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佐藤「あいつ8年くらい俺のことずっと好きだった訳じゃん?」

千葉「うん」

佐藤「俺に尽くそう、って気持ちは感じられるんだけどね」

千葉「うん」

佐藤「本人に俺を受け入れるだけのキャパシティがないのよ」

千葉「うん?」

佐藤「まあ、包容力がない、っていうかさ」

佐藤「いつも俺に尽くそうと必死だから、俺もめちゃくちゃ気疲れするわけ」

千葉「なるほど」

佐藤「その点吉岡はめちゃくちゃ包容力あったわ」

千葉「あいつ結構しっかり者だからな」

佐藤「正直いいお母さんになると思う」

千葉「褒めたり貶したりわからんヤツだ」

佐藤「ははは」

佐藤「もうちょっと加えると、もっと都会の子と付き合ってみたくなったわけ」

千葉「うん」

佐藤「で、なんかいい方法ないかなー、って考えてたら、見つけたんだよ」

千葉「何をだよ」

佐藤「杉崎のプロフ」

千葉「なるほど」

佐藤「あいつの学校さ、都内の私立には珍しく全寮制だったのよ」

千葉「ふむ」

佐藤「だから吉岡とかとも疎遠になってたみたいでさ」

千葉「なるほど」

佐藤「ゲスブに書き込んだらいろいろ聞かれたけど、適当にはぐらかしてさ」

千葉「なるほど」

佐藤「で、メアドゲットした」

千葉「付き合ったのか?」

佐藤「んー、まあそういうことになるのかな……」

千葉「ふたばが世界で活躍してる時になんてくだらないことを……」

佐藤「まあ聞けよ」

千葉「うん」

佐藤「忌まわしき学校名のせいでなかなか杉崎のところの女の子の食いつきも悪くてな……」

千葉「ざまーみろや」

佐藤「でまあ、結構メール交わしたり、あって話してたら向こうから告白してきた」

千葉「あの杉崎がか……信じられんな」

佐藤「お嬢様学校だからだいぶ丸くなったんだろうな」

千葉「女子校じゃあ男子との付き合いも少ないだろうしな」

佐藤「でも便利だったよあいつ」

千葉「どういうことだ?」

佐藤「飯奢ってくれたり」

千葉「テメーヒモやってやがったのか」

佐藤「ラブホも奢ってくれたしな」

佐藤「おかげで高校の時は部活の道具も豪華だったな」

千葉「ああ、そんな気がする」

佐藤「でまあ緒方とは別れた」

千葉「後引きそうだけどな」

佐藤「まあ、吉岡の時とは違って優しくフってあげたからさ」

千葉「でもあいつも伊達にSSSじゃないだろ?」

佐藤「いや、案外想い強いと諦めもいいみたいよ」

佐藤「杉崎は結構エロかった」

千葉「ふむ」

佐藤「めちゃくちゃ感度良好」

千葉「うわっ」

佐藤「リアルにロリ系AV女優みたいな喘ぎ声だすんだぜ?」

千葉「ほほう」

佐藤「アナルも開発した」

千葉「それは聞きたくなかった」

佐藤「まあかなりの上玉だったわけだが」

千葉「アナルはダメだと思うな、俺は」

佐藤「高2の終わりくらいで今度はフられた」

千葉「お前がか」

佐藤「うむ」

千葉「なんでまた……浮気でもしたのか?」

佐藤「うん」

千葉「即答かよ!」

佐藤「基本土日以外は会えないから、ちょいちょいつまみ食いみたいなのはしてたんだが、よりによって杉崎と同じ学校の子に手を出してしまってな……」

千葉「アホやったな」

佐藤「それで色々あって同じ学校の杉崎の耳に入ったらしいな」

千葉「何人ぐらいつまんだんだ?」

佐藤「30人くらいかな」

千葉「たいしたヤツだ」

千葉「しかし、なんでそんなに急に女の子が集まるようになったんだ?」

佐藤「うちの高校出身のバンドが大ブレイクしたらしい」

千葉「なるほど」

佐藤「◯◯高校でサッカーやってまーす!っていえば入れ食いだったわ」

千葉「けっ」

佐藤「ああ、お前もサッカー部だっけな」

佐藤「でもまあ、俺はエスカレーターの杉崎と違って大学受験あったし、いい機会かとも思ったんだけもね」

千葉「ふーん」

佐藤「ああ、でも杉崎は本当いい女だったな……」

千葉「未練たらたらじゃねーか」

佐藤「でもあいつもう海外の実業家と結婚したらしいしな」

千葉「なるほど」

佐藤「それに今の俺にはふたばがいるし」

佐藤「正直ふたばがいる限り他の女には移らないと思う」

千葉「さっきまでのゲスとは思えないくらいまっすぐな発言だな」

佐藤「この境地に至るまではもうちょっと色々あったんだよ」

千葉「おうおう言ってみやがれ」

佐藤「じゃあ、杉崎にフられたあとのことからはじめるかな……」

千葉「じゃあ、店変えるか」



千葉「この辺りのキャバクラでいいかな」

佐藤「俺実はキャバクラって行ったことないんだよな……」

千葉「ほー、なになに?今更優等生気取りですか?」

佐藤「そんなんじゃねえよ」

千葉「お前今仕事なにしてるんだっけ?」

佐藤「地方公務員だよ」

千葉「ほんと絵に描いたような優等生だな……下のだらしなさ以外は」

千葉「さて、どんな女の子がくるのかな」

佐藤「おい、ぼったくりとかじゃないだろうな……」

嬢「あれ?もしかして千葉君?」

千葉「そのでかい数珠は……松岡か?」

佐藤「ええっ!」

松岡「千葉君は変わらないね!ということはもう1人は佐藤君?」

佐藤「そうだけど……」

松岡「うっそー!2人とも久しぶり!幸子です!」


千葉「松岡、お前三女さんと同じ高校行っていい大学いったんじゃないのか?」

松岡「ここでは幸子って呼んでね!」

佐藤「そういや俺の大学の文学部の校舎にに似たようなのがいたような……」

松岡「そうなの!あそこの大学院で民俗学を研究してるのよ」

千葉「なるほどな、で、この仕事はバイトか?」

松岡「霊との交信に携わるってる人って、夜の仕事をやってた人が多いのよね。それで私も何か学べるかな、と思って」

佐藤「まだ霊とか信じてるのか?」

松岡「そこらへんはここで聞くより、研究室で好きなだけ教えてあげるわよ!」

千葉「そうした方が賢明だな……」

松岡「2人ともとりあえずビールでいいかな?他の子は呼ばなくていい?」

千葉「俺カルーアミルクで」

佐藤「俺はビールで。他の子は別にいいよ」

松岡「はい、オーダーお願いしまーす!」

千葉「しかし、人生色々とは本当だな……」

松岡「ここも色んなお客さんがくるから、そういうのはたくさん見てきたわね。実業家とか、研究者とか」

佐藤「松岡はこの仕事始めて何年になる?」

松岡「学部の3年からだから、もう5年になるわね」

松岡「で、2人は何が目的で一緒にお酒のみにきたの?」

千葉「おお、そうだった。佐藤、早く話の続きしろ」

佐藤「んん、しかしこの場でそういう話をするのは……」

松岡「なになに?幸子も聞いてみたい!大丈夫よ!秘密は守るわ!」

千葉「まー、佐藤が中学高校と大変なヤリチンでな……」

佐藤「おい千葉!」

松岡「ほほう、それでそれで?」

千葉「~ということがあったわけだ」

松岡「へー、そんなことがあったんだ。佐藤君プレイボーイじゃない」

佐藤「お恥ずかしい限りです……」

松岡「でも今はふたばちゃん一直線?」

佐藤「そうなりますね……」

松岡「どういう話があったの?続けてみてよ!」

千葉「うむ」

佐藤「杉崎と別れた後、まあ受験勉強しようと思ったわけよ」

松岡「佐藤君がいた政治経済学部は最難関学部だもんね」

佐藤「でもまあ、30人も手付けてると、ダラダラ関係続くやつも結構いるわけ」

千葉「なるほど」

佐藤「でまあ、結局整理つかず夏までズルズルと……」

千葉「セフレなんだからさっさと切っちまえばいいのに……」

松岡「佐藤君は中途半端に優しいのかもね」

佐藤「そんな時だったんだよな」

松岡「何が?」

佐藤「ふたばのオリンピック金メダル」

千葉「おおっ!佐藤の嫁の話がきたぞ!」

佐藤「あいつんちにマスコミが押しかけてたとき、たまたま近所通りがかったわけよ」

松岡「それで?」

佐藤「『しんちゃーん!小生金メダルッスよー!』って、抱きついてきたんだよ、カメラの前で」

千葉「ああ、それテレビで見た気がするな」

松岡「私は勉強でそれどころじゃなかったなー」

佐藤「まあ全国ネットで俺とふたばが流れたんだが、それはいいとして」

千葉「うん」

佐藤「キスしてきたんだよな、アイツ……」

松岡「まあ、なんてロマンチックなの!」

千葉「ふむ」

佐藤「まあ、その時、俺は生まれて初めて恋をしたってわけだな」

千葉「ヒューッ!熱いねえ」

佐藤「ちなみにふたばからすると、あれはオリンピック仕込みのスキンシップだったらしい」

松岡「ふーん」

佐藤「それで、その日の内にセフレとは縁を切った」

千葉「やるじゃん」

佐藤「で、アイツがスポ推でうちの大学入るって聞いたときはマジで運命感じたね」

千葉「ほう」

松岡「佐藤君の守護霊のおかげね」

佐藤「なんだよ守護霊って?」

松岡「ふふふ、当たるも八卦当たらぬも八卦」

佐藤「もうそれからは俄然勉強したわ」

千葉「まあお前のことだから、普通にやっても受かったんだろうな」

佐藤「でまあ、合格」

松岡「そういうのって、物語みたいで、素敵ね」

佐藤「あとはもう成り行きだったな」

千葉「というと?」

佐藤「あいつ俺にずっとくっついてたし」

松岡「ふたばちゃんも政経だっけ?」

佐藤「ああ」

松岡「よく卒業できたよね」

佐藤「二外から選択科目に至るまで一緒の講義取ったからな」

千葉「で、2回目のオリンピックでの逆プロか」

佐藤「そういうこと」

松岡「あれは日本中が佐藤君たちを祝福した瞬間だと思うわ」

佐藤「照れることを言ってくれるな」

千葉「あれはおまえとふたばだから絵になったんだよ」

松岡「そうかも。もし千葉君だったらあんまりねえ」

千葉「幸子ちゃん!」

佐藤「ははは」


松岡「あ、そろそろ時間だね。延長する?」

千葉「いや、もういいよ」

佐藤「奥さんもそろそろ帰ってるだろうしな」

松岡「ふふ、そう?それじゃあまた来てね」

千葉「おう、またそのうち」

松岡「くれぐれも私がここで働いてることは内密にね!」

佐藤「ああ、大丈夫だよ」

松岡「佐藤君」

佐藤「うん?」

松岡「これあげる」

佐藤「タロット?」

松岡「『力』を表すカードよ。欲望のままではなく、忍耐強く行動すること」

佐藤「うん……」

松岡「……ゆきちゃんや杉ちゃんのこと、反省しなさいね」

佐藤「ああ、わかってるよ」

千葉「おーい、金払ったからあとでワリカンだぞー!」

松岡「それじゃあね!またのご来店をお待ちしておりまーす!」

千葉「さて、帰るか」

佐藤「千葉」

千葉「うん?」

佐藤「俺、ふたばを幸せにしようと思う」

千葉「何くっさいくっさい当たり前のことを言ってやがる」

佐藤「俺はやるぞー!」

千葉「うわっ、こいつ今頃酔いが回ってきやがったな」




みつば「何よう……処女ってそんなにわるいことなの?」

千葉「おい、あれは長女じゃないか?」

佐藤「完全に出来上がってるな……」

みつば「あーっ!変態ブタゴリラと変態パンツ義弟だ!」

千葉「おい、大丈夫なのかよ?」

みつば「……フン、アンタ私に気があるのかしら?」

千葉「お、おい、いきなり何を言い出すんだ?しっかりしろ!」

みつば「おーい、出来の悪い義弟!ひとはが酔っぱらって大変だからはやく奥さん助けに行きなさい!おねーさまからの命令なんだからねっ!」

佐藤「う、うん……」

千葉「まてー!佐藤!こいつなんか様子がおかしいぞ!助けろ!」

佐藤「千葉……おまえの犠牲は忘れない」

みつば「さーて!アンタ私の初めてになるのよ!ありがたく思いなさいよ!」

千葉「講習の面前で脱ぎ出すのはやめろ!!この痴女!!」


こうして、しんちゃんとふたばは生涯幸せにくらしました

一年後に、この2人の間からよりもはやく助平で大喰らいの赤ん坊が生まれるのはまた後の話……

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