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「あっ、可愛く撮れた!」
ヒヒヒッ!これでこれからは撮り放題よ!
無様な姿を片っ端から公開してやって、みんなに…何よりみつば自身に私の方が『上』って事をわからせてやるわっ!!
そして敗北を悟ったみつばはひざまずくの!

『へへぇ~~、さすがは杉崎様!!私ごときじゃ美貌も知性もまるで敵いません~!
素敵すぎます!是非下僕にしてください~!』

あぁ、どうしましょう!!
毎日肩を揉ませようしら?それとも語尾に『やんす』を付けさせようかしら?
んも~っ、楽しみ!!!

  「あいつ、またしょーもねぇ事考えてやがるな……。
  それにしても、あっちも『また』タイミング悪ぃなぁ。ま、矢部っちらしいっちゃらしいけど」

  「神聖な学び舎で、しかも生徒をはべらせてキャバクラごっことはどういうつもりかね……?」
  「へっ?はべらせ…はっ!
  い…いえ校長、これはみんなの写真が可愛かったので(ひとはにも撮らせてあげたいと)……」
  「校長室まで来てもらおうか」
  「本当に違うんです~!」
  「3組は自習しときなさい!!…キリキリ歩きなさい童貞!」

  「「「やったー!!!」」」

このデキなら、負けず嫌いのみつばでも絶対『可愛い』って認めるだろうし!
……ていうか、本当に可愛い笑顔ね……。
いつも不自然なくらいの無表情だったり、うつむいてたり、ガチガチに緊張してたり…で気付かなかったけど、
こうして見ると髪や肌が綺麗なだけじゃなくて、造形も整って…過ぎてちょっと怖いくらい。
なんか現実離れしてるっていうか……。

「杉ちゃん、三女さん上手く撮れた?」
「へっ!?あ…上手く……ええ、もちろんよ!私の自信作!!
さぁこれでどう、みつば!?」

…そうね、さすが最新一眼レフ!それに毎日頑張ってる分、上達してるのよ!
なんせみつばですら、あれだけ話題を呼べたんだから!!

「どれどれ…。
ま、どんなに上手く撮れてても私には遥かに及ばないでしょうけど…うぐっ……」
「あたしにも見せろよ…っ!」
「どうしたの宮ちゃん…うわっ!三女さんすごく可愛い!!」
「マジで?」 「すげぇ!」 「これがダントツだな!!」 「てか誰だよこれ!!」 「俺にも見せろー!」

ワッショイ ワッショイ

「私にも……」
「もー!みんな、肝心の三女さんが見れてないじゃない!!
はい、すっっっごく可愛いいよ!さすが世界に名立たる天才美少女霊媒師ね!!」
「………ありがと…。
…わぁ……」むふぅ

ん。三女も喜んでくれてるし、頑張った甲斐があったわね!!
…さて。

「さぁみつば!約束どおり今後は遠慮なく撮らせてもらうわよ!!」
「お前、今までは遠慮してた部分があったのかよ……」
「ちょっ…待ちなさい!反則したでしょ!?
なんとか加工とか特殊メイクとか……とにかく、こんな美少女ありえないわよ!」
「そんな事してないわよ!
三女と私の実力よ、実力!!」

……まあ私も自分の撮影技術にびっくりしてるけど。

「嘘つきなさい!矢部っちがギャーギャー騒いでる間に、なんか細工したんでしょ!
これがひとはだなんて絶対認めないわよ!てかありえないわ!!いつこんな顔してたってのよ!?」
「今日の晩御飯抜き」
「ちょっ!!?」

ガラッ

「やれやれ、なんとか今回はすぐ開放された……。
はいはい、みんなー!騒いでないで席に戻ってー!!」
「矢部っち、見て見てー!スーパーキレイなひとはっスー!!」
「おっ、どれどれ…」

矢部っちもすっごくびっくりするでしょうね。どんなみっともない声を上げるかしら?

「…………」ジー

ふふふっ、三女も面白リアクションに期待してる。

「…へー。
さて遅れちゃった分、ちょっと急いで授業進めるよー!」

あら?
「矢部っち、それだけ?」
「へ?ああ、いや…なかなか可愛く撮れてるね、うん」       「期待してたほどじゃないけど…」ポソリ
「なかなか……」

「はぁ~…さすが矢部っち、童貞をこじらせるわけだぜ」
「美的センス無いんじゃない?ゼロ…っていうよりマイナス」
「まぁいつもの格好が格好だしなぁ……」
「想像以上に残念なヤツだぜ」

「なんで!?」


「ホント、矢部っちはわかってないよね~。
…ね、ね、ね、杉ちゃん。この写真、読者モデル募集に出してみない?
絶対受かるよー!!友達にモデルがいるのって、かっこ良いと思うんだ~!」
「そうねぇ……」
確かにこの写真を出せば、有名ブランドからでもオファーが来るわね。
でも……

「…………」オオオオ...
「ちょっ、ひとはちゃん!なんでそんに怖いの~!?」

よっっっっぽどじゃないと見れない笑顔だし、無理か。



「よくこんな感じで笑ってるじゃない~!」



<おわり>