してなさい。
くすっ、男の子が今よりもっと寄ってきそうだけどね」
「えっ、困る…」
「いーのよ、私にあんなことまでさせたんだから、それぐらいの罰は受けときなさい。それじゃね!」
…幸せな顔を隠すなってことだよね。やっぱり杉ちゃんは女の子にモテるはずだ…。
でも、罰は酷いなぁ…。絶対隠せないから、甘んじて受けるけどね。

バタン
「あれ、ひとはちゃん、どうしたの?」
私の一番最初で、一番好きな人。杉ちゃんに言われたとおり、幸せにしてくださいね?
「なんでもありません。…これからも大好きです、先生」


おわり